【懐かしい映画スター】
  魅力的な映画スターのひとりとして登場するのは、以前このブログでも紹介した砦の29人(Duel at Diablo:1966) のジェームズ・ガーナー (James Garner)です。惜しくも2014年に亡くなりましたが、ジェームズ・ガーナーの出演作品は大抵の方が何かしらご覧になっているかと思います。
大脱走(1963年公開) "The Great Escape"グラン・プリ(1967年公開) "Grand Prix" 等  どんな役でも存在感のあるスターでした。 コメディタッチからシリアスなものまでこなせる不思議な俳優だったと思います。そんな中でも、今回は特に前述の2本をお薦めします。
そして、噂の二人 (The Children's Hour:1961) ではオードリー・ヘップバーンとビクター/ビクトリア (Victor/Victoria:1982)ではジュリー・アンドリュースと共演しましたが、彼の役柄は180度の違ったものでした。また、かわいい女(Marlowe:1969) ではブルース・リー、マーベリック (Marverick:1994) ではメル・ギブソン、ジョディ・フォスターやジェームズ・コバーン、そしてスペース・カウボーイ (Space Cowboys:2000)ではクリント・イーストウッドやトミー・リー・ジョーンズとも共演していました。

では、映画グラン・プリから、迫力あるレースでのジェームズ・ガーナーをご覧下さい。
       YouTube :   https://www.youtube.com/watch?v=XsJ8aYc7AHM
この映画には本物のレーサーたちも参加、ジェームズ・ガーナーをはじめイヴ・モンタン(Yves Montand)、ブライアン・ベドフォード(Brian Bedford)、アントニオ・サバト(Antonio Sabàto)ら俳優陣とのレースを一層迫力あるものにしました。
また、CINERAMA70mm)の大画面上映のための撮影の舞台裏ものぞいて下さい。
グラン・プリ序曲がBGMです。 YouTube :  https://www.youtube.com/watch?v=TSNr86XM4cA 
こちらもどうぞ。YouTube: https://www.youtube.com/watch?v=Ghyr2iG-its

そして、不思議な魅力のジェームズ・ガーナー、その雰囲気を感じさせる写真もご覧下さい。
Andrews
次に登場するのはスーパーマンⅡ 冒険編 (Superman Ⅱ:1981) で強烈な個性で悪役ぶりを印象付けた二人、ゾッド将軍に扮するテレンス・スタンプ  (Terence Stamp) とアーサ役のサラ・ダグラス (Sarah Douglas)!  勿論、 レックス・ルーサー役のジーン・ハックマンも欠かせませんが、スーパーマン (Superman) 役のクリストファー・リーブ同様、他の作品でも紹介する機会があるかと思いますので、今回はこの二人を中心に組んでみました。
テレンス・スタンプについては、モニカ・ヴィッティと共演した唇からナイフ (Modesty Blaise)での若くてハンサムな時代を知っていたので、ゾッド将軍役には少なからず驚きがありました。(笑) 一方のサラ・ダグラスは妖艶な魅力がいっぱいのアーサ役・・・正にはまり役でした。いかがでしょうか?  その後、アーノルド・シュワルツェネッガーのキング・オブ・デストロイヤー/コナンPART2 (Conan the Destroyer:1984) には、女王タラミス役で出演していますね。(サラ・ダグラスの役柄いろいろ・・・おまけです。)
 SupermanⅡ, Modesty Blaise
【お気に入りの懐かしい音楽】  My favorite music,  Old but good music,  
さて、久々の音楽鑑賞・・・懐かしい音楽編です。なぜ懐かしいものばかりが登場するのか?
・・・それは、新しい楽曲については、このブログで紹介するまでもなく、若い方の方がよくご存じだからです。 半世紀も前の楽曲とは言え、メロディやハーモニーの美しいイージーリスニングには良い曲が多く、若い皆さんにも聴いて頂ければと思うからです。また、年配の皆さんにはその時代の懐かしい記憶を呼び戻すことで、若返って頂こうという作戦です。楽しかったことばかりでなく、辛く悲しいことも乗り越えて・・・そして、今があるのですから、これはその1ページです。(#^.^#)         

では、今回やっと登場することになったのは、ベルト・ケンプフェルト  (Bert Kaempfert) 楽団です。 そうです!『私が影響を受けた音楽家(楽団名含む)』に最初に挙げた作曲家・演奏家なんです。そして、その中でも、一番のお気に入りだったのが『愛の誓い』(Till)トランペットをフィーチャーした心地よい楽曲で、トランペットにはまっていた高校時代の私の18番でした。YouTube :愛の誓い』Till    同様に『星空のブルース(Wonderlad by Night) 真夜中のブルース(Midnight Blues)   他にも『夜のストレンジャー(Strangers in the Night) https://www.youtube.com/watch?v=N85cwvwGBak 
LOVE』→ https://www.youtube.com/watch?v=YN915VrD51wダンケ・シェーン(Danke Schoen)  https://www.youtube.com/watch?v=yt6J3c2z7e0 等々・・・トランペットが主役でなくなると、私には少々さびしくなりましたが、今度は独特のベースギターの使い方が新たな魅力を引き出してくれました。試しにこれらをネットで聴いてみて下さい。現在の楽曲にはない、 かつてのイージーリスニングの心地よさを感じることが出来るかも知れませんよ。
なお、曲名のは、ベルト・ケンプフェルトの作曲です。 また、彼が作曲した夜のストレンジャージェームズ・ガーナー主演の『ダイヤモンド作戦』(A Man Could Get Killed:1966) の主題曲でしたが、その後フランク・シナトラが歌って大ヒット! 皆さんもきっとご存じでしょうね。【参考:フランク・シナトラ盤 → https://www.youtube.com/watch?v=hlSbSKNk9f0 
Bert Kaempfert H460
そして、忘れてならないもう一人のドイツの楽団・・・ジェームズ・ラスト楽団(James Last Orchestra) です。両名とも故人ですが、良い曲や演奏を多く残してくれています。
今回、多くの中から特にお気に入りの3曲を挙げますので、YouTubeでご試聴下さい。
  ロマーナの祈り』(The Lonely Shepherd)
  サンタ・マリアの祈り』(Who Are We)
  『ルシアナ』(Luciana
James Last Orchestra H455
きっと皆さん・・・これらの名曲をじっくりお聴き頂いている最中と思いますので、今回はここまでとしますね。次回もどうぞお立ち寄り下さい。どうも有難うございました。
(ボルゾイのレオン君は? ・・・そちらは次回ということでご容赦下さい。)