ここしばらく、魅力的な映画スターとして、主にジェームズ・ガーナーの作品に触れて来ました。そして、今回もう少しグラン・プリ』(Grand Prix:MGM1966年作品)について、
その魅力の一部をご紹介したいと思います。フィルム時代の70mmシネラマの代表作です。
●②-1Grand Prix Cinerama H720
 監督:ジョン・フランケンハイマー 出演:ジェームズ・ガーナー、イブ・モンタン三船敏郎、エバ・マリー・セイント、
  ブライアン・ベドフォード、ジェシカ・ウォルター、フランソワーズ・アルディアントニオ・サバトなど、そうそうたる
  俳優が名を連ね、さらに本物のレーサーたちも出演しています。(アンダーライン青文字のクリックでリンクします。) 
      John Frankenheimer,  Actors : James Garner, Yves Montand, Toshiro Mifune, Brian Bedford, Antonio Sabato...

この映画の映像!その特徴は、ジョン・フランケンハイマー監督の指揮の下、ジェームズ・ガーナーイブ・モンタンブライアン・ベドフォードアントニオ・サバトといった知名度の高い映画スターが、実際のコースを時速200キロを超える速度で走行!・・・これを撮影したレースの迫力にあります。
但し、ブライアン・ベドフォードについてIMDb(Internet Movie Database )には、若干皮肉を込めて、彼の運転シーンでは顔を隠すようにゴーグルのすぐ下までバラクラバをマスクのように引っ張り上げている・・・とか彼が使っているヘルメットと同じデザインの物が他にもあって、本物のレーサー名まで出してスタントマンの存在を匂わせ、4人の俳優の中では彼だけが実際に運転していないと、書かれていました。 どのように撮影したかはともかく、高速走行時の彼の映像は合成でなく本物ですからね。なお、彼はこの時、普通運転免許証も取得していなかったのは周知の事実らしいですよ。それならば、彼がこの映画で一度も運転していないという話は・・・事実でしょうね。

同じ情報源で、イブ・モンタンが撮影中に誤ってスピンアウトした後、それに続くシーンで恐怖のあまり求められるスピードが出せなくなったため、フォード GT40に牽引された改造レーシングカーに乗ることで、自らの運転よりも快適な走行をすることになった(勿論、時速200km可能)なんてことも書いてありました。ブライアンも同様の手法かも・・・。(笑)
では、その答え!写真をご覧下さい。とは言え、高速で走行したのは間違いないですね。
            There are strange expressions in English at times, please forgive me as a unique jokes.  (#^.^#)
●①6def2c9f1 H712++
  そんな中、ジェームズ・ガーナーだけは全てのシーンを自らが運転し、さらにレース中、出火のため停止した直後、火だるまになるシーンもスタント無し! これには保険会社も怒って、保険を解約させられたようです。レーシングカーでの高速走行・・・プロでも恐怖心があるのに、ジェームズ・ガーナーという俳優は、やはりスゴイですね。

さらに70mmフィルムによる大劇場の巨大スクリーンに映し出される、シネラマ画面での迫力ある臨場感にもあります。 もはや、70mmフィルムや巨大スクリーンでの上映は出来なくなったこともあり、若い世代の皆さんにかつての大画面の印象を言葉で伝えるのは難しいですね。そこで、ちょっと手抜きになりますがシネラマをはじめとするワイドスクリーンカラーサウンド等々、その歴史や技術面などをまとめたサイトをご紹介します。英語版ですが、 "The American WideScreen Museum"  をクリックすると飛びますよ。
なお、70mm映画の多くは "Panavision 65 Camera" で撮影されましたが、湾曲したシネラマ規格の巨大スクリーンに上映可能な映画を『シネラマ方式』と称した?ようです。他にTODD-AO、D-150、スーパーテクニラマ等、各社が大画面競争を展開した時期がありました。
 この規格で撮影されたものを“Super Panavision 70” とか“70mm CINERAMA" などと表現していたと思います。

今回の写真は、グラン・プリでのレースの映像がどうやって撮影されたのかをメインに組みました。 CGのなかった時代・・・生の迫力を伝えられる喜びが命掛けの俳優さんたちにあったのではないでしょうか。 現在は本物のレースでの生の映像も小型軽量のデジタル・ムービー・カメラでリアルタイムで撮れますが、ここでは昔のアナログでの苦労をじっくりご覧下さい。撮影カメラ搭載のフォードGT40もわずかに面影を残すだけですね。(#^.^#)
●②-2grand prix H720
いかに大型ムービーカメラとは言え、あのフォードGT40の雄姿が変わってしまう程の架台やフォーミュラー1に搭載するカメラもしっかりと固定されています。そこまで必要なの?と思う人も多いでしょう。 う~ん、そうですね・・・高速道路を時速100kmで走行中、窓から手を出したことのある人には分かるかも知れません。勿論、安全を確認しての話です。その時に手のひらにかかる風圧・・・何かに触れているような感覚を超えて、何かをつかむような感じだったのではありませんか? PANAVISION Cameraは優秀なカメラで、しかも大変小型になりましたが、それでもその大きさは手のひらどころではありません。そして、時速200km~250kmの高速走行中でも安定した映像を求められ、さらには必要に応じてパンさせることもあるのです。万一、激しい振動や風圧でカメラが脱落すれば大事故につながることから、撮影機器の堅牢な固定の重要性・・・皆さん納得!ですよね。
また、別の背景として、70mmシネラマでの上映のため、撮影はすべてPanavision 65mm
カメラで撮ることが求められ、当時現存したカメラのすべてを使う必要があったようです。カメラの破損・・・許されない状況だったのですね。(※撮影はサウンド・トラックが不要のため、65mm幅の
フィルムで撮影し、編集を経て上映用の70mmフィルムに焼き付けすることにより、音響情報のスペースが確保出来ます。)
●③grand-prix-W568++
ところで、この映画の音楽を担当した『モーリス・ジャール (Maurice Jarre)』 の作品の数々・・・ご存じでしょうか? スケールの大きな映画音楽を提供して来たフランスの巨匠ですが、1924年生まれの彼も2009年故人となりました。
代表作は、史上最大の作戦 The Longest Day (1962)、 アラビアのロレンス Lawrence of Arabia(1962)、ドクトル・ジバゴ Doctor Zhivago (1965)、今回のグラン・プリ Grand Prix (1966)、インドへの道 A Passage to India (1984)・・・その他、多くの作品がありますが、ここでは『アラビアのロレンス』から【序曲】と『ドクトル・ジバゴ』から【ララのテーマ】、もう1曲『裸足のイサドラ』・・・これは、ポール・モーリア楽団でお聴き下さい。
 (上記曲名アカデミー作曲賞受賞)
なお、サントラ盤はCDでお聴き頂くとして、ここではライブ映像でお楽しみ下さい。
 (当初、リンク先URLを記載していたのは、どこに飛ぶのか心配!ということがないようにするためでしたが、簡素化を
  目指して、極力省略することにしました。どうぞ安心してクリックして下さい。)

アラビアのロレンス【序曲】 ジョン・ウィルソン指揮 BBCコンサート・オーケストラ
ドクトル・ジバゴ【ララのテーマ】 モーリス・ジャール(指揮)Soundtrack 
裸足のイサドラ【Isadora】ポール・モーリア楽団 Paul Mauriat Grand Orchestra(静止画です。) 

【レオンと彼のお友だち】
さて、レオンのお友だちを紹介しますね。みんな元気いっぱいです。
◎レオンとお友だち H720+++
白いネックレスは、ボーダー・コリーのこはる ちゃん (Koharu)、甲斐犬のこうめ ちゃん(Koume)、元気に走り回るトイ・プードルの Noel ちゃん。 そして、ラン(Run) はもうお馴染みですね。レオンも楽しい1日を過ごすことが出来ました。
どうも有難う! また、遊ぼうね。
◎貨物列車JR-EF200だよ H720  +
ドッグランでしっかり遊んだ後なのに、レオンがもう少し散歩したいと言うのでJR東海道線二川駅周辺を散策しました。 踏切にさしかかると、貨物列車がやって来ました。何両もの貨車を引くこの電気機関車、EF200は大変な力持ちなんです。粘着式鉄道(車輪とレールとの摩擦によって車輪の空転を抑え込む)では、力の強い機関車は車両重量を重くすることが可能となり、その結果として粘着力が増加し、より多くの貨車を牽引することが出来ます。この列車は余裕の20両くらいでしたが・・・私、鉄道も好きなんです。(笑)
レオンも目の前を通過する貨物列車を見て、なんとなく嬉しそうに見えますね。なお、左端の場所は、豊橋総合動植物公園近くの高台で撮ったものです。広々としていいですね。
では、今回はこのあたりで切り上げます。次回もどうぞご来訪下さい。どうも有難うございました。