ジュリー・アンドリュース (Julie Andrews
※ Julie Andrews color portraits H705
皆さんもよくご存じの大スターですね。いつまでも元気で活躍して欲しいと願っています。
若い皆さんにとってはリアルタイムでないとしても、彼女の映画のいくつかはご覧になっていると思います。演技は言うに及ばず、歌も踊りも素晴しいオスカー女優!それが彼女。
メリー・ポピンズ』や『サウンド・オブ・ミュージック』以来、半世紀も経った今でも多くのファンがいるジュリー・アンドリュース・・・その歌声は、それまでに聴いたどんな歌手とも違う独特の雰囲気を持っていました。彼女の長いキャリアには、演出家や作家としての活躍も含まれます。また、多くの賞を受けていますが、その代表格がアカデミー主演女優賞(メリー・ポピンズ:1965年受賞)が馴染み深いかと思います。〘英国の女優〙

【メリー・ポピンズ  MARY POPPINS 】ウォルト・ディズニー・カンパニー1964年製作
※ Mary Poppins fantheory H700 ++
順風満帆の華やかな女優人生・・・しかし、これが彼女の弛まぬ努力がその基礎になっていることはご存じでしょうか。メリー・ポピンズとサウンド・オブ・ミュージックで初めて知った女優・・・それ以前のことを全くご存じない方がほとんどかも知れませんね。私にとっても女優ジュリー・アンドリュースは、素晴らしい才能をもった新人という存在でした。
その後、いろいろなキャリアを知れば知るほど一層お気に入りの女優となりました。そこで、今回のブログでは、その一部を当時の写真等でご紹介していきます。まずは子供時代から。
※ Young Julie Andrews  H718
ジュリー・アンドリュースは、ブロードウェイ・ミュージカル『マイ・フェア・レディMy Fair Lady (1965年~長期公演) のイライザ役でその実力が認められ、ディズニー映画の『メリー・ポピンズMary Poppins  (1964年公開 ロバート・スティーブンソン監督) の主役に抜擢されるなど、演技力と共にその歌声は彼女の大きな魅力でした。 そして、彼女の映画でのデビューがこの『メリー・ポピンズ』です。
また、同じ1964年に公開された『卑怯者の勲章"The Americanization of Emily"
(
アーサー・ヒラー監督)では、このブログでも触れてきたジェームズ・ガーナーと共演、二人ともこの映画が自分にとってのお気に入り作品だと語り、その後『ビクター/ビクトリア』(1982年公開 ブレイク・エドワーズ監督作品)、テレビ映画の『One Special Night』(1999年ロジャー・ヤング監督)の3本の映画で共演しています。

【マイ・フェア・レディ  My Fair Ladyブロードウェイ・ミュージカル (1956年3月15日初演)
※ Julie Andrews My Fair Lady - Eliza Doolittle_H700 ++
『マイ・フェア・レディ』って、オードリー・ヘップバーンのミュージカルじゃないの、と思う方も多いのではありませんか? 映画ではそうですが、ブロードウェイのミュージカルでは、ジュリー・アンドリュースのイライザ役が大当たりだったのです。
ところが、映画界ではまだ無名の彼女を映画版で起用するのは冒険過ぎるということから、オードリー・ヘップバーンが主役を務めることになりました。そして、皮肉なことに主役のイライザ役を外されたジュリー・アンドリュースが、マイ・フェア・レディの主役オードリー・ヘップバーンを抑えて、同じ年に公開されたメリー・ポピンズでアカデミー主演女優賞を受賞したのです。二人とも私のお気に入りの女優さん、
今となれば複雑な気持ちですよね。

【ボーイ・フレンド  The Boy Friendブロードウェイ・ミュージカル (1954年~)
※ Julie Andrews Broadway-debut in THE BOY FRIEND -01
また、子供時代
は別にして、ブロードウェイ・ミュージカルでのジュリーのデビューは、『ボーイ・フレンド』(1954~1955年)、  その後『マイ・フェア・レディ』(1956年初演)、
テレビ番組の『シンデレラ』(1957年)、 ブロードウェイキャメロット』(1960年)、 映画『メリー・ポピンズ』(1964年)へと続きます。
〔※掲載した上下の写真は時系列にはなっていません。また、リンク先は半世紀以上も前の動画・・・画質不良等はご容赦下さい。
 では、タイトルをクリックして当時のジュリー・アンドリュースをご覧下さい。〕

キャメロット(Camelot)、 シンデレラ Rodgers and Hammerstein's Cinderella
※1957 -julie-andrews-CINDERELLA (1957) H700++
1965年には、70mm映画の大作『サウンド・オブ・ミュージックThe Sound of Music
(ロバート・ワイズ監督作品)が公開され、大ヒットしました。
※撮影はTodd-AO方式カメラ、ロードショーは70mm・4チャンネル立体音響で上映されました。なお、70mmフィルムが上映出来
ない劇場には、35mmフィルムのワイド版も準備されました。大画面でのオーストリアの景色も美しかったですね。
※ロジャース&ハマースタイン・・・ブロードウェイ・ミュージカルでは、この二人はそれぞれ既に名が知られた存在でしたが、
その後コンビを組んでからの大ヒット作品は、映画化によってミュージカルのファンに限らず、多くのファンを獲得しました。
エッ? この二人の名前をご存じない? でも、その楽曲はきっと耳にしていますよ、
リチャード・ロジャース Richard Rodgers〔米国の作曲家 1902–1979〕
オスカー・ハマースタイン二世 Oscar HammarsteinⅡ〔米国の作詞家 1895–1960〕
このコンビのミュージカルで映画化された作品には、公開年順に『オクラホマ!(1955年)』『回転木馬(1956年)』『王様と
私(1956年)
南太平洋(1958年)シンデレラ(1965年"TV")』『サウンド・オブ・ミュージック(1965年)
などがあります。タイトルをクリックして代表的な楽曲をお聴き下さい。
もう一つおまけで、X-Menシリーズでお馴染みのヒュー・ジャックマンのミュージカル『オクラホマ!』からの一場面です。
さらに、本場で高い評価を受けた渡辺謙のブロードウェイ・ミュージカル『王様と私』もどうぞ。
⑦2017.6.25※ julie-andrews-in-the-sound-of-music-H700++--
そして、いろんな作品でアンドリュースは良い意味でコメディも大丈夫!という印象を与え
始めたようです。『モダン・ミリー』や『ビクター/ビクトリア』等がそんな作品かと思い
ます。 逆に、歌わない彼女のスパイ・サスペンス『引き裂かれたカーテンTorn Curtain
という出演作もあります。 この映画では、東西冷戦時代の東ドイツに亡命する米国科学者、
アームストロング教授を演じるポール・ニューマンと共演しています。ジュリー扮する教授
の婚約者、サラの表情からもヒッチコック映画の雰囲気が伝わって来ますね。

引き裂かれたカーテン Torn Curtain (アルフレッド・ヒッチコック監督 1966年 ユニバーサル映画)
※TORN CURTAIN Julie_Andrews_Paul Newman H700
ジュリー・アンドリュースの前編はここまでとします。次回は、彼女ならコメディも大丈夫!
なんて思わせる演技の幅の広さ・・・そして、後にブレイク・エドワーズと結婚、彼との死別
までオシドリ夫婦と言われ続けた・・・理想の夫婦。・・・そうなんです、ブレーク・エドワーズと
言えば、ティファニーで朝食を』『ピンク・パンサー・シリーズ』『グレートレース
など、楽しい映画を作り続けた映画監督です。皆さんも、いくつかはご存じかと思います。

さて、ここしばらくアクションや西部劇など男性向き?の映画が続いていましたので、反省
を込めて、努力家ジュリー・アンドリュース前編としました。
※今回の分にも、さらに楽しいトリヴィアなどを追加していく予定です。お楽しみに。
どうもご来訪、ありがとうございました。