お訪ね頂きまして有難うございます。
趣味のお話しの中に、少しずつボルゾイのレオンや初代愛犬のアーサーについても織り込んでいきますので、よろしくお願いします。

ところで、以前カメラ【写真】も趣味のひとつとお話ししましたが、それはフィルムカメラ時代のことです。デジカメが主流となった今、私には写真は撮ること以上に、その後の映像の調整が趣味?・・・楽しみとなりました。
ブログにアップする画像はトリミングや色調・コントラスト等を調整してより見やすいように努めています。最終的に、どれもかなり圧縮していますので画質は落ちます。でも、その割にはまずまずかと・・・。(写真をクリックして拡大画像でどうぞ。)
※フィルムカメ・・・・懐かしい for Net 2
 ※これらはかつての愛機の一部です。何でも一部なの?・・・そうですよ。趣味が多く、かつ深くはまり込むので・・・特に気に入った趣味には。でも、振り返ると無駄が多く見つかりますね。

【オーディオ・・・機器の批評は難しい・・・】
映像と音響・・・・大きく異なるのは、映像は幼稚園児から高齢者まで 概ね同じように認知できることでしょう。空が青いのは当たり前、でも夕焼けが赤いのも当たり前、顔色の悪さも見て分かる。また、映像(絵画でも同じですね。)を見て感動したり、不快に思ったり、
・・・これも特別な事情がなければ、180度印象が異なることは稀でしょうね。
でも、となると・・・ガラスを擦って出るような不快な音は別として、『この音は繊細、滑らか、上品・・・美しい』とか、『高域にいくらかの歪がある』などと、皆が同じように判別することが困難だと思った方がいいでしょう。
これを判別するには、聴音の訓練や経験など音を聴くことへの集中力が必要となります。
例えば、ピアノの調律・整調・整音を一人前にこなせるようになる・・・即ち、調律師になるには大変な努力がいります。
そういったことから、オーディオ評論家は数多くコンサート会場に足を運び、レコードやCDなどで気が遠くなる程に神経を集中させて楽曲を聴く、という訓練と経験を積んで来た専門家だと思っています。勿論、その前にジャンルを問わず『音楽を愛する心の持ち主』であるのは当然ですが。
しかし、私たちはそんな苦労をする必要もなく、日々音楽を楽しむことができます。

【私の目指した音作り その①】
実は、ここからがこの『オーディオ趣味』というブログを通して私がお話ししたいことなんです。私の目指した音作りの背景や動機に触れながら進めていきます。

半世紀にもわたって『オーディオ趣味』の楽しさと苦労を経験してきた私、確信したことが
あります。 オーディオ機器は音楽・映画その他の音響を伴うソースの再生のためにあると
いうことです。当たり前ですよね。 それを聴くための道具に、ファミリーカー、時として
高級車、いやいや家が建つほど高額な機器を揃えたり、オーディオルームを作るのも趣味の内です。ですから、これを否定するつもりはありません。 そして、それで聴く音楽が満足できるものであれば幸せなことです。
ところが、聴いているのは同じレコードやCDです。 確かに、ここしばらくで多くのハイレゾ音源(High-Resolution Audioのソースが手に入るようになってるので、正確には異なるかも知れませんが。

『ハイレゾ音源』の登場、そんな時代になったとしても、現在のCDの音質は音楽を聴くには十分なレベルだと思っています。もし、そうでなければ、CDが出てから30年もの間、主に従前のCDを使ってオーディオ機器やCDの録音の批評をされてきた評論家の先生に
対して、大変失礼な事態になるのでは、と思うからです。
『この録音(あるいはアンプやスピーカー・・)は、高域の伸び、特に可聴域を超えた部分での繊細さに欠ける』・・・『20kHzを超えた所から急激に高域成分が途絶えており不満だ!』などと、もっと早くから指摘すべきだったとでも? 
あるいは、この数年の内に可聴域の高域の概念を1オクターブ高く設定すべきと、音響学会や医学界で発表があったのかしら・・・?
 (そんな仮定の例示・・・私もちょっと皮肉屋かな、と思ったりもします・・・・)

余談ついでに、もう少しお時間をくださいね。
可聴域とは、通常耳で聞くことができる周波数帯で、概ね20Hz~20,000Hzと言われていますが、この外側の音も当然存在します。 聞こえないことは存在しないこと・・・ではないのは、皆さんご存知の通りです。
例えば、10Hz~20Hzの周波数は音としては感知困難ですが、時として、風のような・不快な・不安な・圧迫されるような・・・・ということは体感できるかも知れません。
風力発電の巨大な風車の風切り音にも含まれると言われます。 また、これを敢えて劇場で再生した映画がありました。 映像に合わせて、特殊な装置を使い、本当に大地震かと感じさせる低周波を再生したのです。それが1974年に公開された大地震』“Earthquake” での
 センサラウンド(Sensurround) がその一例です。   Universal Pictures "Earthquake" (1974 release)
  Director: Mark Robson, Cast: Charlton Heston, Ava Gardner, George Kennedy, Lorne Greene...(上の青字をクリック)

※大地震 earthquake_映画館の音響設備
逆に、可聴域より高い音は、私たちにはほとんど聞こえないとされていますが(表現が難しいですね。 可聴とは聞こえるということですから、可聴域以外は聞こえない訳で、これをほとんど聞こえない・・・・とは変な表現ですよね。)、中には聞き分けたと思われる人の実験データもあるようです。同じ哺乳類のワンちゃんやイルカ君・・・・もっともっと高い周波数が感知できるようですから、ごく一部とはいえ人にもそんな能力が備わっているのではとの考えを簡単に否定すべきではないかも知れません。

しかし、ここで大切なことは、音楽を楽しむために前記の可聴域の外側に存在する『音』が重要かどうかです。

確かに優れた録音のLPレコードには可聴域の周波数帯域は勿論、針飛びを起こす直前までの最大音からノイズに埋もれる寸前までの最小音が入っています。(ダイナミックレンジの大きさは、これを数値化してdB:デシベルで表し、この数字が大きいほど音の大小差が大きいことを意味します。) そして、これらの情報をしっかり拾えるカートリッジが付いたレコードプレ-ヤー、微小な電気信号を規定通りに増幅できるアンプ、最後に、この信号をそのまま音に変えることができるスピーカーが揃えば、おそらく良い音が出ることでしょう。
ところが、レコード盤再生でのノイズや歪の発生は、ある程度宿命とは言え、CDの比ではありません。 FM放送でも、かつての音源はほとんどがLPですから、これらのソースのダイナミックレンジはとてもCDに及びません。
また、FM放送の送信周波数帯等には厳密な規格があり、昨今ハイレゾで重要視されている高域・・・FMでは15kHzでカットされています。 でも、これを音楽を楽しむには不満だなんて思ったこと、私にはありません。取り扱いの面でも、CD等のデジタルソースはアナログソースに比べ、はるかに簡単です。

さらに音楽のデジタル化は音質だけでなく、音源の管理や保存面でも大きな恩恵を与えてくれています。今では段ボール箱に詰め込まれたLPやテープ(フィルムカメラも同じ運命)たち、家具やラックではとても収容しきれない!無理! ・・・それがデジタル化で弁当箱大の外付けハードディスク数個とパソコン・・・何ともすごい変身ぶり!

もはやLPレコードは過去のものとの認識もあります。 勿論、熱心なオーディオマニアや一部の若者を中心にLPが人気、とも聞いています。 これは音質面というより、別の魅力を感じるからかも知れません。若者にとっては、レコード盤に針を下ろし、その針の振動を電気信号にと言う、いかにもアナログ・・・それが興味を惹くのかもしれませんね。後者のほとんどがLPレコードの華やかな時代をリアルタイムで経験していない世代ということもあるのでしょう。これは、正に趣味の世界、ある意味歓迎すべきことですね。

私は、このブログで最初にお話しした通り、LP時代に戻るつもりはありません。と言いながらも、所蔵するLP盤やエアチェックテープのただひとつも廃棄したことはありません。パソコンへのリッピングで、直接聴くことのないCDは現役のデジタル音源ですから廃棄の対象外です。いずれも、万一、デジタルデータが破損した時、改めてこれらを作成するためと、断捨離逃れの言い訳ですが・・・・外付けHD2台にバックアップをとっているのに、などと突っ込まれると、集めることも趣味のひとつでLPコレクションとの言い訳・・・・
見苦しい? また、こんなコレクション(画像の左3枚)興味のない人には単なるゴミかも!
コレクション ABCD0 for NET
 ※半世紀も、どうして残ってたの? 親父の転勤や私の単身赴任を含め、これまで10回の引っ越しでの梱包・・・必要な
  もの以外はそのまま保管・・・これが幸い・・・いや、不幸にもゴミの蓄積の原因とか。

現在、かつてのアナログ音源のデジタル化やお気に入りのCDからリッピングを含め、パソコンには1万を超える楽曲が入っています。(正確には14,625曲!デジタルだとこんなことも簡単に分かります。 但し、お気に入りの楽曲では、演奏者いろいろ指揮者いろいろ、
より多くの楽しみを求めた結果、かなりの曲名でのダブりがあります。
ポップスのオリジナルとカバー曲ほどの差はないものの、クラッシックの楽曲でも指揮者、楽団、 ホール、 さらには収録方法でも、 ずいぶんと印象が変わってきます。その一例

少し脱線しましたが、今の私にとっては20Hz以下と20kHz以上(現在の私には、おそらく15kHz以上かも知れませんが。)の再生・・・特段重要な部分とは思えません。
これまで数多くオーディオ機器をいろんなところで聴いて来ましたが、再生周波数帯域に限れば、低域はともかく高域での差、まったく判別できなかったからです。若い人でも20kHzまでで良いのではとさえ思っています。
なお、これはアンプ類でのお話で、機種によってまるで変わってくるのがスピーカーです。スペックの比較では、まず分からない機器、それがスピーカーです。好みや使用目的(使用場所を含め)による的確な選択と、その後の使いこなしで大きく音が変わる機器なのです。そのため、私は何よりもスピーカーを優先してきました。
こういった私の主張、これも趣味としてのオーディオ、と容認願いたいと思います。

そして、その後の私の音づくり・・・次回のその②以降、現在のオーディオルームのメインスピーカー、Altec A7-500-8をミラーレースカーテンで隠している訳なども織り交ぜて、お話ししたいと思います。 次回も、皆さんのご来訪、お待ちしています。

(なお、掲載する写真など、追加したり変更することがあります。文字ばかりでは読む気力
 が湧いてこないかと・・・。)