飛んでる音好き爺・・・オーディオ・映画・音楽・愛犬

音楽を楽しむ・愛犬との暮らし・記録や楽しみとしての写真・映画・DIY・・・いろんなことに興味があり過ぎるリタイアした爺さんの独り言を綴ります。 映画や音楽、そしてかわいい愛犬との楽しい日々・・・では、どうぞお楽しみ下さい。(上部のクリックでブログ全体が見れます。)

カテゴリ: オーディオ趣味 音楽趣味

コロナ禍、外食は控えながらも家庭料理のグルメな人になってしまった皆さん! 底なしのメタボの落とし穴にはまりつつあるかも知れませんね。そこで、私はメタボ対策のひとつ?として、悪天候の日以外は適当に相変わらずコンパクトデジカメ片手に、万場調整池を中心とした散歩に出掛けています。 有難いことに家族全員が2度目の新型コロナワクチン接種を終えましたが、不要不急の外出は控えていますよ。(ちなみに2022月12月8日5回目済です。)
誰?「飛んでる爺には飛んで出掛けるほどの用事はないよね。」と言っているのは・・・。 確かに、私には必要至急の用件もなさそうですから、散歩以外の多くの時間は家にこもっています。  そして、散歩していると、時々懐かしい歌を思い出します。
◆月光仮面-劇場版・テレビドラマ版-001
  どこの誰かは知らないけれど 誰もがみんな 知っている 月光仮面の おじさんは 正義の味方よ 良い人よ ・・・ (作詞 - 川内康範 / 作曲 - 小川寛興) 
  (左上のメンコって何?という皆さんはこのブログ『音づくり①』をご覧下さい。 
 
万場調整池周辺の散歩で、私が出会ったりすれ違ったりする人たち・・・ まさにどこの誰かは知らないけれど、仮面ならぬマスクのおじさん・おばさん・おじいさん・おばあさん、勿論ワンちゃんやジョギング人・・・おそらく誰もがみんな知っている!? 若い人が少ないって? それは・・・ 若者は年配者ほど暇じゃない!? かつては、 誰か知らないけど、みんなが知っているなんて・・・何か変じゃない?と感じたこともありましたが、 今頃になって納得です!(笑) 勿論、 お互いに目が合えば挨拶します。

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さて、前回号からずいぶん時間が経ってしまいました。その訳はコロナ禍となってから自宅にこもったことでPCを酷使し過ぎたようで、ディスプレイが故障! その前には2つの重要なソフトがエラー状態に!  ディスプレイは交換したもののソフトのエラー特定に苦戦!   結局、ソフトの入れ直しとなりました。 いよいよPC買い換えの時期かと思いつつもご機嫌を取りながら使う事態となっていたからです。PC内部の清掃は勿論、 放熱を高めるため冷却用小型ファンをPCのエアー取り込み部分に外付け? しています。 (笑)
なお、前回映画ファンに皆さんに予告した「往年のスターと出演作品」は延期させて頂きますのでご了承下さい。

【万場調整池周辺で撮った夕日いろいろ】
★①夕日ABC H1080
これまでも夕日の写真は撮っていましたが、完全な日没後の風景には特に注目していませんでした。 ところが、偶然にも同じ場所で夕日を撮影していた人との雑談で「あと20~30分もするともっと紅く染まった空になりますよ」と教えられ、もう少し現場にいることにしました。すると、上段と後日にも下中央のきれいに紅に染まった写真が撮れました。これも、なかなか味わい深いです。いかがでしょうか?

〇夕日IMG_1515●2021.10.5 H1080
右端の渦巻き形の雲? どうやら飛行機雲が気流などの影響で渦を巻いたのでしょうね。
 
★①夕焼け雲 2021.7.24 H1080 ABC

【田原市の蔵王山! お気に入りの風景】
〇蔵王山●2021.6.17&4.14
自然が造った蔵王山や衣笠山とその麓に広がる家並みとの絶妙なバランス! 夕日がなくてもお気に入りの風景です。
なお、蔵王山展望台の脇に立つ風力発電設備の風車は、全く気付かない間に解体されていました。  先日、撮りためた蔵王山の写真を整理していたら、展望台横の風車が見えないものが! ・・・ 天候等、遠くが霞んでいるためとか光の加減かとも思ったのですが、10月23日以降撮影の蔵王山の頂上から風車は間違いなく消えていました。ちょっと調べてみると、老朽化による取り壊しに際して、田原市は再建の予定はないとしていますので、残念ながら今回号のブログの風車が最後の姿となりますね。
 
【蔵王山と造船所の巨大クレーンをひと画面に!】
★蔵王山と巨大クレーンを同画面に撮りました W4713 A-F
このエリアのどこからでもその印象的な姿が望めます。それは、山頂の展望台と風力発電の風車を含めた上記の蔵王山と三河港の造船所に設置された巨大門型 (橋形) クレーンです。これまでも度々掲載している常連の風景! そして、このふたつをひとつの画面に収めてみたくなり、ドライブ途中に助手席から撮りました。風が吹き込むため、やむなく閉めた窓ガラスとフロントガラス越しの画像ですが・・・。
 
ところで、中央上の陸橋下のはるか先に見えるのは、このブログ『コンパクト・デジカメで望遠写真を撮ろう(アンダーライン部分をクリック)で登場した第二東名の陸橋ですね。

【初代愛犬・ボルゾイのアーサーと万場調整池】
  上段の画像は全てフィルムで撮影した当時のアルバムからのスキャン後、退色補正したものです。
〇①外周道路 W2423 H1080
昔と同じ場所で撮ろう・・・と思いましたが、木々が生い茂りすっかり変わっていたため、あきらめました。 雰囲気だけでもどうぞご覧下さい。 (右上は子供から借りた自転車に乗る当時の私)
 
〇②カリフラワーW2419 H1080
変われば変わるものですね。当時は遊歩道は勿論、外周道路の多くの場所から調整池が見えました。 昔の遊歩道では、夏場は直射日光、冬場は寒風 ・・・ 現在は適度な木々の日陰や防風でずいぶん快適になっています。

〇③東側駐車場 W1604 H1080
アーサーは調整池東側の遊歩道・・・でも、かつてあった遊具はなぜか撤去されていますね。二代目愛犬ボルゾイのレオンはゲスト出演?  ところで、写真のアーサー・・・ リードなし? 当時の遊歩道は工事中で散歩の人はほとんどいませんし、もし人影を見かければアーサーを呼び戻します。すると、すぐに戻って来てくれましたよ。(笑)
〇④展望台建築前  W2406 H1080
万場緑地の今昔・・・これは分かりやすい! 中央写真のアーサー及び緑の樹木の向こうには、 現在広い駐車場とテニスコートがあります。
 
〇⑤万場南側 すっかり変わった W2485 H1080
左端の写真は、当時の場所とは少々離れています。仮に見つけたとしても樹木と遊歩道だけの画像になりそうですからご了承下さい。また、右端は駐車場表示板の向きは現在奥向きに付け替えてあります。子供さんか誰かが頭でもぶつけたから? 木々が茂って外周道路からの文字が見えにくくなったから? でも、私が見た限りでは、下地の木が朽ちてきてビスがもげ落ちたから・・・かもね。アーサーが見ている先が下段の巨石群の場所です。
 
それと、遊歩道に沿った水路は細い通路のような状態から背の低い土留めを組んだり、淵を盛り上げて造った訳ですね。う~ん、そうだったんだ。 すると左上のアーサーは水路を歩いていたんだね。
 

【万場緑地とその周辺で見つけた草花を並べました】
●⑥展望台を望遠で見てみた CIMG4995
この周辺でも、季節のよって大小さまざまな草花が咲きます。ミツバチなどの昆虫が止まっている花もありますね。昆虫たちの助けがなければ、これらの多くの花々に未来はないかも知れません。困難はありますが、共存共栄のための理解と支援が必要ですね。
 
【万場緑地とその周辺で見つけた生き物たち】
◎⑦管理橋とカワウ・亀・ムクドリ  Comment
万場調整池の周辺には、いろんな生き物たちが住んでいます。写真には数種しか映っていませんが、この中にも困った問題もあるようです。例えば、ミドリガメ君やアメリカザリガニ君です。その理由は単純! 在来種でなく外来種だからというものです。元々日本にはいなかった生物なので、排除すべきとか ... しかし、これらのほとんどは人間が人間の都合で国内に持ち込んだ生物です。
 
生物多様性が叫ばれる昨今ですが、この重要性をある程度理解した上でも疑問もあります。生物が地上に誕生してから今日までの期間の中で、人間が決めた「ある一点」を基準として生態系を守ろうとしているのでは?ということです。数億年の間には気候変動をはじめ弱肉強食・・・等々による膨大な数の生物の淘汰が繰り返されて来ました。
一方、地球上では昆虫だけで年間2万種ほどの新種発見の発表があります。発見ということは、これまで人間が気付かなかったということ。では、駆除するの? おそらくそれは在来種と判断されるので、多くの昆虫は生き残るでしょう。
また、ある生物は日本では駆除対象の外来種とされ、アメリカの複数の州では固有種として保護される・・・人間って自分本位の生き物なんですね。 
 

ところで、写真に写るキジバト君の鳴き声を聞いたことがありますか? 私が大学生の頃、京都の下宿生活で毎朝のようにどこからともなく声が聞こえていました。『勉強をしなさい ・・・勉強をしなさい』後にこの声がキジバト君の鳴き声と知りました。京都でも豊橋でも全く同じ声! 私にはこの声を聞くたびに眠い目をこすって起きた日々が懐かしく思い出されます。勿論、今でも天の声に促されて勉強していますよ。 (笑)  では天の声をどうぞ
 
【万場緑地のネコちゃんと散歩途中で見つけた足跡】
●⑧猫ちゃんとキツネ親子 2021.9.28 W3144 H1080 矢印&コメント
万場緑地にはいろんなネコちゃんがいます。元々はおそらく身勝手な人間が遺棄した飼い猫だったのでしょう。  ボランティアの人たちがある程度世話をしてくれるお陰で、やさしいネコちゃんになれました。ある程度の世話 ・・・ これを理解しない人もいるようですが、病気のネコちゃんを獣医さんに連れて行くなどの世話に至ってはなかなかできることではありません。 大勢の人たちの集まる万場調整池のネコちゃんたちはほとんどが一代限りでかわいそうですが、遺棄した人間の罪を少しでも償ってくれている・・・ボランティアの皆さんには頭が下がります。
(以前このブログで、ネコちゃんの日々は厳しい・・・縄張り争い?でケガ・・・耳が欠けている猫も、と書いたことがありますが、耳がV字型に欠けているのは、どうやら獣医さんの処置済の印らしいです。 子猫を見かけない理由も納得です。) 
 

ところで、上の写真の足跡は最初ワンちゃんが散歩でぬかるみに入ったものかと思いましたが、ワンちゃんと散歩する人にとっては、愛犬がぬかるみを歩くことは望みませんよね。 勿論、万場のネコちゃんも。そのため、万場周辺での目撃事例からもキツネの足跡だと思います。足跡が大小残っていることからキツネの親子かも・・・。足跡のくずれ具合から時間的な差はありそうですが。野犬も排除しませんよ。 
     
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【更新から数日後なのに、新たな画像を追加することに!】 
◎ 万場のネコちゃん 2021.11.19-01
お馴染みの白ネコちゃん! 私が上部のあずまや広場に行こうとスロープを登ろうとすると、ちょこちょこと降りて来ました。そして、まるで挨拶をするかのように礼儀正しく立ち止まり、間もなく毛づくろいを始めました。なかなか終わりそうもないので、写真を撮った後、その場を離れましたが、振り向くとまだ毛づくろいが続いていました。 (笑)
 
【その翌日、階段であずまやに向った結果、驚きの出会いが待っていた!】
 タヌキ君!男の子か女の子は不明・・・気にしない時代だし・・・。足跡の正体は?という項目でタヌキ君が候補に挙がらなかったことがお気に召さなかったのかな?
ここに掲載した写真は、時系列でノーカット版です。 (笑)
①タヌキ君を見つけました
②タヌキ君が案内してくれました
③タヌキ君が大勢の散歩グループと遭遇 バイバイ
タヌキ君のイメージからすると、少々痩せ気味かな? また、野生とは思えないほど警戒心が薄く、逃げも隠れもしないですね。タヌキ君が危険だと感じたならば、いくらでも脇にそれて身を隠せるのですが。まるで、キツネにつままれた ・・・ この場合はタヌキにつままれた!ようです。 それにしても、私が人見知りしないのと同じようにネコちゃんをはじめタヌキ君、 イタチ君、カワセミ君、ジョウビタキ君、キジバト君 ・・・ 万場緑地周辺の生き物たちは不思議な程に人見知りしないのですね。誰にもいじめられないからでしょう・・・。
それで、タヌキ君はどこへ行ったかって?  それは個人情報ですから・・・。
その代わりに、以前 キャットウーマンの号で紹介した 『腹ペコ狸』'The Hungry Raccoon' をお聴き下さい。 おまけ①! おまけ②! なお、キャットウーマン関連の内容はこの号にあります。 (笑)
おまけ③は、NHKの朝ドラ『カムカム エヴリバディでの原曲盤!
 
(ワンちゃんの健康管理等に詳しい妻は写真を見るなり、このタヌキ君は皮膚病などを含めて病気、との意見。 タヌキもイヌ科!間違いないかも・・・。かわいそうですが、野生のタヌキ!どうしようもないのかな。) 
 
散歩の皆さんも、そんな生き物を見つけても意地悪しないで下さいね。 
 
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【野鳥を助けた青年と彼を支援した優しい人たち】またまた追加です。
野鳥を助けた素晴らしい人たちに出会いました。
万場緑地で心温まる場面に遭遇しました。 前回の追加から1週間ですが、どうしてもブログで紹介したくなりました。一体何があったのでしょうか。
肌寒いながらも比較的風の弱い・・・(他のエリアではこれでも強風の部類?)万場緑地を散歩していると、前方に数人の人たちが4~5mの木を見上げていました。近づくと、木の頂上近くで足に何かが絡まってバタバタともがいている野鳥がぶら下がっていたのです。
一人の若者がとげのありそうな低木の中央に立つ木に登り始めました。しかし、上部の枝は細く、とても登れない上、あと1mほどの鳥までは手が届きません。するとお爺さんが散歩用のスティックを『これを使って!』と樹上の若者に手渡しました。
そして間もなく、絡まっている細い枝を折ることで野鳥が解放され、無事に飛び去っていきました。写真では逆光!鳥の名前も分かりません。でも、よかった。
 
若者は姉?か母親?と、スティックを持ったお年寄りはご夫婦でここに来られていました。私は、残念ながらなすすべもなく記録写真?専門。皆で若者に声をかけながら野鳥の救助を願っていました。救助後、若者は親族の方と共に、お年寄りご夫婦は私と少し雑談をして、お互いにお礼を言いながら、元の行動に戻っていきました。万場緑地ってワクワクする本当に良い所ですね。
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【澄み切った空と適度な風! 望遠撮影には最適!】ということでまたしても追加です。
コンパクトデジカメで望遠写真を撮ろう」の号で、 いずれは じっくり構えた望遠写真にも挑戦してみたいと言っていました。 そして、 適度な風と澄んだ空気に恵まれたことから、 散歩で持ち歩く いつもの小さなデジカメで再挑戦をしてみました。 (笑) 勿論、散歩途中のため手持ち撮影です。  また、画像編集は色調を揃える程度として並べて縮小しました。
そんなに変わり映えしないって?  でも、100%のサイズで見ると、かなり細部の解像度が上がっているかと・・・?   ただし、B-④は光学望遠エリアを大きく超えたデジタル望遠 ・・・敢えて無理した画像も掲載しました。
●①蔵王山ABC 風車消滅 風も穏やか H1080
●②展望台からの蔵王山を望む  H1080 comment
デジタル一眼レフ・カメラで三脚を使えば、もっといい写真が撮れる?  それは当然ですが、このブログではオーディオ編でも触れたように、気軽に楽しむ趣味のお話し!  プロの仕事を知った上で、プロでないから楽しめる趣味の世界をつづることを目指していますからね。  
 
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【撮った写真でちょっと遊んでみました】
●⑨猫ちゃん・蛇君・カマキリ君 ハロウィーンだ!012
これらはどれも私が撮ったものですが、ネコちゃん・ヘビ君・カマキリ君・・・いずれも場所などのつながりはありません。でも、こうやって並べると見る人によって様々な物語が生まれます。そして、その物語の多くは相互の友好的な関係より、彼らの戦いを連想させる (実際にそうかも知れませんが) ものが多いかと思います。その根底には先入観や偏見・・・ヘビは気持ちが悪い!といった憎まれ役。カマキリは怖いという思い込み・・・そもそも昆虫が嫌いとか。でも、子供たちにはカブトムシとかクワガタ等、多くの昆虫が人気者でお友達!  
 

このブログのオーディオ編で触れたように、見た目や風評による先入観に影響を受けた偏見によるものがいかに多いかに似ています。むしろ聴いた音の「好き嫌いで評価」の方が納得しやすいかと思います。個人の好みですからね。従って、 他に迷惑を掛けない限り好みから判断したヘビ好きも、ヘビ嫌いも 私は否定しませんよ。でも、 私はヘビを飼いません。 (笑)
(上のヘビ君は、1年程前に登場したヘビ君とは別の今年のヘビ君ですよ。)

【豊橋南部浄水場全景と万場調整池から見える気になる風車】
◎⑩浄水場と風力発電所 W3800
豊橋南部浄水場については、 以前にも触れたように豊橋市の多くと田原市に水道用水と工業用水を供給するライフラインの中でも最も重要な水に関わる事業所です。そして、水道用水は100%万場調整池から取水しています。

もうひとつ気になるのが、万場調整池の多くの場所から南西方向に見える久美原風力発電所の風車です。散歩では何度も近くへ行こうと挑戦しましたが、なかなか近づけません。地図で調べてみると、万場調整池の豊川用水総合事業部 豊橋支所から南西へ2.2kmも離れていました。 調整池の東西距離の2倍!  道のりではさらに長距離歩くことになりますね。近くに見えたのは目の錯覚!   見た感じから、風車は巨大な送電線鉄塔の手前にあると錯覚してしまったのでしょう。 これからは遠くから眺めるだけにします。 車で行けばいいって?   ・・・ それって散歩の部類なの?
 
【万場調整池から見える航空機】(特に注釈がない写真はすべて私が撮ったものです。)
●⑪C130H &早期警戒管制機E-767 comments

万場調整池周辺を低空で飛行するのは、救難訓練で飛来するヘリコプター以外にはなさそうです。たまに撮れた写真も満足できるものは多くはありません。 左上のC130H輸送機2機の映像が肉眼での印象に近いかと思いますので、概ねこれくらいの距離の目標を望遠で撮るということになりますね。
ところが、 これがひと苦労! ファインダーのないタバコの箱ほどのデジカメで上空の被写体を捉えようとすると、顔から離れた液晶画面にはマスクや顔が映り込み、まともな倍率調整や位置合わせが困難となります。  上記の写真はコントラストが強く、黒色となった機体のため辛うじて見えたからです。まさに偶然の産物です。(笑)
 
では、もっと厳しい飛行機雲の出来る高高度?の旅客機がなぜ撮れたの? これも濃い青空に白線! これはまだ見つけやすい上に、進行方向に徐々にカメラをずらして白線が途絶えた部分が飛行機! そして、ブレ防止のためあまり欲張らずに望遠を設定、風の息づかいを感じながら風が弱まった瞬間にシャッターを! 手持ちで顔から離した不安定な状態での撮影では、くちでいう程簡単ではありませんね。中央と両端のほぼ真上の旅客機・・・これもやっぱり偶然の産物でした。 
 

それに偶然と言えば、今日、幸運にも万場緑地で大きなズームレンズのいいデジカメで撮影している人と出会いました。 ここにも本格的なカメラを構える写真趣味人がいることを知り、うれしい気持ちで散歩にもどりました。この2年で3人目の偶然でした。 

最後までご覧下さり有難うございました。では、次号でまたお会いしましょう。
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【音楽趣味・・・かつて日本の音楽は、美しく穏やかな印象を受ける癒し系が多かった。】
今回は、 日本の楽曲から、 かつて聴いていた、 あるいは現在も引き続き (時々) 聴いている曲を中心に懐かしいジャケットを眺めながら進めていきます。
時々』って、 大して聴いていない印象を受けるって?  言い訳がましいのですが、聴きたい楽曲の内、PCに取り込めたものだけでも14,800曲を超え、しかも、アナログLPやオープンテープからデジタル化したものの、まだ1曲毎に分割出来ていないものが数十ファイル!・・・分割すれば、 更に数百曲増えることになります。まるで不可能な設定ですが、 毎日欠かさず3~4時間聴いたとしても、 ひと回りするには半年以上掛かるでしょう。(笑)
という訳で『お気に入り』設定の中から手動で選曲したり、 演奏者 (歌手やオーケストラ等) ごとの自動再生 またはランダム再生が出来るようにしています。   それでも『お気に入り』だけでPC内には邦楽を含めて1,500曲以上もあり なかなか聴けません。  

【チェリッシュ・・・ペドロ&カプリシャスCherish・・・Pedro & Capricious
      このブログでは規定により楽曲を直接掲載できないため、YouTube、dailymotion、ニコニコ動画
   懐かしい歌を楽しんでもらえるようにしました。(お気に入り歌手の名前部分をクリックして下さい。)
     なお、 掲載の楽曲が見つからない場合は、 音質良好な同歌手の別の曲としますのでご承知下さい。
①J-Pop チェリッシュ & ペドロ&カプリシャス 2
 掲載例:ザ・タイガース (花の首飾り/君だけに愛を)、 松任谷 (荒井) 由実(やさしさに包まれたなら)
    平松愛理(一夜一夜に夢見頃)、  久松史奈(For My Friends)、  Chage & Aska(Say Yes)
    松田聖子(もう一度初めから)、     岡本真夜(Tomorrow)、  
平原綾香(誓い)、   ZARD(揺れる想い)
   工藤静香(奇跡の肖像)、 中森明菜(Femme Fatale)、 岡村孝子(夢をあきらめないで) ② (満ち潮)
  アン・ルイス (六本木心中)、  井上陽水 ①(心もよう) (小春おばさん)、 西村由紀江 (101回目のプロポーズ:
  夢を追いかけて~薫のテーマ)、     今井美樹 (Blue Moon Blue)、  杏里 (プライベート Sold Out)、 
  大黒摩季 
(DA DA DA)、 チェリッシュ ①(なのにあなたは京都へゆくの)     ② (だからわたしは北国へ)
   ③ (白いギター) 
  ペドロ&カプリシャス (別れの朝/前野曜子vocal.)   高橋真梨子 (五番街のマリーへ)
 
 
CDやレコード盤については、PCへの取り込み済を除くとしっかり整理が出来ていません。ジャケットを見ればわかる、 ということでしょうね。 音楽趣味の仲間から風上にも置けない姿勢だ!と言われそう。確かに。
さて、チェリッシュのアルバムにあるのは彼らの自筆サインです。お二人とも愛知県の出身 (松崎好孝さんは名古屋市、 悦子さんは春日井市) で、 岐阜県出身の私が育った土地が名古屋、 そして豊橋へ引っ越す前に住んでいたのが春日井 ・・・ とても親近感があります。(笑) 
 

次も、 多くが懐かしいレコードやCDのジャケットです。 どうぞ、 ゆっくりご覧下さい。
(なお、いつも通り掲載順序には特段意味はありません。 ジャケット写真等が揃ったものから組んでみました。)
②アミン、アリス ハイ・ファイ・セット 他1
     平松愛理 ①(朝のホームで)    ② (戻れない道)、  久松史奈 (Yes My Friend)、  サーカス (Mr.サマータイム)
     赤い鳥 (翼をください)、  青い三角定規 (太陽がくれた季節)、  五つの赤い風船 (遠い世界に)
     ハイ・ファイ・セット (フィーリング)  オフ・コース ①(言葉にできない)     ② (さよなら)
     
岡村孝子・加藤晴子: あみん (待つわ/ひまわり) ② (Forever)    ③ (天使たちの時)    ④ (未来へのたすき)
  堀内孝雄 (君のひとみは10000ボルト)、    アリス (冬の稲妻)、  谷村新司 (昴)、   グレープ さだまさし
    (無縁坂)、
 海援隊 (贈る言葉)、      (22才の別れ)、   狩人 (あずさ2号)、   シモンズ (恋人もいないのに)
     
ベッツイ&クリス (白い色は恋人の色)・・・  
 
今回登場した歌手やグループには、既に引退したり解散したり、あるいはソロ活動にシフトした歌手も多く、 残念ながら亡くなった方もおられます。 しかし、どの歌手からも少なからず私のオーディオ趣味や音楽趣味で影響を受けてきました。 それまであまり聴かなかった歌手についても、あるとき偶然に心に響く歌に触れたことで、その後その歌手の歌を遡って聴くようになったりもしました。そんな出会いが繰り返されたことで、音楽趣味ではジャンルにこだわらなくなったのかも知れません。
そして、偶然の出会いのきっかけを作ってくれたのが、NHKの『ラジオ深夜便』でした。 
 

【ラジオ深夜便アンカーの皆さん】 (※過去を含めアンカー名など私が認識している方を掲載。 ご承知下さい。)
ラジオ深夜便のつどい 収録
 紹介写真の右上は出身地です。 同郷のアンカーは勿論、 アンカー全員を応援したいです。(写真:NHK提供)  
   

かつては、NHKも民放も音の良いFM放送を聴いていましたが、その対象は番組表が載った週刊誌で興味のあるオーケストラや歌手を事前にチェックした楽曲でした。一方、『ラジオ深夜便』では、 パーソナリティ(NHKではアンカーと呼んでいます。) の皆さんがアナウンサーということもあり、深夜に相応しい穏やかな口調の中に、生放送ならではのゲストとの軽妙でユーモアあふれる楽しい会話が楽しめます。また、番組のディレクターの皆さんが著名人や各分野の専門家から興味深いお話しを録音で聞くという大変幅の広い内容で充実した番組となっています。 しかも 音楽のコーナーでは、 クラシック・ジャズ・ロック・歌謡曲・フォーク・イージーリスニング等々、 ジャンルを超えた構成で30年も毎日放送している長寿番組です。聴き逃しサービスなら放送後1週間程は音楽を除きいつでもPCで聴けます。感謝!
  (このブログで過去、ラジオ深夜便に触れた号があります。よろしければお立ち寄り下さい。)
③テレサ・テン、平原綾香、中島みゆき、松任谷由実 他 1
     竹内まりや (人生の扉)、   ヒデとロザンナ (愛の奇跡)、   テレサ・テン ① (愛人)     ② (つぐない) 
     ③ (別れの予感)    ④ (時の流れに身をまかせ)、   
美空ひばり ① (川の流れのように)  
② (真赤な太陽) 
    真梨邑ケイ (Again)、 平原綾香 (Jupiter)、 五輪真弓 (恋人よ)、  中島みゆき(時代)、 八神純子 (みずいろの雨)
    松任谷 (荒井) 由実 ① (時をかける少女)    ② (守ってあげたい)、    ③ (青春のリグレット)  
    

   懐かしい人 ・・・ いいえ! ごく最近!志村けんさんの新型コロナウィルス感染でのご逝去は本当に残念でくやしいですね。
   懐かしい昔から最近まで、笑いで皆に元気を与えてくれた志村けんさん、有難うございました。ご冥福をお祈りいたします。

   
 志村けん・由紀さおり①     他に今ではそうそうたる皆さんの少し若い頃も!   (楽) 
    由紀さおり & Pink Martini ① (夜明けのスキャット)    ② (夕月)   ③ (真夜中のボサノバ)   ④ (長崎の鐘) 
    大橋純子 
(たそがれマイ・ラブ)    ザ・ピーナッツ ① (恋のフーガ)    ② (ウナ・セラ・ディ東京)   ③ (女ひとり)
    
トワ・エ・モア (虹と雪のバラード)、  シュガー (ウェディングベル)   

  

④南沙織、山口百恵、石川さゆり 他1
  渡辺真知子① (迷い道) ② (かもめが翔んだ日)、 上沼恵美子 (大阪ラプソディー)、 ダーク・ダックス (銀色の道)
    ビリー・バンバン (白いブランコ)、  はしだのりひことクライマックス (花嫁)、 
ハイハイ三人娘 (中尾、伊東、園)
中尾ミエ (片想い)   伊東ゆかり (あなたしか見えない)、   園まり (逢いたくて逢いたくて)
    
南沙織 ①(人恋しくて)  (南沙織ワンマンショー)  ③(よろしく哀愁)、  山口百恵 ①(プレイバックPart 2)
    ②(横須賀ストーリー)  ③(夢先案内人)、  石川さゆり①(天城越え) ②(津軽海峡 冬景色) ③(ジャズ・メドレー)
    キャンディーズ⓵ (微笑がえし)  ② (春一番)、    ピンク・レディー ①(ピンクタイフ-ン)、 
② (うたかた)
    
いしだあゆみ ① (ブルーライト・ヨコハマ)    ② (太陽は泣いている)  ③ <おまけ    榊原芳恵 (春なのに)
  
 
⑤加山雄三、ちあきなおみ。ジュディ・オング 他1
  
堺正章(さらば恋人)、 ザ・スパイダース(風が泣いている)、  沢田研二 (追憶)、 ザ・タイガース (銀河のロマンス)
    ジャッキー吉川とブルー・コメッツ (ブルーシャトウ)、  
ザ・フォーク・クルセダーズ (悲しくてやりきれない)
    加山雄三 ①(蒼い星くず)   ② (お嫁においで)    ③ (君といつまでも)、      尾崎紀世彦 (また逢う日まで)
    ジュディ・オング (魅せられて) アン・ルイス (グッドバイ・マイ・ラブ)、  しばた はつみ(マイ・ラグジュアリー・
    ナイト)
、 
越路吹雪(サン・トワ・マミー)、  岸洋子(夜明けのうた)、 ペギー葉山(学生時代~南国土佐を後にして)
    ちあき なおみ ① (夜間飛行)     ② (喝采)     ③(黄昏のビギン)、       島倉千代子 (人生いろいろ)
   青江三奈 (盛岡ブルース)、    欧陽菲菲 (雨の御堂筋)、     北原ミレイ (石狩挽歌)、    来生たかお (夢の途中)
    
薬師丸ひろ子 (セーラー服と機関銃)      あべ静江 (コーヒーショップで)、    沢田知可子 (会いたい) 
  

⑥中村雅俊、ZARD 他1
   矢沢永吉 (時間よ止まれ)、   あおい輝彦 (あなただけを)、   三好鉄生 (涙をふいて)、   菅原洋一 (今日でお別れ)
   小椋佳 ① (少しは私に愛を下さい)   ②(夢芝居) 【梅沢富美男(夢芝居)】   徳永英明(恋におちて) 
    
中村雅俊①(俺たちの旅)    ②(いつか街で会ったなら)      ③(ふれあい)
    桑名正博(セクシャルバイオレットNo.1)、 ZARD(負けないで)、 天地真理(Over The Rainbow~虹をわたって)
   杏里 (キャッツアイ)、 
浅丘ルリ子 (愛の化石)、   小野リサ (サー・マリーナ)、  坂本冬美 (また君に恋してる)
    山下達郎 (Ride On Time)、    稲垣潤一 (ドラマティック・レイン)、    寺尾聰 (ルビーの指輪)
    松崎しげる(愛のメモリー)、 荒木一郎(空に星があるように)、 上條恒彦 (だれかが風の中で)、 円広志 (夢想花)
   
 にしきの あきら (空に太陽がある限り)、  布袋寅泰 ① (Battle without Honor or Humanity (Kill Billテーマ)
 
布袋寅泰 &  吉川晃司  (Be My Baby)
 ・・・ 東日本大震災  被災地復興支援 LIVE 

  

⑦研ナオコ、八代亜紀、和田アキ子 他1

 KIRORO (未来へ)、 アイ・ジョージ (硝子のジョニー)、  松下奈緒 (Melodious Sky)、 朱里エイコ (北国行で)
    庄野真代 (飛んでイスタンブール)、   久保田早紀 (異邦人)、   研ナオコ (窓ガラス) 研ナオコさんについては
    このブログに私が撮った写真と共に少し触れています。お訪ね下さい
 リリー (私は泣いています)
 
   坂本スミ子 (たそがれの御堂筋)、      
八代亜紀 (舟歌)、      尾崎亜美 (オリビアを聴きながら)
    麻丘めぐみ (わたしの彼は左きき)、    和田アキ子① (笑って許して)    (あの鐘を鳴らすのはあなた)
    太田裕美 (木綿のハンカチーフ)、    梓みちよ (二人でお酒を)    倍賞千恵子 (さよならはダンスの後に) ・・・
 日本のジュリー・アンドリュース! いかがですか! 凄い!    ② 忘れな草をあなたに   ③ (おはなさん)
    西田佐知子 ~ 井上陽水 ① (コーヒー・ルンバ)     西田佐知子 (アカシアの雨がやむとき)
    カルメン・マキ (時には母のない子のように)   細川たかし (北酒場)、      五木ひろし (よこはまたそがれ)
    フランク永井 (おまえに)     村下孝蔵① (踊り子)     ② (初恋)      ③ (ゆうこ)、     布施明 ① (積木の部屋)
    ② (霧の摩周湖)     ③ (そっとおやすみ)
    

 

⑧加藤登紀子、中森明菜 やまがた すみこ 他1
 ピンキーとキラーズ (恋の季節)、   安全地帯 (恋の予感)  内山田洋とクールファイブ (長崎は今日も雨だった)
    坂本九① (上を向いて歩こう)   ② (見上げてこらん)、    ジェリー藤尾 (遠くへ行きたい)
    Monta & Brothers (Dancing All Night)    
イエロー・マジック・オーケストラ (Rydeen)
    坂本龍一 (Merry Christmas Mr.Lawrence)、 ゴダイゴ (ガンダーラ)、 黒沢明とロス・プリモス (たそがれの銀座)
    加藤登紀子 (百万本のバラ)、  石川ひとみ (まちぶせ)、  浅田美代子 (赤い風船)、 とみた ゆう子 (カシオペア
    のふたり)
、      小山ルミ (さすらいのギター)、      安西マリア (涙の太陽)、      小川知子 (初恋の人)
    中森明菜 (Slow  Motion)、  内藤やす子 (思い出ぼろぼろ)、 日野てる子 ①(夏の日の思い出)  ② (南国の夜)
    ファイナルファンタジー【歌・大木理紗】(Into the Light)、    中村あゆみ (翼の折れたエンジェル)
    仲宗根美樹 (川は流れる)、    早見優 (夏色のナンシー)、    やまがた すみこ
 (風に吹かれて行こう)
 
⑨森山良子、弘田三枝子、夏川りみ 他1
    佐々木好 (ドライヴ)、    高木麻早 (思い出が多すぎて)    中村晃子 (虹色の湖)、    平山三紀 (真夏の出来事)
    夏木マリ (絹の靴下)、    弘田三枝子 & Paul Mauriat (人形の家)、    佐良直美 (いいじゃないの幸せならば)
    梶芽衣子 (怨み節 Urami Bushi) 
Helena Cinto [演歌上手の外人さん](怨み節)、  小柳ルミ子 (瀬戸の花嫁)
    榊原郁恵 (夏のお嬢さん)、  
白鳥英美子 (君をのせて)、    宗次郎 (大黄河)、    千賀かほる (真夜中のギター)
    中山千夏 (あなたの心に)、   黛ジュン① (天使の誘惑)  (雲にのりたい)、  森山良子(この広い野原いっぱい)
    本田路津子①(秋でもないのに~風がはこぶもの) (耳をすましてごらん)、 南佳孝 (スローなブギにしてくれ)
    山口淑子 [
李香蘭] (夜来香)、    渚ゆう子 (京都慕情)    岸田智史 (きみの朝)、    夏川りみ (涙そうそう)
    水谷豊 & 岸部一徳 (花の首飾り)、    高田みづえ (私はピアノ)
    
  
さて、いかがでしたか? 私が音楽のジャンルにこだわりがないとか、こだわりが少ないことを多少お分かり頂けたかと思います。(笑)
  ≪邦楽としていましたが、洋楽のカバーや外国人の歌唱・・・演奏だけの楽曲もありましたね。≫
なお、ここ数年は洋楽の新曲をかつてほど聴く機会を持てませんでしたが、これまであまり知らなかった歌手やバンドのいい曲もNet等で見つけてじっくり聴いてみようと思います。
それと、手元のお気に入り曲を中心に、改めてゆっくり聴いてみたいとも思っています。
 では、次回をお楽しみにお待ち下さい。ご来訪どうも有難うございました。 
 
                             

今回使用したジャケット写真について、本ブログが商業目的でなく、その使用に悪意がないことをご理解頂き、
掲載を容認下さることをお願いいたします。
そして、 NHKはじめ民放各社・音楽会社並びにYouTube、dailymotion、ニコニコ動画の各社にお礼を申し上げます。

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前号はボルゾイの愛犬レオンとそのお友だち(勿論、わが家の初代ボルゾイの愛犬アーサーも含みます。)が登場した号を振り返りました。そして、その前は70mmで上映された映画の特集が続きました。そこで、今回はこのブログの原点でもある、飛んでる!?音好き・・・ を愛犬特集のように振り返ってみようと思います。オーディオ趣味の号へまっしぐら!?

長い長~いオーディオ趣味! ・・・苦労の連続を自ら求める?オーディオマニアを経て『音楽を心地よく聴く』というオーディオ趣味にとっての最終目的地に到達しました。(笑)
その歴史はお気に入りの  "Altec A7-500-8" を一般家庭で、 いかに心地よく聴くかという多くのオーディオマニアにとっても、 おそらく難題!?と思われた挑戦でした。
 【以下写真の下、👆アンダーラインの文字部分をクリックするとその号に移動します。 是非お訪ね下さい。】
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【巨大なスピーカーA7 ・・・ レースのカーテンで隠すことに!】
上は愛用のアルテックA7をミラーレースカーテンで隠して聴くようになったスタート時代のものです。でも、カーテンを束ねてあるのでA7がまる見えだって? そうです!  このブログの訪問者がレースのカーテンを見るためにオーディオ編に立ち寄られた ・・・・・ なんてことはないでしょうから、これはブログ用のサービスですよ。そして、実際の来訪者には、レースのカーテンを見てもらうことになります。(笑)
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【アナログ機器での音楽鑑賞や映画趣味の時代】
02- かつてのオーディオとビデオ関係機器と書架
03- かつてのオーディオ機器とビデオ全盛時のS-VHSテープ
👆私にとって『良い音』って、果たしてどんな音? 目指したのは『心地よいと感じる音!
音楽鑑賞・映画鑑賞 ・・・ ジャンルに拘らずいろんな音楽を聴き、 ビデオでは復習?を兼ねてより多くの映画を見る。そのために、より良い音とより良い音場づくりのためにオーディオの勉強をしたり、映画づくりについても知識を蓄積する!
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【子供のころに影響を受けた海外ドラマ】
02-TV番組一覧 アクション まとめ号 AB
👆オーディオ趣味の始まり ... 落とし穴への道まっしぐら?
                                                       本格的なオーディオ機器との出会い&懐かしい海外ドラマ
昔、テレビで見た懐かしい海外ドラマ! その後の私の人生に大きな影響を与えた番組の数々! オーディオ趣味のスタートは、 こんなン(こんな風!?・・・ いいえ、困難だった!)
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【かつてのオーディオルーム】 
02-AudioRoom. 30ago 02-A
●Altec 3000series & 8000series
Altec Woofers  001+2+3
※JBL Paragpn 2405H B460 H1000
👆オーディオ趣味:私が影響を受けた音楽と音響の専門家たち・・・Altec Voice of the Theatre
これらのカタログは、 Altec A7-500-8の低音域強化に向けた勉強資料のひとつでした。 
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【高音域はホーン型スピーカーにおまかせ!】 
※今も現役SPたち
※●Altec A7 and JBL Paragon H1400
Voice of the theatre catalog 001

05-Mantaray Horn and JBL 2405H -02
👆オーディオ趣味・・・音楽再生への意識の変化 Altec Lansing & JBL (James B. Lansing)
オーディオマニアは独りよがり?  所詮は趣味の世界!  勿論、それでも構いませんが、好きなだけ(必要なだけではありません!)予算がとれる一部のマニアでない限り、現用の機器(特にスピーカー!)を自分の好みに沿って鳴らす工夫や努力が必須です。そんな時、音の専門家の話に耳を傾けることも、オーディオ趣味での努力のひとつです。彼らは音響のプロとはいえ、 彼らが良いと確信する機器でも、 その導入に当たっては予算を重視してくれます。 これが多くのオーディオ評論家と違うところでしょう。
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【いろいろなアナログ機器でオーディオ趣味の経験を積んでいた頃】
※かつての主な機器
👆オーディオ機器、かつての愛犬ボルゾイのアーサー そして、万場調整池
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【心地よい音を求めて・・・音づくり①】
※フィルムカメ・・・・懐かしい for Net 2
オーディオと同様、趣味のひとつだったフィルムカメラ。 でも、 もう使うこともない?
フジフィルムが白黒フィルムの生産を再開するようですが、 現像は大丈夫? とは言っても、 現像機材や引き伸ばし機材等はすべて廃棄してしまった私の早まった判断・・・悔やまれる?
※大地震 earthquake_映画館の音響設備
驚きの音響! センサラウンド・システムを最初に導入した映画大地震! 
👆
オーディオ趣味・・・私の目指した音づくり その① 可聴域の外側の音って音楽鑑賞にそんなに重要?

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【心地よい音を求めて・・・音づくり②】
この画像はクラシック楽曲の音量推移です。Net
👆オーディオ趣味・・・私の目指した音づくり その② 映画から学ぶこと【迫力=ダイナミックレンジ】など
音楽でのダイナミックレンジは重要ですが、 ただ大きければ良い訳ではないことを痛感‼ 私のオーディオルームで、 最小音を何とか聞こえる程度の音量に設定すると、 最大時の大音量が心臓に悪いことも度々発生。そんな楽曲はコンプレッサー機能を使ってレンジを自分の好みに合わせことになります。 音づくり⑤で触れる『静寂地獄』には戻りたくないので。 (笑)
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【心地よい音を求めて・・・音づくり③】
指向性について +++
映画館の音 Altec_VOTT, JBL, EV
※現在にかなり近いの機器 コメント付き
👆オーディオ趣味・・・私の目指した音づくり その③ 音の指向特性を知ろう!  映画館の音はプロの世界!
映画館やコンサートホールでは、当たり前に使われる指向性の強いホーン型スピーカー ・・・ メリットやデメリットを熟知しないと使いこなしが難しい !? 
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【心地よい音を求めて・・・音づくり④】
※●Altec Lansing catalog H1500
Altec A4 & A7 - The Vooice of The Theatre
●基本周波数 frequency spectrum - Genx Beats & Audio room 02
👆オーディオ趣味・・・私の目指した音づくり その④ Altec A7:音の特徴+懐かしの愛犬アーサー
ホーン型スピーカーの特徴を活かす音づくりとオーディオルームづくりの苦労。
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【心地よい音を求めて・・・音づくり⑤】
周波数アナライザーの例 02-01
👆オーディオ趣味・・・私の目指した音づくり その⑤ 視覚・聴覚・・・錯覚・奇策?何でも試した音づくり
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【心地よい音を求めて・・・音づくり⑥】
※Pioneer CS-100 & CS-770 ・・・
※Altec A7 enclosure design for NET
※35mmフィルムとAltec Diaphragm コメント+++
エレクトーンとピアノ
👆オーディオ趣味・・・私の目指した音づくり その⑥  Altec A7 心地よく音楽を聴こう! 錯覚・奇策大歓迎!
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【コンサートホールの調整室】
舞台用音楽テープを作成していた頃の私 02
👆ボルゾイスマイル: 愛犬二十面相 役者レオン/音楽鑑賞・映画鑑賞、 プロじゃないから楽しめる!?
オーディオ趣味が高じて、音響担当・・・ アナログ時代の調整室の私。
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【JBLのフルレンジスピーカーとの出会い・・・ ビートルズの赤いレコード盤】
※The Beatles  Album 懐かしい Net 大
ビートルズの特集はここをクリックして下さい。たくさんの懐かしい写真がありますよ。
★JBL le8t (1)

①JBL catalog H1000
②JBL catalog H1000
③JBL catalog H1000
👆音楽の楽しみ・・・愛犬との触れ合い、写真は真実!?Ⅱ そして、ビートルズとJBL-LE8T! 
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【Altec A7-500-8が心地よく聴ける部屋】
①カセットテープ・オープンテープ for Net
 Audio room & center speakers
●dbx 3BX, 224, 120 catalog & manual 01
👆
オーディオ趣味/アルテックA7-500-8豊かな低音と伸びやかな高音を聴く!/可愛いボルゾイ
錯覚も積極的に利用! その音づくりの根拠についても、ひと通り勉強!
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【オーディオルームの変遷】
①名古屋テレビ塔 1978年当時とオーディオ室 00011-1
① 旧々オーディオ室 H720 for net
👆フィルムカメラ時代の懐かしい写真Ⅰ・・・デジタル化で残してはいかがですか? そして、オーディオ趣味!
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【オーディオルームの今(左側)・昔(右側)】
④2017.1.1★③オーディオルームいろいろ D
👆フィルムカメラ時代の懐かしい写真Ⅱ・・・写真で語る趣味のいろいろ オーディオ趣味!
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【サブウーファー・・・手の届くスピーカー・・・自作しか選択肢がなかった⁉】
★自作スピーカー H700++
①サブウーファーの設計案
Woofer unit PR H600
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何でもあり趣味のお話しⅡ 宇宙がテーマ お薦め映画 そして、木工趣味サブウーファーの自作、模型趣味
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【音楽を楽しむ! 人間の耳は測定器ではありません。】
直接音を発生する『スピーカー』にはどれも個性があります。スピーカーの再生周波数特性が優秀で測定器君?の好み?に合って、 優秀だと太鼓判を押したとしても、一概に聴く人の『音』の好みに合うとは限りません。そんなことから、私は15kHzとか20kHz以上の超高音が聴こえたか聴こえないかのテストの結果には大きな意味を感じません。ましてや、音源がハイレゾでなければ音楽を楽しめない、といったニュアンスを感じる評論や広告には抵抗があります。
このブログは『自分にとって心地よく感じる音と魅力的な音場再生』を目指して来たお話しに多くのページを割いてきました。そして、
ブラインドテストは人の心 (気持ち) に寄り添う手法が好ましいと私は思っています。音楽を楽しもうとしているあなたにとっては、測定器と聴力を競い合う必要はありません。
あるスピーカーメーカーのブラインドテストは、音楽を楽しむために『どちらが好みの音』かを答える、何とも単純明快なものでした。オーディオ趣味が目指す最も重要な点です。
ブラインドテストは『先入観や偏見を排除』した人の思いを公平公正に評価してもらうことが目的です。そして、これこそ、私が十数年前からスピーカーをカーテンで隠している理由です。  このメーカーが行うブラインドテストに対して 測定器との勝ち目のない勝負に挑む一部のオーディオマニアから批判があるかも知れません。 しかし、 私はこういった姿勢こそが、予算に限りある私を含めた音楽ファンに希望を与え、人の心に寄り添うテストだと思います。さらに客観的データを物理的テストのデータと共に提供します。真面目なメーカー! 
 
好感が持てます。 (このブログでは特定のメーカーを応援することは避けているのですが、 もし、 あなたがそのブラインドテストの結果などに興味があるようでしたら、 オーディオ趣味の勉強の参考に訪ねてみるのもいいですね。 なお、私がAltec A7やJBL、EV等のSR、PAを持ち出すのも、オーディオ趣味の多くの皆さんに少しでも参考になればと考えるからです。  好みの世界! どうぞご理解下さい。 そして、 下がそのメーカーです。) 
 スピーカーと音場調整用素材等を製造するメーカー:音工房Z(代表 大山美樹音氏) 
 
【オーディオ趣味とは?】
●① 陸王
③Jazz Vocal
●エストニア国立交響楽団& トラベリング・オーガスト資料
●①Recording Studio examples
👆オーディオ趣味とは『音楽』を心地よく聴くために行うオーディオ機器や部屋の使いこなしの勉強と実践です。
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【かつてのオーディオルームとカーテン設置前のA7・・・海外のオーディオマニア】
 Jon Archibald
👆音楽・映画大好き人間大集合 (Ⅰ)  Altec A7 / ピアノを弾く映画スターたち                                                       写真特集 オードリー・ヘップバーン 
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『オーディオ趣味』の振り返り!いかがでしたか? ブログ内検索は大変!ということから、まとめてみましたので興味のある号を是非お訪ね下さい。最後までお付き合い頂きまして、 どうも有難うございました。

なお、次回は続 ハリソン・フォードということで、『スターウォーズ』シリーズを予定しています。映画ファンの皆さん、どうぞ、しばらくお待ち下さい。
お詫び:『スターウォーズ』と言いましたが、最近話題となっていますので、ハリソン・フォードに焦点を当てて進めました。インディ・ジョーンズ・シリーズ等のトリヴィア・・・お立ち寄り下さい。

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懐かしい映画   懐かしい音楽  のお話しです。
さて、これまでもこのブログでは70mm映画シネラマ方式上映等、 映画づくりやその上映についてのいろんな苦労話をしてきました。しかし、映画のデジタル化が定着した現在、フィルム時代での多くの苦労は解決していると思います。また、映画の製作にかかるコスト削減の面でも、デジタル化は大いに歓迎すべきことと言えるでしょう。 
 

その一方、フィルムで製作されたかつての名作の数々がフィルム映画館の激減で、見る機会が減っていることを嘆く映画ファンも多いのではないでしょうか。 勿論、 昔の作品の一部がデジタルリマスター版(Digital remastering)でDVDやBlu-ray Discで販売されたり、 映画館で上映されています。でも、これらは膨大なフィルム映画のほんの一部に過ぎません。
そして、フィルム映画上映館の減少がこのまま続けば、保存状態が良好でそのまま上映可能なフィルム映画の名作も永遠に埋もれてしまいます。  
  

そんな中、フィルム映画を含めた映画の上映に強いこだわりを持って頑張っている皆さんがおられるのを知り嬉しく思い、 勝手ながら取り上げてみました。 どうぞご了承下さい。  
  
【秋田県大館市『オナリ座』& 宮城県石巻市『岡田劇場/現・オカダプラニング
では、頑張っている皆さんを代表する形で2社の活動を写真でご紹介します。
■ 秋田県大館市のオナリ座と宮城県石巻市の岡田劇場-01
そうは言っても、愛知県に住む私にとって、お気に入りの映画を見るために秋田県や宮城県を訪ねることは簡単ではありません。どうぞ写真でご容赦下さい。  
  

オナリ座 (御成座) 』・・・ 半世紀も続いた映画館が惜しまれつつも2005年に閉館。その後、2014年にまるで映画のような復活劇! このあたりは全国対象の地元応援サイト:ジモコロのライターナカノヒトミさんが御成座の運営会社代表切替桂さんとのお話しを載せてみえますので是非お訪ね下さい。
   『住居だと思ったら映画館だったなぜか経営まで引き継いだ家族  
   
岡田劇場は160年以上の歴史を持つ老舗の劇場でした。それが2011年、東日本大震災の津波で流失という災難が降りかかったのです。それでも被災地の皆さんの心を支える気持ちから、映画をはじめとするいろんなイベントを企画し、全国規模で活動しているのです。 
  

今回のふたつの活動の原動力は、映画を愛する気持ちとこれを理解する地域の皆さんとの心のつながりだと思います。そして、映画という媒体を使った総合芸術のひとつとしての文化の継承と保存に大きな役割を担ってくれているのです。
■02- cinema-paradiso H700
映画好きの方は『ニュー・シネマ・パラダイスCinema Paradiso (Nuovo Cinema Paradiso)ご覧のことでしょうね。日本で1989年に公開されたジュゼッペ・トルナトーレ監督の名作でフィリップ・ノワレ(アルフレード役)、 サルヴァトーレ・カシオ(トト役)、 そしてジャック・ペラン(初老のトト役)・・・印象深く記憶に残っています。映画を愛する人たちの関わり合いを描いた作品ですが、前述の2社は勿論のこと、私の人生にも重なっているような印象を持っています。  アルフレートとトトのやり取り・・・ 正に若い頃の私そのままですから。
そして、 エンニオ・モリコーネの音楽・・・こちらも忘れられません。 さらに、映画へのこだわりと言えば、やはり音響。両劇場とも写真の通り、定番のアルテックの音! 懐かしの映画館オナリ座の復旧に際してAltec A7A5を導入、 更にはドルビーSRD-6ch等、最新の音響再生にも対応したとのこと。これらには映画上映への大変な情熱を感じます。
  
【懐かしい映画『ティファニーで朝食を』ヘップバーンとジョージ・ペパード
『ティファニーで朝食を』やオードリー・ヘップバーンについては、 このブログで少し触れていましたが、今回はジョージ・ペパードにも触れてみたいと思います。
■03-AH ティファニーで朝食を & オードリー・ヘップバーンの猫
これらの写真は『ティファニーで朝食を』中心にネコちゃんに関係するものを選びました。
特に、この映画のラストシーンでは、ずぶ濡れのネコちゃんが大きな役割を果たしたことを皆さん覚えていますよね。(このブログに『ティファニーで朝食を』のそのシーンがあります。)
■04-AH オードリー・ヘップバーン H700
それにしても『壁ドン』元祖がオードリー・ヘップバーンだったとは・・・意外ですね。(⌒-⌒)
上の写真の中に、 動かぬ証拠がありますから・・・・・・ ? 
 

【ジョージ・ペパード George Peppard 】『西部開拓史』などの西部劇でも活躍!
■05- George Peppard in western movies
ジョージ・ペパードは多くの映画に出演していますが、 代表作に『ティファニーで朝食を』と『西部開拓史』をあげることに異論はないかと思います。 しかし、 真面目て紳士的な雰囲気の一方、『特攻野郎Aチーム』の変装が得意なジョン・スミス大佐 (ハンニバル) を思い出した人も多いでしょうね。その面ではコメディもOKといった印象も・・・確かにあります。 (笑)
■06-The A-Team,  Breakfast at Tiffany's, The Blue Max
そして、前述の代表作にもうひとつ加えるとすれば、私には『トブルク戦線』のペパードが印象的でした。舞台は第二次世界大戦でのサハラ砂漠・・・ ドイツ軍のブランデンブルク隊に偽装した連合国側のドイツ系ユダヤ人部隊の困難な任務を描くという大変複雑な展開の映画です。この部隊を率いるのがペパードが扮するバーグマン大尉!  ロック・ハドソンの扮するクレイグ少佐を超える存在感がありました。(これ以上は触れません。映画を見て頂きたいので・・・)
同じ軍人役でも、『ブルー・マックス』のドイツ軍人のスタッヘル中尉とは、一味も二味も違う魅力がトブルク戦線のバーグマン大尉にはありました。勿論、Aチームの彼とは180度異なるということは ・・・ 上と下に掲載した写真で比べて下さい。
下の写真は『トブルク戦線』でのシーンです。(中央の一枚を除く)
■05-Tobruk - Geroge Peppard - 01
さて、今回のジョージ・ペパードはいかがでしたか? 故人とはいえ、映画の中では現役!
これが映画の魅力のひとつだと思います。 ちょっと前の映画から良い作品を見つけたり、もう見たよ、という映画からの再発見!なんて楽しさにも挑戦してみましょう。  
  
では最後に、 前号で触れた『バットマン』役ジョージ・クルーニーの叔母さんで女優・歌手として活躍したローズマリー・クルーニーの歌をお聴き下さい。
なお、70mm映画・シネラマ映画の号でお話しした "VistaVision"と "Technicolor"を使った豪華絢爛なミュージカル映画として『ホワイト・クリスマスを主に組んでみました。
("White Christmas" Rosemary Clooney, Bing Crosby, Danny Kaye and Vera Ellen)
■08- George-Clooney and his-Aunt-Rosemary
ローズマリー・クルーニー  ♬I will follow youTenderly,  ♬Come On-A My House,
Corazon de Melon, ♫Sway, ♬Brahms' Lullaby (Close Your Eyes), (^^♪Brazil

ご来訪頂き、有難うございました。次回も是非ご来訪下さい。

☆;+;。・゚・。;+;☆。;+;--☆--:*:--☆--:☆;+;。☆;+。・゚・。;+;*:--☆--:*:--☆--;+;・。;+;☆;+;。・゚・。;+;*:-☆--:*:--☆--:☆;
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ご来訪頂きまして有難うございます。 愛犬家の皆さんもどうぞ!
懐かしい映画や音楽のお話しなど、大勢の皆さんに楽しんで頂けるよう頑張っています。
でも、特に懐かしさを目指している訳ではありません。 楽しかったこと等を思い出そうとすると、自然に懐かしい昔が前面に出てしまうのでしょう。(笑)
◆★皆既月食2018. 万場調整池にヘリコプターが着陸, レオン
写真左端  今年1月の皆既月食開始後、 テレビのCMのたびに外に出て 門扉にもたれコンパクトカメラを手持ちで撮影したものです。その後、 大変寒かったことと空が暗くなり、 コンパクトカメラではもう月を追えなくなったため諦めました。(笑) 『月食』以外の写真は実質的なレオンのご主人!家内が携帯で撮ったものです。
実は、 ここしばらくのレオンの写真はほとんど彼女が撮りました。 加工が必要な時だけ・・・私の出番です。  


さて、皆さんはNHKの『ラジオ深夜便』という番組をご存知でしょうか?  夜11時過ぎからスタートして、早朝5時までの長丁場をNHKのベテラン・アナウンサーがアンカーを務める長寿番組です。以前、 少し触れたこともありますが、 私の音楽好きやオーディオ趣味に多大な影響を与えたのが名古屋の民放ラジオの深夜番組だと思っています。その後、 働き方等の多様化もあり、NHKでも深夜放送を開始するようになりました。そして、 癒しへの効果は ・・・ 民放を西洋医薬とすれば、ラジオ深夜便はじわじわと効く漢方薬のように思えます。
漢方薬的な番組、 その進行は年配リスナーへの配慮を感じます。 言葉も丁寧で分かりやすくさすがにベテラン・アナウンサー! しかも、 情報は国内をはじめ海外に居住する一般人からの生の声や著名人のインタビュー等々、大変興味深いものです。勿論、 楽曲の紹介も、 簡潔ながら知りたいことはしっかり伝えてくれます。
そんな興味深く楽しいラジオ深夜便のリスナーの皆さんにも、このブログも見て頂けると、大変うれしいですね。😊  
  
【猿の惑星 Planet of The Apes ・・・ 奥様は魔女 Bewitched  
                      驚愕のラスト『猿の惑星』そして、楽しいSFコメディ『奥様は魔女』
■ 猿の惑星 奥天は魔女 01
猿の惑星』よくご存知の映画かと思いますので、主演のチャールトン・ヘストンについては別の機会に譲り、このシリーズに欠かせないロディ・マクドールとキム・ハンターのお話しをします。ふたりとも往年の名優ですが、今ではもうご存知ない方が多いでしょうね。
ロディ・マクドール Roddy McDowall は、『名犬ラッシーの家路』でエリザベス・テイラーと共演し、 その後、 テイラーの『クレオパトラ』でも、アウグストゥス役で出演しました。
彼の顔に見覚えがある方もおみえかと思います。しかし、猿の惑星では彼の素顔を見ることは不可能でした。上の写真の通りです。(笑)
これは、 キム・ハンター Kim Hunter も同様ですね。彼女はマーロン・ブランドの出世作とも言える『欲望という名の電車』でヴィヴィアン・リー風と共に去りぬ に続いてこの作品で二度目のアカデミー主演女優賞を受賞)と共演し、アカデミー助演女優賞を獲得しました。
猿の惑星の演技でもマクドールと共に評判となりましたが、彼女は時間のかかる猿のメイクアップが大変苦痛だったようで、シリーズ化された後も心の奥ではこの作品から卒業したいと思っていたようです。デジタル処理が可能な今、顔だけジーラに変身・・・楽なんですが。     
■猿の惑星・奥様は魔女Ⅱ
もうひとつの『奥様は魔女』は1960年代中頃から8年ほど続いたSFコメディです。再放送やリメイクをはじめ、 このドラマをネタにニコール・キッドマンの映画版もありました。
そう言えば、本作と同時期に『かわいい魔女ジニー』という番組もありましたね。
そして、日本でも魔女の活躍するいくつかのSFドラマが制作されることになりました。
SFコメディについては、ロビン・ウィリアムスとパム・ドーバーの『モーク&ミンディ』に触れましたが、どんな展開が待ち構えていてもSF!!  ・・・ 想像力と創造力の世界です。
魔女サマンサ役のエリザベス・モンゴメリーとボルゾイの写真も紹介しました。  
  
フランク・シナトラ Frank Sinatra エヴァ・ガードナー Ava Gardner
★  Frank Sinatra and Ava Gardner

音楽趣味の人であれば、 老若男女を問わずフランク・シナトラ👆をご存知でしょうね。 有名な歌手であっただけでなく、いろんな映画に出演した俳優でもありました。また、今でも多くのファンがおられることから、特にこのブログでお話しするまでもないでしょう。
そこで、彼の奥さんだったエヴァ・ガードナーの若き日の姿をご紹介することにしました。
★ ②Ava Gardner
彼女の出演作には『ショウ・ボート (ハワード・キール)1951年』『キリマンジャロの雪 (グレゴリー・ペック)1952年』『モガンボ (クラーク・ゲーブル、 グレース・ケリー)1953年』『裸足の伯爵夫人 (ハンフリー・ボガートロッサノ・ブラッツィ)1954年』『渚にて (グレゴリー・ペック)1959年』『北京の55日 (チャールトン・ヘストン、 デヴィッド・ニーヴン)1963年』『天地創造 (ピーター・オトゥール、 フランコ・ネロ、 ジョージ・C・スコット)1966年』『大地震 (チャールトン・ヘストン、ジョージ・ケネディ)1974年』『カサンドラ・クロス (ソフィア・ローレン、 マーティン・シーン、 リチャード・ハリス、 バート・ランカスター)1976年』などがあり、多くの名優たちと共演していました。
 フランク・シナトラ:♫ Goodbye, ♫ My Way ♫ 夜のストレンジャー Strangers In The Night,
     ♫ やさしく歌って Killing Me Softly, ♫
Something Stupid, ♫ The Way You Look Tonight


【アン・マーグレットロジャー・スミス  そして エルヴィス・プレスリー
                    Ann Margret,  Roger Smith  and  Elvis Presley   
■ Roger Smith, Ann Margret +  Elvis Presley
上はTVの探偵ドラマ『サンセット77』のロジャー・スミス👆 そしてアン・マーグレットエルビス・プレスリー・・・当然ですが、 どれも若い頃の写真です。 アン・マーグレットはどちらかと言えば、お転婆娘という印象でしたが・・・ ご存知の皆さんはいかがでしょうか。
彼女の映画としては、『バイ・バイ・バーディ(ジャネット・リーディック・ヴァン・ダイクボビー・ライデル) 1963年』『ラスベガス万才 👆(エルヴィス・プレスリー)1964年』『シンシナティ・キッド (スティーブ・マックイーン) 1965年』などがあります。
彼女は、歌も踊りも得意! その上、 バイク乗りが好きなこと・・・ 一目瞭然ですね。
そして、 ロジャー・スミスは『サンセット77』の終了後間もなく、アン・マーグレットと結婚、俳優業を引退して専ら彼女のマネージャーとなっていました。(2017年6月4日逝去: 享年84歳)
◆Ann Margret, Roger Smith and Elvis Presley 02
続いて、エルヴィス・プレスリー👆の登場です。 フランク・シナトラ同様、 皆さんよくご存知の歌手・俳優のひとりでしょう。エルヴィスが、 ビートルズをはじめ、 その後のミュージシャンに大きな影響を与えたことはよく言われることですが、 このあたり ・・・ 私は詳しくないため触れない点はご容赦下さい。  ロックンロールのエルヴィスというより、 バラード調での楽曲を聴くことが多かったので。   I Can't Help Fall in Love And I Love You So My Way  
  
【アバ、ビリー・ジョエル、エルトン・ジョン、ロッド・スチュワート、ビージーズ 
    ABBA, Billy Joel,  Elton John, Rod Stewart, and Bee Gees
■ ABBA Billy Joel Elton John Rod Stewart BeeGees
こちらも、多くのファンのいるミュージシャンたちです。皆さんにも、きっとお気に入りの楽曲があるのでしょうね。 そこで、楽曲紹介のリンクを貼ってみました。 原曲はCDでどうぞ。
左から ABBA・・・ スウェーデン出身の男女4人のグループで、人気の出た頃の結婚によって夫婦二組のグループとなりましたが・・・ その後、 離婚・・・ それぞれの道を歩き始めました。
リアルタイムでABBAをご存知ない若い方でも、1999年にロンドンで初演され、後に映画化されたミュージカル『マンマ・ミーア!』でABBAのヒット曲を聞かれたかも知れませんね。
では、ABBAのヒット曲の一部をお聴き下さい。聴きやすい響きで、印象深い曲ばかり!
  ♫ Mamma Mia,  Dancing Queen,  Chiquitita,  Gimme! Gimme! Gimme!,  Waterloo,
  ♫ Money, Money, Money,  Voulez-Vous,  Honey Honey,  Happy New Year,  Eagle,
  ♫ Super Trouper,  Take A Chance On Me,  The Day Before You Came, 一部にしては多過ぎ? 
 
  

ビリー・ジョエル(米国)やエルトン・ジョン(英国)も息の長い歌手ですね。
彼らの歌には、 ずいぶん癒されてきたと思います。現役の彼らに説明はいらないでしょう。
 Billy Joel Piano Man,  The Stranger,  素顔のままで(Just The Way You Are),  Honesty
                     New York State of Mind,   ポール・マッカートニーと共に  Let It Be

  Elton John 僕の歌は君の歌 (Your Song),   Can You Feel The Love Tonight,
           
 Candle in the Wind,  
Circle of Life (From "The Lion King"),   
 "Cocert for Diana"   ウィリアム王子とヘンリー王子が挨拶、 そして、 ウィリアム王子がダイアナ妃のお気に入りだったグループのひとつ、デュラン・デュランを紹介します。
●ABBA B.Joel, E.John, R.Stewart, BeeGees 02
ロッド・スチュワートも現役ミュージシャンですね。そして、西城秀樹をはじめ多くの日本のミュージシャンが彼の影響を受けていたと言われています。         
彼の代表作『 セイリングSailing 等をちょっと聴いてみましょう。『♫ 雨を見たかいHave You Ever Seen The Rain? この素晴らしき世界What A Wonderful World ・・・。
彼も渋くなり、 落ち着いて聴くことも楽しみになって来ました。(笑)  Love Isいいですね。
これからも、いろんな曲のカバーを含めて・・・ 楽しみにしています。

今回号の最後に、オーストラリア出身の ビージーズ  Bee Gees ・・・  私にはディスコブーム真っ只中での人気3兄弟グループとなっていました。また、多くのミュージシャンに楽曲を提供するなど、音楽界に大きな貢献をしたグループでした。では、 サタデー・ナイト・フィーバーから Night Fever、 愛はきらめきの中に How Deep Is Your Love More Than A Woman、 そして、 さらに・・・懐かしい  Massachusetts

今回、多くの楽曲を紹介することが出来ました。お気に入りの曲がありましたら、CDやDVD・・・ 勿論ネットでの購入を含めて、一層趣味の充実を推進してはいかがでしょうか。
今回もご来訪頂き、有難うございました。次回もお待ちしています。

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趣味色々・・・映画と音楽趣味の世界! ご来訪有難うございます。

さて、あなたにとってビートルズはどんな存在でしょうか? 解散してからほぼ半世紀!
今でも世界中に多くの熱狂的なファンがいるのは驚異的なことです。  そして、その思いは人さまざまですから、これにコメントすることはあまり意味がないかも知れませんね。
ということで、素人の私のコメントは控えめに? ・・・ 写真をメインにお楽しみ下さい。

【 コンサートからスタジオ録音へ! 私が最も影響を受けたアビイ・ロード Abbey Road
■①The Beatles four good men
ビートルズを知る前、私のお気に入り楽曲の多くが、映画音楽(TVのテーマソング含む)やイージーリスニング(軽音楽なんて言い方もありましたね。)だったため、 最初に彼らの曲を聞いた時、確かに強烈過ぎました。 1960年前後、 欧米のポップスを翻訳した日本版ティーン・ポップがテレビで放映されており、 そのオリジナル洋楽にも慣れていた私でさえそう感じたのですから、年配者には耳障りなビートルズだったに違いありませんね。 
  

 その頃、日本での人気者と言えば、素晴らしいハーモニーで歌う双子のザ・ピーナッツブルー・コメッツ
 ダニー飯田とパラダイス・キング佐々木功 (『宇宙戦艦ヤマト』のテーマソングで今でも人気の歌手で俳優
 ・声優・・・ 映画スーパーマンやランボー・シリーズでは主役の吹替も担当)、 弘田三枝子、中尾ミエ、伊東ゆかり
  田代みどり、九重佑三子・・・多くのアイドルが誕生しました。懐かしいと思う人もいるのではありませんか?
 
 

当時、 民放ラジオで最初に聞いたビートルズの曲は『プリーズ・プリーズ・ミー👆』でした。  しかも、DJが「英国ですごい人気グループが現れました。」ということを前面にした紹介だったので、しっかり耳を傾けました。それが前述の強烈という印象たったのです。昔は、比較的大きなラジオでも、中域に見合った低音・高音が十分に再生出来ず、聴覚が敏感な周波数帯が強調された音でのビートルズ ・・・ 若かった私には残念な環境でしたね。 (笑)
その後、しばらく遠ざかっていたビートルズでしたが、ボーカルや楽器の音が明瞭に再生出来るステレオ機器で改めて聴くようになり、自分のお気に入りとなりました。そして、 そのきっかけとなったのが『アビイ・ロード』だったのです。(彼らは間もなく解散!
(このブログでは、2016年7月6日号で少しだけビートルズに触れています。)
■②The Beatles four good men
ビートルズのコンサート! 残念ながら、私は生で見たことがありませんでした。ロックコンサートの楽しさは、 まさに会場にいることで感じられる一体感にあるのでしょうが、音響的には、DVDやテレビ放送での視聴の方がライブ会場のそれより優れていると思います。その訳は、熱狂したファンの大歓声等が会場に響き渡ることでの音響的な問題を、CD、 DVDあるいはテレビやネット配信では、 音響のプロたちが時間をかけてこれに対処した音づくりをしてくれているからです。並大抵の苦労ではなかったでしょうね。
でも、 ロックコンサートの会場・・・聴衆が正座してお通夜のように聴いていては、 演奏者とファンが一体となれる楽しさは勿論、演奏者たちのやる気も半減してしまうでしょう。 ジャズやイージーリスニングのライブでは、 ソロ部分の終わり等で思わず拍手してしまうほどの名演への反応・・・これは礼儀かも・・・演奏者にはうれしいことですね。
でも、クラシックのコンサートでは、 生の音楽を鑑賞するのが目的ですから、 他の聴衆の邪魔をしないのは勿論、 大音響から繊細な小さい音までじっくり音楽を聴きたいですね。
■③Margaret Thatcher walking  in Abbey Road
上の写真はカメラを構えたビートルズのメンバーを中心に組んでみました。 私もカメラ好きでしたからね。(今は撮影すること以上に、編集等にウエイトを置いた趣味になっています。
ところで、 中央下段のアビイ・ロードを渡り、ドラムを叩く女性・・・1990年までの11年間英国の首相を務めたマーガレット・サッチャーです。「鉄の女」と言われていましたね。 
その右上は、リンゴとシルヴィ・ヴァルタンです。アイドルを探せ👆』『あなたのとりこ👆
 
【ザ・ビートルズの絶頂期・・・コンサートでの熱狂的なファン】
■④The Beatles-fan
これらの写真を見れば一目瞭然! とにかくすごい人気の4人組のミュージシャンでした。  マッシュルームカットと呼ばれた彼らの髪型 ・・・今では、 特に長髪と言えない長さですが、 当時はとんでもないスタイルと言われていました。  彼らの音楽や髪型は不良がするもの!  なんて、 年寄りからはレッテルを張られたのです。 かつての「ふかわりょう👆」的髪型?・・・ 髪を短くしろって? そうするとかえって都合が悪い・・・かわりょう
 (ふかわりょうさんをネタに・・・ ご容赦の程、どうぞ寛大な心でお願いしますね。)
でも、デビュー当時の彼らの姿を今見ると髪型も服装も、 むしろ真面目過ぎる位ですね。
■⑤The Beatles fan
ここで少し休憩、"While My Guitar Gently Weeps"(1968年 ジョージ・ハリソン作詞作曲)をお聴き下さい。"Something" 同様、 ジョージ・ハリソンの作品です。
(著作権等の問題もありYouTubeでの聴取が出来なかったり、 カバーVer.の場合もあります。原曲は是非CD等でどうぞ。) 
Come Together” のカバー・・・ 当時8歳の女の子 Emily のドラム演奏をどうぞ。赤い『リンゴ』真っ青!
 
【ザ・ビートルズ 武道館公演 】1966年6月30日(木) ~ 7月2日(土)  
■⑥The Beatles Live at Budokan
これらは、ザ・ビートルズの日本公演会関係の写真で組んでみました。 確かに音楽を聴く環境ではなかったようですね。(ここで、 武道館公演のハイライトをご覧頂きます。
これには 音響改善 との追記があり、 歓声や騒音の処理 ・・・前記の通りだったでしょうね。)
この頃には、 ビートルズのメンバーたちも彼らの音楽をライブで伝えることの困難さを感じていたようで、 その後、 音質をはじめ音楽性をしっかり表現できるスタジオでの楽曲制作へと進みます。それまでも 彼らの音づくりにはマルチチャンネルでの多重録音👆を使用したり、4人組のライブでは再現不可能なものや演奏上の問題について、 納得のいくまでやり切った演奏を聴いてほしいという気持ちが強かったのでしょう。
そして、 数年後ふとしたことから "Come Together"や "Something"を耳にした私が、 間もなくレコード店で購入したのが『アビイ・ロード Abbey Road』だったという訳です。
また、当初モノラルだった楽曲が 2009年頃には"Stereo Remaster CD" としてステレオで聴けるようになりました。ビートルズに限らず、 モノラル盤よりステレオ盤の方が、 私には一層心地よく聞こえます。皆さんはどうでしょうか? (私がよく言う音場って錯覚?)
(昔、 音響の勉強?をしていた頃、monaural : binaural、 monophonic : stereophonic と覚えましたが、 モノラルとステレオという対比 ・・・ 表現に違和感のある方、 ご容赦下さい。) 
  

  ポール・マッカートニー  2017年 日本公演  
■⑦Paul McCartney 2017.4.25武道館公演 他
ビートルズの日本公演後、ポール・マッカートニーは6度来日していますが、そのひとつが上の写真中央、2017年3月10日(金) 日刊スポーツの号外です。通勤の途中、 名古屋の地下鉄栄駅の出口で渡された 4月25日(火) の日本武道館公演の記事です。
毎度のことながら、 よくぞ残っていたものですね。 大きめのRX-8ミニカーも写しました。
但し、 ポールのライブ写真は2017年のものではなさそうです。私は行っていませんので・・・。曖昧な点をご承知の上でご覧下さい。   下のクリックで視聴できます。
 参考:Paul McCartney 👆Please Please MeHey JudeHere, There and Everywhere / 他にも検索可能ですよ。
  

【 球場でのビートルズのコンサート SRスピーカーに "Altec A7" が!】
このブログでは、 こういった"Altec A7"の使用例を紹介しない訳にはいきませんね。 (笑)
昔からのオーディオマニアの皆さんには懐かしさを、若いオーディオファンの皆さんには昔の苦労などを知ることも勉強!と思って頂けるとうれしいのですが・・・。  

【ロサンゼルスのドジャー・スタジアムにビートルズがやって来た!】
■⑧The Beatles Live and Studio Recording 01
かつてAltec A7は世界中の多くの映画館で使われ、明瞭な音を劇場の隅々まで必要な音量で届けることが出来ました。そして、 A7は完成度の高いデザインを残しつつも、 ユニット等の改良がなされて来ました。また、 クロスオーバー周波数設定もいくつかありましたが、家庭で2ウェイのA7を使う場合、音量不足を心配する必要が全くないため、 倍音成分が活躍する周波数帯でのクロスオーバーを回避するような低めの500Hzは、適切だと私は思います。 
 

補足:クロスオーバー周波数と耐入力との関係 ・・・ マニアには不要ながらも簡単に説明します。
スピーカーへの負担は周波数が低いほど大きくなり、高音用スピーカーユニットに低域周波数の大きな電力を流すと発熱で破壊される危険性があります。多くの場合、中高音を受け持つユニットの耐入力で全体の耐入力が決まることになります。言い換えると、同じスピーカーで耐入力を稼ぐためにはクロスオーバー周波数を高くする方法が取れます。逆に強力な中高音用ユニットであれば、 これを低くすることが出来ます。しかし、 大切なことは音質ですから、 どの帯域でクロスオーバーさせるかはそのスピーカーの安全な耐入力の範囲で試聴して決めることになります。家庭用では問題にならないことですが。
 
 

アルテック社の長期間の研究と森本雅記氏のような音響のプロたちの使い方へのアドバイスのお陰で、私のA7-500-8はどんなジャンルの楽曲でもしっかり鳴らせるようになりました。
   

【若い頃のビートルズ】デビューから10年足らずで解散、その時も当然若かった!
■⑨The Beatles Memories 01
さて、今回はビートルズの写真特集でしたが楽しんで頂けましたか?  私のPCには、 まだ多くの写真がストックされています。ビートルズをはじめ映画スターから宇宙まで、興味があるものは取り敢えずはPCに保存して来ました。そして、このブログに掲載してきた画像は、その中から比較的解像度の高いものを選び、組み合わせた後に必要な圧縮を行います。
せっかくの画質も劣化しますが、 来訪された皆さんの閲覧スピードなどに支障がないことやブログ掲載のルールに従うことが必要ですから、どうぞご理解をお願いいたします。
    (The Beatles : 👆 Help /   She Loves YouA Day In The LifeHello, Goodbye /  And I Love Her/  A Hard Day's NightStrawberry Fields ForeverHey Jude 👆/   John Lennon : Imagine
■■The Beatles good four men 01
さて、次回も映画や音楽を中心にお話を進める予定です。勿論、掲載する写真選びにも頑張っていきます。またYouTubeなど関連情報サイトへのリンクも出来る限り進めていますが、時々リンク切れとなっていることもあり、ブログ管理もなかなか・・・苦労があります。
今回もご来訪頂きまして有難うございました。 これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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お越し頂きまして有難うございます。 Thank you for stopping by. 
これまでオーディオ趣味をはじめ音楽・写真・映画・ペット等々、いろんな趣味のお話をして来ました。そして、今回はこれらを写真をメインにご紹介したいと思います。
おそらく皆さんもご存じの有名人(少々?昔の ・・・・ )中でも映画やTVのスターの写真をたくさん揃えましたので、どうぞごゆっくりお楽しみ下さい。(私が撮ったものはありません。) (#^.^#)
    ☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚☆*゚ ゜゚♪*☆*☆*゚☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚♪☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚
その前にオーディオ趣味から・・・。
 Jon Archibald
左側4枚は自宅のオーディオ・ルームですが、左端2枚は以前の春日井市の自宅です。数年後にはレイアウトがかなり変わっています。そして、中央2枚は豊橋市の自宅オーディオ・ルームです。 "Altec A7-500-8" にはレースのカーテンがありません。 そうです、まだスピーカーとのにらめっこの時代です。(笑)その後、多くのAV機器が来襲して来ます。

右端2枚は、カナダ西部のオンタリオ州ピーターボロー在住のジョン・アーチボールド氏のアルテックA7です。彼の趣味はオーディオ・音楽・写真・模型も含めた鉄道や航空機・・・私と同じみたいですね。アルテックA7への思い入れも強いようで、ホーンを変えたり、A7のエンクロージャーをひっくり返して、ホーン (511B) をバスレフ部分に組み込んだり( 勿論、これもありです)・・・・ すっきりしたA7になりました。 そして、その上方には鉄道模型がきれいにディスプレイされています。でも、私の経験では掃除が大変かと思いますよ。 (^-^)

お次は、かつてアルテック社のエレクトロニクス・エンジニアで、その後移ったSAE社で高級アンプの設計に携わったロバート・ギャレット氏のオーディオルームです。
 Garrett Audio Room
ゆったりとしたスペースでのA7-500 ・・・  良い音でしょうね。 なお、ギャレット氏は彼の音づくりのため、ホーンドライバーは製造ラインで特別に4Ωに改造され、マルチアンプでA7を鳴らしているそうです。(A7-500・・・としたのは、 A7 には16Ωと8Ωはありますが、A7-500-4との表示はALTEC社のカタログにはないため、A7-500・・・としました。😊)
このブログ掲載に関して、アーチボールド氏とギャレット氏に感謝いたします。
I appreciate Mr. Archibold and Mr. Garrett.
     ☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚☆*゚ ゜゚♪*☆*☆*゚☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚♪☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚

【映画でオーディオのプロや音楽家に扮した俳優たち】
まずはジョン・トラボルタ『
ミッドナイトクロス』『サタデー・ナイト・フィーバー』です。
オープン・テープやフィルムの編集・・・テープデッキの操作等は正にプロ!  当然、 ダンスはプロそのままです! ところで、右端にはAltec A7が写っていますね。 
■♪ミッドナイト・クロスBlow-Out + Saturday Night Fever
下段左端は、 このブログに時々写った愛用のピアノです。その右側は、 お馴染みのスター達。
ケビン・コスナースティーブ・マックイーンロバート・デ・ニーロジーン・ハックマンジリアン・アンダーソンデビッド・ドゥカヴニー、そして、再度ジョン・トラボルタ
■③♪New York, New York, Conversation  H700
ご存知の通り
クリント・イーストウッドは大変な音楽通で、 ギターやピアノもこなし映画音楽としてのテーマ曲も作っています。 アカデミー監督賞を2度も受けた映画界の巨匠となりました。テレビの『ローハイド』その後のマカロニ・ウェスタン、ダーティ・ハリー等、常にファンにいろんなヒーロー像を提供してくれているのはうれしいですね。
■①Clint Eastwood playing piano and western movies
また、 彼の息子
Kyle Eastwood はプロのベーシスト、 Scott は俳優として活躍中です。
それに家族の皆さん、 昔から愛犬家のようですね。 (右端下は彼の俳優としての最後の映画『グラン・トリノ』で、 ドッグトレーナーを務めたSue Chippertonです。彼はその後、 映画製作や監督に専念します。)
50478504
スーパーマン』でお馴染みクリストファー・リーヴもピアノが弾けました。 それでは、ここでカーリー・サイモンの歌を一曲 ・・・ 
ピアノの演奏クリストファー・リーヴです。
👆カーリー・サイモン 彼女の代表作のひとつ "You're So Vain" もお聞き下さい。)
残念ながら、スーパーマンの彼事故による長期療養の途中、52歳の若さで亡くなりました。
下の写真中央の
ある日どこかででは、 ジェーン・シーモアと共演しました。テーマ曲ジョン・バリー作曲、それにラフマニノフ作曲『パガニーニの主題によるラプソディなどの音楽も印象的でした。 スーパーマンとは違うSFファンタジーのリーヴも 見て下さい。
■※♪Superman Christopher Reeve, Annette O'Toole, Jane Seymour
次の二人もピアノが弾ける俳優です。
戦場のピアニストエイドリアン・ブロディ愛と青春の旅立』『Hachi 約束の犬』などの親日家リチャード・ギアです。
■♪Adrian Brody, Richard Gere H700 comment
そして、 懐かしの映画スター『北北西に進路を取れ』『シャレード』のケーリー・グラント、そして、日本からは『相棒』の水谷豊さんです。水谷豊さんはミュージシャン!でもあって楽器の演奏にそれ程の驚きはありませんが、ピアノとなると役者魂も半端では出来ません。
■ Cary Grant plays piano and Yutaka Mizutani Aibou +
レディ・ガガジョニー・デップ ・・・・ ミュージシャンとか俳優とかは別に愛犬家の一面を紹介します。ところで、 ジョニー・デップの出演作・・・素顔がわからないメイクが多いと思いませんか? 素顔がわからないスターと言えば、むかしTVで見た『ローン・レンジャー』のクレイトン・ムーア! 映画好きの私も彼の素顔を知りません。常に黒マスク姿でした。 (笑)
そして、
ジョニー・デップはローン・レンジャー(2013年) でインディアンの相棒 ・・・トントを演じました。 そして、 ここでもメイクで素顔は分からず!でした。(次号にも掲載)
■♪Lady Gaga and Fozzi - Johnny Depp 001 +
ここからは、ジュリー・アンドリュースの特集号でお約束していたオードリー・ヘップバーンをメインに組みました。そして、 懐かしい
アラン・ドロンにも登場してもらいました。
映画のワン・シーンですが、カトリーヌ・ドヌーブの懐かしい姿も。(シェルブールの雨傘で主演)
■Alain Delon, Audrey Hepburn 01-H700
多くの映画スターのペットはワンちゃんのようですし、映画に出てくるワンちゃんたちとも信頼感が出来ているように感じられます。プライベートでも愛犬家なんでしょうね。
ところで、私はペットとか愛玩動物という言い方には、どうしても抵抗があります。上から目線過ぎます。癒されているのは・・・私たちですから、家族の一員としての別の表現が出来ればよいと思っています。皆さんはいかがでしょうか?
では、美しいオードリー・ヘップバーンの素敵な写真をごゆっくりお楽しみ下さい。
■AH ●①H700 e1a9fcf56135da979127b6b7a0cec1f9 (1)H700
そういえば、一瞬を切り取った写真では、ナタリー・ポートマンにこの頃のヘップバーンの雰囲気を感じることがあります。近々、 ナタリー・ポートマンにも登場してもらいましょう。
■Audrey Hepburn 02-700
そして、オードリー・ヘプバーンとジュリー・アンドリュースと言えば、私にとって忘れられない共演者の一人が
ジェームズ・ガーナー! このブログにも度々登場してもらいました。■Jamese Garner,  Julie Andrews and Audrey Hepburn H730-1
さて、今回の締めは、テレビの人気番組! BSのDlifeで放映中のNCISで組んでみました。
NCIS: Naval Criminal Investigative Service ネイビー犯罪捜査班】CBS TV series
■ ①NCIS member
今回のブログのテーマには直接関係ない、 とお思いですか? いいえ、 このブログの次号で "NCIS"からの画像
は勿論、特別捜査官ギブス役のマーク・ハーモンをはじめとした出演者のプライベートなワンちゃんとのツーショット等をたくさん用意しています。
写真は NCIS のアイドル !  アビゲイル・シュートを演じるポーリー・ペレット。  歌手でもある彼女には不思議な存在感があります。 アビーのマリリン・モンローへの変身は見事! なお、現在放映中のエピソードは少々前の作品ですが、 NCISをまだ見たことのない方、 是非一度ご覧下さい。ハマること請け合いです。
■ ②NCIS Pauley Perrette as  Abby Sciuto
次回も同様のテーマで進めていきます。映画のシーンやプライベートでの意外な一面など、映画スターの楽しい写真で組んでみる予定です。どうぞ、またお訪ね下さい。

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今回の更新までにずいぶん空白の時間がありました。 原因は ・・・ そうです! 日本の選手が大活躍した冬季オリンピック!  そして、それに並行した
今回のテーマに沿った膨大な画像からの選択作業とその後の組み写真の制作・・・確かに時間が取られますね。

ところで、 私のブログは季節感や時事ニュース的な話題を持ち出すことはあまりしません。昔からの映画・音楽趣味がそうさせているのかも知れません。映画・音楽は科学技術と違い、新旧での優劣比較がそぐわない分野だと思うからです。
そんなことから、 ブログに立ち寄られた方に、 昔の映画や音楽の話は古くて時代遅れ ・・・・・ なんて先入観を持たれたくないのです。最新の情報はテレビやネットでも取得出来るため、このブログでそこに焦点を当てる必要はないのです。昨年どころか先週の出来事でも、多くの人たちにとっては古い ・・・ 陳腐化した話だと感じることもあるでしょう。 しかし、その出来事自体や内容は時空を超えて存在します。当然そこから学ぶこともあるでしょう。
そして、 このブログでは内容は正確で分かりやすくをモットーに、 画像は楽しく見て頂けるものを目指しているのです。😊 でも、 趣味のブログですから、 どうぞ気軽にお訪ね下さい。
  • なお、ブログに掲載する写真はスターの公式サイトは勿論、新旧を問わず”Pinterest" に参加の皆さんの協力を得ました。大変有用な検索サイトです。さらに、自分のPCに保存している多くの写真を使うことになりますが、著作権等のチェックはほとんど不可能となっています。そのため毎回のように、掲載に支障のある画像がある場合には、ブログの管理会社経由のご指摘によって善処する旨を表示することにしています。
    商業利用が目的ではないことから、関係者のご理解をお願いしたいと思います。

  • I have many images saved on my PC, but it is almost impossible for me to check copyright.
    If there seems to be trouble in posting, please point out via the administrator. 
    I will promptly do the best.
    I want to say thank you everyone who registered for Pinterest and IMDb.
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ご来訪有難うございます。
前回は大画面映画(特にシネラマ70mmで上映された映画)と上映に伴う苦労などを紹介しました。そして、今回は久々のオーディオ編ということで、ハイレゾについても触れたいと思います。趣味の世界の自由気ままなお話しですが、どうぞお付き合い下さい。
なお、 以下に掲載する写真は、今回のオーディオ趣味のお話しとは直接関係はありません。
また、掲載順はランダムです。 各地ゆかりのオーケストラをもっと多く掲載したかったのですが、まずはPCにある写真から重複も含めて組みました。どうぞご了承下さい。

ところで、TBS『陸王
👆(原作 池井戸潤) の二度のロケが我らが街、豊橋市で行われました。 ここで、東三河のPRも兼ねて写真を掲載させてもらいます。豊橋ロケ全画面表示でどうぞ。)
●① 陸王
(写真は大村知事twitterと豊橋市の東三河食糧株式会社さん、TBS提供のものを掲載させて頂きました。有難うございました。)

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【音楽を聴く環境にも年々変化が…】
好きな時に好きな場所で、好きな音楽が聴ける・・・こんなことは『オーディオマニア』という
言葉がまだ現役だった時代には、とても考えられないことでした。ところが、今では誰もが手軽に音楽が聴けるようになっています。そんな時勢に『オーディオ趣味』というのは時代錯誤かも知れません。しかし、オーディオ趣味の目的が、あくまでも音楽をより心地よい音でしっかり楽しむための手段と考えると、あながち時代遅れでもなさそうです。

このブログのオーディオ趣味編では、かつてのEP・
LPといったアナログレコードやFM放送(時にはライブ放送)、また、そのエアチェックやレコード盤からの録音再生での諸問題解決への苦労話をして来ました。特に、現役の Altec A7-500-8 については、自分にとって、心地よく鳴ってくれるまでの話には多くの時間を割きました。
結果として、『デジタル再生での補助ソフト』と『高音域担当 JBL 2405H』に少々手伝ってもらいましたが、エイジングの済んだ自作A7は当初の姿のまま、満足のいく音で活躍してくれています。プロ用機器の性能の維持・・・耐久性等には、本当に感心します。
 
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② NHK交響楽団 (東京音楽大学合唱団)
  (※ NHK交響楽団は、お気に入りのオーケストラ! テレビでよく聴くことが影響しているかも知れませんね。)
では、 シャルル・デュトワ指揮のN響、 シベリウス作曲 交響詩 フィンランディア
です。
     この曲は、 ダイ・ハード2にも使われており、 中間部はフィンランディア讃歌
👆讃美歌としても親しまれて来ました。
 せっかくの機会、中間部をEnsign Symphony & Chorus(ジェニー・オークス・ベイカー) のヴァイオリンでお聴き下さい。
 
【オーディオ機器の性能差と価格差の乖離・・・】
音楽再生の入口で
音質の良否を決めるほど重要だったレコードプレーヤーとカートリッジ、オープンリール・テープやカセットテープのレコーダーなどのアナログ機器は、1988年以降、CDが市場に定着するに従い、徐々にその役割を終えることになりました。(復活の気配も !? )
今では、パソコンやスマートフォンでの音楽鑑賞が若い人の定番となっているとの調査結果もあります。その若者の多くが手のひらに乗っかる軽量スピーカーと小型のサブウーファーで音楽を聞いている!?・・・場合によっては、ヘッドホンがメインの再生機器なのかも?
こんな背景も、かつてのようにオーディオ機器が売れない原因のひとつだと思います。
また、
良心的な音響メーカーでも多く売れなければ大量生産でのリスクは避けざるを得ず、それでも真摯に高性能な音響機器を提供しようとすれば、その価格は大変高額になります。
そして、この機器がコストパフォーマンスを含め、オーディオ評論家やマニアから適正に評価された結果として売れれば、これを購入できる人々やメーカーには幸せなことです。

その一方では、高額なほど高音質だ!なんて、寄付金や水晶玉が高額であるほどに御利益があると信じる人々もいるようです。オーディオ機器には、その価格に見合う製品もあれば、一部には、まるでお金をドブに捨てるようなものもあると、私は思っています。
ドブに捨てる?表現が過激?  これは性能が劣るとか法外だと言うつもりはありません。
例えば、使いこなし次第で、自分にしっくり来る音づくりが出来そうな機器が手頃で適正な価格でも見つかるのに、安易に見栄えのする大変高額な機器を選んでしまう・・・おせっかいを承知で表現したものです。これについては、後半のハイレゾのお話しで触れたいと思います。

期待通りの優れた機器を適正な価格で提供しているメーカー・・・ 勿論、ありますが、私にはスピーカー以外のオーディオ機器、中でもアンプ類で見られる性能差と価格差の乖離の理由を的確に説明することは出来ません。
スピーカーやヘッドホンのように音を直接発生させる機器では、自分の好み(期待する音)に合えば『心地よい音』・・・『いい音』と感じられるでしょう。とは言え2組のスピーカーを聴き比べて『より良い』と感じた機器の価格が、予算の10倍どころか100倍だと分かった瞬間、普通のサラリーマンならそれを選択するのは、困難だと判断します。残念ですが。
   (注:この例では、試聴する部屋の状況には触れないでおきます。それこそキリがありませんから。)
しかし、その心地よい音が、たとえ自分の好みによる独善的な印象だった
としても、その音への憧れが自分の音づくりの大きな指針になるかも知れません。
奥の深~い趣味の世界は、金持ちの道楽とは違います。浮いたお金は音楽ソフトや部屋の改善に回しましょう。
では、趣味の世界として、それが買えたとしたら? ・・・ 残念ながら、オーディオの深~い落とし穴にはまったことへの後悔の気持ちが・・・あなたを待っているかと思います。(笑)
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④Mantovani - Paul Mauriat
  (※ イージーリスニング曲の多くがメリハリのある音づくりでも、心地よい響きをゆったりと聴かせてくれます。)
     マントヴァーニ・オーケストラの「シャルメーヌ」
・・・ 半世紀以上前の録音ですが、今聴いてもいい音です。
         もう1曲、懐かしい林忠男のハープの演奏でジョン・バリー作曲「ある日どこかで
のテーマをどうぞ。

【生演奏で音楽が聴けることは・・・ 音楽鑑賞の環境として最良!?】
ここで、皆さんにちょっとお尋ねします。これまでにコンサートを含めて、生の楽器の音どれくらい聞いて来られましたか? 身近なところでは、リコーダー、ハーモニカ、ギター、ピアノ、オルガン・・・中学や高校時代にはブラスバンドのメンバーだったかも知れませんね。
これらは、演奏の出来不出来によらず、歌声を含め、確かに生の音です。
『いやあ、生演奏で聴くジャズ・ボーカル・・・特にバラードなんか最高‼』と言われるあなた、その音は、もはや生ではありません。 歌手の声は、マイク、ミキサー、アンプを経由してスピーカーから再生された音で、一部のオーディオマニアから音楽再生機器としての評価が低いとされる PA (Public Address) の一種 SR (Sound Reinforcement) の音です。 オペラや合唱は別として、 ジャズ等のボーカルをSRなしで聞かせる場面を私はまだ知りません。
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③Jazz Vocal
※"Vocal” の例です。  ジュリー・ロンドン
👆ミスティダイアナ・クラールのピアノとボーカルで👆恋の面影ペギー・リーの  👆ジャニー・ギター・・・はいかがでしょうか。もう一曲ペギー・リー👆So in Love・・・どこかで聞いた曲? そうです、 昔々、テレビで毎週。 どうもまだイメージが・・・と言われる方は、 懐かしい👆"So in Loveをそのままお聴き下さい。 
     そして、 極めつけはエラ・フィッツジェラルド
👆So in Love!(コール・ポーター作曲、ミュージカル"Kiss me Kate")
ところで、 写真右端の上段に映っているのは、Altec A5ですね。今にも歌声が聞こえて来そうです。 


  なお、クラシック音楽のコンサートの場合、基本的にはSR(音響機器)は使いません。 音の反射や残響の豊かさは勿論、収容人数等も計算した上で、SR(音響機器)なしでもしっかり聴取できるように、ホールが設計されているのです。
コンピュータもない200年以上も前の西欧・・・優れた建築家の手腕がホール建造でも発揮されたと思います。

このブログで、ハイファイ(High Fidelity) について触れたこともありますが、原音再生を際限なく求めても実現は困難⁉  それどころか不可能などとも言いました。そして、いい音の概念を『自分にとって心地よい音』と抽象的に表現しました。しかし、音楽の再生では、心地よければ良いとうい単純なものではないことも十分理解しているつもりです。

では、仮にこれらの生の音を完璧に再生出来れば・・・それが求められる音なのでしょうか?  生音の再生・・・それが可能だとしても、それだけでは不十分なことに異論はないでしょう。
それを私は、『録音』と『再生』との間で、
音づくりに関わる人の手で聴く人の感覚に訴える何かが加わって、はじめて音楽の楽しさや素晴らしさを感じさせることが出来ると思っています。(当然ながら、演奏者の頑張りの演奏があってのことですね。😊それには、作曲者や指揮者 (演奏者) の主張や気持ちを最大限尊重した技術者の音づくりの姿勢が必要でしょう。
なお、気楽に音楽を楽しむことを望んでいる現在の私にとって、
オーディオ評論家や多くのオーディオマニアの言う『原音再生は要りません。元より原音を知りませんからね。

私の場合、
生の音生の音楽の雰囲気・音場を基にしつつ、私好みの音づくりに努めるようにしているのです。それって原音再生への挑戦では?・・・皆さんを混乱させるつもりはありませんが、ちょっと  ・・・  いや、かなり違ったアプローチかも知れませんね。 あとで触れることにします。
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⑤ Pops Orchestra
クリック ➡
シンシナティ・ポップス・オーケストラボストン・ポップス・オーケストラミシガン・ポップス・オーケストラ さすがに楽しいポップス・オーケストラ! その雰囲気・・・クラシックとはちょっと違いますね。

【 趣味としての
音楽鑑賞・・・果たしてハイレゾでの再生が本当に必要か?】
ハイレゾの音楽ソフトが、ここしばらくの内に続々と登場しています。ネット環境の進歩もハイレゾの普及促進にずいぶん貢献していると思います。インターネットの普及は歓迎すべきことですが、音楽業界やオーディオ業界がハイレゾにこだわり過ぎることに、私は疑問を抱いています。音楽鑑賞を半世紀以上趣味にして来た私は、これまでレコード盤をはじめ、ここ30年近くはCDを聴いて来ました。 当然、 今のハイレゾではありませんね。

皆さんが趣味として、じっくり音楽を聴かれる時はリラックスした状態でしょうか?
それともスピーカーから流れる『いち音・いち音』に全神経を集中されるのでしょうか?
多くの方は、傍らにコーヒーなんかを置いたり、部屋の照明を若干落として、フワッとした状態で聴かれるのではありませんか?  私は、普段そういう聴き方をしています。 音楽をゆったりと楽しむための環境づくり・・・ 部屋の四隅の調光器付き照明やAltec A7をレースのカーテンで隠す等は、正にそのためです。スピーカーとのにらめっこは、もうしません。

かつて、レコード盤やカートリッジ針先の掃除、テープデッキのヘッドの掃除や消磁、さらには選曲  ・・・  オーディオマニアだった頃の私は、とても音楽鑑賞にのめり込める状態ではなかったかも知れません。それもオーディオの勉強だったとは思っていますが・・・。
そして、パソコンに取り込んだデジタル音源が音楽鑑賞のメインとなった現在、 そんな手間どころか、選曲や頭出しも簡単・・・タイトル、演奏者、作曲者、演奏時間も一目瞭然です。
私の音楽鑑賞の環境は、ゆったり、のんびりとリラックス出来るようになりました。
ハンレゾの話で、何故こんな話題をいくつも持ち出したのでしょうか? これも後ほど。 
                ☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚♪☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚☆*゚ ゜゚♪*☆*☆*゚☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚♪☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚⑥金城学院大学管弦楽団 kinjo14
    写真上段: 金城学院大学管弦楽団、👆名古屋フィルハーモニー交響楽団、大阪教育大学、大阪交響楽団  同  下段: 金城学院大学管弦楽団、豊橋交響楽団、南山大学管弦楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団   
 

【 Hi-Res:96kHz/24bit以上、 CD:44.1kHz/16bit 等・・・ 対応フォーマット FLAC or WAV・・・  
では、一般的なCDとハイレゾ音源とでは、音がどう違うのか?・・・残念ながら現在の私、その違いを体験したことがありません。そもそも我が家には、ハイレゾ対応の機器などありませんから、せっかくのネットの体験版も比較的調子の良いヘッドホンでの試聴です。
案の定、その差は実感出来ません。機器を全部ハイレゾ対応機に換えなきゃダメって?  Altec A7-500-8 がこれからもメインのスピーカーである限りは、他の機器をハイレゾ仕様に替えても意味がないでしょう。それに医学的な見地から、一般的には定年退職を迎えた高齢者の聴力・・・とても20kHzを超える周波数を音楽再生で認識することは出来ません。

従って、ハイレゾの楽曲は15kHzの聴取は勿論、20kHz以上を容易に認知出来る20歳位までの若者専用と断る必要があるのではと、皮肉を込めて言いたいところです。
『いえいえ、ハイレゾの音楽は聴覚器官だけで聴く訳ではない』ですって?・・・ エッ? 皮膚や骨で聴く?   それが脳に心地よいと感じさせる?    私にはこれに反論する術がないので、そうなんですか、としか言いようがありません。
ヘッドホンでの信号音のテスト・・・ 10kHzから音量が落ち始め、15kHzを超える周波数になると、ボリューム上げて行っても可聴域のノイズの微増以外、私には聞こえませんよ。それでも、しぶとく音楽鑑賞に不満を感じることなんて・・・あまりなかったようです。
ということは、ハイレゾ音源でない今まで聴いていた多くのCDでも心地よいと音だと感じていたのは、どうやら私の思い込みや幻覚だったようですね。仮に、そうだとしても、私にとっては歓迎すべき幻覚かと思います。  長年のオーディオや音楽趣味では、むしろ錯聴・錯視などの錯覚を積極的に活用して来ましたから。

なお、20kHz以上の周波数の再生はともかく、ハイレゾ音源ではより繊細な音楽の再現が可能との説明があります。私は専門家ではありませんから、ハイレゾ規格については、詳細を述べることはしませんが、これを画像に置き換えて、少しお話ししてみます。
                ☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚♪☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚☆*゚ ゜゚♪*☆*☆*゚☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚♪☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚
⑦大阪フィルハーモニー交響楽団 & 東京交響楽団
  写真上段:大阪フィルハーモニー交響楽団、広島交響楽団、👆ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団👆札幌交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団 同  下段:東京交響楽団、瀬戸フィルハーモニー交響楽団、NHK交響楽団、鹿児島交響楽団、オーケストラ・ソノリテ   
 

【 少し道草をしましょう。】 
皆さんは、画像の再現に重要な解像度や色彩の再現性等を頭において、デジタル写真を撮ってみえるのでしょうか? その際、データ容量を無視してでも、 よりクリアな画像を望まれるのでしょうか? 可能な限り贅沢な画像を望めば、当然大容量のストレージの準備と処理速度等をはじめ優秀な機器が必要になり、動画ともなれば一層のことです。
しかし、現実には合理的な妥協が必要かと思います。趣味の場合、プリントはA4かA3版までと思いますので、プロに要求されるポスターサイズなんて、まずありませんね。
それでも『解像度は勿論、 A4版でも出来具合は遥かに良くなります』と言われたら一体どうしますか? 画像フォーマットは可逆圧縮のRAWで、1枚当たり数十MBを覚悟するタイプですか? 多くの方は、 標準の圧縮した数MBのJPEGで妥協されると思います。
これでもA4にプリントした場合、ほとんど遜色のない程に仕上がるのですから。でも、拡大鏡でじっくり見ればその違いが分るって?・・・ 仕上がった写真を虫眼鏡で検証することなんて、よほどの場合に限られますよね。(PCでの画像編集時の拡大はありますが) 音楽鑑賞での比較に戻すと、ゆったりとリラックスして聴くことと、 ぐったりするほど神経をすり減らして聴く・・・ 後者の場合、音楽鑑賞とは程遠いとも言えるでしょう。
さて、あなたはどちらのタイプですか・・・、ちょっと振り返ってみましょうね。

そこで、敢えて言えば、
生の音を数多く聞いて来た私の脳は、普通の音源での聴取でも、かつて聞いたり感じたりした超高音域を含めた高音質な音を合成しているのかも知れません。そして、これまで生の音や多くの優良なコンサートで高音質?な音を聴いて来なかった人は、『今までにない新たな高音質!』との刷り込みにより、その音質を評価してしまうのです。こういった方にお勧めします。厳格なブラインドテストへの参加を。
 (勿論、これは冗談ですが、そんな冗談もオーディオ界ではOKなんですよ。)

オーディオ機器のブラインドテストの結果は興味深い!】
ブラインドテストは皆さんもご存知かと思います。 テストする商品を隠すことで被験者の先入観を排除して評価する方法です。 勿論、スピーカーのテストも興味深いのですが、やはりアンプの評価結果に最も興味があり、かつ不思議に思うのです。そのため、テストの結果を見る時、私はふたつの受け止め方をするようにしています。

ひとつ目は、結果が予想と異なり、普及品の方が高額な機器より高い評価を受けたのは、基本性能に重点を置き、必要な機能を絞り込んだことで、大量生産でのコストダウンに成功、かつ音づくりに背伸びがなく、テストの際に他の機器との相性も良かった。一方、高額な機器は、基本性能は勿論、各部での使用部品も厳選、機能面でも充実・・・しかし、他の機器との相性やテスト環境等の関係で、実力が十分発揮出来なかった。

ふたつ目は、たとえ経験豊富なオーディオ通とは言え、評価を人がする限り、ある種の期待があり、より期待値に (好みとも言えるでしょう) 沿った音やメリハリや量感等?を感じる方(普及品)を高く評価した反面、色付けや個性が少なく、素直過ぎる優等生的な高級品の方は、目立つほどの魅力に乏しいと感じ、結果として低い評価となった。

これって、高級品と言われる機器の擁護じゃないの? と思われるかも知れませんね。
そう言うことではありません。多くのブラインドテストは、おそらくしっかりした明確な設定(比較機器の状態維持の公正さや
評価の基準等)の上でなされていると思います。
しかしながら、アンプの切り替えに気付くこと、即ち比較対象の音の違いが判ることと、どちらの機器の音質が優るということとは、明確に次元が違うものだと思います。

私がこのブログでお話しして来た『いい音』や『心地よい音』は、自分が感じるもので、ブランドや機器の見かけで判断するのは、オーディオ趣味の落とし穴や泥沼にはまってしまう危険をはらんでいるということです。
一般論として、良心的なメーカーがいたずらに売れにくい高額な価格を設定するなんて思えません。 国産メーカーの高級品は、特に品質にこだわり、端子ひとつにも妥協を許しません。耐久性や動作の安定性等は、普及品とは比べるまでもありません。でも、再生されるスピーカーやヘッドホンの音から、それが分かる人は多くないでしょう。
オーディオ機器の多くは通電してボリュームを上げたからといって、その瞬間からその良さを発揮してくれるとは限りません。
他の機器や部屋の状態をしっかり把握した上で、忍耐強く使い込んでいくうちに、その良さを一層活かした音楽が再生出来ると思います。
普及品から過不足のない良い音が聴けることも、高額なのに高級品らしからぬ音になることも、使い方、使いこなし次第ということがあり得るからです。
                ☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚♪☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚☆*゚ ゜゚♪*☆*☆*゚☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚♪☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚⑧東京交響楽団、椙山女学園、九州交響楽団
 写真左~
👆東京交響楽団椙山女学園大学シンフォニーオーケストラ&椙山フィルハーモニーオーケストラ、九州交響楽団

ハイレゾ音源 ブラインドテスト 】想像以上に大変な準備と疲労困ぱいのテスト
各種のオーディオ機器などの厳格な選定とセッティング・・・被験者の聴取条件の固定等々、大変な準備が終わって、はじめてハイレゾ音源の信頼しうるブラインドテストが実施可能となります。 既存のソフトだけでなく、必要に応じて新規に作った機器などで生演奏をハイレゾ録音した音源を使用することもあるようです。本当に大掛かりな準備です。
しかし、いろいろなテストのデータから、冷淡に表現すれば、ほとんどの人は20kHz以上の超高音域が弁別出来ない、というものばかりです。もっと平易に言えば、ごくごく一部の人を除き、選び抜かれた被験者が必死になって試聴に挑んでも、ハイレゾ音源の音質の違いを明確には認識出来なかったということですね。勿論、いろんな企業等では研究途中ということもあり、ハイレゾ音源での音楽聴取による心身への影響(効能等)を一概に否定するものでないことに触れた部分もあります。私も自分の未知の領域、あるいは20kHz以上の周波数が聞き取れないからと言って、ハイレゾの影響や効能、ましてや聞き取れた人について否定することはありません。

さあ、これで皆さんの音楽鑑賞時の様子などをお尋ねした訳も、お分かりかと思います。
ゆったり、フワッとしたリラックス状態では、とてもハイレゾ音源や超高音域(20kHz超)の明瞭な聴取は困難ということかも知れません。どうぞ死にもの狂いで挑戦して下さい。

【 音楽の再生・・・ 音像全体を調和の取れた芸術として聴きますか?】それとも・・・
これまで素晴らしい演奏や心地よい音や音場と感じた音楽の数々が、 当時の録音技術から必ずしも優秀な周波数特性ばかりではなかったことに、気付かされることもありました。
はるか昔、よく出掛けた懇意のオーディオ専門店でゆったりと聴いたジャズやクラシックには、ハッとする名盤もたくさんありました。
おそらく1950年代後半や1960年代に録音されたレコードだったと思います。 モノラルもあればステレオもあったかと思います。

そして、当時から音楽誌やオーディオ誌での高級機器に対するオーディオ評論家の論評に、首をかしげる表現が多くあることが気になりました。一例が『・・・定位がはっきり判る・・
●エストニア国立交響楽団& トラベリング・オーガスト資料
     エストニア国立交響楽団の演奏で ショスタコーヴィチ作曲
👆交響曲第4番ハ短調 作品43 第1楽章」をどうぞお聴き下さい。 ※ 上図は、オーケストラの楽器の配置例です。会場の規模等で、さらに大きな音量が必要な場合、 楽器の数を追加することも  あるようです。また、大ホールでのポップス・オーケストラ・・・SRを使用する時には、スピーカー群がステージから遠くなる  に従って、徐々にディレイ(遅延)をかけて、生の音の到着に合わせた再生となります。

楽器の定位が判る!? ・・・ コンサートの音響とCD等の再生音・・・ 》
大編成のクラシック・コンサート・・・私の席のほとんどは中央辺りでしたが、ホールの心地よい響きのためか、楽器の定位を認識することが出来ませんでした。当然、各楽器の音色等も・・・柔らかく丸まった印象でした。それでも、その演奏はしっかり楽しめました。
また、SRが活躍するポップス・コンサートでは
基本的にはSRはモノラルにミックスダウンされる上、ホールの残響もあり、こちらも楽器の定位も不明瞭でした。最前列ならば認知出来たかも知れませんが、離れた席からでも楽器群の定位が分ったとすれば、視覚の補完によって脳が定位を感じさせたと思われます。これも錯覚のひとつかも・・・。たとえ、生演奏であっても、比較的小さな会場の前方の席でなければ、明瞭な定位の認知は困難なことでしょう。先入観をなくすために目をつぶる必要はありますが。では、正確に定位が認知出来なければ、コンサートでは音楽を楽しく聴けないものなんでしょうか?
 ※なお、上の👆ポップス・コンサートは、エンニオ・モリコーネ作曲の映画『ニュー・シネマ・パラダイスのテーマ曲!
  トランペッター、 クリス・ボッティと世界的チェリスト、 ヨーヨー・マとが共演したコンサート映像です。素晴らしい。
 もう一曲、ミシェル・コロンビエの名曲 『Emmanuel』をクリス・ボッティとルチア・ミカレッリのバイオリンでどうぞ。
さらに、もう一人、♫ クリスティーナ・レイコ・クーパーのチェロでもEmmanuelをどうぞ。


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●②Recording hall and studio examples
(参考:左端のコントロール・ルームでは、演奏者の主張に沿いながらも、彼らの演奏をより魅力的なものにするための技術者 の挑戦が待っています。また、 時にはホールでの響きの調整も・・・ 写真4列目では残響増強のため客席に合板を敷いています。)

それでは、レコード盤やCDでの聴取では、どうでしょうか? 
クラシックの昔の名盤・・・コンサートホールで聴くような柔らかく温かい印象を受けます。 比較的新しい録音でも各楽器の定位などは不明瞭で、弦楽器・管楽器・打楽器群がおおよそこの辺りに陣取っている、という程度です。ある評論家が言うような、各楽器の配置まで感じられるということはありません。私のオーディオ機器や聴力のせい? そうなの・・・⁉ 協奏曲等でのソロ楽器では確かに方向は分りますが、指使いが感じられる程の繊細さ・・・そう思えばそんな感じが・・・その程度のものが聴こえるかも・・・。小編成の室内楽などではそれに近い印象で聴けることもあるでしょうね。しかし、私の場合、個々の楽器の音質や奏者の腕前を聴くこと以上にクラシックならではの美しく調和した響きや音場を求めます。
それらの音場の中でこそ、卓越した技量の奏者が引き立つと感じるからです。

一方、イージーリスニング等のポップスでは?・・・ これは楽器によっては明瞭過ぎる程の定位感や分離の良さを感じさせるものもあります。ギターやピアノをはじめ楽器のソロ・パートやボーカルでは、 弦を擦る音や息使いなどがしっかり聴けることも・・・。
従って、コンサートとは全く雰囲気の異なるミキシングの手腕を楽しむことが出来るかも知れません。そのため、アレンジと相まってオーケストラ独特の音づくりが楽しめます。
また、コンサートの雰囲気を活かそうとすれば、 それがブース毎でのオンマイク録音だとしても、音楽全体としてのバランスを重視したミキシングを心掛けると思います。
そして、録音がホールかスタジオかを問わず、 仕上げのスパイスとして残響を含めた各種のエフェクト (音響効果) も加えることでしょう。当然、楽器の定位や繊細さ等の調整は、演奏者や音響技術者らの綿密な打ち合わせを通して、適切に決められる筈ですね。
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●①Recording Studio examples
【 耳障りな音づくり?・・・ ハイレゾを含めた音源をそんなものにする筈がない? 】
繊細さをしっかり再生出来ること・・・いろんな楽器の基音や倍音を遥かに超える超高音域まで再生出来ること ・・・  それが『音源』や『オーディオ機器』の良さを表しているかのような評論はなかなか受け入れ難いと思っています。
スピーカーは別として、各種のオーディオ機器が20kHzまでは必要な特性を保持して再生出来るのは言うまでもありません。しかしながら、
多くのクラシック曲の演奏では、楽器の基音や倍音成分がわずかになって来る高音域(10kHz~13kHz辺りかと思います。) から20kHzまでの約1オクターブでは、徐々に音圧が低くなっていきます。
仮に、 音圧の下がって来る高音周波数帯を録音時や音源づくりの際に、基音や倍音ほどの音圧まで増幅し、音源の周波数をフラットに出来た場合に再生される音は、果たして生々しく心地よい繊細さを感じるさせるものになるのでしょうか? 
こんな音づくりを繊細でいい音と感じる人・・・ いるとしても、音は好み! それも趣味のうちですけれど・・・。

そして、そんな繊細な音を余すところなく再生できる機器がスピーカーの場合・・・私には
可聴域の高音部分に、耳障りなノイズが大量に乗っかっている印象すら持ちました。
実は、オーディオ・ショップでの実演や自宅の音楽編集ソフトを使って ハイレゾサンプルなるものや20kHzまで入ったCD音源で、 概ね前述のテストを度々やって来たのです。
既にお話ししたように、私には15kHz以上は聞こえませんが、JBL 2405H用アッテネータを全開にしてみたり ・・・いろいろ試しているうちに、適当な音量でトゥイーターが頑張ると何か繊細な雰囲気を感じることが出来ました。
これこそ、以前聴いた西欧の名器から受けた雰囲気 !? ・・・ いいえ、 ある程度の高域の主張は繊細さが感じられる要素のひとつかも知れませんが、そんな音や音場は、生の音からは絶対聴こえて来ないと、 中音域の充実 を重視しながら音楽全体の輪郭が感じられるような音や音場を求めるようになったのです。ハイレゾや超高額のオーディオ機器、趣味の世界での出来事、勿論、これらを否定するものでありませんので、どうぞご承知下さい。
    分りにくい内容ですから、敢えて誤解を恐れずにその概念を補足してみますね。
    音楽全体をピラミッド型と仮定します。低音部はその下部、高音部は頂上辺り、そして、その間が中音部です。
    基礎部分は当然ながらどっしりと、頂上の鋭さは
存在感があっても その大きさはかなり控え目ですね。そして、
    このイメージの再生は、 機器の能力もありなかなか困難です。そこで、 聴けている、 聴こえるという錯覚の活用・・・
    このお話しはこのブログの音づくり編をお訪ね下さい。)

【 倍音の活用についての研究 】
そしてそれ以来、低音や高音での倍音の活用
👆にシフトしたという訳です。かなり無駄足
踏むこともありましたが、それも自分の音づくりの勉強になったと考えています。
【 倍音の活用・・・脳が作り出す低音
(Missing Fundamental)について】
日本テキサス・インスツルメンツ株式会社営業技術本部マーケティング応用技術統括部ソフトウェア開発(日経クロステック)
👆Phile-web編集部  👆SONY Marketing Inc. 👆Yamaha Corporation    
👆週刊アスキーのYamahaの技術の紹介   
聴覚の錯覚を積極的に利用する発想の転換での技術の成果ですね。 どうぞご参考に。 

さて、皆さんはどういった音や音場を求めていますか? 自分のお気に入りの音づくり
音楽をより楽しく聴くため、ちょっとした工夫や努力・・・いかがでしょうか。
(このブログ最上部右欄のオーディオ趣味の空白に『音づくり』と記載して検索すると、私の音づくりの号に飛びます。)

【 TBS『
陸王』・・・自分を変える、 覚悟はあるか。・・・ 最終回、是非見てみましょう!
●②TBS TV 陸王
 最終回の豊橋ロケでの愛知県民・豊橋市民の熱い声援を全国の皆さんにお届けします。挿入曲原曲はホルストJupiterです

今回、長編となりましたが、最後までお付き合い頂いたことに感謝を申し上げます。
 Speaker for Jazz  Altec A7-500-8     Vintage Audio   
 ☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚
 
なお、 その音づくりへの真摯な姿勢や安易な妥協をしない製品づくりで、 私も気に留めて
いる埼玉の大山美樹音氏が親指に大怪我!とのメールを受け取り大変驚きました。
結果として適切な治療のお陰で、治癒に向かっているとのこと、まずは一安心です。
こんな時でも、信頼できる社員さんのお陰でお仕事への影響も最小限で済むとのこと。
どうぞ無理をせず、しばらくは社員さんに製品づくりは任せて、治療に専念されるよう
お願いします。 私もかつて、手作業がメインとは言え、丸鋸も使っていましたので、
便利さの裏に大きな危険が潜んでいることも知っています。社員さんもご注意下さい。
そして、これからも良い製品を提供して下さることを願っております。
このブログ、あくまでも商業目的でないことからも、具体的なことには触れませんので、
大山美樹音さん、どうぞご理解下さいね。

 ☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚

参考資料:西口敏行博士のハイレゾリューションオーディオの研究の要旨
        http://www.uec.ac.jp/about/publicinfo/pdf/A544.pdf

 さらに詳細を知りたい方は、電気通信大学学術機関リポジトリをどうぞ。
https://uec.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=1152&item_no=1&page_id=13&block_id=21
  上記のページで西口敏行氏の博士論文全文のPDF版を見ることができます。
     
また、山本竜太氏、金只直人氏、水町光徳氏のハイレゾリューションオーディオの音質評価
という論文もあります。こちらもご覧下さい。
     https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjiiae/1/2/1_52/_pdf


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ご来訪頂きまして有難うございます。
前回は『大脱走』(The Great Escape:1963年公開)でのスティーブ・マックイーンをはじめ、共演者たちのお話をしました。そして、スティーブ・マックイーンの第二弾はテレビの西部劇『拳銃無宿』(Wanted Dead or Alive)で頭角を現し、その人気を決定づけた『荒野の七人』 (The Magnificent Seven: 1960年公開) やブリット (Bullitt: 1968年公開) など、寄り道がいっぱいのお話しをしたいと思います。例えば名前の出た共演者やその作品、せっかくですから印象的なシーンを選んでYouTube他で紹介したいと思います。
ネタバレが心配? 四半世紀から半世紀も前の映画ですし、 皆さんもきっと見られているはずだから大丈夫!と勝手に判断しました。(笑) おそらく改めてDVDやBlu-ray Discで見たくなります。 かなり盛沢山ですので、リンクへのクリックは、取り敢えず気になるところだけにしましょう。 そうしないと時間がいくらあっても足りません。)
※拳銃無宿 Wanted Dea or Alive H700
『拳銃無宿』は1958年から1961年頃(日本での放映は翌年から約2年間)まで放映された賞金稼ぎジョッシュ・ランダルが活躍する西部劇です。 この中でランダルが使う銃が特徴的で、ウィンチェスターライフルの銃身と銃床を切断したものでした。  大きくて重いそんな銃で、主人公ランダルの早打ちは大丈夫?という心配をよそに、時にはランダルの早打ちを見ることが出来ました。(この銃、日本では主人公の名に因んで「ランダル銃」という呼び名がありました。米国ではMare's Leg)
※拳銃無宿 H720
ランダル銃が登場・・・ウェスタン:Once Upon a Time in The West 】・・・トリヴィア
そして、この銃のインパクトが強烈だったからか、セルジオ・レオーネ監督の『ウェスタン(Once Upon a Time in The West: 1968年公開) のオープニング・シーン、三人の殺し屋のひとりに扮したウッディ・ストロードがこのタイプの銃を持って、チャールズ・ブロンソンが乗った列車を待ち構えていました。銃のクローズアップもあり、こんな銃のストロードとやり合うブロンソンの運命は・・・予感は的中?! でも、ブロンソンが主役ですから・・・(笑)
実は、レオーネ監督の頭には、当初この三人の殺し屋についてとんでもない?構想があったようです。それは、続・夕陽のガンマンで共演した3人のゲスト出演というものでした。
クリント・イーストウッドリー・バン・クリーフ、そしてイーライ・ウォラック・・・残念ながらイーストウッドを手配できず・・・残念ながら?・・・幸いにも?これはボツになりました。(笑)
① Once Upon a Time in The West H700 ++
〔役者以外も演技!?〕・・・ハエ君の登場!
【オープニングで殺し屋のひとり(ジャック・エラムまたはイーラム)の顔を這いまわるハエを相手の長~い長~いクローズ
アップのシーンがあります。長いこと以外に気にならなかった人はそれでよいのですが。かつて入れ替え制導入前の映画館・・・私は支障がない限り、続けて2回、出来れば3回同じ映画を見ることにしていました。勿論、映画にもよりますよ・・・。 すると、冒頭のこのシーンは次に来る展開を暗示しているように感じたのです。 長椅子の側板にとまったハエ・・・銃を抜くエラム扮するスネイキー・・・たかがハエ一匹を銃殺するのか?と思った瞬間、一気に銃口を側板に押し付けてハエを銃身に閉じ込めてしまったのです。ひょうきんで頼りなさそうな殺し屋・・・ところが、ここでタダものでないと思わせます。これが恐そうな他の二人では、その落差はさほどのものではありませんが、エラムだから効き目があるのでしょう。 そして、しばらく銃身の中でもがく羽音を聞いた後、ハエを逃してやるのです。余裕の殺し屋となりました。(笑)   さすがにレオーネ監督、ハエを役者に雇ったようです。 では、トリヴィアです。監督はどうやってハエに演技をさせたのでしょうか? ハエへの報酬は? ハエは一匹、安くついた?  一匹だからいいのです。汽車でやって来るブロンソン扮するハーモニカひとりですからね。
真面目に考えては体に悪いので、早々と答えを言います。 エラムのヒゲ面に薄く蜂蜜やジャムを塗り、画面に映らない顔の下の瓶からハエを1匹ずつ逃がしたのですよ。勿論、ハエのこと・・・瓶を出てからどこへ行くのか尋ねるわけにもいきませんが、甘い匂いに誘われてエラムの顔にとまったハエ君がいたことで、あのシーンの撮影に成功しました。
待機していたハエ君たちの数・・・私は知りませんが、演技をしたハエ君への報酬は・・・蜂蜜やジャムでした。(笑) 】

※Once upon a time in the West 01
ウェスタン』でシャイアン役ジェイソン・ロバーズ、はじめは極悪非道の悪人!といった感じでしたが、映画が先に進むほどに人間味のある人物として描かれており、ファンになった人も多いかと思います。
ジェーソン・ロバーズにまつわるトリヴィア】
ウェスタン』撮影初日、ロバーズはぐでんぐでんに酔っぱらって現れた。怒ったレオーネ監督は、次にこんなことがあればクビだ!と息巻いたが、その原因がロバート・F・ケネディが暗殺されたことにあり、その日は演技が出来ないほどに打ちのめされていたこと知ったレオーネ監督は撮影を中止した。 その後、ロバーズが撮影が終わるまでシャイアン役を無事(真面目)に演じきったことは、完成した『ウェスタン』を見ればわかりますね。

一方、今までの多く映画で、善良で真面目な人柄がにじみ出る役柄を演じてきたヘンリー・フォンダ (Henry Fonda) がこの『ウェスタン』では何と悪役という設定。しかし、 さすがに圧倒的な存在感を見せつけました。映画も終わり近くのチャールズ・ブロンソンとの決斗シーンクリックをどうぞ。
ところで、当時、日本や欧州で好評だった『ウェスタン』・・・アメリカでは今ひとつ盛り上がりませんでした。その理由として、アメリカの良心を体現する俳優と言われるヘンリー・フォンダの悪役を多くのファンが望まなかったからと言われています。以前このブログでも触れた『十二人の怒れる男』(1957年シドニー・ルメット監督作品)をはじめ『ミスタア・ロバーツ』『荒野の決闘』『西部開拓史』『バルジ大作戦』『ミッドウェイ』など、多くの出演作品があります。 また、彼の最後の作品となった『黄昏』On Golden Pond(1981年マーク・ライデル監督作品)では、アカデミー賞主演男優賞を受賞しました。
※Jason Robards and Henry Fonda H700

イーライ・ウォラック Eli Wallach について
お話が『荒野の七人』から脱線することも多くなりますが、トリヴィア・・・ご了承下さい。
この映画が「映画界の巨匠 黒澤明監督」の『七人の侍』の西部劇版リメイクであることは、皆さんもご存じかと思います。また、『荒野の七人』については、 さわりの一部をYouTubeでご紹介していますので、是非前回もご覧下さい。
ジョン・スタージェス監督の『荒野の七人』の成功で、スティーブ・マックイーンの他にも、チャールズ・ブロンソン、ジェームズ・コバーン、ロバート・ヴォーンなど、将来が嘱望される俳優を発掘した映画になったと思っています。
また、盗賊団の首領カルヴェラ役のイーライ・ウォラックも独特の雰囲気を持つ、私の好きな俳優のひとりでした。 悪役カルヴェラのイメージから、その後出演したシネラマ超大作『西部開拓史』(How the West Was Won:1962年公開)でも無法者の首領を演じました。
とは言え、彼の人間性がにじみ出る悪党役・・・どこか憎み切れないものを感じるのですが、 如何でしょうか?    それを特に感じる映画がクリント・イーストウッド The Good (善玉)、   リー・バン・クリーフ The Bad (悪玉)と共演したセルジオ・レオーネ監督続・夕陽のガンマン/地獄の決斗』(The Good, the Bad, and the Ugly: 1967年日本公開)でした。
※イーライ・ウォラック& 銃の概要説明
上の写真は、イーライ・ウォラックのいろんな雰囲気をお伝えすると共に、荒野の七人で出てくる銃のお話しを少しでも分かりやすくするために掲載しました。西部劇が好きで、もう少しコルト45について知りたい方はYouTubeをどうぞ。

イーライ・ウォラック (Eli Wallach) は The Ugly・・・卑劣漢と訳されています。但し、一部の予告編等でリー・バン・クリーフをThe Ugly、イーライ・ウォラックをThe Badと言っているものがありますが、映画本編では正しく表示されていますので、このEnding Scene クリックで確認出来ますよ。) で決斗後の字幕を見て下さい。
でも・・・なぜ、そんなことに? イタリア語から英語への翻訳ミス!とのことです。 (^_^;)
Uglyの使用例には、The Ugly Duckling (アンデルセンの童話、みにくいアヒルの子)、そうそう!皆さんもよく耳にする「キモかわいい」といった雰囲気・・・puglyなんて言い方もあるみたい。カワイイわんちゃんのパグ (pug) +みにくい (ugly) の合成語 パグリー pugly、"pretty ugly" もあると聞いています。それに"Ugly Betty"という人気TVドラマもありましたね。・・・かっこいい悪役イーライ・ウォラック擁護の余談となりました。2014年没〕
   ランダル銃からかなり脱線・・・お待たせしました。本題に進みます。(笑)

【荒野の七人・・・秘話?! 】
The Magnificent Seven(※2016年リメイク版ではありません。)
※①荒野の七人 H719
さて、これが秘話はどうかはともかく、荒野の七人でのユル・ブリンナーは、いろんなシーンでスティーブ・マックイーンが目立つことに苛立っていたようです。オープニングの埋葬に向かう馬車のシーンでは、マックイーンがショットガンに弾を込める前の一瞬、耳元で散弾銃シェルを振ってみたり、日差しを確認するようにカウボーイハットを脱いで空にかざしたり、ほんの些細な仕草なのに、ブリンナーよりうんと目立っていました。 その後もマックイーンは観客の視線を自分に集めるかのように、ちょっと帽子のつばに触れてみたり、それどころか多くのアクションシーンでは帽子を脱いでいます。 他の俳優たちが、ほとんどのシーンでカウボーイハットをかぶっているのとは対照的ですね。
ブリンナーはこれに怒って『それを止めなければ、私も帽子を脱ぐぞ!そうすれば、その後のシーンで君を見る観客は誰もいなくなる!』とまで言い放ったようです。これはブリンナーのトレードマークのスキンヘッドを見せる、ということですね。実際にブリンナーは溝堀り作業のシーンでスキンヘッドを見せています。   それでも、 おそらくその後のシーンは ・・・ やはり ブリンナーよりマックイーンの方が注目されたと思いますよ。(笑) 

【スティーブ・マックイーンが目立つワケって?】
※マックイーンは何故目立つ
※何故、マックイーン扮するヴィンは目立つのか ・・・ ブリンナーではありませんが、私が感じるところをいくつかお話しします。
ヴィンは流れ者(The Drifter)の設定です。そのため他の6名とは服装から異なっています。 ガンマンのブリンナーやヴォーンとは対照的です。 どこかでカウボーイをしていたのか、まるで『ローハイド』の1シーンから抜け出したように、いつもジーンズの上にチャップス(Chaps) を付けています。また、 カウボーイハットは 他の誰よりも汗じみのような汚れが目立ちます。常識的には7人の中では、一番カッコ悪い身なりとも言えます。
しかし、これが役作りだとすればカッコ悪さが逆に目立つことにもなりますね。 そして、 極め付けは・・・そうです、 ホルスターから銃身がはみ出す銃でしょう。 早打ちに不利な銃は、ガンマンでないことを表しながら、ショットガンの扱い方などに精通したその人物像は複雑に見えます。 さらに、 いろいろな苦労を重ねて来た流れ者の落ち着きのなさなど、 動きの少ない場面で帽子や額を触ったり・・・ちょっとした表情も増幅されるでしょう。目立つ!


両者とも自己主張がかなり強い役者・・・競争の厳しい映画界では、こんなことは当然かも知れません。この動きは他の俳優にも影響を与え、彼ら皆がスタントマンを使って目立つアクションシーンを作ろうとし始めました。そして、ブリンナーは自らが望んだマックイーンのヴィン役への起用・・・後悔したそうです。  その後、皮肉にもマックイーンをはじめとした俳優さんたちが、大いに活躍することになりましたね。そんなシーンのいくつかを、私なりに映画から切り出してみようと・・・。皆さんへのトリヴィア提供のためですよ。
※Steve McQueen gun-shot H800
上はスティーブ・マックイーンの見せ場の一部です。盗賊を追うため馬に走り寄るヴィン・・・飛び乗る直前、 急に髪が伸びます。 たとえ、 主役クラスの役者が危険を伴うシーンを自分でやりたいと主張しても、万一の場合を想定する監督や映画会社はスタントマンを用意します。(今はCG合成・・・何でも可能ですが。)仮に大スターが大ケガでもしようものなら撮影は延期、最悪の場合には製作中止などの大損害を被ることも起こりかねません。 当然、映画会社側はこれを回避しようとしますから、これは大目に見ましょう。
中央と右端はコルト45 シングル・アクション・アーミー「キャバルリー(愛称)」(銃身長:約19cm)での早打ちシーンです。
ホルスターからはみ出すほど長い銃身の銃は本来早打ち用ではないそうですが、マックイーンは見事な腕前を見せてくれました。
また、他の6人の銃は、ほとんどが同じコルト45ながら銃身が約14cmの「アーティラリー
(愛称)
」を使っているようです。
(但し、銃については映画の中かモデルガン程度しか知らないの素人の私、記載に間違いがあってもご容赦下さい。)

※The Magnificent Seven + H800
※西部劇でのカッコよいアクションシーン・・・その一番は何と言っても早打ち! 私のように何度も繰り返し見る観客には、よりカッコよく見せる緻密な演出?が分かって来ます。 盗賊との銃撃戦に直面して銃をホルスターに収めることは考えられませんが、早打ちのインパクトを一層強烈にするためには、現実にはあり得なさそうな演出も必要なのでしょうね。
また、この演出は西部劇で売り出したマックーンの他、ロバート・ヴォーンにも使われています。上の左から2列目・・・中の様子を窓から確認したあと、拳銃をホルスターに戻し、ドアを蹴破っての早打ち! アッという間に3人の盗賊を倒し、人質を解放!
カッコいい! 「・・・ちょっと待った!」「・・・なあに、ヒゲ爺」・・・ヒゲなし爺だけど、空気を読まずに質問・・・。
ヴォーン扮するリーの銃!  飛び込む前の銃と・・・ちょっと違わない? どう見てもダブル・アクションのリボルバーでは?
シングル・アクションでは撃鉄を起こしてから、引き金を引く必要があるのですが、動画では撃鉄を起こす雰囲気を感じません。でも、あの名画「シェーン」での早打ち・・・実はダブルアクション・リボルバーをシングルアクションの銃に見立てて、敢えてファニングして見せました。とにかくカッコよく見える工夫、ヴォーンのこの銃・・・詳しいことは分かりませんでした。(笑)


ところで、この映画のテーマ曲も有名ですが、エルマー・バーンスタインが作曲したこの曲の録音時、オーケストラのメンバーだったのが、今や映画音楽の巨匠ジョン・ウィリアムズで、ピアノを担当していたそうです。オリジナル・サウンドトラック・・・注意して聴いてみます。
では、荒野の七人のテーマ曲Orchestra at Temple Square のライブでお聴き下さい。

前号でお話ししたように、同じジョン・スタージェス監督のもと「大脱走」で主役の座を得たスティーブ・マックイーンと共にチャールズ・ブロンソン、ジェームズ・コバーンも、大脱走では重要な役割を担って、その存在感を大いにアピールしました。(前号をご覧下さい。)

【ブリットBULLITT 】ピーター・イエーツ監督作品〕
荒野の七人から8年後、スティーブ・マックイーンのポリス・アクション映画『ブリット』 (Bullitt : 1968年公開) では、ナポレオン・ソロで人気を博したロバート・ヴォーン(チャルマース上院議員役)と対峙する刑事役で、再び共演することになりました。また、その6年後『タワーリング・インフェルノ』(The Towering Inferno : 1974年作品)では、消防隊のオハラハン隊長役のマックイーンとパーカー上院議員役のロバート・ヴォーンの共演も見ることが出来ました。この映画の主役、ポール・ニューマンとマックイーンがほぼ同格としてクレジットされました。共同製作の映画会社2社は二人の格付けに苦労したとのことです。
『タワーリング・インフェルノ』ワーナーブラザースと20世紀フォックスのそれぞれが超高層ビル火災をテーマにしたパニック映画の製作を計画しており、予算面から共同での製作となった作品です。
※Bullitt-H705
【ブリット秘話】(時間のある方は、アンダーラインのある青紫文字をクリックして動画を見て下さい。)
この映画の見どころのひとつが、サンフランシスコの坂道でのカーチェイスです。ご存じの通りマックイーンは運転が得意! しかし、この映画でも彼自身が危険なカーチェイスを演じることは制限されていました。それでもマックイーンは多くのシーンを自らが演ずることに執着したようです。その訳は ・・・『大脱走』のオートバイでの鉄条網越えの名場面が頭をよぎるからと言われていました。当初、これはマックイーンの運転によるものとされていたのですが、いつしかこれが彼の友人であるバド・イーキンズのスタントであることが漏れていたのです。エキストラを含め大勢のスタッフの目の前で繰り広げられたシーン ・・・いずれ知れることとは言え、マスコミ?からこれを問われたマックイーンは、事実を認めざるを得ませんでした。そして、これを大変恥ずかしいことと思い悩んだマックイーンは、その後の映画では、スタントを使うことを本当に嫌がったようです。
危険なシーンでのスタント、CG技術がなかった時代では当然のことと私は思っています。
従って、俳優が恥じることなど全くなく、逆にスタントマンやスタントウーマンは、スターに代わってこれらのシーンを演ずることに誇りを持っていたはずだからです。
※Bullit 001 H1050
『ブリット』では、高速で走る車がジャンプするシーンが多く続きます。また、急カーブでの危険なシーンもありますが、これらの多くは、やはり大脱走と同じくバド・イーキンズの運転です。(その後もイーキンズは、いろんな映画で運転のスタントをしていました。)
また、上中段の写真でバックするマスタングのシーンは、道を曲がり損ねたマックイーンがとっさに車をバックさせて、追跡を再開するところです。 本来ならカーブを一気に曲がるシーンでしたが、監督からも『カット!』の声がかからず、運よくカメラマンがそのまま撮影を続けていたのです。そして、運転ミスから生まれた迫力ある名場面となったのです。

※上の写真、左下のドライバー(ヒットマン:フィル役)はビル・ヒックマン Bill Hickmanです。俳優でありながら、有名なカーアクション・コーディネータ、勿論 自らもスターのカースタントをして来ました。 『フレンチ・コネクション』では、高架を走る電車 (地下鉄) に乗った殺し屋ニコリを追うカーチェイス  ・・・ ここでジーン・ハックマン扮する刑事ジミー・ドイル(愛称:ポパイ)の迫力満点のカーチェイスをこなしました。 なお、本編でビル・ヒックマンは麻薬捜査官の役で出演しています。
ハラハラドキドキのカーチェイスも見ものですが、思わず笑えるカーアクションもあります。映画007シリーズの第7作ダイヤモンドは永遠に』Diamonds are Foever (1971年 ガイ・ハミルトン監督作品)で、 ボンドのスタントとしてのビル・ヒックマンのカーアクションをご覧下さい。クルマは奇しくもフォード・マスタング! 色は真っ赤ですが・・・。(クリックをどうぞ)


大事故の危険が伴うカーチェイスで、運転のプロが代役となる必要性をご理解頂いたところで、先にお話ししたサンフランシスコの追跡シーンもう少しおまけしますね。
マックイーンが乗るマスタングの車内からの映像で、ルームミラーにマックイーンの顔が写れば本人が運転、顔が写らない角度にルームミラーを調整したものはイーキンズのスタントです。それと、マックイーンが運転するシーンで、彼はチューインガムを噛んでいますよ。これは、どうってこともないお話し!?・・・トリヴィアですからね。(笑)
※Bullitt H700
なお、この『ブリット』と時を同じくして、クリント・イーストウッド主演のポリス・アクション『マンハッタン無宿』(Coogan's Bluff : 1968年公開)が封切られ、後者はその後、『ダーティ・ハリー』や警部マクロードの原型となった作品でした。一方『ブリット』には続編もなく、マックイーンの刑事役はこれが最後となったようです。

そして、『ブリット』と『ダーティ・ハリー』(シリーズ)の音楽を担当したのが、ジャズ畑でもあるラロ・シフリンです。 彼の作品では『スパイ大作戦』『燃えよドラゴン』そして、『危険がいっぱい』では、ジミー・スミスのオルガンをフィーチャーした "The Cat"が有名ですね。 その他にも、「シンシナティ・キッド」「暴力脱獄」「太平洋の地獄」をはじめ「マンハッタン無宿」「戦略大作戦」「鷲は舞いおりた」「ラッシュアワー」シリーズ等、映画音楽だけでも多くのラロ・シフリンの作品があります。

荒野の七人のお話から随分と脱線もありましたが、多くのスターが故人となった今、有難いことに多くの思い出の映画を自宅で見ることが出来ます。しかし、かつての大スクリーンと素晴らしい音響、さらには大勢の観客と共有できる喜怒哀楽・・・映画館で感じた名作の魅力は
今でも忘れられません。
素敵な映画館 H700
お約束したジュリー・アンドリュース関連の作品・・・仕事が忙しくてなかなか準備が出来ません。エッ? リタイヤ爺だったのでは・・・。実は、定年退職後、依頼を受けてNPO法人の事務局長として、既に7年以上活動している現役なんです。豊橋市南端から名古屋まで往復4時間というハードな通勤!・・・ご納得かと思います。😊 そのお陰で元気なのかも!
では、次回も是非お立ち寄り下さい。お待ちしています。

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    商業利用が目的ではないことから、関係者のご理解をお願いしたいと思います。 
    また、映画や楽曲の紹介については、YouTubeなどへリンクを利用しています。感謝しております。 

      
  • I have many images saved on my PC, but it is almost impossible for me to check copyright. 
    If there seems to be trouble in posting, please point out via the administrator. I will promptly do the best.
    Thank you everyone, especially who registered for Pinterest. 
    I also appreciate IMDb and YouTube.
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 アポロ11号、人類初の月面着陸 (1969) ・・・アポロ13号、輝かしい失敗(1970)
★Apollo_11 (1) H700 ++
宇宙科学が進んだ現在でも、宇宙へ飛び出すことには大変な困難が伴います。それを半世紀も前の1969年7月、アポロ11号のクルーとNASAのスタッフによって、人類最初の月面着陸と無事生還という偉業が成し遂げられたのです。上の写真中央のクルー3人がその英雄たちです。ところが、これに続くアポロ12号での2度目の月面着陸成功した翌年1970年4月、月に向かったアポロ13号で大事故が発生したのです。その事故の詳細等については、のちにトム・ハンクスの主演で映画化されたので、ご覧になった方はご存知かと思います。
そして、リアルタイムでこの事故の成り行きを心配しながら見守っていた人々の中のひとりが私でした。
下の写真は、当時、私が切り抜いていた新聞記事の実際のスクラップブックです。当初からアポロ計画(NASAの月への有人宇宙飛行計画)全体を興味深く追いかけており、アポロ11号の大成功は勿論、アポロ13号の悲劇からの奇跡の生還!も目の当たりにしたという訳です。(注: 情報のデジタル化が進んだ現在、新聞や雑誌の切り抜き・・・もう、皆さんもしていないかも知れませんね。勿論、今は私も必要な情報はデジタル化してストックしていますので、切り抜きでのスクラップはしていませんよ。) 

【アポロ計画 "Apollo Project" に関するスクラップブック】
   (半世紀も前の新聞記事)Several newspaper articles about half a century ago.
★アポロ11&13 NASA資料とスクラップと愛用の辞書 コメント
これらのスクラップブック・・・いかにも時の経過を感じさせますね。 当時、宇宙開発の情報は新聞がメインで、これらの情報が掲載される気象や天文雑誌は月刊誌ということからどうしてもリアルタイムではありません。さらに、その頃のテレビやラジオからの情報では詳細が分からないばかりか、個人では保存することも出来ませんでした。(ビデオなんて、ない時代でしたから・・・)  そんなことから、当時の私はこれらの月刊誌・・・定期的に購読しており、断捨離の餌食になる十年程前まで本棚にありました。廃棄決断のきっかけは当然インターネットの普及ですが、溢れるばかりのインターネットの情報がすべて正しい訳ではないことも、頭において参考にしていますよ。😊

では、今回2本のお薦め映画をご紹介します。
アポロ13』 "Apollo 13"(ロン・ハワード監督1995年日本公開)
ライトスタッフ』"The Right Stuff"(フィリップ・カウフマン監督1983年日本公開) 
☆03宇宙飛行士とライトスタッフ・キャスト net +
アポロ13』はドラマよりドラマチック、なんて表現がピッタリのドキュメンタリータッチの作品で、説明の必要もないでしょうね。
その一方、『ライトスタッフ』は地味ながらも有人宇宙飛行への道筋をつけたマーキュリー計画を、面白おかしくも真面目に【正しい資質ライトスタッフ)】を描いた作品です。
なお、マーキュリー計画とは当時のソ連とし烈な宇宙開発競争を繰り広げた有人宇宙飛行の入口となる計画(1959年~1963年)でした。そして、船外活動を遂行したジェミニ計画、月面着陸を成功させたアポロ計画へとつながっていきます。これら宇宙開発の流れを含め、科学技術の変遷や成果を数多く見て来た私、・・・ただの年寄りの知識だけで終わらせたくないですね。大して役に立ちませんけれど・・・。(*^。^*)
≪上の写真説明≫ 左の4枚・・・上段の2枚は、実際のマーキュリー計画のパイロットたちです。そして、下段2枚は映画『ライトスタッフ』の出演者たちです。中央はケネディ大統領が宇宙飛行士のジョン・グレン氏からフレンドシップ7の説明を受けている写真です。
右端の上段は前述マーキュリー計画の7名、その下は映画でロッキードF104をバックにしたチャック・イエガー役のサム・シェパードです。
この2本はSF映画全盛のその時代、丁寧に事実に基づいて製作された作品だと思います。老若男女、大勢の皆さんにご覧頂ける映画かと、お薦めしたいと思います。
Apollo 13 & The Right Stuff for net H670
では、YouTubeで『ライトスタッフ(The Right Stuff) のエンディングを映像と音楽でお楽しみ下さい。
   
=工作編(オーディオ趣味) スピーカーボックス、オーディオラック、何でも作った!
工作編 ・・・と言っても、その写真はほとんどありません。多忙だった現役時代の定休日の日中は音の出る作業を主に行い、比較的音の出ない仕上げ作業等は夜中にコツコツと・・・とても写真と撮るなんて余裕はありませんでした。 ここに残っている作業途中の写真は、長期間、私の部屋での作業が続いていたことから、趣味の写真で残ったフィルムでたまたま撮ったという訳です。  
下の写真、右端のオーディオ・ラックは10日程で3本作りましたが、市販のキットではありませんよ。太鼓張りでは音に悪影響が出る懸念があり、合板をカットして作った強固なものです。従って、重いオーディオ機器を置いても、棚板がへこんだリ、たわんだリすることはありませんでした。丈夫なことから、現在は庭の物置内で整理棚として使っています。
★自作スピーカー H700++
スピーカー・ボックス(エンクロージャー)やオーディオ・ラックのようなミリ単位の精密さが要らない犬小屋等を含め、木工では必ずイメージ図と作業手順を含めた設計図を描き、これに従って作業をしていました。 特に製作期間が長期にわたる場合、これが作業の効率化やミス防止に不可欠だったからです。 また、スーパーウーファーに使用したいユニットのパラメータを基にした設計に1年以上なんてことも度々でした。パソコンのない時代・・・電卓片手に悪戦苦闘の末、出来た設計図をメーカーの担当者に送ってチェックをお願いすることもありました。しかしながら、スピーカーユニットの低音再生能力を重低音に特化して活かそうとすると、とんでもない大きさや重量になってしまいます。
結局は比較的小ぶりに収まる40Hzあたりまでの低音で妥協しました。それでも、製作途中で設計変更なんてことも・・・。 当初設計では開口部に接続予定の大きなホーンは設置スペースでの問題も発生・・・ しかも、その大きさの割に効果が低いことから、床をホーンの延長として利用するという計画を見直しすることに。   そのため、上下逆に設置して床の影響を減らす等々・・・低音部の音づくりは難しいと改めて実感する羽目になりました。(上の写真左から4枚、下は私の設計図例)
①サブウーファーの設計案
お気に入りメインスピーカーに、小型のサブウーファーを比較的低予算で簡単に増設できるなんて・・・重低音再生には、大口径ウーファーを収めた巨大スピーカーが常識だった40年以上も前には夢のようなことでした。 こんなことって、若い人たちには信じられないかも知れない!? では、その当時の重低音用ウーファーの広告などを紹介します。(*^。^*)
Woofer unit PR H600
こんな冗談みたいな大きさのサブウーファー、家で地震が起こせそうですね。中央のサブ
ウーファーは当時150万円 ・・・仮に買えたとしても、今度は設置できる部屋が・・・。
やっぱり不可能への挑戦!? 結果として、低域再生周波数で妥協して自作することになりました。良質な重低音は、高音部に比べるとはるかに困難が多いと身に染みたようですね。
それに、エッジの柔らかいウーファーでは、以前にもレコード盤の再生では低周波?によるウーファーコーン紙にふらつきが出ることがあり、20Hzへの挑戦はおろか、パワーアンプのサブソニック・フィルターで常に30Hz以下をカットしていました。(^_^;) そのため、 
口径46cmウーファーの現物がありながら、設計段階で製作を断念することになりました。 
我が家では、大きいことは・・・良くないこと・・・♪ ・・・でした。
   Super Woofer,  Sub Woofer,  Big Loudspeaker,  スピーカーの設計図、巨大スピーカー
【模型趣味】
ミニチュア蒐集・・・一種のロマンを感じます。 鉄道模型の他にミニカー、航空機などがこのブログにも登場しているのでお気付きかも知れませんね。可愛らしいミニチュア!
スタートは小学生時代の粗削りな木製飛行機の工作・・・プラモデルのない時代、何でも自作。
でも、大きい方が好みなのは・・・そうですね、一般的に低音再生に無理が少ないと言われる大型スピーカー あっ、そうでした・・・愛犬も大きいですね。かわいいですが。
⑧2017.1.22★鉄道模型+小物 Net H700
今回はボルゾイが登場しませんでした。たまにはいいかな、なんてガマン!がまん! 
次回をお楽しみに。 どうぞ、またお訪ね下さい。 

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①みんなお友だち H800 
【Altec A7-500-8を聴く環境づくり】 オーディオ編 =お約束の低音再生のまとめ=
≪趣味としてのオーディオ・・・初めてこのブログをお訪ね下さった方のために、これまでの音づくり苦労話のダイジェストを兼ねて、Altec A7-500-8での豊かな低音再生への挑戦についてお話しします。愛犬家の皆さんは、退屈しのぎにボルゾイのレオンやそのお友だちの写真でお楽しみ下さい。(*^。^*)  ≫ と言いながら写真が少ないのではって? 少しずつUPしていきますので・・・。 
①Ria & Leon -123

【アルテックA7-500-8・・・その姿を隠すと、ますます魅力的なスピーカーに変身!】
 

レースのカーテンでわざわざスピーカーを隠した理由が、聴く人の先入観や偏見をなくし、聞こえて来る音だけで音楽を楽しんでもらうことを目指したことはお話ししました。
そして、『心地よい音づくり』には、基礎的なオーディオとしての再生は勿論、錯視や錯聴も積極的に利用しました。レースのカーテンも錯視による作戦のひとつです。 
また、訳の分からないことを言ってる!と思われるかも知れませんね。 
 
例えば、 目の前に大きく無機質な機械としての音響装置(ここではスピーカーのことを指します。) があれば、多くの人は聞こえて来る音楽より『音』に注目することでしょう。
一方、映画やテレビのように映像がある場合は、映像の方に意識が集まり、音質への意識が薄れます。裏返せば、映像がメインとなる場合、音響面に多少の不満があっても許容されてしまうのでしょう。これも、脳の働きが関係するのかも知れません。

映画やテレビを含め多くの演奏シーンを見て来て感じたことがあります。音楽にとってノイズともなる人々の会話が聞こえるクラブでのピアノ演奏、歓声の中を行進する軍楽隊、熱気あふれるライブ・・・どれも音楽鑑賞としては不利な状況です。 でも、 映像があればあまり問題を感じさせません。音楽を聴くのが主目的なのに、生演奏のコンサート会場で目をつぶって聴く人って、それほど多いとは思えませんよね?
ところが、映像なしで音楽を聴く人の中には、じーっと目をつぶって聴く人が意外と多いのでは、と思います。その人が『音楽』を聴いているのか、『再生音』を検証しているのかは定かではありませんが、いずれにしても視覚が邪魔になるからなのでしょう。

そうであれば、いっそのことカーテンで視覚を遮って、機器への偏見や思い込みがなく音楽(音質の検証も含めて)に集中しやすくしようと考えた訳です。(勿論、自分を含めて)これは、"A7-500-8"の再生音やこの部屋で聴く音場が、心地よく豊かに感じられることへの自信!・・・自己満足?・・・こちらもまた定かではありませんが・・・ (^_^;) 
 

それでは、これまでブログでお話しして来た"Altec A7-500-8"(SRスピーカー全般に言えることかも)の弱点を、音楽ソフトのデジタル化のお陰で克服し、家庭でしっかり楽しむことが出来た私の方法などをお話しします。まずは、オーディオ趣味の経緯から・・・。
①カセットテープ・オープンテープ for Net
【アナログ時代の音楽鑑賞・・・かつての苦労と工夫
レコード盤、オープンテープカセットテープ、そしてFM放送の再生しか選択肢がなかったアナログ時代、私なり勉強して、 録音・再生には各種の興味深い機器を使い(このブログでも、その概要をお話ししました。)自分にとって心地よい音楽再生に努めて来ました。
(写真のテープ類のソースは、レコード盤とFMエアチェックが主です。FM放送から音楽テープにまとめる方法・・・アナログ時代はS-VHS(VHSも同様)デッキのHi-Fi音声に丸録り(FMですから映像はなし)したものからダビングしていました。
PCオーディオに変わってからは、音楽編集ソフトでパソコンに丸録りしていることは、以前お話ししましたね。そして、その中から気に入った曲をピックアップして残すという方法です。)

dbx社の各種機器、これは良い意味で強烈でした。 当時、私のオーディオ趣味に不可欠のテープデッキでの録音再生・・・テープのヒスノイズが全く消えてしまうのですから。
カセットテープのDolby Bも画期的な技術でしたが、オープンデッキにもカセットデッキにも使えるdbx-Noise Reduction System 224はそれ以上のものでした。
消えるという表現は誤解を生みますので概略を説明をします。dbx 224の機能のポイントは録音時にダイナミックレンジを2分の1に圧縮、再生時にダイナミックレンジを2倍にすることで、小さな音量(テープヒスを含め)をさらに小さく押し下げるという働きを電気的にするものです。当然、録音と再生時の両方でdbxを使用することが条件となります。
但し、ピアノ・ソロのように、音の有無が明確な場合、
ブリージング・ノイズが出ることもありましたが、それ以上の効果を優先した訳です。
 ※ブリージング・ノイズ:例えば、
ハンマーが弦を叩いた音を減衰 (ノイズも低減) の過程から元のレベルに伸長させる際、テープヒスや低レベルの連続したノイズも伸長されるため、僅かながらもあたかも呼吸するように聞こえる現象です。    It's a very effective function for magnetic tape sound reproduction.
また、FMエアチェックでは、LP等の音源は放送法等の規制で周波数特性やダイナミックレンジが下がってしまうことがあります。そんな時には、別のdbx (以前、このブログで登場した‟dbx 3Band Dynamic Range Expander)は再生時にダイナミックレンジを自然な雰囲気のままで拡大してくれます。 その働きは、前述のテープヒス等に対するノイズリダクション (NR) の役割の一部も期待出来ました。上の写真にカセットのNRがDolby-Bに戻った訳もあります。
(勿論、ほとんどのカッセトデッキと互換性があることも理由のひとつですね。)
しかし、こういった優れた機器の活躍も、音楽ソフトのデジタル化で終了となりました。
 Audio room & center speakers
【 A7の低音域補正・補強手法の昔と今・・・まずは昔から
かつて私は、 Altecの締まりのある低音に重低音を追加する試みに挑戦していました。 現在のように優秀なサブウーファーの完成品がなかったことから、 自作することにしたのです。 
長岡鉄男日立のLo-DスピーカーHS-1400WAの重低音再生手法等もヒントにしながら、いろんなバージョンを設計、失敗を重ねながらも数年掛かりで完成させました。
(※長岡鉄男氏については、音工房Z『大山美樹音の 究極の自作 スピーカー追求道』で詳細情報を見つけることが出来ますので、 興味のある方は上記をクリックしてお訪ね下さい。大山氏のことを私は、 顔の見えるスピーカーづくりの研究者だと、大変興味深く見ています。 )

エンクロージャー(スピーカーボックス)自体にアコースティック・ローパス・フィルター(勝手に命名)機能を持たせる計画でしたが、これには苦戦しました。求めていない高めの周波数帯も開口部から漏れ出していたからです。休日をつぶし、設計から完成まで2年以上も費やしたのに・・・やはり、しっかりしたローパスフィルターが必要だと痛感し、失意のどん底に。当時、重低音用の市販のローパス・フィルターは大変高価で、高級スピーカーがワンセット買えるほどだったからです。とは言え、自信作の重低音用スピーカーに致命的な欠陥があったとは思えませんでした。

そこで目をつけたのが、以前お話ししたdbx Dynamic Subharmonic Synthesizerという機器でした。プロの現場では数多く使われていたようで、音楽ソースにある倍音成分を検出し、これの1オクターブ下の低音(基音)を電気的に作るシンセサイザーです。
   ※上のアンダーライン部分をクリックする前に、以下にご注意下さい。
(・・・おはよう!フェルプス君。上のリンク先は、重低音付加の参考YouTubeである。そこで、君の使命だが、この音を歪みなく再生して重低音を体験することにある。仮に後半の重低音がパサつくようなら、君が使用しているヘッドホンやスピーカーでの再生は困難かも知れない。例によって、 君の聴覚やオーディオ機器が不調となり、 あるいは破損しても当方は一切関知しないから、そのつもりで。なお、このコメントは自動的に消滅する・・・そんな訳ないか?! 成功を祈る!) 

冗談はさておき、ダブルベースの名手ロン・カーター(Ron Carter)の心地よい演奏をお聴き下さい。曲名は
『いそしぎ』The Shadow of Your Smileです。
  (あとでゆっくり聴いた方がいいかも知れませんね。でも、忘れてしまうかも・・・。)
●dbx 3BX, 224, 120 catalog & manual 01
       (dbx 3Band Dynamic Range Expander - 3BX,  dbx 224,  & dbx 120)

お話しを戻して・・・このdbxが扱う周波数帯は(おそらく基音を含め)55Hz~110Hz・・・出力するのが27Hz~55Hzという帯域で、これを専用アンプでサブウーファーだけを鳴らすことは勿論、原音にミックスしてメインのスピーカーで鳴らすことも出来るという興味深い機器です。勿論、この帯域をフラットに再生するのは普通のスピーカーでは無理です。
 
Altec A7-500-8に、これらの重低域をミックスして鳴らすのを避けたい私は、当然、自作のサブウーファーでの再生を選択しました。 そして、これは大成功! 映画の効果音としては恐ろしいほど迫力のある音も出せました。壁が弾け飛びそうな感覚も受けました。
また、クラシックの再生でも大迫力・・・チャイコフスキー:1812年(序曲)第5部大砲版やバスドラム版も正に驚きでした。
(※『1812年序曲』ヘッドホンでは音量に注意願います! 原曲は本物の大砲を要求していますので・・・。ホント笑いごとではないですね。 でも、もし、あなたのスピーカーで大砲の音がパサ!パサ!という音を伴っているようなら・・・完全に低音不足です。是非サブウーファーをつないで聴いて下さい。(笑))

ジョン・ウィリアムズの未知との遭遇やスターウォーズでも同様の印象を持ちました。実験だとしても、ちょっとやり過ぎかなと思いつつ歳月が流れ、クラシックのコンサートの生演奏でも聴かないほどのこんな低音域は必要ないと思い始めました。そして、音楽での重低音は、もっと自然でふわっとした音?の方が良いのではと、重低音の付加をぐっと抑えたり、OFFにするようになっていました。

確かに、海外歌手のコンサートではよく聴いた迫力のある低域でしたが、オーディオルームで、時として現れるクラシックでのクライマックスのドカ~ン! 大変重要な部分なのに、その雰囲気がどうも気になっていたようです。苦労して作ったのに、結局この手法はボツになりました。その理由は、このブログでも度々触れた音楽ソフトのデジタル化、そしてこれからお話しする興味深い機能を持った音楽再生ソフトによるものです。 (でも、DVD等の映画の効果音として、もう少しおとなしい別のサブウーファーは現役ですよ。)

では、もう一回、チャイコフスキー作曲『1812年(序曲) 第5部 Allegro vivaceをお聴き下さい。  クラシックはどうも、 と思っている方には、映画【のだめカンタービレの1シーンで映像も楽しんで下さい。

 はい、ここでひと休み。レオンと家族の今・昔 = 
★レオンの妹と弟 H700
【低音再生・・・逆転の発想!?・・・・錯聴の活用・・・そして今!
音楽での低音域の重要さは重々承知の上でお話ししたいと思います。正攻法でこれを攻めた結果、オーディオの落とし穴にはまった人も多かったのではないでしょうか。現在では小型サブウーファーの追加という手法が広く認知されており、出費と設置スペースをぐっと抑えることも出来ます。趣味としては、最も効果的な手法かも知れませんね。

かつての私、口径が46cmの巨大ウーファー(このブログの4月1日、音づくり③の最後にその残骸の写真あり)に挑戦したものの、結果として30cmウーファーによる前述のように比較的小型(それでも高さ1m強、奥行60cm強・・・重量55kgの巨大さ!)に収めて自作、これを2本並列にサブウーファーとして使用 ・・・ その後、設置スペースの関係からA7を乗せるための台を兼用なんて写真も紹介しました。(2017.1.22サブウーファー映画の効果音、ロック・コンサートやディスコでの活躍はともかく、趣味としての重低音の追加は大変難しい面がありました。それは低音部での自然な音の繋がりの問題でした。
一般的に再生すら困難な重低音、さらに1オクターブ下げた重低音を加えても、プロの現場ならいざ知らず、コーン紙がゆらゆらするだけで、音にも風にもなりません。これを大迫力と感じたのは、40Hz程から上の低音部によるものと判断!・・・そう判断した理由は40年も前のオーディオ入門時代のJBL20cmフルレンジや2ウェイ・スピーカーの音を思い出したからです。重低音が聴こえてた?あり得ない!そうです!倍音・・・錯聴の出番です。
【参考】 このブログで、たびたび出てきた高音・低音の『倍音』について、興味深いものがありました。 Subharmonic Music (Anomalous Low Frequency Vibration)[変則的低周波振動と訳してみました。] こういった科学的視点での倍音・・・サブハーモニックの解説も有難いです。 
 
Reverse idea of music reproduction method.
逆転の発想!A7の締まりのある低音に倍音を適度に加えることが出来ればと考えました。
そう言えば、30年以上も昔、テープのダビング等で失われた高音域や倍音を取り戻す機能を持ったプロ用輸入機器を、テープデッキ等の老舗TEAC社の技術者が我が家に持参して、デモ再生をしてくれたことがありました。ビートルズ初期の曲でのデモだったような・・・。とにかく、ON・OFFでの効果を記憶しています。これなら私のコレクションの一部、オールディーズの数々の楽曲を蘇らせることが出来る・・・しかしながら、価格面で諦めました。
復刻版テープの制作会社でもないのに、数十万円・・・まだまだ輸入品は高額でした。その代わりに?半額以下の”dbx 3Band Dynamic Range Expander” (3BX)を購入。それでも、当時の価格は大変高額・・・オーディオやカメラの趣味はとにかくお金が掛かりました。

そして、忘れていた逆転の発想を実現できそうなもの・・・10数年前に見つけました!
デジタル音源に倍音成分などを加える機能を持ち、音楽再生ソフトとセットにして使う大型スピーカー専用の優れものです。 たとえ、大型スピーカーであっても、重低音から超高音までを違和感なく滑らかに再生することには大変な困難が伴います。   しかし、『重低音』が聴けている感覚を与えることは、このソフトを使えば簡単!『錯聴?』の効果に大満足です。
(その後、小型スピーカーのテストでも良好でしたから、大型スピーカーというのは、私の感覚ではパソコン用のそれに比べれば大型という意味かと思います。 このソフトの説明書には・・・  "This is a very deep bass.  It is especially designed for large speakers." なんてあるので、そう思い込んだのかも知れませんね。)

:原音に含まれる重低音を、アンプでブーストすれば良いのではとお思いかも知れませんが、ほとんど聞こえない帯域を含んだ信号を普通のスピーカーに、むやみに送り込むことはスピーカーにもアンプにもかなりの負荷となります。時にはスピーカーを破損させます。
これで本当に重低音の再生が可能ならサブウーファーなんて不要ですよね。⦆(*^-^*)

しかも、このソフトでは付加したい倍音の深さは、低域と高域のそれぞれで調整でき、原音に加える量も再生音が自然に聴こえるように微妙な調整も可能です。さらに、高域には倍音と3倍音も任意に適量を付加できます。これら調整後の再生は、A7にとって何の負担もないばかりか、大音量でも締まりのあるAltec A7らしさを失いません。
勿論、10kHz以上はJBLのトゥイーター2405Hが受け持ちますから、高音域の再生も問題ありません。

また、古いモノラル音源等で、もう少し潤いが欲しい場合には残響付加の調整もできます。これら、隠し味的な使いこなし・・・最初は難しいところもありましたが、豊かな低音域と繊細な高音域の調整に慣れた頃、 我が家のA7は、 一層『心地よい音』(必ずしも静かな楽曲という訳ではありませんよ。)で鳴ってくれるようになっていました。そして、現在も大変満足しています。こうしたパソコンを使ったオーディオ趣味・・・どうも許容できない、 と言われる音楽趣味の方は、CDやネット配信の音楽なんて、とても許容できないですよね。
何故って、現在の音楽制作におけるデジタル処理・・・勿論、倍音や残響の調整等を含めた音づくり・・・もう、コンピュータなくしては出来ないものになっているからです。

【倍音についての技術的な資料】
 2017年12月20日号の最後に表記しましたので、クリックしてお訪ね下さい。 

【倍音に秘められた癒しの効果】
これまで、このブログで触れてきた倍音の活用とは若干ニュアンス等は異なりますが、癒しの歌声・・・心地よい歌、という面での倍音の役割・・・興味がおありでしたら、是非とも堀澤麻衣子さんの歌声をお聴き下さい。
 http://www.maikohorisawa.com/baion/?gclid=COa54ZbY8M8CFUxvvAodQ44Ewg   (小さ過ぎ?クリックでOKですよ)


さて、今回のオーディオ編、大変長くなって、しかも写真が・・・。 追い付きで掲載していきますので、どうぞ時々見直しにご来訪下さい。
また、音楽・愛犬(ボルゾイのレオンとお友だち)・・・・これからも続けていきますので、是非ご来訪下さい。最後までお付き合い頂きまして、どうも有難うございました。

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 【ボルゾイは昔、オオカミ狩りの猟犬だった!?】
①Borzoi Leon  H450
こんな絵画を見つけました。昔、ロシアでのオオカミ狩りの様子を描いたものでしょう。
かつてのボルゾイにそんな面があったとしても、現在、特に私には大変優しい犬種との印象があります。 中でも小さなお友だちには、心やさしさがあふれています。そんなボルゾイ君たちの写真を少し下に掲載しますね。

ところで、大型犬の脱走なんてニュースが時々あります。小さなワンちゃんが脱走しても、その影響力を考えるとニュースにもならないでしょう。でも、大型犬・・・特に猟犬と言われる犬種の脱走となると、小型犬のそれとはまるで違います。人間にも言えることですが、ペットの脱走や逃走は現状(環境等も含め)への不満や不安からの逃避行動によるものかと思っています。子が親を選べないのと同様、ペットたちが飼い主を選ぶことは出来ません。
ましてや、その環境を選ぶことは不可能です。 従って、大型犬の脱走劇・・・その原因の多くが飼い主のちょっとした怠慢や責任感の欠如にあるのでは、と私は考えています。
このブログ(5月30日他)でもお話ししたように、毎日の散歩などでの運動量の確保、その他健康管理は飼い主の責任、義務!などと言う以前の問題です。ペットを家族として迎える以上は、ペット自身が自己完結が出来ないことには、飼い主側の愛情や思いやりのあふれる暖かい支援が不可欠です。 そして、さらにペットと私たちが安心して共存できるように、しっかりした躾けが重要となります。愛犬家の皆さん、頑張りましょう。
   borzoi,    big dog,   small dog,   friendship,   pet dog,     
優しいボルゾイ君たちに共通した仕草のように感じる写真を見つけましたので、このブログで以前UPしたレオンの写真と共にご紹介しますね。  
②優しいボルゾイたち コメント
ワンちゃん同士は勿論、小さなお友だちにも優しいレオンを見て下さい。ちょっと前の写真ですが、今も同じ感じで微笑ましい限りです。体格の違いがこれ程あっても、お友だち! 
   体の大きさが違っても・・・ (^^♪ そんなの関係ない  (⌒-⌒)
再掲載を含む下の写真は、レオンとひとつ違いの妹とのツーショット!楽しそうでしょう。
①仲良し comment
【心に優しい音楽 イージーリスニング】      Easy listening,    Healing music
イージーリスニングと言っても、大変幅広い雰囲気の楽曲がたくさんあり、その時に聴きたい音楽のイメージで選んで、しかも満足できる音質で気軽に楽しむことが出来ます。
そして、今はスマートフォンをはじめとする携帯用音楽プレーヤーで、どこでも音楽を楽しむことが出来る時代になりました。通勤・通学の電車の中で、イヤホンやヘッドホンで音楽(語学の勉強?)を聴いている人、大勢いますね。最近では音漏れはほとんどないようで、周囲への迷惑もあまりなさそうです。
その一方、その姿に思わず吹き出しそうな場面にも遭遇します。中には大変迷惑なことも。
それは・・・目をつむって頭を振ったり、足でリズムを刻んだり。さらには、まるで目の前にドラムセットがあるかのように手のひら、あるいは指先でひざの小刻みに叩く・・・本人は気持ち良さそうですが、その振動やパタパタ音は周りの人にとって少なからず迷惑なものです。不快に思う人もいるかも・・・。おそらく聞いている音楽は、心を揺り動かす美しいメロディの音楽というより、体を揺り動かす激しいリズムの音楽かと想像しています。
ジャンルを問わず音楽が好きな私、勿論これを頭から非難するつもりはありません。でも、その滑稽さ!周りの者が恥ずかしくなりそうなその姿を"YouTube"にUP!などと考える人がいるかも。私も時にはそう思う一方、そんな若者の中から将来有望なミュージシャンが出て来るのでは、なんて彼らを見ては笑いを精一杯こらえています。時には吹き出しますが。
皆を楽しませてくれそうな一人パフォーマンス・・・どうぞ自宅まで我慢して下さいね。

さて、聴いていて心地よいイージーリスニングの名曲の数々、前回フランスの音楽家3人の楽曲を挙げました。 この他にも多くの音楽家が名曲を提供してくれているのは、大変うれしいことですね。
そして、私のお気に入りの楽曲は、必ずしも同じ雰囲気で固まっている訳ではありません。
BGM的に途中から聴き始めてもOK?なんて、ヒーリング(Healing)音楽もゆったりした気分になれます。これらの曲は聴き手のイメージを壊すことなく、ゆったりと自然な流れを退屈なまでに維持しているようです。
でも、私がいざ音楽を聴こうという時には、曲の進行などにある意味の意外性を感じさせる・・・聴き手に退屈させないものを求めるようです。
前回、挙げたポール・モーリア楽団の『エーゲ海の真珠』、フランク・プールセル楽団の『アドロ』、レイモン・ルフェーブル楽団の『インシャラー』、いずれも、素敵なアレンジのお陰もあって、メリハリのある魅力的な仕上がりになっています。お薦めの楽曲です。
どんなところが良いのかをお話ししようとも思いましたが、それこそ個人の感じ方や好みによるもの・・・余計なお世話ということで、まずはお聴き頂ければうれしいです。
【※参考試聴用】
  エーゲ海の真珠   ➡ YouTube :ポール・モーリア版 Paul Mauriat "Penelope"
 アドロ       ➡ YouTube : フランク・プールセル版 Franck Pourcel "Adoro" 
                   (そして、カラヴェリ版も聴いて下さい。)
            ➡ YouTube  :カラヴェリ版 Caravelli "Adoro"
    インシャラー      ➡ YouTube :レイモン・ルフェーブル版  Raymond Lefevre "Inch'Aallah"
 ・・・もし、良い雰囲気が感じられた時には、是非これが収録されたCDをお聴き下さいね。

お話しの流れが少々変わってしまったようですが、YouTubeなどでも気軽に聴けるイージーリスニングの楽曲、こんなのも良いと思いますが、どうでしょうか・・・・といった感じで進めて行きたいと考えています。私のコレクションからお気に入りの音楽を掲載出来るといいのですが、著作権等の問題もあり、ブログに楽曲をUP出来ません。YouTubeを主としたリンクでの対応となりますので、お気に召した楽曲や映画等は、どうぞCDやDVD(勿論、Blu-ray Discでも)で楽しんで下さい。

今回は、やさしいボルゾイ、レオン君をメインに写真で綴ってみました。
また、お訪ね下さいね。どうも有難うございました。
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これまで、より良い音(勿論、良い音場作りも!)で好きな楽曲を聴くための苦労話などをお話しして来ました。そして、これからは心地よく聴けて、感動を覚える ・・・しかも気楽に楽しめる音楽ライフへとお話を進めて行きます。

ちょっとその前に、レオンの登場です。左2枚は数年前の胃捻転手術後の様子です。
5 ~元気になってよかったね for NET
痛々しいレオン・・・柔軟な体のためか、横になる時に、上半身は左向きで下半身は右向きなんて恰好でくつろいだリ、眠ったり・・・こんなことも原因のひとつかも知れませんね。とにかく、食後すぐの運動や散歩はさせていなかったので・・・。
レオン9歳  元気ですよ。
※レオンの9歳の誕生日・・・ケーキの写真は撮っていたようです(笑)。 そして、その後のレオンは元通りのアスリート! ご心配をお掛けしました。 それにしても、お見事!

【イージーリスニングについて】  About Easy Listening
かつて、よく聴いていた洋楽ポップス・・・今となれば懐かしい『オールディーズ』になりました。 このブログ『オーディオ趣味・・・お気に入りの音楽(2/24)』で、その一部をジャケットで紹介しています。他にも素敵な曲はたくさんありますね。
そして、その後はイージーリスニングの楽曲にもはまり込みました。 その名の通り、気楽に聞き流せるような曲も多くあり、BGMとしても楽しめます。 でも、イージーリスニングとかBGMにも向くといっても、クラシックや他のジャンルの楽曲と比べて、音楽としてのレベルが劣るものが多いなんて思えません。 ストーリー性、表現力、演奏時間、スケール感、いろんな面でクラシックの楽曲とは異なりますが、これらで楽曲の優劣を決めることは適切でないと思います。(個人の好みでの優劣は否定しませんが。)本当に心が和みます。ところが、イージーリスニングという表現は、今日ではほとんど登場しなくなり残念です。

分野は違いますが、日本では有名な文学賞・・・ありますよね。 純文学、大衆文学・・・受賞者は一躍注目の的となりますが、年に数人の受賞者以外の作品・・・選考にも上がらなかった作品の中にも優れたものがあるでしょうね。人の心に感動を与える作品には、子供のための童話が挙がることもあるでしょう。 俳句や川柳、和歌など、ひらがな17文字とか31文字で、しみじみと人の心に訴えて来たり、ほのぼのとした笑いを誘うもの、人の想像力をかき立てるように迫るものがいくつもあるかと思います。長編でなければ、説明が困難とも思える登場人物の心の内面や背景など・・・少ない文字やページ数でも、それを読む人に委ねたり考えさせたりすることで、かえって表情豊かに、情景も広がるかも知れません。
音楽でもそんなことが起こると思いますが、如何でしょうか。
その多くが短い演奏時間にも拘わらず、作曲者や演奏者の主張を表現したり、情景を説明したり・・・これもまた音楽の素晴らしい一面でしょう。 メロディの美しさを一層引き立たせるアレンジャーの腕の見せ所・・・クラシックとは一味も二味も違う曲想や曲調の広がりが魅力です。 また、時にボーカルでのイージリスニング・・・その歌詞が人生を左右することもあるのではないでしょうか。

【ここでちょっとひと休み・・・前回の続きで、天地真理さんやアン・ルイスさん】
●テレビ 局 天地真理 アン・ルイス  1976
 昔の写真、まだ懐かしい写真がありました。 天地真理さんの追加とアン・ルイスさん。  ひょっとして司会者って・・・桂文珍師匠でした。若い頃過ぎて・・・。\(^o^)/
      Old photos of Ann Lewis and Mari Amachi  
【イージーリスニング Easy Listening 】
イージーリスニング・・・大雑把に言うと、クラシック以外の楽曲の総称らしいですね。
じゃあ、オールディーズもイージーリスニングなの?・・・確かに気軽に、でもしっかりと楽めましたから、それはそれでいいかと思います。こだわることでもありませんね。
ディスコブームの初めの頃には、 ビージーズ Bee Gees、 アバ  ABBAアラベスク Arabesqueノーランズ Nolans ・・・ R&Bソウルミュージック等には多くのお気に入りもありますが、その後のディスコブームに乗かったものには、 どうも苦手なものが多いです。ある種のうるささばかりを感じる一部の楽曲(こちらはあまり詳しくありません。)はイージーリスニングとは言えないでしょうね。    (Bee Gees, Arabesque, ABBA, The Nolans・・・R&B・・・Soul Music, etc.)
私が思い描くイージーリスニングの楽曲は、適度に、時には迫力満点のダイナミックレンジを持ち、印象的なメロディと美しハーモニーで奏でられ、心地よい音や音場が感じられるものです。一方、限りなくダイナミックレンジ・ゼロを目指すかのように、単純で追い立てられるようなアップテンポなリズム中心の楽曲・・・ユーロダンス等、これらのCDも十数枚(数百曲)を持っていますが、ほんの一部を除いてパソコンに取り込んでいません。
だったら、何でそんなコレクションがあるの? これは、やはり半世紀も前、お世話になった放送局のプロデューサーさんやディレクターさんに、局の膨大なライブラリーを見せてもらったことにあるようです。 何でも聴いてみたい・・・何でも試してみたい・・・そして、良いものを見つけたい・・・という好奇心から来るのかも知れませんね。(^-^)

【ここで・・・休憩、もう一回】
テレビ収録中 for NET
 この歌手・・・残念ながらお名前が分かりません。たびたびお邪魔した放送局での収録にゲスト出演ということでしたので。それに私と同年代・・・もう調べようがないですね。

それでは、ここからしばらくの間、イージーリスニングから私のお気に入りの演奏家とその代表格の楽曲を紹介していきたいと思います。なお、掲載する楽曲は、楽団の指揮者やそのメンバーの作曲とは限りません。また、楽団名はリーダー名での表示が多くなるかと思いますが、時期によって、日本での楽団の呼び名が変わる場合もあるからです。詳細はインターネットで検索してみて下さい。 その際、その曲を『YouTube』で聴けるかも知れません。本当に有り難い時代になったものですね。

まずは、フランスからポール・モーリア楽団の『エーゲ海の真珠(Penelope)1970)オリジナルバージョンは、もう40年以上も前の作品ですから、若い人にはご存じない方も多いかと思います。でも、作品の新旧は音楽を楽しむことに、何の支障もありません。
クラシックの楽曲を考えれば、まさにその通りですね。さらに、この頃にはアナログの録音・編集機材の性能や音響技術面で、ほぼ頂点を極めていたと私は思っていますので音質面でも特に問題はありません。 これは、この時代以降の音楽業界に言えることで、他のイージーリスニングの楽曲の多くが納得のレベルで楽しめます。 そして、かつてEPやLP盤で聴いたオリジナル・バージョンをCD化したアルバムも発売されていますから、高齢者の方は今の機材で懐かしい時代を振り返ったり、若い人たちには素晴らしいアレンジの演奏・・・美しいメロディが心に響くハーモニーとリズムを伴って、あなたの心に呼びかけて来るかも知れませんよ。
さて、ポール・モーリアの演奏には多くのお気に入りがありますが、エーゲ海の真珠・・・これは絶対に省けません。ダニエル・リカーリの歌声もこの曲の雰囲気にピッタリです。
①エーゲ海の真珠 ポール・モーリア & ダニエル・リカーリ 01
 『エーゲ海の真珠』にはいろんなアレンジがありますが、ダニエル・リカーリのスキャットの入ったオリジナル・バージョンがお気に入りです。曲名の印象・・・原題の‟Penelope”邦題の『エーゲ海の真珠』 ・・・どちらもこの曲にピッタリです。作曲者のアウグスト・アルグエロ、いい曲を書きましたが、ポール・モーリアのアレンジによるこのバージョンがやはり一番です。オーディオ趣味の入口に立った頃の私が繰り返し聴いた楽曲で、EP盤がすり減るほどで、オープンリール・テープにダビングする必要性を強く感じた最初の曲でもありました。その後、LPとCDは、いずれもオリジナル・バージョンで揃え、エレクトーンやハモンドでの私のレパートリーにも加わりましたが、もう指がついて来てくれないかも?
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【余談】  ここでひと言。俗に言う復刻版CDについてお話ししたいことがあります。
アナログ盤のEP・LPとCDの音質や音場での違い ・・・ 中には同じ原曲からのデジタル化と思えない印象のCDもありました。復刻版CDの制作者が目指す音づくりへの考え方の違いから来ることもあるのでしょうね。 うまく調整が終わったはずのAltec A7-500-8、何とドンシャリ気味に! これはあり得ないと、PCの編集ソフトで周波数特性を調べると、まるでラウドネス・コントロールがONのようになっていたのです。そこで、改めてCDの説明書を見ると、ラジカセでの再生を想定しており、低音が歪む程のこの周波数特性をまるで自慢するような記載だったのです。当然ながら私には小さな親切、大きなお世話!ということで、そのCD・・・気に入った曲は編集ソフトでラウドネスOFFの状態に調整して、PCに保存しました。ボサノバの楽曲の詰まったこのCD・・・もう直接聴くことはないかと思います。
復刻版のCD・・・こんなことにもご注意を。でも、ラジカセで聴きたい人に、どちらが良いかなんて言うつもりはありません。好みの問題ですから・・・ね。ここで、気分転換に気楽にJazzを聴いてみましょう。 選曲おまかせのYouTube:(New York Jazz Loungeへどうぞ。)
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レイモン・ルフェーブル、ポール・モーリア & フランク・プールセル
お次は、レイモン・ルフェーブルの『インシャラー (Inch’Allah)』・・・シバの女王』や『哀しみの終わりに』なども良い演奏ですが、ひとつだけを選ぶとすれば、今回はこちらを挙げたいと思います。インシャラーの作曲はお馴染みのアダモ(Adamo)です。
そして、フランク・プールセルからは『アドロ (Adoro)』です。『Mr. ロンリー』等、お馴染みの曲も多くありますが、今回は『アドロ』としました。  アドロの作曲者はメキシコ人のアルマンド・マンサネーロ(Armando Manzanero)、1967年の作品です。
ところで、フランク・プールセル(Franck Pourcel)・・・私はプールセルと表記しますが、プゥルセルという表記も多くあります。プゥルセルって、どのように発音するでしょうか? 私にはうまく言えそうもありませんので、表記をプールセルとしました。(^_^;)
これらの曲のYouTube・・・2016.10.6のブログに掲載してありますのでお訪ね下さい。)

この3人だけでも、ご紹介したい楽曲・・・本当にたくさんありますが、残念ながら皆さん故人のため新曲への期待は出来なくなりました。 では、なぜ今回この3人の楽曲なのか?  以前から他のアーティストでよく聴いていたこれらの楽曲ですが、改めてこの3人の演奏で聴いた時・・・何とも言えなく惹きつけられました。勿論、私自身がピアノやエレクトーンで演奏してみたい曲だとも思いました。 piano,  electone,  
次回は、これら思い出の楽曲をはじめ、他の演奏家(楽団)の素晴らしい楽曲についての例を挙げながら、心にやさしく響き、気楽に聴けるイージーリスニングの魅力などのお話しをしたいと思います。

では、次回もご来訪をお待ちしています。有難うございました。
Key word : Paul Mauriat,  Raymond Lefevre,  Danielle Licari,  
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お訪ね頂き有難うございます。
最初は新旧さまざまなレオンの表情です。ひょうきん者のレオン君・・・どうやらそのまま育ったようですね。今年7月25日でレオンも9歳になりました。 そして、誕生日が同じだったり、近かったりするお友だちが遊びに来てくれて、みんなで楽しい誕生日会を開きました。(ところが、せっかくの仲間との写真を撮リ忘れ、1枚もありません。残念! 次の機会には必ず記念写真を!)
レオンのいろんな表情・・・
そんなことから、以前のワンちゃん誕生日会の様子をお見せしますね。みんな同じ年です。そして、みんな仲良く、いつまでも元気で長生きして欲しいですね。(豊橋のワンちゃんたち)
美心(Bishin)、菜々(Nana)、レオン(Leon)! 
さあ、みんな!おやつのケーキですよ。
少し前の誕生会 Happy birthday every one
     びしん ビシン ナナ なな 
【懐かしい歌手の皆さんの写真がありました。テレビ番組収録現場でのスナップ】
これらは40年も前に撮った写真です。ネガを探すのはあきらめていたので、プリントから取り込みです。(40年も経つと褪色が進みます。・・・画質不良等はご容赦下さい。)
まずは、研ナオコさんです。スタッフにまじり接近!(現場の人たちと顔見知りだったとは言え・・・)スーツにネクタイ姿でスターの前でカメラを構える・・・スターの皆さんも、カメラマンだと思われたのか、私に向かって『はい!ポーズ!』・・・どうも有難うございました。 動きにくい服装のプロカメラマンなんて、ほとんどいなかったかも知れません。むしろ、怪しげなカメラマンにテレビ番組の収録スタジオでの撮影を許してくれた放送局の現場責任者の方には、感謝しています。
    (マイクを向けている司会者・・・若いころの桂文珍師匠でしたね。)
※●研ナオコ さん 美人です。
昔から、初対面の人と話したりすることが好きで、相手に無視されたり敵視されない限り(当たり前ですが)いつの間にか皆さんと親しくなっていましたね。また、深夜放送ファンでもあった私、その頃、多くの若者が夢中になっていたある人気深夜番組では、本番のスタジオに入れてもらうことも幾度かありました。ガラス越しながら、DJさんのおしゃべりの様子、生放送での音楽やCMの送り出し等のディレクターさんの動きも、つぶさに見ることが出来ました。勿論、ラジオの深夜番組での見学者なんて、当時はあり得ないことだったのでしょうね。学生時代の映画館や社会人になってからの放送局 ・・・ そんなところは大人になっても変わっていないようですね。 
(東海ラジオ『ミッドナイト東海』私には特に懐かしい番組です。DJの皆さんお元気かしら?

ところで、研ナオコさん、お会いした頃のご本人・・・なかなか美しい人でした。その後の大活躍にも注目していましたが、当時のイメージとはかなり変わって来ましたね。(^-^)
でも、歌手としての実力には当時から確かなものを感じていました。
かもめはかもめあばよ夏をあきらめて泣かせて窓ガラス・・・』などは、今でもお気に入りです。また、研ナオコさんをはじめ多くの歌手に楽曲を提供して来た中島みゆきさん・・・私も大きな影響を受けて来ました。
では、『地上の星、そして、忘れてならないこの一曲、『時代』を聴いて下さい。
天地まり NET-01
こちらは、若者のアイドル天地真理さんをはじめ歌手やタレントの皆さんです。懐かしい!でも、当時の人気ぶりについて、詳しくご存じの方は残念ながら少ないかも知れませんね。

さて、私がこの半世紀、クラシックやジャズ同様に親しんできたのは、映画音楽やイージーリスニングの楽曲です。見た映画が良かった時にはサントラ盤でテーマ曲!FM放送などで印象的なものはEP盤やLP盤!・・・勿論、この30年間ほどはCD・・・さらにインターネット配信曲・・・。SP盤(不注意で落とせばパリン!と割れてしまいました。)からのアナログ時代、そしてデジタル時代・・・これらをすべてリアルタイムで経験して来た私はオーディオ機器の進歩も見て来たことにもなりますね。
※Easylistening 001 Net
これらは、イージーリスニングのLPやCDです。オーディオ室の大きめのテーブル(天板寸法130cm×80cm)も、これくらい並べるといっぱいになります。また、LPでは同じ演奏者での10枚ほど入った特集カートンなど、お気に入りの楽団の楽曲でもあまり有名でない曲も聴け、それも楽しめました。今の時代・・・ネットでの試聴が出来ることから無駄買いが減らせるかもと思う一方、曲の一部分だけを聴いて購入を決定するのはやはり難しいと感じています。従って、私の場合は、ちらっと聴いた曲のタイトルの確認などに利用したりしています。欲しい曲かどうか・・・『そうそう、この曲で間違いない!』なんて。

では、次回、これらお気に入りの楽曲の魅力等を中心にお話を進めて行きたいと思います。美しい旋律を素敵なアレンジで、一層魅力的に仕上げてくれる音楽の魔術師!
是非、お訪ね下さい。
 Key Word : soundtrack,   magician of music,  soothing music,  nice music,  emotional music,  Borzoi
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ようこそ! どうぞお立ち寄り下さい。 
今回も、レオンのいろんな表情からピックアップしてみました。どれが本当のレオン?
いろんなレオン 01 Net
鋭い犬歯・・・生後7か月頃には立ち上がると人の背丈ほどになっていました。その写真は
このブログ・・・私の目指した音づくり その②】(3月24日掲載)にありますよ。
骨かじりは別として、かわいらしいレオンの写真の中に、ひとつ場違いな表情・・・それが右端のボルゾイスマイル! これってうれしい表情なの? そうらしいです。 こわっ!
ところで、皆さんの愛犬、毎日元気に過ごしていますか? 
元気はつらつなレオンですが、数年前には胃捻転の手術をしました。ちょっとしたケガなどを入れると、定期健診?以外でも獣医さんには大変お世話になっています。このお話しは、その頃の写真を探し出してからにしますね。

【プロの現場・・・いくつものコンサートホールでの経験】
さて、ブログの2月15日、私にとっての『良い音』って、果たしてどんな音だろうか?でも触れましたが、趣味で楽しんでいたオープンテープでの録音や編集の腕を見込まれて(?)年に1回ながら10年間ほど舞台で使うテープ(クラシック曲)を提供して来ました。
1,000名以上収容出来るコンサートホールの音響調整室で、試聴前に撮ってもらったのが、下の写真です。 試聴といっても、調整室のモニタースピーカーだけでなく、実際に客席に降りて音のチェックをします。勿論、この段階では何か不都合があっても録音されたテープの中身は変えられませんが。
舞台用音楽テープを作成していた頃の私 02
そのオープンテープには、楽曲等の頭出しのためのリーダーテープが挿入してあり、これが剥がれないように制作時にはいつも気を使いました。本番でテープが切れるなんで、とんでもない事態ですからね。それと、音出しのタイミングは、演じる側にとっては大変重要な点です。 これがずれると舞台が台無しに! また、録音と再生機器が異なるため、頭出しのタイミングとリーダーテープ位置がずれることがあるためテープの待機位置を確認します。これは1度確認すれば、あとは同じタイミングですから。テープ速度が19cm/secでの頭出しが0.1秒の狂いもないためには、テープ側の精度は元より、操作する人間・・・正にプロ
のセンスが必要で長丁場では当然疲れ切ります。気楽に音楽を聴きたい私には、大変過酷なことになります。これらの装置の扱いに精通したプロが、隣にいてくれて本当によかった。
会場によって機材が変わって慣れないことはあるとしても、どうやら、プロにならなかったことは、私には正解かも知れませんね。
ところで、試聴とはいえ、この音を広い会場で聴いた時の感動は忘れられません。自宅のAltec A7-500-8で調整した音、この大きな会場では、一層豊かな響きで良い音がしました。低域が少し盛り上がった感じでしたが、準備中の無人会場ですから、これはある程度、想定していたことです。 そして、当時のこのコンサートホールのメインスピーカーは、あとで尋ねたところアルテックとのことでした。本当にいい音でしたよ。
舞台用音楽テープを作成していた頃の私 04
 ※懐かしいアナログ時代のお話しでしたが、デジタル時代の今、プロの現場では編集作業も
 様変わりしています。勿論、そのためのパソコンは手放せません。それも私にとっては、
 大変有難いことですが、さすがに今の私、音楽は趣味一筋!かつての苦労もなくゆったり
 お気に入りの楽曲を聴いています。

寄り道ながら、ここで昔のアナログ・テープの編集作業・・・プロの手際の良さを映像で見てもらいましょう。かつて、私がやっていたことです。 ミックスダウン後の録音テープから不良部分を切り取って良好なものに差し替える・・・楽曲の長さの調整のため、不要な部分を切り取る・・・頭出し用にリーダーテープを挿入する等々、懐かしい作業です。ダビングならやり直しが出来るのに・・・とお思いでしょうが、アナログの宿命でダビングでの音質劣化は避けられません。 一発勝負でより良い音のマスターテープを作ります。 と言っても私の場合、音源は指定のレコード・・・最悪の事態での、やり直しはOKでしたけれど・・・(笑)
    YouTube : https://www.youtube.com/watch?v=_TARpAdIjRM  オープンリール・テープ編集

前回に続いて、クラシック! LPやCDを並べてみました。皆さんもお気に入りの楽曲を心地よい音で楽しんで下さい。そして、クラシックをAltec A7で聴いてみるのも格別です。
オーケストラの迫力は勿論、ピアノや管楽器が良く伸びて・・・ポケモン・・・いや、鳥肌モンです。でも、残念ながら画像のようにはいきません。楽曲のサンプルをUPしても・・・皆さんが聞く音は、私のオーディオルームのカーテンの背後にある正体不明のスピーカーの音ではありませんね。 そんなこともあり、このブログでは楽曲等の情報にリンクすることで、より簡単に音楽や映像を視聴できるようにしていきますので、どうぞご活用下さい。

お話しは変わりますが、私がブランド志向派でないことはお感じかと思います。オーディオ機器の好みは人それぞれですが、一部に熱烈なファンのいるAltec A7をわざわざカーテンで隠したり・・・。このブログをご覧の方は、その理由はもうお分かりでしょうね。私が目指す目的(言い方を替えると好みの問題かも・・・)に沿えば、メーカーの知名度やその規模には、特段のこだわりはありません。 むしろ、偏見や先入観(その多くが間違いや錯覚の産物)を排除して中身で勝負!ということでしょうね。
機器を見せるためでなく、隠すために費用を掛ける・・・やはりちょっと変わってるかと。勿論、その効果は以前のこのブログでお話ししたように期待通りでした。
ブランドや見た目にこだわらない・・・フィルムカメラも多くのメーカーから目的によって選択・・・。ジャンルにこだわらない音楽も・・・その流れの通りですね。
※Classic CD&LP 02-Net
これからは、ジャンルにとらわれずお気に入りの楽曲について、いろいろなお話をして行きたいと思います。A7で聴くピアノ曲(ジャズは勿論、クラシックも!)は本当に魅力的!
音楽がそれほど好きでないと言われる方には少々退屈かも知れませんが、愛犬のボルゾイ、映画・・・何でも登場するブログです。興味のあるところだけでも大歓迎です。
どうぞ、これからもお気軽にお訪ね下さいね。
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ご来訪、有難うございます。 まずはレオンからご挨拶です。『いらっしゃ~い!
7歳・・・何か?Net 組写真
さて、今回は私の愛聴盤(今となればPCでの再生の意味合いですが・・・。)についてのお話しです。   Audio appreciation,  Music Appreciation,   
皆さんは、お気に入りの楽曲のジャンルや好きな曲名を迷うことなく挙げることが出来るでしょうか? 私にはかなり難しいことなんですよ。勿論、お気に入りの楽曲はたくさんありますが、特定のジャンルに集中している訳ではありませんからね。
これについては、以前このブログの『私が影響を受けた音楽と音響の専門家たち』でも触れました。その上、好きな曲目といっても、アレンジや楽団、時には音質によって魅力半減ということも多くあるため、私がお気に入り楽曲を挙げる時には条件が付いてしまいます。○○楽団の◇◇◇という曲が好きです、という感じです。 好みの問題ですからね。そんなことから、『この曲は素晴らしいのであなたも聴くべきです。』 なんて言い方はしません。あくまでも、『私にとってのお気に入り』ということになります。
また、同じ楽団やグループのアルバムの楽曲でも、お気に入りもあれば、特に注目している曲でないものもあります。かつて、アナログ時代、LPを試聴(ここでは、購入して最初に聴くことの意味です。)した印象で、いいねと感じた曲はテープにダビングしていました。これはLPの損耗を防ぐための他、自分のお気に入りアルバムを作る意味もありました。全曲録音すると、オープンリールテープでは、LPの価格以上のテープ代が掛かってしまうこともあるので悩みました。度々聴くことによって、お気に入りになるかも知れない楽曲のお蔵入りというリスクが・・・いや、将来の楽しみに・・・と言い聞かせて。
※愛聴盤は宇宙がテーマ - 408-NET
【ホルストの組曲・惑星 ~ ジョン・ウィリアムズのスター・ウォーズ、そして、冨田勲】
上のアルバムは、ホルストの『組曲・惑星』を中心として、宇宙をテーマにした映画や超常現象のイメージを楽曲にした愛聴盤です。これらは、音楽好きの私にラヴェルの『ボレロ同様、大きな影響を与えてくれた楽曲です。
そして、 ョン・ウィリアムズ 彼の作曲したスター・ウォーズスーパーマンは映画音楽というジャンルを超える作品かと思います。
また、クラシック界の大御所、ズービン・メータスター・ウォーズ』『未知との遭遇をロスアンジェルス・フィルハーモニーを率いての名演奏! 同じメータ指揮 ロス・フィル組曲惑星』がお気に入りだった私には、大変うれしいことです。これは、ジャンルにこだわらず、良い音楽を求めている私にとっては、正に大歓迎の出来事でした。

もう一人が作曲家でシンセサイザー第一人者の冨田勲です。残念ながら先頃逝去されましたが、その影響は私にとっても大変大きなものでした。テレビドラマのテーマソング等で皆さんにもお馴染みかと思います。 また、彼のシンセサイザーによる新しい音楽分野での活躍が、私の電子楽器への偏見を払拭し、エレクトーンを始めるきっかけとなりました。 もう、40年も前のことです。
一時期、オルガン奏者のジミー・スミスの影響もあってハモンドオルガンにも取り組みましたが、演奏中での瞬時のドローバーの使い方が難しく、10年足らずで音源のプリセットが多いエレクトーンに戻って現在に至ります。 但し、単身赴任にはCasioのキーボードを持って行きました。これがなかなかの優れもので2台ありますが、自宅に戻った今ではサブとなっています。単身赴任の時、休日はファイナル・ファンタジーザナルカンドにてなんかもCasioのキーボードで練習していました。 ・・・その年で? ゲームもしたことがないのに? そうです! ・・・お気に入りとなる曲はアニメ、ゲーム、ジャンルに関係なく、私にとっては本当にいい曲なんです。(#^.^#)  上の曲名をクリックすると聴けますよ。
③映画音楽よく聴いたCDとLP
【映画音楽・・・良い曲は生き残るでしょう。そして、100年愛されたらクラシック!】
むかし、映画音楽としての楽曲の評価がクラシックと比べて一段低く見られていたと感じる時代を経験した私、元より映画が好きで、楽曲のコレクションも多くを映画音楽が占めています。映画音楽というジャンルが仮に一般化された概念だとすると、それぞれの映画に登場する楽曲やテーマソング等のジャンル分けは、意味を持たなくなるようにも思えます。
そういう思いから、映画好きの私はお気に入りの音楽のジャンルにこだわることがないのかも知れませんね。このことは映画音楽にとどまらず、アニメやゲーム音楽にも及びます。
そして、クラシック好きでもある私、そのルーツはおそらく映画館での小学生の頃の経験。当時の映画館では本編上映前には必ず白黒フィルムでのニュースが上映されていました。
テレビが普及するに従い、リアルタイムでない映画館でのニュース上映は消えることになりますが、そのBGMには、何とホルストの『組曲・惑星〔火星〕』の冒頭部分がいつも流れており、ニュースの臨場感を高めていました。 勿論、これは私がよく見ていた映画館でのニュースのお話しですから、全国レベルのことではありませんよ。(その曲が惑星火星と知ったのは、かなり後のことでしたが。)上の曲名をクリックすると『火星』が聴けます。
また、こちらのクリックで冨田勲の『惑星・火星』“Mars”が聴けますので、どうぞ。

ホルストは勿論、ラヴェルドビュッシーシベリウスドヴォルザーク等の比較的新しい作曲家の作品が、皆さんに聴かれ続けられて来たことで、クラシックの楽曲となりました。
ジョン・ウィリアムズビートルズのメンバー等の作品からクラシックの名曲!と言われる楽曲が生まれることでしょうね。きっと!
そして、もう一人、ショスタコーヴィチShostakovich)の舞台管弦楽のための組曲から、
ジャズ組曲『ワルツ第2番をお聴き下さい。 いろんな映画でのシンクロ・・・いいですね。
※Classic CD 02 Net
 ※これらはクラシックのCDケースからランダムに1列取り出してみました。パソコンにリッピングした楽曲はいつでも聴けるのですが、いつでも取り込めるという油断からまだ多くが取り込み出来ていません。 ・・・ラヴェルのボレロ、ホルスト:組曲・惑星(シャルル・デュトワ指揮、サンフランシスコ響もいいですよ。)、ドビュッシーのベルガマスク組曲、モーツァルトのディヴェルティメントK136~K138、ショパンのピアノ曲、・・・チャイコフスキー舞踊音楽等々、お気に入りはたくさんあります。

【懐かしい音・・・昔の映画館の音・・・】 (オーディオ趣味に入る遥か以前、小学生の経験)
ところで、皆さんは昔々の映画館の音声を覚えてみえますか? あの鼻に掛かった独特の音、
思い起こせば音の悪さというより、私には何とも言えない懐かしさが蘇って来るのです。
現在の映画館では考えられない音でしたが、必ずしもスピーカーのせいではありません。 音響特性が悪かった映画館の残響が主な原因なのです。 試しに音声に過剰な残響をつけてみて下さい。かなりご年配の方には懐かしい音になりますが、音楽で試すと出来の悪いカラオケボックス状態になりますので、お遊び程度の実験!として下さいね。こんなことを試すのもオーディオの勉強になりますよ。

では、これからしばらくは、映画や音楽のお話しに進みたいと思います。そして、ボルゾイのレオンのことにも、当然触れますので、どうぞよろしくお願いします。
ご来訪有難うございました。
  Key word : ecellent music.   sound of nostalgic movie theater.   acoustics.
                   John Williams.   Star Wars.   Superman.
   Isao Tomita.   Holst - The Planets.
                   Zubin Mehta.   Ravel - Bolero.  

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ご来訪頂きまして有難うございます。
このブログ・・・音楽や映画を楽しむためのハード面のオーディオ機器、中でもスピーカーを中心にお話を進めて来ました。とはいえ、オーディオ機器やオーディオルームなどに特段こだわりもなく気楽に音楽や映画を楽しみたい方には、変わった人間もいるものだ、なんて印象を持たれてしまったかも知れません。そんな方は、趣味って、そういうものか・・・と、聞き流して下さいね。 
そして、趣味のそんな面を補ってくれるのが、愛犬のアーサーとレオンかと思っています。 デジカメがそれほど普及していなかったアーサーの時代・・・散歩にカメラを持ち出すことは稀でした。一方、レオンの時代は、デジカメの全盛! いつでもシャッターが押せる環境となりました。ところが、レオンが我が家にやって来た頃とは様変わりして、今度はカメラをあっても写真を残そうという気持ちが、かなり減少しているようです。その理由の一番は、山ほどの写真の整理が大変、という勝手なものです。これから時間が取れるようになれば、それも楽しみになるのでしょうね。 では、写真編集の種明かしをもうひとつご紹介します。
※編集前後 IMG_00171◎
   ※アーサーの写真は当時のプリントからのスキャン、レオンはデジカメですから 画質の差は止むを得ませんね。

上の写真3枚は同じ写真の一部で、すでに登場しています。私にとっての楽しい写真(私にとっての良い音につながります)をこんな風に作っています。ちょうど音楽の編集で雑音を消すように邪魔者は消す!・・・おっと、愛犬の事実上のご主人様やリードが邪魔だなんて  ・・・とんでもない! こういった写真では、迷惑?なんですよね。(同じことだって? それは誤解です。)

ところで、これら画像の編集に、私は特別な編集ソフトを使っている訳ではありません。元々パソコンに入っているWindowsのペイントやフリーソフトで編集しています。 狙った効果を上げるため、面倒でも複数のソフトを使うこともありますが。
とはいえ、私のようなシロウトでも画像を見ながら編集作業が出来ます。 そして、この点が音楽編集と大きく異なる点でしょう。再生音をスペクトラム・アナライザー等で確認しながら、ノイズを消したり音量を調整することは別として、一般家庭での音質調整は、自分のスピーカーの再生音を頼りに原音を触る訳ですから、楽曲のデータ書き換えは、再生時での音質調整と違い、一層の慎重さが必要でしょう。場合によっては、聴きなれたヘッドホンの方がいいかも知れませんね。その理由のひとつは部屋の影響を排除した音での調整が可能になるからです。でも・・・私は・・・やはりスピーカー派です。
音と比べて画像の編集は簡単で気楽な一面もありますが、これもプロの領域に踏み込むと、まるで様子は一変します。また、プロではないものの写真の公募展・・・二科展などの入選を目指すなんてことも大変でしょう。 従って、私にとって音楽も画像(動画を含めて)も趣味の世界に留まることがストレス解消になっているようです。

 【写真は真実⁉】
写真の編集についてお話ししてきましたが、映画はこれら画像の積み上げです。 従って、これを知ってしまうと結論が出ますね。静止画は勿論、映画にも真実を映したものも、そうでないものもある・・・。そんな適当な結論・・・納得できないですか?
これまで、このブログで再生音についての聴覚、視覚の錯覚(錯聴・錯視)に触れました。そのように聴こえる、あるいはそのように感じる・・・結果としてこれも真実でしょう。
たとえ、それが映像だとしても同じことが言えると思います。そのように自分は思う、あるいは他にそう思わせる〔期待させる〕だけで、真実か虚偽(虚偽という強い拒否感を伴うものでなく、このブログでは悪意のない軽いイタズラを指します。)かの結論が変わるかも知れませんよ。CGをうまく使って本物だと思わせるなんて、今では頻繁に使われる当たり前の技術ですからね。
※The Beatles  Album 懐かしい Net 大
  ※ ザ・ビートルズ『ミート・ザ・ビートルズ』Meet The Beatles,
                   『
アビイ・ロード』Abbey Road ・・・ YouTube等では聴けないですね。CDをどうぞ。
      このブログのビートルズ特集号はここをクリックして下さい。

【音に
『たったひとつ』のあるべき真実を求め得るか!?】

お気付きかも知れませんが、このブログのオーディオ編・・・私から音楽の再生は『こうすべきだ』とか『こうあるべきだ』と断言することはありません。その代わり、自分の機器を使って私自身が長年経験して来た音の特性や部屋の影響等々についての基本的な情報を述べて来ました。 あとは皆さんに、これらの情報を少しでも参考にしてもらい、自分の部屋や音響機器、中でもスピーカーの特徴・特性を知った上で、自分にとって心地よい音の再生に挑戦して頂きたいのです。私は、皆さんの音楽を聴く環境(部屋の様子)は勿論、使用機器やお気に入りの楽曲、好みの音質、そして年齢・・・当然ながら何ひとつ知りません。
その上で、皆さんにもっと音楽の楽しさ、音の心地よさのために頑張って頂きたいとの思いからお話をして来ました。 そして、多くのオーディオマニアが固執する原音再生ありきのスタンスが隅に押しやられたとしても、必ずしもその結果が悪くなるとは限らないと思っています。なお、今回、出て来る原音とは、元々録音されているデータを意味しますが、再生されるべき理想的な音ということではありませんそれは、元より不可能への挑戦ですからね。オーディオ趣味の泥沼や落とし穴にはまらないためにも、楽しみながら、そして、気楽に何でも試してみては如何でしょうか。
でも、大切な機器を壊さないためのオーディオ基礎知識は必要ですよ。老婆心ながら・・・爺ですが。 (*^。^*)

JBL LE8T (SP-LE8T)
★JBL le8t (1)
JBL LE8T・・・口径20cmのフルレンジながら、ロックからジャズまでいい音で鳴らすことが出来ました。オーディオ趣味の入口にいる頃にこれを聴いてしまったのは、少々不幸なことだったかも知れませんね。(笑) 重低音の再生や超高域の繊細さへの不満・・・その頃は感じることはありませんでした。バランス良く、心地よい再生が出来ていたのでしょうね。ピアノやボーカルの艶やかさが魅力的で、小型の他機種と比べる気も起きませんでした。 
そして、その気持ちは、その後いろんな機会に大型のAltec A7を聴くまで残っていました。

ところで、私がA7で心地よい音を求めて頑張っていた頃、オーディオマニアの間で大変人気だったのがJBLで、多くのJBLファンとオーディオショップで出会いました。
そんな時代 (1983年頃) のJBLのカタログからその一部をご紹介します。(私の目的は、 前にお話しした通り、JBLのトゥイーター2405Hでした。)(笑)
    
【懐かしいJBLスピーカーのカタログ(抜粋)】
①JBL catalog H1000
②JBL catalog H1000
③JBL catalog H1000
JBLの音づくり! Harman Owners' Clubの情報をご覧下さい。 【 JBL本社ガイド

さあ、ここからはオーディオ趣味の最終目的でもある音楽や映画の楽しさ・素晴らしさを求めて、いろんな切り口で進めて行きたいと思っています。
これからも気軽にご来訪下さいね。愛犬、ボルゾイのレオンとお待ちしています。
   Photo is the truth!・・・? Ⅱ   Meet The Beatles     Abbey Road     JBL
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ご来訪、有難うございます。
前回は、音楽鑑賞での視覚・聴覚・錯覚などの活用・・・私の奇策例などをお話ししました。でも、私がオーディオ変人を思われるのも困りますので、近年見つけた視覚・聴覚に関する学者などの興味深い研究発表もご紹介しました。
今回は、Altec A7-500-8の低音域についてのお話しをメインに進めて行きます。 
 

でも、ちょっとその前に、レオンの散歩コースの景色を紹介します。
こんな広々とゆったり出来る環境での散歩・・・贅沢さを満喫しながら体にも良いなんて、本当に素敵なところです。あなたも、きっと住んでみたくなりますよ。
※レオンの散歩コース
また、車で少し出掛けてみると・・・三河湾に面した田原市と豊橋市一体には新しく出来た工業団地が広がっています。昔の記憶にあるような各地の工場地帯とはまるで違います。 環境にやさしい工場が多く集まっています。そして、その周辺には国内でも有数の再生可能エネルギー発電所がいくつもあります。風力と太陽光・・・この地方には豊富なエネルギーです。勿論、この地域での雇用創出にも大いに貢献していると思います。
※田原のソーラー発電+コメント
下の写真、両端は万場調整池から見える風力発電所。そして、中央2枚、その中の発電所のひとつに行ってみました。 遠目にはきゃしゃな風車ですが、 間近ではレオン同様巨大でした。
※背景の風車は隣エリアのもので、 頭上にそびえ立つ風車は近過ぎて写りませんでした。
※そこで、このブログの過去の号をご存知ない方のために、以前紹介した酒呑みおやじ』さん撮影の『万場調整池の全景を改めてご覧頂きましょう。本当にいい映像ですね。
●風力発電所のひとつに行ってみました。H720
では、A7の低域改善への取り組みについてお話しします。 
 

【 これまでのスピーカーについての一言とAltec A7導入 】
オーディオ趣味の初期、自宅で聴いてきたスピーカーは比較的大きなブックシェルフ型が多く、それなりに満足していました。社会人になってしばらくの間、オーディオ機器を置いていた部屋は遮音面などの問題はあるものの12畳程の洋間だったことから、その後ゆったり鳴らせる床置きの大型スピーカーを導入していました。Pioneer CS-100CS-770です。 特にCS-100は大きな部屋には最適で、ダンスホール等でも使われていたようです。
高級感あふれるローズウッド仕上げであの大きさですから見栄えがしました。また、密閉型ということもあってか、低域から中音域に変なクセもなく素直な音でした。まあ、逆の見方をすれば個性的ではなかったとも・・・。
そして、個性的な鳴り?を求めて、ALTEC A7を検討し始め、これが聴けそうなオーディオショップを見つけると出掛けて行きました。NETがない時代にはそんな情報を得るのも大変でした。AltecA7狙いのところ“A5”だったり、“612C” “620A”といったモニタースピーカーだったり、JBL-4343等も試聴しました。勿論、カタログやオーディオ誌での情報も・・・。
結果はやはりA7!・・・揺らぎませんでした。ジャズボーカル、ピアノ、ベース、ドラム、シンバル・・・これしかないといった感じでした。・・・ところが・・・・。※Pioneer CS-100 & CS-770 ・・・
【A7の低音域を担うエンクロージャー(スピーカーボックス)】
独特な形状のエンクロージャーということもあり、手のひらを置いたり、こぶしで軽く叩いたり・・・おや?と思いました。その頃のメインスピーカーのCS-100CS-770・・・
どれもボックスの板が厚く、CS-100は3cmもあることから軽く叩いてもコツコツ! 再生中に手のひらを添えても振動はほとんど感じなかったのです。ところが、A7のは違いました。オーディオ誌でいうボックスをうまく鳴らした音づくりとは、このことかと。 極端に表現すれば、ギターやバイオリンの音色や響き等は胴の出来次第で決まるみたいな。
かつて、ギターやバイオリンに実際触れてきた来た私・・・それまでスピーカーボックスに求めて来た強固な作りとは相反するもので、これは使いこなしが難しい、と感じました。
そういえば、A7を聴いてきた場所は劇場は別としても、広いスペースでのデモ再生でした。これを狭い家庭のオーディオ室に持ち込んで、部屋の影響をまともに受けることになれば、あの響きは・・・などとの躊躇、まるで海辺の波のように何度も打ち寄せていました。
そこで、A7のエンクロージャー825 Type)の働きを再確認してみました。

①位相反転型(バスレフ型)
ヘルムホルツ共鳴を利用して低域を増強する。(スピーカーユニットの後ろ側ではコーンから出る音は逆位相だが、前面にダクトを設けることで位相が反転して同位相となり、低域が増強される。 これらはユニットの情報とボックスの容量等から計算して、最良のダクト面積や長さを導き出すことが可能。Bass Reflex)

②フロントロード・ショートホーン
音の拡散を減らし、前方に集中させることで音圧を上げる(高能率化)ことが出来る。しかし、あの短いホーンと開口面積から低域をさらに引き下げるのは困難と判断した。(追記:ショートホーンの最も重要な役割は(私のエンクロージャーの作りは箱鳴りを抑えるための対策を除き、オリジナルのAltec 825に沿い、セッティングもマニュアルに従うため、これは敢えて記載は不要かも・・・。)低音ユニットと中高音ユニットの位相合わせと認識している。 即ち、ユニットの振動版の位置を合わせて、低音と中高音の音の繋がりを自然なものにする設計になっていること。)

③箱を響かせる
弦楽器を例に挙げたが、これを新しいオーディオ室(ひとつ前のモノクロ写真)で上手に制御するのは困難ではないかと、逆に響きを抑えることにした。ところが、オリジナルエンクロージャーでの補強は困難で、仮に響きを減らすことが出来たとしても、かなり音が変わりそうだと思った。その後、A7のオリジナルエンクロージャーの材質が米松合板から硬質パーティクルボードに変わったことを知り、既に採用していた耐水合板はその中間くらいの性質ではないかと幾分ホッとした。(板厚はホーン部分の18mmを除き、仕上げ突板を含めて21mmとした。) ※以下はAltec A7がどんな作りかの参考図面です。
※Altec A7 enclosure design for NET
【完成後のエンクロージャーの調整】
エンクロージャーの完成を待って、A7-500-8のスピーカーユニット等一式を購入、取り付けを完了するといよいよ試聴に入りました。A7採用を決定してから既に2年程経っていました。途中で気が変わらなかったのは、それほど“A7”の鳴り方などに魅力があったからだと思っています。 そして、その後も約2年程の楽しいながらも悪戦苦闘が続き、エージングもどうやら終わったのでしょう。中高域の硬さも取れたようで、かん高かった音も聴きやすくなって来ました。昔の車で言うなら、慣らし運転が終わった感じですね。
以前にも触れましたが、導入当初の頃、しかも小音量の時は、確かにカマボコ型周波数特性だったと思います。 音量を上げ始めると、低域も高域もそれなりに鳴ってくれましたが、我が家は映画館ではありませんから、A7の前にスクリーンのない部屋での適正音量はかなり落とさざると得ませんでした。そのためプリアンプの低域や高域は2.5dBから5dBほど上げる必要がありました。(音づくり④の低域・高域の増減のイメージ図参照下さい。概ね調整する低音/高音周波数の両端の音圧は2倍くらい上がる感じです。)これなら何とか・・・などとしばらく(数か月)聴いては、エンクロージャー上の左右の中高音ホーンの向きを広げたり、狭めたり、上に振ったり・・・ビニール袋に砂をたっぷり入れてホーンの上に置いてみたり等と頑張りました。(#^.^#)  ※ホーン鳴きを抑えるとか ・・・ ほとんど変わりませんでした。 というより、仮にホーン鳴き(言い方を変えれば、原音にない歪!?)が中高域に悪影響を与えているならば、Altec社が素早くその対策を講じる筈なので、これを含めての鳴り方の良い面を残したかったのかも・・・と思ったりしています。

【アルテック A7-500-8・・・最終的な調整】(懐かしいA7-500-8のカタログ:既掲載)
A7の箱鳴り?を減らすために板厚を増やしたり、補強桟をつけたり・・・定在波を防ぐためなら対向面だけに張ればよい吸音材を一面に貼ってみました。勿論、アコースティックサスペンション(空気をスピーカーの制動に使う)の密閉型のように吸音材を詰め込むのではなく、内壁にカーテンを吊るような感じでとめました。 また、バスレフ用のダクト部分を塞いで密閉箱に近い状態から徐々にダクト面積を広げ、バスレフ効果を試しました。軽くて強靭なコーン紙の低音は密閉でなく、ほぼオリジナルの設計通りのダクト面積でかなり低域が出ていました。 笑い話ですが、音は目に見えないことから、バスレフダクト前にチラシなどを垂らして音を出すと、バタバタと激しく震えはじめ、やがて剥がれて飛び散る・・・こんなこともやりました。そして、出て来た低音は、バスレフによる変な盛り上がりも少ないようで調整しやすい感じでした。モニタースピーカーにも採用された416タイプのウーファーは、どうやら低域の暴れが少なく素直に低域が減衰しているのでしょう。(※下図)
※35mmフィルムとAltec Diaphragm コメント+++
※Altec 416-8Aの再生周波数特性グラフ。 この図から100Hz~40Hzの音圧減衰は、滑らかで十分再生可能だと思われます。
※映画フィルムの写真: 
私の映画好きな一面をご紹介するものです。 ビデオが普及していない時代、映画と言えばフィルム! 一般家庭では8mm! 16mmや35mmの映画は、まずプロの世界でした。 
 

【雑談・・・すぐ飛ぶ(壊れる)高域ドライバーって? ・・・そんなことはありません!】
写真中央にあるAltec 802-8Dのダイヤフラム(振動版)は当初のA7の中高音用ドライバーのものです。これを飛ばすなんて、一体どんな音量だったの!?・・・私は知りません。
実は・・・以前、ここでA7の音を聴いた私の友人が中学生の息子さんを連れて、是非聴かせてやって欲しいと立ち寄られたのです。残念ながら、私は運悪く仕事が入って不在・・・。家の者がFM放送なら鳴らせるのでは・・・とアンプ等のスィッチを入れたのですが、ボリュームを上げても、全く音が出て来ません。 オーディオ装置の機嫌が悪かったのではありませんよ。いろんな再生機器とつながっているセパレートアンプ(プリとメインに分かれたアンプ)・・・ファンクションスイッチ・・・外付けセレクター・・・目的のソースが再生が出来るルートはたったひとつです。そして、運良く・・・私にとっては運悪く・・・接続が最も単純なFM再生のルートにたどり着いたのです。しかも、ボリューム最大で! 驚いたことでしょう。・・・すぐにボリュームを下げて、その後もしばらく音楽を聴いていたようです。家の者はスピーカーの500Hz以上が鳴っていなくても、音が出ていたことから壊れたなんて、今でも思っていないようです。(*´ω`) せっかく期待していたのに、その中学生の息子さん・・・私が中学校の授業で先生に聴かせてもらったラヴェルのボレロ(2/18付)
の時のように『あの程度なら家で聴く音の方が絶対良いよね!』とお父さんに話したことでしょう。(ちなみに家の者とは・・・事実上の・・・愛犬のご主人様のことですよ。) 

その後、中高音ドライバーを分解して断線を確認、ダイヤフラムを交換すべく、オーディオショップに・・・どこにも在庫はなく、しかも修理には1個当たり数万円・・・2個の修理費で安いステレオセットが買えてしまう。その頃は、まだ1ドルが200円以上の時代・・・苦労して計4万円でダイヤフラムを取り寄せ、自分で交換する羽目に。・・・お陰で、またエージングに逆戻り・・・。もっと早く、Mr.Altecの森本さんと知り合っていれば・・・。

では、ここで一服、ダニエル・バレンボイム指揮 The West–Eastern Divan Orchestra
ラヴェル作曲 ボレロ】をお聴き下さい。(YouTube提供)  
  

【低音の再生】
かつては、dbx "Dynamic Subharmonic Synthesizer"で55Hz以下の低音を取り出し、別のアンプで自作のサブウーファーを鳴らしていました。必要に応じて、かなり強烈な低音を出すことも出来ました。しかし、数年後にはクラシックのコンサートでも聴くことがないような重い低音・・・こんな低音が本当にいるのかな?なんて思うことが多くなりました。どうやら追加された低音が不自然、という印象を持ち始めたのでしょう。といっても、サブウーファーにアンプから送り込む低音の周波数は、これらの装置が扱うせいぜい27Hz~55Hz。さらには20Hzをまともに再生できるスピーカーなんて、とても自作出来ません。
こんなことから、40Hz以上を上手に鳴らせるならば、これ以下は要らないのではとの考えを持ち始めました。(これは費用対効果からの考えですので、誤解なきようお願いします。)

とは言え、オーディオ雑誌等で音楽を聴くためには20Hz辺りまで必要(というニュアンス) なんて載っていると、違和感を持つようにもなっていました。20Hzや30Hzの基音の楽器があるとしても、これが演奏で重要な部分を占めるかには疑問をもっています。88鍵ピアノの鍵盤で一番左の音は約27Hz、パイプオルガンではもっと低い音が出るようですが、ピアノも趣味の私、一番左の鍵盤なんて一度も演奏で弾いたことがありません。 ポップスだからでしょうか? 多くがそこから8つ目の鍵盤程度の約40Hzより高い鍵盤ばかりです。しかも、 一番低い鍵盤から数個上まで叩いてみても(弾くという感じでなく・・・)明瞭な音階は、残念ながら判りにくいです。勿論、プロの音楽家や批評家には判るのでしょう。
エレクトーンとピアノ
  ※左は概ね現状です。 右側の2枚は、何でも試した2度目の中高域エージング時代。 JBL 2405Hの追加前です。
【倍音の利用】
高音域で重要な倍音は低音でも重要です。 半世紀も前、テープレコーダーで音楽を聴いていた頃、ベースやバスドラなんてまともに再生できる筈もないのに、これを聴けていると感じました。低域の基音が無理でも倍音がうまく鳴っていればそのように聴こえてくるのです。ベースの一番低い周波数は開放弦の約40Hz、バスドラでもこんなものでしょう。むしろ、倍音の響きを聴いているので、その迫力が感じられるのかも知れませんね。また、時として数千Hzにもなるアタック音も大切な音です。アタック音・・・弦楽器、打楽器、ほとんどの楽器の出だしのほんの一瞬の音とは言え、これが音楽を生き生きさせ、明瞭感(解像度)や繊細さ(適量ならば・・・)も感じさせますから。
20Hzの音が入ったCD、スピーカーでこの20Hzがまともに再生出来ないとしても、悩むことはありません。しっかりと倍音の40Hz辺りから再生出来るようであればよいのですから。
ところが、 実際上、 この40Hz辺りは良くできたスピーカーでもなかなか十分には鳴ってくれません。でも、心配いりません。80Hz前後がバランス良く鳴ってくれれば大丈夫です。

A7の低音、38cmの大型スピーカーユニットということもあり、何とか40Hz辺りまでは鳴ってくれそうです。 そして、これを増幅するため、壁面や床の反射を利用してみようという訳です。 ここで増幅される低域は、ごく自然に聴こえます。 重過ぎず軽過ぎず、おそらく倍音成分が上手に増幅されているのかと思います。
それでも音楽ソースの低域や高域、あるいは中域に不満がある場合、再生時のデジタル処理で自分の気に入る音に近づけています。 これがオーディオ趣味として、行き過ぎた邪道と考える方があっても、それは受け流します。原音再生、HiFiの回でお話ししたように、何が原音かの基準が示されていない以上、自分の基準で心地よく聴ける音づくり!これが自分のオーディオ趣味の最終目標ですからね。
Altec A7-500-8の低音を締まりがあるのに豊かに響くようにした・・・これについては、『もう少し具体的に言って欲しいなあ』というお話しもあり、近いうちにその方法(奇策のひとつ!錯聴の利用?)をお話しするつもりです。'16年10月24日および`'17年12月20日に掲載)

そして、今回の最後にひと言、オーディオ趣味で『裸の王様』になっては見苦しいと思うのです。私のオーディオ機器に超ド級はありません。ここで言う『超ド級』とは、今の価値で例えれば、アンプでは50万とか100万円なんて高額の製品です。それは、私がそれを必要としていないから、という単純な理由です。オーディオショップやオーディオ誌で、100万とか数百万円のアンプを推薦する言葉に出会うと、見えない服を薦められて、結果として裸で大勢の人々が見守るなかを行進する王様の童話を思い出します。『この音の素晴らしさが判らない人は真のオーディオマニアとは言えません。もし、本当のオーディオマニアならば、この違いが判ってしかるべき・・・』なんて、半世紀もオーディオで苦戦して来た私には、まるで童話の笑い話です。 但し、『これが判るので、是非導入したい』という人、それを否定するものではありませんよ。その価格もデザインもその人にとっての心地よい音づくりに大きく貢献することも理解できますから。誰よりも素晴らしい音を聴かせてくれる装置を持っていると感じられる・・・視覚・聴覚での錯覚・・・大事ですからね。これも、趣味としてのオーディオなればこそ可能な心地よい音づくりの手法でしょう。 でも、私には無縁の・・・猫に小判かも知れませんね。
       ≪そうそうZ800-FW168HRは別です!良いと思います!≫

では、次回、愛犬のレオンとアーサーを中心にお話しし、所どころでオーディオや映画にも触れようと思います。また、 お訪ね下さい。 どうも有難うございました。
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ようこそ! 飛んでる音好き爺』です。
と言っても、このブログ、先に進めば進む程に、ひょっとすると『とんでもない音好き爺』と言われてしまうかも・・・。 でも、そんなこと言わないで、度々ご来訪下さいね。
今回、・・・聴覚・錯覚・奇策・・・何でも試す、この説明がなかなか難しく、かなり長くなりました。そのため、画像がなかなか間に合いませんでした。 これからも追加していきますので、時々前の号も見直して下さいね。
マリリン・モンローの愛犬・marilynmonroe
さて、前回は愛用のA7の良さを生かしながら、さらなる『自分にとって良い音』を目指した対策の概要をお話ししました。しかし、新オーディオルームと音楽ソースのデジタル化のお陰で、かつてのような中音域での調整等に悪戦苦闘することもなく、大きな音量でも、小さな音量でも、A7-500-8魅力的に鳴ってくれているので、特段の矯正がすぐ必要と言う訳ではありません。気付いていない心地よい感じが、まだあるかもという思いからです。
※A7の呼び名について:単にA7と表示すると、いろんな時期にそれぞれ特徴が微妙に異なるバージョンがあることから、特定のため時々正式名で呼んでいます。 車のマイナーチェンジやモデルチェンジと同じですね。同じ車種でも時期によってスタイルや性能・・・まるで違う感じの車になることもありますから。勿論、性能については、スタイル等の好みは別として、どちらも向上していますね。)

【高音域改良作戦】
A7-500-8で使われている中高域ホーンスピーカー(ドライバー802-8D、ホーン511B)は、 ネットワーク(N501-8A)によって500Hz以下の周波数帯域を12dB/octaveでカットされた中高域を再生します。
無響室で測定した同機種の周波数特性グラフでは、4kHzあたりから10kHzにかけて、数dBのディップ(音圧低下)が見られます。このディップには、楽器の基音に加わる繊細な倍音成分が多くある帯域かと思います。また、10kHzからは音圧が回復するものの、15kHzから20kHzまでは下降しています。 これはトゥイーターとして追加するJBL 2405Hの守備範囲になることから、ある意味では幸いだったかも知れませんね。 
但し、これは自分の機器の測定データでなく、無響室での測定値のため、参考程度に考えています。それに、普通の部屋での再生には反射音やこれの折り返し等による残響もあることから、もう少し体感での音圧は上がるかも知れません。従って、調整等はあくまでも自分の聴覚で行うことになります。
周波数アナライザーの例 02-01
【JBL 2405Hの追加】
A7 の高域にトゥイーターをオーバーラップさせたらどうか・・・それ以前にも検討していました。 Altec社にも候補のトゥイーターはありましたが、いろいろなオーディオ紙に掲載されるJBLのモニタースピーカー等に、必ずと言ってよいほど採用されていたトゥイーターに興味があったのです。JBL2405かつての16Ωでは、ΩのAltecとの組み合わせ・・・少々都合が悪い・・・(ボソボソ独り言)、マルチアンプ駆動を含めて悩んでいました。)を検討するも、実現にはかなりの出費が!という現実が立ちはだかり結論が出せないまま、歳月が流れました。劇場用としては必要のないトゥイーター・・・。でも、趣味として再生帯域のワイド化への挑戦も楽しい!という気持ちは強くなっていました。

そして、その頃にはJBL 2405Hが発売されていました。これはインピーダンスが8Ω、能率も105dB/W/mと十分・・・ しかも、周波数特性は7kHz~21kHz、(ここは読み飛ばして下さい。要は私が望んだ性能があると判断出来たということですから。)  これなら、マルチアンプ駆動を採用することなく、単に8kHz以上を通すハイパスフィルターを作り、アッテネーターで音量を絞ることでA7とのコラボも可能! さらに、最も低い予算で実現出来るとホッとしたものです。
ところが、予算面での余裕?・・・いいえ! 計画の甘さから・・・2405Hを4個準備してしまったのです。これには伏線があります。 検討中の数年間、JBLをはじめYamaha等、 評価の高いトゥイーターを試聴して回り、トゥイーターの単独音だけを聴かせてもらっていたのです。A7との組合せ、オーディオショップではそんな試聴は不可能だったこともありそうせざるを得ませんでした。当然、どのトゥイーターもリズムは分かるものの、シッシッシー、サッサッサー、チッチッチ ー・・・電車で若者のイヤホンからの音漏れ風! 音質は当然違いますがかなり小音量・・・説明用の例です。(#^.^#) ショップ担当者としては、高価なトゥイーターを飛ばさない(壊れるの意味でヒューズが飛ぶって言いますね。)ようにということなんでしょうか。ちょっとしたことですぐ飛ぶ!なんて、他のショップでも言っていましたね。それと、もう一つ伏線があったのです。JBL 2405H導入前にA7のホーンドライバーを、何と大音響で飛ばしたという経験があったのです。次回、触れますね。

そんなこともあり、A7の音圧に比べてこんな程度で間に合うのか? 万一にも飛ばした時のため予備がいるかも・・・。 まだ、経験や知識の浅い30代の若者、結局その若者は無駄使いの〇〇者!でしたね。以前の写真には片側2個映っていますが、安全な再生帯域を設定(8kHz以上にしました。)すれば予備なんて不要でした。
音質面での相性については、ほとんど気になりませんでした。あまり8kHz以上を強調する必要はなく、むしろおとなしい位で聴きやすいバランスが得られました。 繊細な超高音域って、そんなにしゃしゃり出る必要はなく、むしろ控え目の方が高音域の印象は良いと痛感しました。トゥイーターの追加当初は足りないと思われる高域の増強に向けて調整していたのですが、超高音域の主張・・・時として『自分にとって心地よい感じる音』のためには、逆効果なこともあると感じる出来事に遭遇したからです。

【繊細な音と大音量≪音楽鑑賞環境で許容される音量の範囲=部屋の状況≫は両立するの?】
それは、いくつかのオーディオショップで試聴してきた、西欧のある有名スピーカーによる弦楽合奏曲でした。大変美しい繊細な響きでしたが、試聴ブースとは言えオープンな環境のため当然音量はかなり絞られています。我が家での再生、弦楽合奏曲ならこんな感じの音量で、などとボリュームを設定していることもあり、音量不足が気になったのです。そこで、もう少し音量を上げてもらったところ、音質などは概ね同じ雰囲気なのに、うるさい感じになってしまったのです。あくまで個人の印象ですが、大音量での繊細さ・・・これは不自然だったのです。前回、ちょっと触れた『繊細な音は小さくて当然、パーカッション等の迫力ある音は大きくても不思議はない』との考え方はこの辺りから出てきたようです。
花火始めるよ~カミナリだ!~花火の終わりはロウソクを消そう01
  (上は・・・線香花火〔球は落ちてしまったようですね〕の音は繊細です。落雷は大音響、ロウソクの炎を消す息は静かな音
    ですね。音のイメージを想像して下さい。ダイナミックレンジが大きく、音響担当泣かせの代表格!)


では、ひとつ想像してみて下さい。夏の縁台、そこに座っているあなたの首筋あたりに蚊が飛んでいるようです・・・プ~ン・・・。 これが映画なら、蚊の飛ぶ音がなくても、首筋あたりを手で払ったり、軽く叩く仕草で表現できるでしょう。しかし、音の場合は何らかの音が必要となります。能率の高いスピーカーなら、かすかな蚊の羽音からこれに続く突然の雷雨・・・ザー、そしてクライマックスの落雷・・・ピシッ!ドーン! 余裕をもって再生してくれます。
一方、能率の低いスピーカーでは、 蚊の羽音なんて・・・音量をかなり上げなければ聞こえて来ません。 そして、雨音が滝に変身、そこへ落雷・・・? 私にはこんな感じに聞こえたという訳です。・・・でも、スピーカーやアンプって、リニアな特性の筈だから・・・そんなことはない・・・? ウーン、いい質問ですね。確かにオーディオ機器の働きは概ねリニアです。 しかしながら、人の聴覚は、『音楽再生への意識の変化』で触れたように、音量を下げていくに従って高域と低域が聞こえにくくなります。 逆に、比較的低めの音量で調整された音はボリュームを上げるにつれ、低域や高域が聞こえやすくなる訳です。その結果、低音は豊かというより重く暑苦しく、高域の繊細さに騒がしさを感じる人も出て来るのかも知れませんね。いやいや!ボリュームを上げても、同じように繊細さが表現できることは、原音再生(HiFi)のために最も大切なこと!・・・とのご意見・・・あるでしょうね。

しつこさのついでに写真を例にしてみますね。(趣味とはいえ、かつては仕事の一部)
女性のポートレイトが壁に貼ってあります。鮮明で実に美しい写真です。少し距離をあけた時(小音量)でも顔だち全体の雰囲気も良く伝わってきます。 もう少し近づきましょう(普通の音量)。髪型をはじめ繊細な部分も確認できます。 さらにもう一歩近くに寄ってみます(大音量)。今度はまつげや眉毛の一本一本が見えます。しかし、化粧品のCMではありませんが、毛穴やニキビ跡も・・・。はたして、原画に含まれる情報だから見えるようにするのは当然でしょうか? 私なら、近くで見る作品の場合、画像に紗をかけたりソフトレンズを使ったりして柔らかな写真にすることでしょうね。現実とは違ってきますが、この手法は音楽再生にも使います。より心地よく音が響くように。
思い込みや錯覚で変わる印象
【音量設定への提案】
日頃聴くステレオの音量を3段階準備してはいかがでしょうか。
パターンA : 
夜間など、周りに迷惑を掛けない程度で、かつ明瞭に聴こえる最小音量。
パターンB : 
最も聴きやすく、日頃から耳に馴染んでいる音量。
パターンC : 最も大きな再生音が含まれ、かつ現在の環境で許容される音量。
     (勿論、苦痛を感じるような設定ではありません。)

私の場合、パターンA・・・A7は諦めて、小型スピーカーのダイヤトーンを使うか、ヘッドホンにバトンタッチ!その方がストレスになりませんからね。(*^-^*)

パターンB・・・比較的ダイナミックレンジの小さい室内楽やイージーリスニング系楽曲が多く、音質調整等はパソコン側のソフトでおこない、USB-DAC経由でアンプに送ります。
(追記 : A7を魅力的に鳴らす・・・A7の良さを残しつつも低域は豊かに、中高域はハッとする艶やかさで聴く人を引き込みます。 どんなマジックを使うのか、今まで触れなかった部分を近いうちにお話しします。オーディオに取り組んだ半世紀の反省(ダジャレ?)から聴覚の不思議をオーディオ室で実感!もう少しお待ち下さい。)
  → 2016/10/24、Altec A7・・・豊かな低音 (クリックで飛びます)・・・を聴くをご覧下さい。

パターンC・・・イコライザーは多くの場合OFFにしています。これはクラシックをはじめとした大編成オーケストラ用で、ダイナミックレンジの広い楽曲が多くなります。 でも、こういった楽曲で、ドカーン!と来る大迫力・・・それほど頻繁にある訳ではありません。

※写真の例とは、逆の調整のように思われるかも知れませんが、これで良いのです。 A7の音・・・大音量時、現在のオーディオルームでの再生では特に補正の必要はないのですが、比較的小音量の時は、これまで度々出ている弱点(重低音や倍音成分の多い高音(超高音域)が指摘されますので)をカバー! 一層聴きやすく、心地よい音を引き出すために若干お化粧するという訳です。
皆さんも、機器の素顔をしっかりと把握してから、必要に応じてお化粧に取り掛かるようにして下さいね。さもないと・・・ギョッとする厚化粧に!・・・おっと失礼! でも、別にこれってあなたのことではありませんよ。ここは色を付ける必要はなかったですね。)

皆さんも、こんな感じで自分の基準となる音量設定をして、どんな音量でも心地よい音が聴けるよう準備してみましょう。
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【静寂地獄とは、一体どんなもの?】
さて、前号の写真説明の中で、④オーディオルームへようこそ!・・・ドアを2枚閉めるとそこは別世界!・・・いいえ、そこには思いもよらない静寂地獄が待っていた!・・・ミステリー小説? 恐怖の始まり・・・なんて言っていますが、どんな恐怖か、皆さんは想像できますか? 
また、沈黙の音って聴いたことありますか? サウンド・オブ・サイレンス・・・ でも、サイモンとガーファンクルの歌ではありませんよ。 では、無響室に入った経験・・・ありますか? 私は数回あります。音の反響が全くなく、正にこの世とは思えない世界です。
発生した音は、アッという間に減衰して、部屋は元の無音状態に戻ります。
こんな状態、自然界にはありそうもないですね。広い砂漠の真夜中でも、波のない静かな海でも、深い森の中でも自然界には音は存在します。しかも、自然界のこれらの音には多くの人が心地よく感じる何かがあるようです。

遮音性能が格段にアップした現在のオーディオルーム、決して無響室ではありません。
でも、室内で音を出さなければ当たり前に無音が続きます。無響室とは比べものにならないレベルとはいえ、遮音状況をじーっと確認していると『沈黙の音』が聞こえ始めるのです。どんな音?・・・皆さんは静かな状況を説明する時、どんな言葉を使いますか? 
おそらく・・・『シーン』・・・ですね。 シーンという音・・・???・・・聴覚器官と脳の働きのようです。 深夜、じーっと音を聞こうと空間に耳を傾けていると聞こえるかも知れませんよ。
そして、この静けさ、私にとってはあまり歓迎できる環境ではなかったようです。ドアを締め切った状態にすると、自分にとって適切だと思う音量までボリュームが上げられなくなりました。かなり音量を下げないと長時間の音楽鑑賞が苦痛になっていたのです。 これではA7の良さを発揮出来ません。 30年近くも前のことです。せっかくのオーディオルームなのに。
しかし、その後、この状態から脱出することが出来たのです。

それは、偶然に無意識からの出来事でした。音量確保?での悩みを抱えた私・・・イライラ気味に音楽を聴きながら、無意識のうちにタバコに火をつけていました。オーディオルームは禁煙室!これは重大な?規律違反!です。家族からすれば・・・。しばらくすると、部屋にはタバコの煙が平面状の層となって広がっていました。ハッと我に返って・・・火を消すかと思いきや、消音型の同時給排換気扇を回したのです。
換気扇からのかすかな風切り音とモーター音が、連続音(ノイズと言った方がいいかも知れませんが。)となって部屋に満ちるような環境に慣れてくると、もう、このノイズを邪魔者とは思わなくなっていました。勿論、これが一気に起きた訳ではないでしょう。おそらくは数か月、いや・・・数年かかったかも知れません。そして、不思議なことに、音量を上げると音楽がより生き生きして来たように感じはじめたのです。A7の高音域に繊細さや伸びも感じられるのです。しかし、この状況をしっかり説明できるような論拠を示すことは、私には出来ません。・・・そう感じられるようになったということ以外は。
・・・かつての状況と違うことと言えば・・・そうです、タバコ事件・・・あれ以来、室内で発生するエアコンや換気扇のノイズを敢えて徹底的に、という程には排除しなくなったことです。連続音としてのかすかなノイズ、人間の生活空間には必要なものではないかと、今では思っています。オーディオルームにだって。
【ご注意】 これは喫煙を奨励するものでは決してありません。誤解のないようにお願いしますね。音楽鑑賞に支障のない程度の騒音・・・目くじら立てずに共存しましょう。勿論、音楽ソースにあるノイズは極力排除しましょう。

これは聴覚の錯覚(錯聴)かも知れません。それでも一向に構いません。私は映画も大好きですから。エッ!どういうこと?との疑問をお持ちですね。 映画もテレビも極論すれば、視覚の錯覚(錯視)の産物ですよ。 映画での物の動き・・・誰もスクリーン上で動き回る物体が存在するなんて思いませんね。本当は静止画が1秒間に24枚とか30枚(デジタルが主流の現在では、それ以外のフレーム数もありますので一概には言えません。)いずれにしても静止画像が間欠的に投影され、その視覚情報を脳が残像を含めて連続した滑らかな動きに見えるよう処理しているという訳です。従って、自分にとっての心地よい音が感じられれば、それでいいと思うに至ったのです。
そして、その延長にAltec A7ではなく、心地よく響く魅力的で個性的なスピーカーレースのカーテンの向こうに作り上げたのです。これが10年ほど前のことです。

では、今回のラスト、錯覚の世界に皆さんをお連れします。
https://illusion-forum.ilab.ntt.co.jp/list.html いろんな錯覚を体験できます。

そして、聴覚の錯覚のメカニズムについての興味深い研究がありますので、こちらもご紹介します。  『聞こえと無意識の科学』と題する、柏野牧夫博士(心理学)の研究について、小沢陽氏が書かれたものです。(東工大研究室紹介冊子のLandfall Vol.79)http://pdf.landfaller.net/79/79-3.pdf (お断り:時々更新のためか閲覧ができなくなります。)
その代わりに人はみな同じ世界を知覚しているか?: 柏野 牧夫 at TEDxKeioSFCをご覧下さい。

次回、Altec A7の低音の豊かな響きをどうやって作り出したのか・・・そして、A7の低域の命とも言える825Bエンクロージャー、何故オリジナルのボックスでないのか・・・敢えてそうした!というお話しなどをしたいと思います。 
今回の『視覚・聴覚・・・錯覚・奇策』は、大変長文となりましたが、いかがでしたか? やっとのことで、ここまでたどり着いた感じでしょうね。本当にお疲れさまでした。
(今回、なぜかマリリン・モンローの写真が多かったですね。団塊の世代以上の方には永遠のアイドルですから・・・ご了承下さいね。)

※それと、上のクイズ?の解答を言わないのはずるいよ、とのご意見から・・・昆虫?鳥?怪獣?にも見える画像の正体は・・・頭を左に90度傾けて・・・テンガロンハットをかぶったカウボーイの絵です。な~んだ、って? 言わなきゃよかったかな。
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ご来訪、有難うございます。

さて、私の目指した音づくり その④です。
ここでは、愛機Altec A7の明るく力強い鳴り方や能率の高さによるメリット、あるいはその特徴ゆえのデメリットなどを知り、試行錯誤しながら、これを活かしたり、時には抑え込んだり・・・『自分にとって良い音』『心地よいと感じる音』づくりに向かって、どんな苦労をして来たか等をお話しします。
でも、これは私の機器に限ったお話しですから、皆さんも愛用のオーディオ機器から『自分にとっての良い音づくり』に挑戦してみてください。皆さんの装置の今までとは違った魅力に気付いたり、新しい音を引き出せるかも知れません。
 
その前に、初代ボルゾイの愛犬アーサー、当時の写真をもうひとセットお見せしますね。
以前、触れた2軒目?のアーサーハウスからどうぞ。 
アーサーハウス ~
自分にとって良い音』・・・心地よいと感じる音づくりの前に、まずはオーディオ機器の性格を知る必要があります。  ここではスピーカーを対象にしたお話しがメインとなりますが、 再生音は各機器の能力結集の結果ですから、当然ながら他の機器にも触れることになります。
なお、敢えて(スピーカーの)性格と言ったのは、スペックの数値では表せない音の全体像を含めたニュアンスとご理解下さい。

アルテックの資料(A7-500-8の導入数年後、オーディオショップに並べられていたパンフからの抜粋。)
※●Altec Lansing catalog H1500
【Altec A7-500-8の特徴】
軽くて丈夫なコーン紙を使うことで高能率を実現している。 
森本氏をはじめ吉田氏やウレダ氏といった音響専門家からそのメリットを聞いていますがここでは私が説明しやすいような例を挙げてお話しします。
アンプのボリュームは同じ位置なのに、高能率のスピーカーでは音量が大きくなります。
それだけスピーカーがアンプの電気信号を音に変換する能力が高いということです。一般的なスピーカーの能率が90dB(デシベル)程度とすると、100dB超のA7は10dBも能率が高い訳です。3dBで2倍、6dBで4倍・・・10dBでは10倍の差となります。これは、アンプの出力が10分の1になっても、同じ音量で音楽が聴けることを意味します。アンプの出力 ・・・100Wが10Wで済む・・・省エネにもなりますね。
  ( 3dBの差は音圧・電圧では1.41倍、音響パワー・電力では2倍の差となります。)
また、 コーン紙が軽いということは電気信号が入って来た時の立ち上がり動作が素早く、電気信号が止めば動作もすぐに止まれます。こんな特徴があると、その音をスピード感がある明快で締まった音などと表現・・・でもこの形容って、私たちには何とも分かりくい言い回しですね。
では、 車を例に言い換えてみます。(私、見かけによらず大の車好きですから・・・。)

アクセルを踏んだ途端に、シートに押し付けられるような鋭い出足や加速・・・ブレーキを踏めばたちどころに止まる・・・ハンドル操作も無駄な遊びがなく切れが良い・・・なんて言えば分かりやすいかも・・・。そのためには、車が常に路面をしっかり捉えていることが必要ですから、いつも私はタイヤの状態に注意して来ました。(スピーカーで言えば、適切でしっかりした設置!)
『ちょっと待って! そんな車、かえって危なっかしくて街乗りなんか出来ないよ!』という反論がありますね。街乗りでは、ゆったりしたセダンに比べると『足回りは固くて乗り心地なんて最悪! そんなレーシングカーみたいな車、とても乗れたもんじゃないですよ!』というご意見。 あれ?そんな感じの反論・・・前にも聞いたような記憶が・・・。
そうですね。前回『私の目指した音づくり その③で登場したPA (SR) への反応です。

ある意味では、そのアドバイスは当たっているでしょう。でも、これらの特徴を出来るだけ活かしたスポーツクーペで、それをうまく制御出来たら・・・ どうでしょうか?  私 ・・・ 実際にこんな感じのクーペに乗っていました。実に魅力満載のスポーツカーでした。オーディオで言えば、周辺機器とスピーカーの使いこなし次第!ということですね。
余談ですが、運転者をドライバー、そしてスピーカーの音源となる部分もドライバー(ホーン・ドライバー)と言います。また、ドライバーには指定、あるいはドライバーの性能を活かせるホーンを取り付ける必要があります。 その写真は、このブログ『音楽再生への意識の変化』のスピーカー画像右端にあります。

同じように、Altec、JBL、EV(エレクロボイス)等のSR機器、うまく使いこなせるならば、そのサウンドは大変魅力的なものになると思います。
あの巨大なA7も、Altecの劇場用スピーカー群の中では小型のシステムでした。そのためA7A5は、オーディオマニアには勿論、オーディオ評論家の中にも愛用者がいたほどです。
ホーン型スピーカーの魅力に触れる選択肢があってもいいのではないでしょうか。
Altec A4 & A7 - The Vooice of The Theatre
★Altec A7シリーズ全般・・・ダイナミックレンジが広い楽曲の再生が得意
CD等のデジタル音源の再生に限ったことではありませんが、消え入るような小さな音から聴力が耐えられない程大きな音まで、アンプへの負担も少なく再生する能力があります。
ちなみに、アンプからA7に1Wを入力し、1mの距離で聞こえる音圧の100dB(デシベル)とは、どれくらいの音量でしょうか。多くの資料には『ガード下で聞く電車の通過音』が例として載っています。 そのため、A7を一般家庭の音楽鑑賞に使う場合、80Wとか100Wという出力のアンプは必要なく、10W×2(ステレオ)もあれば、十分にダイナミックレンジの広さが味わえます。A7にとってのアンプは量より質ですね。
そして、これらの能力によって再生音に独特の魅力が加わる結果になったのでしょう。
では、デメリットはどういう点なのでしょうか。

充実した中音域の再生を優先した結果、40Hz以下の重低音や10kHz以上の高音域の再生に弱点が出て来てしまった。
これはAltecに限らず、2Wayのスピーカーが多いSR機器の主な使用目的から、当然帰着する弱点かと思います。音を吸収しやすい大勢の聴衆に向かって、幅広く、かつ遠くまで明瞭で締まりのある大音響を飛ばすことが、最優先の役割ですから、これは止むを得ません。
一方、家庭での再生にそんな能力は要らない代わり、間近で小音量で聴いても低域から高域まで、時には迫力があり、時には繊細さのある音を要求します。低音再生には重いコーン紙を使えば有利になりますが、重いものを動かすためには大きな力・・・大きな出力のアンプが必要となります。ひと度動き始めるとこれを止めるためにも力が要ります。高音部については、何十メートルも音を飛ばす必要がないことから、いろんなタイプのユニットから音質の相性が良いものを選択することも出来るでしょう。おっと、脱線してますね。このあたりのお話しは、A7から離れますので、機会があれば触れるとして、ひとまず切り上げます。

音が荒い、・・・言い方を変えると繊細さに欠ける、といった印象を持たれやすい。
長期間、A7の音に向き合って来た私は、その原因のひとつを次のように考えています。
・特に繊細さを感じさせるバイオリン等の弦楽器管楽器の伸びやかな高音部の艶やかさの『基音』が集中する周波数帯(主に300Hz~3000Hzが含まれる中高域)が伸びやかな設計になっているのかも・・・。 この帯域に人の聴覚が最も敏感に反応することから、そういう音作りをすれば、劇場やホール等の広い空間でも音を遠くまで明瞭に届けることが有利なのでしょう。しかし、このことが家庭での再生では、刺激的・・・うるさい・・・繊細さに欠ける・・・歪っぽく聞こえると言った印象を与えているのかも知れませんね。さらに、強調気味のこの基音倍音が何重にも重なって楽器独特の音色を作り出すため、場合によってはこの印象が一層強調されてしまうのではないかと推測します。
(よくも、ここまでボロクソにけなす言葉を並べ立てたものだって? これって私が言っているのではありませんよ。そんなことを言う人がいるので、列記しただけですから。)
でも、基音と倍音を心地よいバランスで調和させれば『和音(ハーモニー)』・・・これは大歓迎ですね。いろんな楽器の基音周波数の分布は、少し下の図表にあります。

【音楽を聴く環境・・・オーディオルームの状態】
さて、次はオーディオ室の様子です。 転勤前の過去のオーディオ室(『私が影響を受けた音楽と音響の専門家たちに掲載したモノクロ写真)ではなく、現在のオーディオルームのお話しとなります。

広さは、6m×4mの24㎡に作られた石膏ボード内張りを2重(約25mm厚)にした部屋の中に、さらに吸音材と遮音シートを挟んで石膏ボード下地に吸音性のある専用ボードを張った壁面としました。しかし、内装用にビニール系のクロスを張ったので、高域の吸音性はなくなったかと思いますが、低音の吸音については、壁面の弾性がいくらか有効に作用しているでは・・・と考えています。検証は出来ませんが。

天井は、壁と同じ構造ですが、仕上げ材は装飾模様の凹凸があり吸音性を残しています。 は鉄筋のメッシュで補強したベタ打ちコンクリートに水平をしっかり取った大引き(柱を倒して横に並べた感じです。専門用語の大引き・・・ご存じの方への説明は不要ですね。)を50cmごとに置き、耐水ボード下地に寄木合板張りで厚さ3cm超・・・重量のあるピアノやエレクトーンは勿論、オーディオ機器の重量にも全くたわむこともなく頑丈です。
なお、部屋の中に部屋を設置・・・そのため、若干部屋が狭くなっています。天井も同様の理由から、実質高は2m60cmまで低くなってしまいました。

二重サッシです。流行りのペアガラスではありませんが、2列のサッシ(外側・内側共しっかり施錠できるタイトな仕様)枠と内壁は勿論、部屋のコーナーや下地ジョイント部の(二重のボードはそれぞれジョイントをずらして張ってあります。)すべてに遮音テープを張ったりして気密性を一層高めています。

室内ドアも二重とし、部屋側は遮音効果の分かるメーカー製の防音ドア、外側は重量のある特注ドアで必要に応じて両方閉めます。普段は室内側だけ閉めることが多いです。 また、設計の際に遮音の次に気になっていた反響(余分な残響)については、建材と丁寧な施工のお陰で問題もなく、杞憂におわりました。(とんでもない施主に当たったのが問題!だったかも知れませんが、その後の施工能力への評判!・・・元が引けたかも。)
そして、新たな環境で『自分にとって心地よいと感じられる音』への道に、再び踏み入れることになるのです。
●基本周波数 frequency spectrum - Genx Beats & Audio room 02
※①アンプのトーンコントロール操作で変化する周波数の一例です。これで変化の範囲をイメージとして掴んで下さい。
②いろんな楽器の出せる音程 (基音)をピアノと比べて下さい。 これに倍音が幾重にも重なり、楽器独特の音色となります。
③見えない音源から流れ出る音楽をここで初めて聴いた人・・・豊かな低音の響きやボーカルでの息づかい、チェンバロや
弦楽器の繊細で伸びやかな響き(ちょっと手前みそかな?)とレースのカーテンの様子から、大きめのスピーカーだと感じた
訪問者、『いい音だ』と言って下さっても、A7のようなSR機器だなんて、 全く当てられませんでした。オーディオ機器への
 思い込みや先入観の排除 ・・・ちょっと意地悪なブラインドテストの威力!予想通りでした。あっ!答えを言っちゃった。
④オーディオルームへようこそ! ドアを2枚閉めると・・・そこは別世界!・・・いいえ、そこには思いもよらない静寂地獄
 が待っていた!・・・ミステリー小説? 恐怖の始まり・・・この続きは次号ですよ。右端はおまけです。壁断面!(^.^)
 

こういった特性の‟Altec A7-500-8”の音質を、プリアンプのトーンコントロールで調整することは困難、というより不可能なことやA7専用のネットワークのアッテネーターでは、こんな調整が出来ないことも分かっていました。
一般的なトーンコントロールは、ターンオーバー周波数(低音や高音の音量が増減し始める周波数)を1kHzに設定していることが多く、A7の強烈な1kHzから3kHzを下げつつ、倍音の多い4kHz以上を増加させ、10kHz以上増強させずにそのままを維持・・・なんてことは出来ません。高域を下げると、高音に行くほど音量がさらに減少することになるのです。低音も同じで、80Hz以下をブーストしようとすれば、もう十分な100Hzから500Hzが盛り上がり、せっかくの締まった低音も台無です。
これをグラフィック・イコライザーで調整しようとしたこと、勿論ありました。A7の特性の調整・・・例え測定器を使ったとしても、おそらくは無理だったでしょうね。 雰囲気を変えることは出来ましたが、やはり何かが変! アルテックの良さだった魅力的な音の飛び方が感じられません。しかも、原音は基本的にはステレオのため、左右の音質をはじめ、音量のバランスなど、最適なリスニングポジションはそんなに広くありません。まして理想的な位置・・・スウィートスポットはたった1点かも知れません。座る場所や顔の向きで音が変わる・・・こんなのやってられませんね。   結局、このグライコは周波数による音の特徴を勉強する道具になっていました。

その後、dbx社のダイナミック・レンジ・エクスパンダーを使って、LPレコードやテープの音にメリハリを付けたり、A7の持ち味を活かす工夫をして来たことから、A7の魅力も出始めました。エクスパンダーの機能・・・簡単に説明すると、音楽や映画の音量レベルのあるポイントを境に、これより大きな音はより大きく、これより小さな音はより小さくする機能があり、そのポイントは任意に、また音の増減も0から50%増まで任意に設定出来るという装置です。コンプレッサーの逆作用をします。 そして、A7での繊細さの表現・・・繊細な音は小さくて当然、パーカッション等の迫力ある音は大きくても不思議はない・・・こう言った聴覚の錯覚や日常経験する常識での脳の働きをベースにこれを活用しました。 今は、CDをはじめとしたデジタルの時代!元よりノイズは少なく、ダイナミックレンジも広い・・・もう、こう言う装置は要らなくなりましたが。
そして、こういった経験や音響のプロから学んだことをヒントに、新しいオーディオルームでの挑戦が始まりました。
今回、最後に『自分にとって良い音』への対策の方向性まで触れ、具体的な作業等については次回お話しします。
『あ~あ、A7を隠すレースのカーテンの秘密・・・早く話してよ!』って?(オッ!まだバレていないようだ!) ハイ!分かってますよ。でも、どうぞ次回までお待ち下さい。

【基本的な作戦】・・・高音域はJBL 2405Hを選択 
A7の良い部分は残そう そして、弱い?と言われる高域、特に繊細さを感じさせる8kHz以上を直すためとは言え、A7の魅力をなくしたのでは、本末転倒! 
そこで選択したのが、ここから上の周波数帯域を別のスピーカー(トゥイーター)で補うという方法です。(A7はハイカットしないありのままで(^^♪)鳴らします。双方の干渉での影響は?・・・ないと言ってもいいでしょうね。聴感ではむしろ良い印象です。)

一方、締まりがあり過ぎて、低音?が出ないという指摘・・・・でも、じっくり聴けば実に朗々と鳴り、音量を上げても絶対崩れない良い低音を持っているのですが・・・。これ以上グラっと来る低音?・・・これは必ずしも要らないのに・・・。そこで試したのが、部屋の壁を利用して低音を極力自然に、しかも確実に増強しよういう作戦です。
幸いこの部屋の中の部屋・・・壁の内側には吸音材がたっぷり詰まっており、しかもこの壁は建物構造にベッタリ緊結せずに幾分独立性を持たせてあります。低音域の振動を壁が受け止め熱に変える・・・つまり低域の吸音、普通の部屋とはちょっと違う作りにしました。
A7の低域の特徴を壁の影響で余り失いたくないということでの設計です。 2度目のオーディオルームですからね。 そのため、壁に何かを取り付けるとか、ビスを打つことは表面の吸音壁の材質から出来ません。付けるとしても掛け時計程度です。これに代わるものが、現代の住宅からほとんど消えた廻縁(まわりぶち)です。 木製で下向きの加重にはかなり強く、これが脱落することはまずないでしょう。木が割れたりする程の重量・・・これは試したことはありませんが、必要に応じてワイヤーやチェーンで吸音材、反射板、絵画、大抵のものを吊ることが出来ると思います。勿論、そのメリットは天井と壁の隙間を遮音シートの使用と相まって気密性(遮音効果)を高めることにもあります。

さて、次回はこういった作戦、結構うまくまとまった様子などを、視覚・聴覚・・・錯覚・奇策?何でも試そう。気に入った音と音場を創造するために! どうぞお楽しみに。
最後まで、どうも有難うございました。お疲れさまでした。
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お訪ね頂きまして有難うございます。
では、前回の続き『私の目指した音づくり その③』をお話しさせて頂きます。
愛犬家の皆さんにはずいぶんお待たせしていましたので、前回で小さな頃のレオンの様子を掲載しました。
そして、今回は1歳くらいを中心に昨年の1枚をアップしますので、オーディオのお話しをもう少しさせて頂きます。また、 本文の割に写真が少なく、 がっかりなんて方もお見えかも。 でも、追い付きで途中途中にいろいろな写真の追加を考えています。
1 - 1歳過ぎの写真~現在
   1歳頃のレオン。その右はひょうきん者のレオン・・・兄貴分のアーサーが時々間違えられた牛君たちにもご挨拶! 仲良しのワンちゃんの肩?に手を置いてのお話し・・・何を言っているのな?・・・残念ながら分かりませんね。
右端1枚は7歳・・・ご機嫌の表情! ポーズ!(画面のクリックで拡大して見れますよ。)
 

音の拡散と音場   = "Sound diffusion" and "Sound field" =
前回、部屋に置かれたスピーカーから出た音は、多かれ少なかれ部屋の影響を受けることについてお話ししました。また、音源から出た音は周囲に拡散すること、高音より低音の方がより拡散する性質があることもお話ししました。 仮に音の水平の広がりを上から眺めたとすると、その指向特性は扇子をある角度で広げた時の形としてイメージできます。そして、開いたその扇を垂直方向(上下への広がり)の指向性の角度で扇いだ時、その動きの範囲の空間が、音楽をしっかり聴ける音場とイメージできます。勿論、相手は空気中を伝わる音!
厳密に制御するなんてことは不可能ですね。スピーカーの指向性は、左右方向だけではなく、上下方向にもある・・・これを知ることもスピーカーの設置の際には重要なことです。
  

低音から高音までバランスよく均等に周囲に拡散できるスピーカーでは、音楽を聴く位置が変わっても、音質や音量の変化をあまり感じさせません。・・・・これを指向性が広いとか指向特性が良い(この場合の『良い』とは、聞ける範囲が広くなるのは聞き手にとって都合が『良い』という意味か・・・)などと言っていました。
さらには、指向性が全くない無指向性スピーカーもあります。  これなら部屋のどこにでも置けそうですが、壁ぎわに置いたり、壁にあまり近づけ過ぎるとその特性が活かせません。逆に指向性が鋭いスピーカーでは、聴く位置が限られてしまうことになります。
 
もっと分かりやすく説明するため、これを光に例えてみるのもいいかも知れませんね。
同じ乾電池と豆電球を使い、一方は裸電球のままでもう一方は懐中電灯として点灯します。
8畳や10畳の部屋の端で点灯した場合、おそらく裸の豆電球では部屋を明るくすることは困難です。しかし、懐中電灯として灯せば部屋の反対側まで光は届き、小さな探し物も見つかるでしょう。一方、懐中電灯が狙った方向以外では、ほとんど光が届かないことが問題になることもあるでしょうね。
 
では、この例を音に戻しますね。
*指向性の低いスピーカーでは音が拡散することで広い音場ができ、部屋の影響を受けながらも音楽を聞けるエリアが広がります。その代わり音を遠くまで届かせるのは苦手かも。
 また、届いた場合でも音の明瞭さや力強さを維持するのは難しくなるでしょう。せっかくのジャズトリオの演奏、オブラートに包まれてしまいそうですね。
*指向性の強いスピーカーでは聞けるエリアが狭くなる代わりに、多少距離が遠くなってもジャズトリオの演奏があたかも目の前のライブのように感じられるかも知れませんね。
 
おっと!これらは私の感じ方ですから、指向性の少ないスピーカーも、天井・壁・床などの影響を上手に活かす工夫次第では、大編成のクラシックでも繊細さ・力強さ、さらに音場の広がりも十分楽しむことができる筈ですよ。 かなり以前になりますが、Pioneer製の中域と高域にドーム型ユニットを装着したCS-10は、こんな表現がぴったりの良いスピーカーでしたね。(大きさ・・・床置きには小さ過ぎる、棚置きには大き過ぎる・・・結果メインの座はCS-100(以前、写真で登場)となりました。悔しかったでしょうね。CS-10は)
指向性について +++
【指向特性のいろいろ・・・知っておきたい長所と短所】  = Directivity of sound =
こんなことから、劇場やホールで使用されるスピーカーの音が気に入っていた私は、音の飛ぶ方向を一定の範囲に定めた・・・定指向性のスピーカーに注目したという訳です。これはプロ用がほとんどで中高域がホーン型となっており、昔は大抵大型でかつ高額でした。
ところが、オーディオショップなどで、そんなのが欲しいなんて言おうものなら多くの場合は否定的な答えが返って来ました。今でもそうかも知れません。使いこなしが大変難しく、後々まで手が掛かって販売担当者としてはたまったものじゃないし、将来クレームになっても困る・・・時として、そんなプロ用機器の音を聴いたこともないと思われる店員さんから『あれはPA(SRという表現は後年登場)、あんなので音楽は聴けたものじゃないです。何たってPAPA』と言われるのがおちです。 (さすがに、プロ用機器も扱っているショップの担当者には、そんな言い方をする人・・・いませんでしたが。)
 
※ご存知の方、この部分は読み飛ばし可ですよ!)  
PAとはPublic Address≫身近なところでは運動会で先生が使う拡声器(メガホン)や駅のアナウンスの拡声装置など。また、PAの仲間でも、コンサートホールや劇場で活躍するSR≪Sound Reinforcementと、 前記のPA、 私はこれらの言葉を明確に分けて使っています 
とは言え、例に挙げたPA機器などについて、諸性能が劣っているような誤解を与えないためにも少々補足します。
PA用の機器の中には、特殊な用途のために開発されたり、改良されたりしたものも多く、皆さんの生活にすっかりお馴染みのものや軽量小型で音楽再生に使えるものも当然あります。
 
それでは、自慢げにPAの優れた一面を紹介します。(SRを褒めちぎった反省?)
*片手で操作できる軽量メガホン、ハンズフリーも!・・・アウトドアの催事や災害時での使用にも耐える堅牢で防水性能があるもの等々、運動会などでは声をからす先生たち・・・確実に減りますよ。
*駅のホームで能力を発揮するPA機器・・・当たり前のように『次の電車は・・・』なんてアナウンスを聞いていますが、台風などの暴風雨でも氷点下の寒風の中でも、本日体調不良のため機器はお休み、なんてことあります? どんなに優秀なオーディオ機器でも水をぶっかければ終わりなのに・・・。
もう少し真面目に言えば、外部の劣悪な環境に負けないのは当然で、その上で本来の大切な役割を果たしている優れものなんです。 
 

【指向特性・・・積極的な活用】    = Practical use of "Directivity of Sound" =
では、駅のホームにいる自分を思い浮かべてください。あなたはホームで◎◎行の電車を待っています。そこへ、それほど離れていない反対側ホームに◇◇行の電車が入ってきます。この時のアナウンス、ちょっと耳を傾ければ間違った電車に乗ることはありませんね。わずかな距離なのに反対側のアナウンスは遠くから聞え、乗ろうとするホームのアナウンスはうるさいほど近くに聞こえます。 これなどは指向性のあるスピーカーをうまく利用した例ですね。でも、間違って反対側のホームに行ってしまった人には聞こえないのでは?それは残念ですね!・・・いいえ!間違った電車に乗ろうとしても『この電車は◇◇行の・・・』なんてアナウンスが間近に聞こえる筈ですね。ひと電車遅れるかも知れませんが、目的地には確実に着けるでしょう。指向性が強いから使える技ですね。
勿論、双方の音声が干渉しないくらい離れていれば、逆に無指向性のスピーカーが向くかも知れませんね。
*展示会などのブースでの客盗り合戦・・・これも各ブースのPA、気配り上手です。目の前のお客様への説明はしっかりと、隣のブースには聞こえにくい・・・これなどもお互い節度を保って成り立つ指向性利用の例です。
まだまだ、いろんな活用法はありますが、私がお話ししたいのは、広義のPA機器にはそれぞれの長所短所があり、これを適材適所に使うことが重要で、土俵の異なるこれらの特徴に優劣をつけても意味がないということです。
 

【映画館の音響・・・正にプロの現場!】    = Acoustic of Movie Theatre =
話を戻しましょう。SR機器についての知識がないことから来る『PA機器の音響は音楽向きじゃない』といった先入観や偏見・・・これでは音楽鑑賞の楽しみの選択肢を奪うことにもなりますね。でなければ、ミュージカル映画や歌手の伝記映画等での音楽や歌声・・・・映画館では、聞くに堪えないということになります。
サウンド・オブ・ミュージックウエスト・サイド・ストーリー王様と私マイ・フェア・レディ巴里のアメリカ人サタデー・ナイト・フィーバー美女と野獣最近では、アナと雪の女王・・・どのサウンドも聞くに堪えなかったのでしょうか。 おそらく、どの作品も映像・音響とも素晴らしかったのでは?・・・。
  (上のリンクは参考です。DVD・・・可能なら映画館でご覧下さいね。)
古くは、映画の始まる前に、時としてどん帳が降りたままで聞こえてくる『序曲』・・・・ベン・ハーアラビアのロレンスドクトル・ジバゴ ・・・等々。幕が上がって映画が始まるとタイトルバックで聞こえるメインテーマ曲 ・・・ 今ではエンドクレジットでも延々と流れていますね。
ミュージカル映画
また、戦争映画の戦闘シーンでの強烈な爆発音や銃撃戦は勿論、航空機の爆音・・・西部劇での銃声、ドラマでのささやきや叫び声・・・みんな同じスピーカーからの音です。映画館やコンサートホールで活躍する音響機器に不得意な分野は許されません。どんな音でも引き受ける劇場スピーカー等の音響機器、これを実現し、支えているのがプロの音響技術者の皆さんです。 そして、自宅A-7の再生音への期待が間違いではなかったと確信させたのも、音響の専門家たちとの出会いだったのです。
そして、もう一つ・・・長年オーディオを趣味として来たベテラン(高齢者なのは当然ですが。)が使うスピーカーにホーン型が多いように感じるのですが、いかがでしょうか。音楽鑑賞を通して分かったホーン型スピーカーの能率の高さや伸びやかな鳴り方などの特徴が、オーディオ趣味のベテランを惹きつけているのかも知れませんね。 
≪ちなみに Altec A7-500-の数字が意味するのは、A7の低音部(ウーファー)と高音部(中高音ホーンドライバー)のクロスオーバー周波数[低音・高音の各スピーカーユニットが受け持つ周波数帯の境い目]が500Hz、インピーダンスが8Ωということです。≫
 
しかし、こんな話を聞いたからと言って、長年にわたって染みついた彼らの先入観や偏見がすぐにも払拭でき、広義のPA技術の進歩やSRの実力を受け入れられるものなのか? なかなか難しいでしょうね。何故?・・・これは、その魅力を自らが引き出せた時、初めて感じられるもの、満足感なんですから。そして、それでこそ自分にとって心地よい音』になると思うからです。ですから、これを人に分かってもらおうとか、押し付けることでもないでしょうね。厳しいプロの現場ではなく、所詮趣味のお話しですから。でも、言ってしまう。
映画館の音 Altec_VOTT, JBL, EV
  ※【参考】スクリーンの裏側では映画を支えるスピーカーが頑張っています。Altec、 EV、 JBL 等のSR機器です。 
 
余談ですが、 映画館での私、 場内の明かりがつくまで席を立ったことはありません。 そこまでが映画と思っているからです。 また、 映画技術についてもサウンドシステムと同様、 大変興味を持っており、半世紀も前の中学高学年くらいから難解な映画技術の専門書を読みあさっていたほどです。現在ならNETで分かるような内容ですが、当時の私にとっては非常に興味をそそるものでした。 そういう意味からも、昔はほとんど表示されなかったエンドクレジットは、正にその映画の製作に関わる情報の宝庫!なんて思っています。
   (ちなみに昔々読みふけっていた専門誌の一部の写真です。その号はこちらをどうぞ。
※現在にかなり近いの機器 コメント付き
次回、私の目指した音づくり その④では、音楽の再生に当たっての苦労や工夫・・・どんなふうに聴覚の錯覚を利用したか、等々・・・いろんな奇策を含めて今日に至った様子もお話ししたいと思っています。勿論、映画のことも。
※当初は、ここからのお話を先にして、その後にそれらの理由等に触れるつもりでしたが、私の音づくりには奇策?もいくつかあることから、趣味とは言え、一旦常識はずれの変人と思われると、そこで終了! ブログを通してのいろんな趣味仲間の輪まで進まなくなるのを心配しての判断です。これで多少は、分かりやすくするための前置きや仮説に時間を割くに至った訳をご理解を頂ければと思います。
 
あっ!そうそう、お気に入りのAltec A7・・・何故レースのカーテンで隠したのかにも触れますよ。 またのご来訪、お待ちしています。
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ご来訪頂きどうも有難うございます。
先ずは、レオンが我が家の一員となった生後2か月頃からを写真で紹介しますね。
レオンの成長 自己紹介
 ※レオンも初代ボルゾイのアーサー同様、6~7か月でとんでもない大きさに! でも、不思議とかわいい! 我が家の愛犬ボルゾイのレオンとアーサー! たびたび登場しますので、よろしく~。

【音楽の鑑賞のために目指す音づくり・・・映画(映像)から学ぶ】
さて、前回『自分の目指した音づくり①』では、可聴域外・・・特に高音域の再生がその音楽の鑑賞に、果たして本当に重要な要素なのか・・・などと、自分の聴覚の悪さを棚に上げて、皮肉交じりにお話ししてしまいました。今のところ、私の主張を撤回するつもりはありませんが、映画に関しての自分の考え方が180度変わったこともあり、将来も(私が健在なら)考え方が変わらないという自信はありません。(^-^)
 
【スペルタクル・・・人間が小さく見える圧倒的なスケール感!・・・ダイナミックレンジ拡大】
映画に関するその考え方とは・・・・CGなどデジタル技術を使った映像の加工など予想もしなかった昔のことです。SFの特撮や史劇などの大作に見られるスケール感も、目の錯覚の利用を含めて、映像技術の集大成が映画だと思っていた頃に遡ります。 
風と共に去りぬ 十戒ベン・ハースパルタカスクレオパトラアラビアのロレンス等・・・。どれもスペクタクル映画の代表作かと思いますが、これらの中には広大な背景に数えきれないほど大勢!の人たちが映るシーンもあります。若い人たちの中にも観たことがある方は多いかと思います。
●crowd scene H650
これらのシーンのいくつかにはマットペイント等での光学技術を使った合成もありますが、大画面を埋め尽くす群衆や兵士が登場する場面では、私はスクリーンの両端にも注意を払うことになります。しかし、カメラのパンで突然かつ不自然に群衆が途切れるのを見たことがありません。 これが画面の外側にも人がいる! いる筈だ ・・・映らなくて気の毒だけど『エキストラ』が配置されているように思わせるのです。実際には製作費の都合もあり画面の外は徐々にまばらな配置になったかと推測しますが、映らないエキストラが100名なのか1000名なのかはともかく、彼らの演技や動きが、実際に画面に登場する周りのエキストラにも影響を与えた筈だと思います。 これはクローズアップでの演技で相手が映っていなくても、その視線の先には相手となる人物(俳優とは限りません)がいました。一人芝居・・・ これもあるでしょうが、よりリアルな感じを出すために必要な演出かと思います。
ドラマでもスペクタクルでもこういった手法で、一層インパクトのあるリアル感を醸成して来たのではないでしょうか。

これらの画像はシネマ速報、Gigacine他からお借りしました。(掲載に支障があるようでしたら、
管理者経由でお知らせ下さい。直ちに善処します。その他の画像も説明のため是非とも必要な画像ですので・・・。)

マットペイント vs CG の例
CGを駆使した特撮・・・そうと分かっていても驚嘆!】
    ・・・・ 映画(映像)に対する考え方が変わった!・・・・

私の映画 (映像) への考え方を変えたこととは、デジタル技術を本格的に駆使したCGを組み入れた多くの映画が登場して来たことです。
アビスターミネーターの2作目、そうそう恐竜が暴れるジュラシックパーク、それにタイタニック、後年のスターウォーズもそうでしたね。観客の多くは、CGを全編に使った映画、しかもメイキング映像を見た後でも、それらの映画を十分に楽しむことができます。崖やビルから主人公が落下するシーンでは、昔の映画ならスタントマンも命がけで大変!なんて思ったりしましたが、今は余程のことがない限りCGなので安心して見ることが出来ます。
また、一方では、主人公は不死身か!と、映像のリアルさも行き過ぎると、私にはかえって不自然に感じられますが・・・。
とは言え、大観衆のシーンが、着色した綿棒を無数に並べてコンピュータ処理した映像だと知っていても、そのスペクタクルには・・・驚嘆してしまいます。(一部の映画ファンには不満が残るかも・・・) 当然、画面の外側に対してかつて私が心配したような、映らない群衆からの影響も考慮する必要はないでしょう。従って、自分にとって見えない、 感じない、聞こえないデータはカットしても致命的にならないのでは!との考えに変わったのです。

【アナログとデジタル・・・注目の最新技術】スケール感を描き出す!
では、興味深い映像を紹介します。 かつての ベン・ハー(1959年公開)と最新のデジタル技術でリメイクしたベン・ハーのスタッフとキャストの登場する予告編の一部と、ベン・ハー(2017年公開)のデジタルでの映像をご覧下さい。(下線の文字をクリックします。)
さあ、いかがでしたか? 最終的にはどちらも迫力いっぱい・・・素晴らしい出来ですね。

さて、新しい映画にも、デジタル映像の背景製作にマットペインターが活躍しています。
この分野では世界的に有名で素晴らしい技術を持たれる上杉裕世氏の作品と絵筆をマウスに持ち換え、デジタル・マットアーティストとして活躍されていることもお伝えします。
 GIGAZINEのサイト ≪ http://gigazine.net/news/20120823-analog-mind-cedec2012/ 
 上杉裕世氏 Wikipedia ≪ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8A%E6%9D%89%E8%A3%95%E4%B8%96
上杉裕世氏 001
※左はダイハード2のラストシーン 中央と右はILM製作のスターウォーズ・エピソードⅢでの背景のマットペイントです。
そして、このような映像製作の手法は『音』の世界にも当てはまるかも知れないとの思いからお話しを進めます。

五感・・・・第六感
人間の五感、改めて言うこともないでしょうが、≪視覚・聴覚・触覚・味覚・臭覚≫の五つの感覚です。でも、何か大きな感覚をもうひとつ!お忘れではありませんか? 第六感です。
このブログは学術的なものではありませんので、聞き流してもいいですよ。(*^-^*)
この第六感については、前述の五感ほど科学的な裏付けが確立されているように思えませんので、ある意味でうさんくささもあります。直感や勘などは普段から馴染みもありますが、予知能力、霊感となると、ちょっと別物と感じてしまいます。
今まで蓄積して来た知識や経験を基に、確証もないままそれを正しいと思ってしまう私たちの偏見・思い込みによる判断! また逆に、ある部分では疑問を持ちながらも、知識や経験に加えいろいろなデーターなどを総合的に精査した後、あり得る結果を的確に予測することなど・・・。 これも直感や勘のひとつ、第六感と考えてみましょう。

いい音で音楽を聴くためには、今の機器の2倍、いや10倍の予算をかけないとダメ!・・・これなどは最悪の例です。アナログ時代には、機器によって音が変わることはよく言われており、実際に経験することもありました。中でもレコードプレーヤーやカートリッジによる音質の違いやスピーカーによる音の違いは顕著でした。しかし、デジタル音源の音楽再生が主流の現在、音質に大きな違いが出る機器は、ひと口で言えば『スピーカー』でしょうね。
アンプやCDプレーヤーにも個性はあるようですが、価格に比べて欲張った機能や着飾った外装の機器は別として、定評のあるメーカーの製品であれば普及機でもかなり優秀だと思っています。メーカー名をいくつか挙げればよいのでしょうが、ここでは控えます。先入観や偏見はない方がいいかと思いますので・・・。

そうは言っても、せっかくですからスピーカーを通信販売している興味深いメーカーがありますので、ちょっと触れたいと思います。
音工房Zhttp://otokoubouz.com/あまり聞かないメーカーかも知れませんが、スピーカー及び音楽の再生環境を整えるための周辺部材等を製作しています。
残念ながら、私はリタイアの身であり予算が取れないため、是非聴いてみたい彼の作るスピーカーを未だに生で聴くことが出来ず、悔しい思いをしています。その訳は、代表者である大山美樹音(ペンネーム)氏の音へのこだわりや製造過程の詳細をネットで公開するなど、真摯な音づくりの姿勢が伝わってくるからです。 そして、音響に大変詳しいお仲間も多いようで、音響専門メーカーの技術者、さらには音楽プロデューサーのお薦めCD紹介など、ハードからソフトまで幅広い支援を受けてみえることからも氏の人柄が感じられます。 私は数年前に偶然Webでこの代表者を知り、その後ずっとこの会社の製品やその姿勢を見てきました。比較的小型のスピーカーですが、その試聴の様子などを測定器のデータが見える映像も公開するなど、そのポリシーは一貫しており、大変好感の持てるメーカーです。
音楽鑑賞に初心者もベテランもありませんが、どの段階の方であっても、この小型のスピーカーを私に代わって聴いてもらえたらうれしいですね。 これは私の第六感!!です。そして、ある日、私の部屋から大山氏の音が聞こえることを願っているのですが・・・。

さて、ずいぶん長い前置きになりましたが、以前このブログで、良い音とは心地よいと感じることができる音では、とお話ししましたね。
でも、『心地よい音』という感覚は人によって様々で、さらに聴く楽曲必要とする音量聴く場所などによっても違って来るでしょう。
例えば、小編成のクラシックの弦楽曲では、音に滑らかさや繊細さを求めるでしょう。同じ小編成のジャズ・・・しかもオンマイクでの録音では、各楽器の音の明瞭さや力強さ、スピード感を求める人もいるでしょうね。
※オンマイクとオフマイクについて、ご存じの方には説明不要ですね。飛ばしてください。
オンマイク ・・・ 楽器等の音源の近くにマイクを設置し、狙った音が録りやすくする。広い会場でのライブで音響機器に つなぐマイクの多くはオンマイク。この逆のオフマイクは楽器の音が中心ではあるが、会場等の響きや聴衆の反応も併せて録りやすい。勿論、これらの併用も。〕

 
【ダナミックレンジの大きさを演出・・・再生音から感じる迫力・爽快感】
大編成のオーケストラの楽曲では、 また別の要求も加わります。 クラシックでは尚更ですが、ラヴェルの『ボレロ』のようなダイナミックレンジの大きな曲をしっかり再生できることも重要です。 Ravel: Bolero Orchestre symphonique de Montréal Charles Dutoit, conductor
       下図はダイナミックレンジの大きな楽曲の実際のアナライザー画像を切り出してみました。
この画像はクラシック楽曲の音量推移です。Net
では、こんな多様な要求を果たして、一組のスピーカーで満足に再生できるのでしょうか。
難しい疑問ですが、これは可能でもあり、可能ではない・・・というお答えをします。音への好みや要求は、前述のように皆さん異なるから・・・・と言ってしまえば、このブログのオーディオ部門、これで終わちゃいますね。いいえ、まだ重要な続きがあります。
私たちは、スピーカーから出た音をそのまま聞ける訳ではないことを知る必要があります。
オーディオを趣味としている人たちには、スピーカーなどの機器の能力を十分発揮させるために、これで苦労している人も多いはずです。音楽を聴く環境・・・『部屋の状態』によって大小の差こそあれ、再生音は必ずその影響を受けているということです。

【音楽を聴く環境の影響、時として無視できない!?・・・常に無視できない!】
スピーカーから出た音は波のように拡散していきます。音波というのも納得ですね。指向性の少ないスピーカーはさらに拡散範囲が広がります。音の高低(周波数)によっても広がり方は違ってきます。周波数が高い音に比べて周波数が低くなる程、音はよく広がる・・・・スピーカーボックスの正面ではよく聞こえたのに、後ろ側では高音域が極端に減衰する・・・ こんな現象はよく経験することですね。それにもうひとつ、音源が遠いほど、音が小さくなって行きますね。波のように減衰し、いつかはなくなるからです。これはイヤホンやヘッドホンを外すと、音がほとんど聞こえなくなることで経験していますね。
それだけならば、スピーカーを聞き手に向ければよい訳ですが、そうはうまく行きません。
その理由は部屋の影響を受けるからです。壁、床、天井・・・さらには窓やカーテン、家具等々、いろんな物の影響を受けることになります。良い響きは、音に潤いや安らぎ、広がりなどを与えてくれますが、過剰な反響・・・ 残響、これは音楽の繊細さや音の明瞭さを奪ってしまうでしょう。例外として、浴室での響きや電気的に残響を付加するカラオケ・・・ こちらはちょっと趣きが違いますので、触れないでおきましょう。 
 

ダナミックレンジの大きな音楽などをより良い状態で再生するための環境、そのひとつは、リスナーにとって『必要な最大音のための遮音性』と『最小音のための静寂性』の確保! 

今回はここまでとしますが、ダイナミックレンジを確保するための部屋などを含め、今後、少しずつ触れていく予定です。音づくりのシリーズ、どうぞお訪ね下さい。
なお、一回分としては話が長過ぎたと反省していますが、オーディオマニア向けでないと、お断りした手前、どうしても説明がくどくなってしまったのでは、とも思っています。

では、次回、『私の目指した音づくり その③』で、目指した音楽の再生!へと続きます。
是非、またお訪ねくださいね。
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お訪ね頂きまして有難うございます。
趣味のお話しの中に、少しずつボルゾイのレオンや初代愛犬のアーサーについても織り込んでいきますので、よろしくお願いします。

ところで、以前カメラ【写真】も趣味のひとつとお話ししましたが、それはフィルムカメラ時代のことです。デジカメが主流となった今、私には写真は撮ること以上に、その後の映像の調整が趣味?・・・楽しみとなりました。
ブログにアップする画像はトリミングや色調・コントラスト等を調整してより見やすいように努めています。最終的に、どれもかなり圧縮していますので画質は落ちます。でも、その割にはまずまずか・・・。(写真をクリックして拡大画像でどうぞ。)
※フィルムカメ・・・・懐かしい for Net 2
 ※これらはかつての愛機の一部です。何でも一部なの?・・・そうですよ。趣味が多く、かつ深くはまり込むので・・・特に気に入った趣味には。でも、振り返ると無駄が多く見つかりますね。

【オーディオ・・・機器の批評は難しい・・・】
映像と音響・・・・大きく異なるのは、映像は幼稚園児から高齢者まで 概ね同じように認知できることでしょう。空が青いのは当たり前、夕焼けが赤いのも当たり前、 顔色の悪さも見て分かる。また、映像(絵画でも同じですね。)を見て感動したり、不快に思ったり ・・・ これも特別な事情がなければ、180度印象が異なることは稀でしょうね。
でも、となると・・・ガラスを擦って出るような不快な音は別として、『この音は繊細、滑らか、上品・・・美しい』とか、『高域にいくらかの歪がある』などと、皆が同じように判別することが困難だと思った方がいいでしょう。
これを判別するには、聴音の訓練や経験など音を聴くことへの集中力が必要となります。
例えば、ピアノの調律・整調・整音を一人前にこなせるようになるには、大変な努力がいります。中でも、オーディオ評論家は数多くコンサート会場に足を運び、レコードやCDなどで気が遠くなる程に神経を集中させて楽曲を聴く、という訓練と経験を積んで来た専門家だと思っています。勿論、その前にジャンルを問わず『音楽を愛する心の持ち主であることは当然ですが。
しかし、私たちはそんな苦労をする必要もなく、日々音楽を楽しむことができます。

【私の目指した音作り その①】
実は、ここからがこの『オーディオ趣味』というブログを通して私がお話ししたいことなんです。私の目指した音作りの背景や動機に触れながら進めていきます。

半世紀にもわたって『オーディオ趣味』の楽しさと苦労を経験してきた私、確信したことがあります。 オーディオ機器は音楽・映画その他の音響を伴うソースの再生のためにあるということです。当たり前ですよね。 それを聴くための道具に、ファミリーカー、時として高級車、いやいや家が建つほど高額な機器を揃えたり、オーディオルームを作るのも趣味の内です。ですから、これを否定するつもりはありません。 そして、それで聴く音楽が満足できるものであれば幸せなことです。
ところが、聴いているのは同じレコードやCDです。 確かに、ここしばらくで多くのハイレゾ音源(High-Resolution Audioのソースが手に入るようになってるので、正確には異なるかも知れませんが。

『ハイレゾ音源』の登場、そんな時代になったとしても、現在のCDの音質は音楽を聴くには十分なレベルだと思っています。もし、そうでなければ、CDが出てから30年もの間、主に従前のCDを使ってオーディオ機器やCDの録音の批評をされてきた評論家の先生に対して、大変失礼な事態になるのでは、と思うからです。
『この録音(あるいはアンプやスピーカー・・)は、高域の伸び、特に可聴域を超えた部分での繊細さに欠ける』・・・『20kHzを超えた所から急激に高域成分が途絶えており不満だ!』などと、もっと早くから指摘すべきだったとでも? 
あるいは、この数年の内に可聴域の高域の概念を1オクターブ高く設定すべきと、音響学会や医学界で発表があったのかしら・・・?
(そんな仮定の例示・・・私もちょっと皮肉屋かな、と思ったりもします。)

余談ついでに、もう少しお時間をくださいね。
可聴域とは、通常耳で聞くことができる周波数帯で、概ね20Hz~20,000Hzと言われていますが、この外側の音も当然存在します。 聞こえないことは存在しないこと・・・ではないのは、皆さんご存知の通りです。
例えば、10Hz~20Hzの周波数は音としては感知困難ですが、時として、風のような・不快な・不安な・圧迫されるような・・・・ということは体感できるかも知れません。
風力発電の巨大な風車の風切り音にも含まれると言われます。 また、これを敢えて劇場で再生した映画がありました。 映像に合わせて、特殊な装置を使い、本当に大地震かと感じさせる低周波を再生したのです。それが1974年に公開された大地震』“Earthquake” での
 センサラウンド(Sensurround) がその一例です。   Universal Pictures "Earthquake" (1974 release)
  Director: Mark Robson, Cast: Charlton Heston, Ava Gardner, George Kennedy, Lorne Greene...(上の青字をクリック)

※大地震 earthquake_映画館の音響設備
逆に、可聴域より高い音は、私たちにはほとんど聞こえないとされていますが(表現が難しいですね。 可聴とは聞こえるということですから、可聴域以外は聞こえない訳で、これをほとんど聞こえない・・・・とは変な表現ですよね。)、中には聞き分けたと思われる人の実験データもあるようです。同じ哺乳類のワンちゃんやイルカ君 ・・・もっともっと高い周波数が感知できるようですから、ごく一部とはいえ人にもそんな能力が備わっているのではとの考えを簡単に否定すべきではないかも知れません。

しかし、ここで大切なことは、音楽を楽しむために前記の可聴域の外側に存在する『音』が重要かどうかです。

確かに優れた録音のLPレコードには可聴域の周波数帯域は勿論、針飛びを起こす直前までの最大音からノイズに埋もれる寸前までの最小音が入っています。(ダイナミックレンジの大きさは、これを数値化してdB:デシベルで表し、この数字が大きいほど音の大小差が大きいことを意味します。) そして、これらの情報をしっかり拾えるカートリッジが付いたレコードプレ-ヤー、微小な電気信号を規定通りに増幅できるアンプ、最後に、この信号をそのまま音に変えることができるスピーカーが揃えば、おそらく良い音が出ることでしょう。
ところが、レコード盤再生でのノイズや歪の発生は、ある程度宿命とは言え、CDの比ではありません。 FM放送でも、かつての音源はほとんどがLPですから、これらのソースのダイナミックレンジはとてもCDに及びません。
また、FM放送の送信周波数帯等には厳密な規格があり、昨今ハイレゾで重要視されている高域・・・FMでは15kHzでカットされています。でも、これを音楽を楽しむには不満だなんて思ったこと、私にはありません。取り扱いの面でも、CD等のデジタルソースはアナログソースに比べ、はるかに簡単です。

さらに音楽のデジタル化は音質だけでなく、音源の管理や保存面でも大きな恩恵を与えてくれています。今では段ボール箱に詰め込まれたLPやテープ(フィルムカメラも同じ運命)たち、家具やラックではとても収容しきれない!無理! ・・・それがデジタル化で弁当箱大の外付けハードディスク数個とパソコン・・・何ともすごい変身ぶり!

もはやLPレコードは過去のものとの認識もあります。勿論、熱心なオーディオマニアや一部の若者を中心にLPが人気.、とも聞いています。これは音質面というより、別の魅力を感じるからかも知れません。若者にとっては、レコード盤に針を下ろし、その針の振動を電気信号にと言う、いかにもアナログ・・・それが興味を惹くのかもしれませんね。後者のほとんどがLPレコードの華やかな時代をリアルタイムで経験していない世代ということもあるのでしょう。これは、正に趣味の世界、ある意味歓迎すべきことですね。

私は、このブログで最初にお話しした通り、LP時代に戻るつもりはありません。と言いながらも、所蔵するLP盤やエアチェックテープのただひとつも廃棄したことはありません。パソコンへのリッピングで、直接聴くことのないCDは現役のデジタル音源ですから廃棄の対象外です。 いずれも、 万一、 デジタルデータが破損した時、改めてこれらを作成するためと、断捨離逃れの言い訳ですが・・・・外付けHD2台にバックアップをとっているのに、などと突っ込まれると、集めることも趣味のひとつでLPコレクションとの言い訳・・・・
見苦しい? また、こんなコレクション(画像の左3枚)興味のない人には単なるゴミかも!
コレクション ABCD0 for NET
 ※半世紀も、どうして残ってたの? 親父の転勤や私の単身赴任を含め、これまで10回の引っ越しでの梱包・・・必要なもの以外はそのまま保管・・・これが・・・いや、不幸にもゴミの蓄積の原因とか。

現在、かつてのアナログ音源のデジタル化やお気に入りのCDからリッピングを含め、パソコンには1万を超える楽曲が入っています。(正確には14,625曲!デジタルだとこんなことも簡単に分かります。 但し、お気に入りの楽曲では、演奏者いろいろ指揮者いろいろ、より多くの楽しみを求めた結果、かなりの曲名でのダブりがあります。
ポップスのオリジナルとカバー曲ほどの差はないものの、クラッシックの楽曲でも指揮者、楽団、 ホール、 さらには収録方法でも、 ずいぶんと印象が変わってきます。その一例

少し脱線しましたが、今の私にとっては20Hz以下と20kHz以上(現在の私には、おそらく15kHz以上かも知れませんが。)の再生・・・特段重要な部分とは思えません。
これまで数多くオーディオ機器をいろんなところで聴いて来ましたが、再生周波数帯域に限れば、低域はともかく高域での差、まったく判別できなかったからです。若い人でも20kHzまでで良いのではとさえ思っています。
なお、これはアンプ類でのお話で、機種によってまるで変わってくるのがスピーカーです。スペックの比較では、まず分からない機器、それがスピーカーです。好みや使用目的(使用場所を含め)による的確な選択と、その後の使いこなしで大きく音が変わる機器なのです。そのため、私は何よりもスピーカーを優先してきました。
こういった私の主張、これも趣味としてのオーディオ、と容認願いたいと思います。

そして、その後の私の音づくり・・・次回のその②以降、現在のオーディオルームのメインスピーカー、Altec A7-500-8をミラーレースカーテンで隠している訳なども織り交ぜて、お話ししたいと思います。 次回も、皆さんのご来訪、お待ちしています。

(なお、掲載する写真など、追加したり変更することがあります。文字ばかりでは読む気力
が湧いてこないかと・・・。)
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前回、私が影響を受けた音楽家や楽団、そして、私が出会った音響の専門家のお話しを始めました。 しかし、彼ら音響の専門家と出会う前に、私はすでに'Altec A7-500-8'との悪戦苦闘の日々を送っていたのです。このあたりはもう少し説明しておきたいと思います。

私がトランペットを始めた中学時代やオーディオ趣味に第一歩を踏み入れた大学時代、多くの住宅は遮音性(気密性の低さも一因)が低く、この面では音楽の再生に向いているとは言えませんでした。(当時のオーディオ室の写真は2016.12.14号に掲載しています。
必要かつ十分な音量が出せなければ、せっかくのステレオも実力は発揮できません。また、人の聴覚の特性は、音量を下げていくに従って高音域と低音域が聞こえにくくなります。 この高域と低域の補正がうまく出来なければ、俗に言うドンシャリ音になりかねません。
でも、これが『心地よい音』と思っている人には、それはそれでよしとし、他人がとやかく言うこともありませんが。

そんなことから、私がオーディオルームを備えたマイホームを建てた際の最優先事項は、『望ましい音量』を確保するための『遮音性能』でした。趣味が隣家や家族に迷惑を掛けることになれば、間違いなく彼らは私のオーディオ趣味に理解を示してくれないからです。
そして、完成したオーディオルームに、決断から2年以上の歳月をかけて手に入れた念願のA7が収まったのです。 この時期の映像が『オーディオ趣味・・・私が影響を受けた音楽と音響専門家たち』のモノクロ写真です。(2016年02月27日掲載)
では何故、A7にそれ程こだわったのでしょうか。
※今も現役SPたち
それは、学生時代の映画館の音響への興味から始まり、社会人の仲間入り、そしてかなり後になり名古屋でのポール・モーリアカーペンターズなどのコンサートで聴いたSRの音!で決まったと言えるでしょう。ポール・モーリアのコンサートでは客席の中央前方の一角に音響調整卓らしき機器が並び、音響監督?やオペレーターが付きっきりで作業をしているのを間近に見える席!しかも、オーケストラのメンバーの広がりに合わせた間隔で、舞台左右の客席寄りに2本1組で計4本・・・これは正しくA7 !  2,000人も収容できる会場でのA7の実力、勿論、演奏の方も素晴らしく、まだ若々しい頃のポール・モーリアさん、独特の指揮ぶりを含めて十分満喫しました。亡くなられてから、もう10年も経つのですね。
エーゲ海の真珠』をはじめ、私のエレクトーンのレパートリーの多くが彼の演奏のコピーだったことを思うと、とても残念です。

【Altec A7-500-8 と JBL  Paragon D44000WXA】
                    (本棚の古いオーディオファイルの中からこんなものを見つけました。)
※●Altec A7 and JBL Paragon H1400
さて、オーディオショップ等でそれまでも度々聴いていたA7、他のスピーカーとは明らかに鳴り方が違うと感じていました。ピアノやボーカル・・・的確には説明できませんが、生々しくて、とにかく素晴らしかったのです。 但し、店舗で聴かせてくれた曲の多くがジャズでした。そして、これがその後、我が家でA7と悪戦苦闘することにつながることになったのです。とは言え、今までじっくり聴き比べて選んできたスピーカー、ユニットのタイプには何らこだわりがなかったにも拘らず、写真のようにトゥイーターは全てホーン型ですね。

どうやら、ホーンの鳴り方が好きだったのでしょうね。学生の頃、映画館の音響・・・一体どんなスピーカーから鳴っているんだろうか、と素朴な興味がわきました。普通ならばここで終わるところ、よく行った映画館(ロードショー館でなく、三番館。昔はロードショーが700円位、その後は350円ほど? ・・・ 学生にはこれ位でないと度々行けません。学食の定食が100円台の頃です。)最終回の映画が終わって観客がいなくなるまで粘って、スクリーンの後ろや映写室を見せてもらえる程、劇場で働く人たちと親しくなりました。残念ながら、その映画館にAltecはありませんでしたが・・・。
  
別冊ステレオサウンド「ALTEC」(記事のクリックで拡大します)・・・ この出典は今となれば不明です。
別冊ステレオサウンド・ALTEC-02
Altec A7-500-8を取得した人のブログかと思いますが、2006年以前の投稿でもあり、もはや記事の掲載への許可が取れません。万一支障があるような場合は、是非連絡先を記載してご指摘下さい。A7-500-8で音楽を楽しんでいる私、内容に共感しています。 
 
【Altec "Voice of The Theatre" 】=brochure=
Voice of the theatre catalog 001
※こんな資料も出て来ました。40年以上も経つと変色等もひどかったのですが、上の通り何とか修正できました。(笑)  導入前にいろんなショップで、A7は勿論、A5もじっくり聴きました。大規模な映画館や劇場等を想定したA5は良くも悪くもとにかく強烈で、 とても私の手に負えるようには思えませんでした。それに比べ "A7" はむしろまろやかで繊細な印象だったのです。そして、その鳴り方は憧れの音そのものでした。参考までに掲載しました。

悪戦苦闘
A7は元々映画館用に作られたスピーカーで、小出力のアンプしかなかった時代、映画館の後方まで十分な音量でセリフや効果音・音楽が聞こえるように設計されたものです。しかも、スピーカーの前には丈夫なスクリーンが張ってあります。小さな穴が規則正しく空いているとはいえ、スクリーンを通して明瞭に音を伝えるのは大変なことです。周波数帯域については広帯域化より、必要な音声を明瞭に伝えるための中音域の充実を求めた訳です。
技術的なレベルは別として、その頃はそれでもよかったのでしょう。
その後、劇場用スピーカーは幾多の改良がなされ、A7も高域は20kHzまで再生が可能となりましたが、これをスクリーンのない家庭に持ち込んでも、かまぼこ型の周波数特性(ドンシャリの逆)を適正に補正しなくてはかん高いばかりで、とても聴けませんでした。
これが、悪戦苦闘の概要です。

そんな時に出会えたのがマーク・ウレダ氏だったのです。
講演とその後のお話しで、私が興味のあるところを抜き出してみます。というより、講演の主題である『Apparent Apex Theory』は私ごときに理解できる筈もないので・・・。
mantaray horn AB+
 ※写真の左は、その時マーク・ウレダ氏から頂いたサインです。

・アルテックのスピーカーは昔から軽いコーン紙能率の高さを優先してきた。(音楽再生 時に瞬発力があり、楽器のリアル感が失われにくい。)
高能率なスピーカーが、デジタルサウンドの広いダイナミックレンジの再生には不可欠。
・1940年代は映画館用の設計で周波数レンジも狭かったが、今では(お話しの当時)コンピュータの活用と素材や技術の進歩によって、使用目的に応じたスピーカーを作れるよう になった。
・アルテックにとってデジタルサウンド (CD・現在はネット配信の楽曲・映画館の音響等)は大歓迎のソース。
・必要な周波数帯域をバランスよく調整することで、どんなジャンルも十分再生できる。等々 ・・・・。そして、私との会話の最後に『私もA7を愛用しているよ。』と。
     (ウレダ氏は日本語を話しません。ついでながら。)
             ---------------------------------------------------------------------------
その後、我が家のAltecの周波数帯域ワイド化に挑戦、A7の守備範囲には手を加えず、その良さを残しながら、JBL 2405H用に8kHz以上のハイパスフィルターを作り、これでカバーすることにしたのです。
勿論、氏がJBLに移られる(2010年)ことなど、私は予想だにしなかったが、我が家でのAltecとJBLのコラボ・・・・不思議な縁ですね。
また、重低音強化のためサブウーファーを設計、これも2年がかりで製作
これの駆動は  “dbx Dynamic Subharmonic Synthesizer” で超低域を抜き出し、専用のアンプで2本のスピーカーをパラレル接続で鳴らしていました。現在のように小型で高性能なものがあったなら、そんな苦労は不要だったのに・・・。
1本55kgのこのサブウーファー2本、その後20年近くA7の台を兼ねていたが、10年程前に私の音楽ソースのデジタル化の波に押され、A7の持ち味でもある張りのある締まった低域をパソコンで調整することも可能になり、廃棄となった。(※近い将来、この秘策を!)
いよいよ、我が趣味もデジタルサウンド時代への移行となりました。(※10/24をどうぞ)

【JBL 2405Hについて】 
JBL 2405H -01
                      -------------------------------------------------------------------------
ところで、いかにスピーカーに特化したお話しとは言え、メインスピーカーの A7-500-8や元メインだったPioneer CS-100、CS-770以外のオーディオ機器はどうなっていたの?という質問、ありですね。アンプ等の機器、一部は前回の写真で登場していますが・・・使わないものはお払い箱。そうです! これも断捨離精神の餌食・・・😢  でも、これは次回までにできるだけ写真を探してみますの・・・。 愛犬レオンと愛車
  レオン君、登場はもう少し待ってね。 スポーツクーペRX-8』をバックにすまし顔のレオン。
  怪人二十面相ならぬ、愛犬二十面相 カメレオンレオン、近々登場! 乞うご期待!
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お訪ね頂きまして有難うございます。

さて、タイトルの内容に入る前に、少し雑談をさせてください。
音楽好きの皆さんに『いつもどんな曲を聴いていますか?』と尋ねると、案外素直に、J-Pop、Rock、映画音楽、イージーリスニング、演歌などと返事が返ってきますよね。尋ねる方も気楽です。
ところが、『オーディオ趣味』『オーディオマニア』だと思われる人に対して、同じことを尋ねる時は、どうも様子が違ってくるようです。例えば『オーディオが趣味で・・・』と私が言った途端に、少々敬遠気味に『やはりクラシックですか?』と先手を打たれることがほとんどです。また、オーディオに興味がある人にスピーカーはAltec A7・・・と言うと『ジャズを聴かれるんですね。』と・・・。

『いやあ・・・何でも聴きますよ。でも、強いて言えば演歌はあまり・・・』と私は答えていました。決して演歌が苦手という訳ではありません。オーディオルームでは比較的大きな音を出すことから、人生模様がしみじみと、あるいはストレートに伝わる曲(フォークソングなども該当しそうですね。)を大きな音で鳴らすのは少々気恥ずかしいからです。 
そのため、普段はイージーリスニングをはじめ映画音楽やシンフォニックなロック(?)、フルバンドのジャズ・・・そして、クラシックもダイナミックレンジの広さを体感しつつ、楽しんでいます。  その一方、ピアノソロや小編成のジャズも好きですが、ソロや小編成だったりしても、それなりの音量を求めてしまうので、隣室の室内犬?ボルゾイのレオン君をはじめ、家族には何かしら迷惑をかけているかと思っています。
  ※ピアノソロの「 スターウォーズを聴いてみましょうか。テクニックや迫力も十分! すごいですよ。
 演奏は・・・ 
Sonya Belousova ・・・途中、ダース・ベイダーを彷彿とさせる黒のレザー手袋をしての演奏!びっくり!

下の写真は、昔の自宅、春日井市高蔵寺のオーディオルームです。時代が判る白黒写真。
以前のオーディオルーム 01
 ※これは、30年以上も昔の自宅オーディオルームです。一応、遮音には気を使って設計した部屋です。
 二重のサッシやドア、そして換気扇も吸音ダクト。音響の専門書を参考に、極力室内から外への音漏れを減らしました。 

 30ago 02-2-2-2
     そして、転勤となり現在の自宅オーディオルームの様子は少し前の
                       
オーディオの道・・・苦労の始まりと終わり。でアップしています。
   こちらは遮音性能もぐっと向上していますので、夜間の使用でもほとんど問題はありません。
    広さ24㎡の部屋の中にもうひとつ部屋を作るコンセプトで自分が設計したものです。 


では、本題に入りましょう。
影響を受けた音楽・・・オールディズやTV等ののテーマソングについては、ジャケットで一例を挙げていますので、今回は作曲家、楽団名やその指揮者たちを参考までに列挙します。 興味がおありの方は、ネットで検索してみてくださいね。
まず最初はドイツのベルト・ケンプフェルト(Bert Kaempfert)、名前は知らなくても彼の作品、皆さんがよくご存じの曲がいくつもありますよ。高校時代、私がトランペットでよく吹いていた曲が彼のヒット曲の一つ『愛の誓い Till』です。また他の演奏でのベースギターの特徴的なリズムや音作りも気に入っています。
                        YouTube  :    https://www.youtube.com/watch?v=fbepQSb3heQ 
それでは、故人も多くなりますが、ランダムに名前を列記します。彼らやその楽団からどんな影響を受けてきたか、どんな曲がお気に入りか、想像してください。
なお、ビートルズ  (The Beatles) や カーペンターズをはじめロック、ジャズ、クラシック関係は今回は除きました。これは次の機会ということでご了承ください。
でも、お気に入りの “I just called to say I love you” (Stevie Wonder) 聴きましょう。

アーサー・フィードラージョン・バリージェリー・ゴールドスミスエルマー・バーンスタインエンニオ・モリコーネカラヴェリサン・プルージェームス・ラストジョン・ウィリアムズネルソン・リドルヘンリー・マンシーニパーシー・フェイスビリー・ヴォーンフランク・プールセルフランシス・レイポール・モーリアマントヴァーニラロ・シフリンリチャード・クレイダーマンレイモン・ルフェーブルモーリス・ジャールニニ・ロッソ・・・
ジャズ関係他多数・・・海外勢ばかり?・・・ ではありません・・・・冨田勲羽田健太郎来生たかお中島みゆき岡村孝子松任谷由実(荒井時代から)五輪真弓久石譲  ・・・
みんな素晴らしい人ばかりですね。(敬称略)

そして、私のオーディオ趣味に大きな影響を与えてくださった音響のプロの皆さんには大変感謝しています。
では、その中のお一人、Mr. Altecとの異名を持たれている森本雅記氏、日本、いや世界でもアルテックの機器ことでこの人に勝る人はいない程の人物です。勿論、アルテックに限らず、大変幅広く深くプロの音響技術に関する発表もされています。 Altec等、音響システム発展の歴史などについてお知りになりたい方、必見!
http://www.mnsv.co.jp/index.html 
Altecの歴史コーナーhttp://www.mnsv.co.jp/ALTEC/index.html

30年以上も前になりますが、何回か直接お会いしてお話しができたり、大ホールでの催事のためのSR機器セッティングや調整作業等の様子もしっかり勉強できたのは、正に私の財産です。
また、この頃、興味のあった高性能プロジェクターに関する勉強もさせてもらいました。
森本氏ご本人は勿論、氏の多くの音響関係資料がネットでご覧になれますので、是非お訪ねください。

また、森本氏や吉田氏からご連絡を頂いたお陰で、1983年夏にアルテック社のマーク・ウレダ(Mark Ureda)氏とお話しする機会が持てました。
それは、アルテックの劇場用新型スピーカーの紹介や試聴を含んだ講演会、そのサウンド・セミナーでの講師がマーク・ウレダ氏だったのです。
新型スピーカーシステムとは、3000シリーズのウーファーとマンタレーホーン500シリーズを装着した強力ドライバーでの2ウェイ数タイプです。かなり時が経ちますが、アルテック
のスピーカーに興味をお持ちの方なら『マンタレーホーン』をご存知かも知れませんね。
そして、アルテックの新たな音響理論に基づくボイス・オブ・シアター新シリーズに使われているこれらのユニットを開発したのが、当時アルテックの技術部長だったマーク・ウレダ氏その人で、セミナー終了後、うれしいことに氏とお話しする時間を取って頂けました。
03-Altec A6 System
でも、そのお話しは次回となります。
なお、ウレダ氏はアルテックを退社後、JBL Professionalの副社長、Northrop Grumman Corporationの企業戦略・技術担当副社長、そして、現在はHarman Internationalのプロ用のスピーカー部門を担う、副社長だとお聞きしています。
MBA 資格をお持ちの技術者、さすがですね。
【参考:Altec Woofer 3000 series,  8000 series system,  Altec Mantaray Horn】
●Altec 3000series & 8000series
上図右端のウーファー・ユニットとLFシステムの周波数特性を下に掲載します。
3000シリーズを使ったウーファーとマンタレーホーンでのシステムは、当時のウレダ氏のセミナーで聴きました。 正にAltec "Voice of The Theatre" の雰囲気を感じることが出来ました。(試聴した曲はフラッシュダンスのCD・・・ "What a Feeling" が印象的でした。)
また、その数年後、千人以上が入る会場(映画館ではありません。)での映画上映会のスクリーン後ろのスピーカーが何とAltec A6A! 舞台の袖やスクリーン裏を自由に動くことが許されていた私、スピーカーすぐ横4~5mほどの位置でこれを聴いたのです。とにかく、これほど強烈な大音量は経験したことがありませんでした。当然、家庭での使用が前提の私には、A5、あるいはA6Aのような強烈なドライバーは不要との判断は間違いではなかったと痛感した次第です。(勿論、客席の最後部でも明瞭な音が聞けることを確認しました。)
それでも、低音部分については、下図中央の"8182"や"8154"の導入を検討したこともありました。しかし巨大!・・・狭いオーディオ室への設置には、課題が多過ぎたようです。(^^;)
Altec Woofers  001+2+3
それでは、次回A7の音づくりについて、30年以上も前のお話しとは言うものの、Western Electricの流れをくむAltec(そして、兄弟JBL)、ウレダ氏のお話しやアドバイスなどのお話をしたいと思います。
参考までにJBLの資料も掲載します。 左端のトゥイーター"2405H"は導入しましたが、右端のサブウーファーB460・・・高額! さすがに導入はあきらめました。
中央のパラゴン・・・高嶺の花?・・・そうですね・・・正に高値の花!でした。(笑)
※JBL Paragpn 2405H B460 H1000
では、またお越し下さいね。
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さて、前回は半世紀も前、友人宅のオーディオ機器から流れるステレオ音響に圧倒されたお話しでしたね。思い出のシングル盤 A※これらのジャケットの写真、一部ネットからも頂きました。 自分の所有するEP、LP、オーディオテープのコレクションは、現在、段ボール箱に厳重?にしまい込んであるため写真が撮れません。この点をご理解下さい。また、このブログで使用する写真等の著作権・・・大丈夫とは思いますが、支障があるようでしたら管理者経由でお知らせ下さい。直ちに善処します。
そんな中から当時のお気に入り! ザ・ロネッツの "Be My Baby"をどうぞ。\(^o^)/

その頃、私は学生の身。しかも、自宅から離れての下宿住まいだったため、夏休みや冬休みに帰省した時には、飢えたように古い機器で音楽を聴いていました。 そして、両親もよく知っている友人のステレオセットの素晴らしさなどを時々話す私の姿を見て、いつかはステレオを買ってやろうと思っていたのでしょう。
小学6年生頃からギター、中学生になるとトランペットを始めており、テープレコーダーで毎日のように音楽を聴いているのを見ていた両親、しばらく経ってステレオセットを買ってくれることになりました。レシーバー(AM・FMチューナー搭載)、レコードプレーヤー、スピーカー(20㎝ウーファーの2way)のセットでした。すでに社会人だった友人のセットには及ばないものの、レコードもFMも大変いい音を聴かせてくれましたが、当初しばらくはFM放送の受信はT字型アンテナ! これも本格的なアンテナに変えると一層クリアな音に変身・・・その後、知識が付くにつれ、機器のセッティング見直し等で徐々に音が良くなっていくのが感じられるようになりました。
間もなく成人・・・いつまで親のすねかじり・・・振り返ると大いに反省していますが、収入ゼロの大学生、仕方がなかったと自分に言い聞かせています。

ところで、小学4、5年生頃まで私の音楽の成績は最悪。通知表は1か2で、時々教室を抜け出す児童でした。その理由は、先生の望むような音楽の実技ができなかったからだと思います。『それ違うよ!』『そうじゃないでしょう!』と、いつも先生から叱られていたのを覚えています。そんなことからも頑張る気持ちになれなかったのかも知れませんね。
でも、先生が悪い訳ではありません。他の多くの児童ができているのに、私ができないのは努力や理解が足りないからだと、先生もイライラしていたのでしょう。その頃は、体調を崩していた母親がとうとう2年にもわたって入院し、実質、この前後を含め母親不在の状態で
したから、仕事が忙しかった親父もこれで叱るのをためらったのかも知れません。
思い出のシングル盤 B
 ※これらも前記と同様ですが、画像の位置については特段の意味はありません。(^▽^)/
  クラシックの楽曲が出てきてないね、ですって? まだまだこれからです。Altec A7 クラシックも大丈夫ですからね!

それが、その後の海外ドラマや録音機のおかげで、音楽の楽しさを知ることになり、楽器をいじるようになってからは様変わりしました。小学校低学年で欠けてしまった音楽の基礎、追い付くのはさほど困難ではありませんでした。理由は簡単、苦労をいとわない音楽好きになっていたからです。
そして、小学校の高学年になるとテーマソングの楽譜が欲しくて、放送局に多くの手紙を書きました。するといくつか、ドラマのキー局から楽譜が届いたり、楽譜の準備がない場合、主人公のブロマイドが送られて来たりもしました。これも音楽好き、映画好きの私にはうれしいプレゼントでした。放送局の担当者って、どんな人かなと想像して感謝したこともあります。 こういったことが、前回の写真にあるようなテレビ番組やそのテーマソングに一層親しみを持ち、高校時代までこの気持ちが続くきっかけになったのでしょうね。

大学時代には、これが劇場映画に広がり、映画音楽劇場の音響にまで興味を持つようになりました。でも、まだAltecJBL等の劇場用音響機器を知る由もありません。
社会人の仲間入りを果たし、オーディオ趣味がさらに進んだことで、また、新たな刺激を受けるようになっていたのです。
大いに影響を受けた雑誌の一部がこれらです。勿論、他にもいろんな本からいろいろな知識を得ることになります。でも、ここに挙げた雑誌のほとんどは処分・・・させられました。
 😢 断捨離とか。『ラジオ技術』『FM fan』『stereo』・・・基本から工作・・・ソフト情報まで。懐かしいオーディオ雑誌 001
では、次回は私が大きな影響を受けた音響の専門家についてお話しすることにします。
専門誌に登場する人物だけでなく、実際にいろいろとお話しした人たちとのエピソードもご紹介したいと思います。日本の方も米国の方も。ただし、今、実名での登場が可能なのか・・・20年も30年も経つのでいい? いや!逆に、考え方など変わってみえるかも・・・などと、私も揺れています。
でも、次回、是非お訪ねくださいね。
Leon - 612 00001
※サンタさんに扮したボルゾイのレオン君です。(おまけのウサちゃん! さすがにイヤそう!)
 とてもでっかいくせに、とてもかわいい!
 我が家の愛犬、レオンを紹介していきますよ。こちらもご期待ください。
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いい音とは『心地よいと感じることができる音』では・・・・とお話ししました。
原音再生についても少し触れましたが、基準となる音や音場等・・・掴みどころのないこの原音(?)をうまく再生するのは、まさに至難の業です。
そして、ある日、『今までこのラジカセの音、いい感じだったけれど、何かもの足りない』などと不満が出始める。そんな気持ちになったきっかけは、一体何だったのでしょうか。
それは、私たちの『音楽や音質に対する意識(感性)に変化があったからだと思います。その意識の変化は多くの場合、他からの刺激によって生まれてくる、と私は考えています。
では、
私が音楽好きになり、それがオーディオ趣味へと進んでいった経緯などをお話ししたいと思います。

【私のオーディオ元年】

私のオーディオ趣味
の原点は、1960年代に入る少し前から普及が進んで来たテレビにありました。勿論、白黒テレビでしたが、十分に番組を楽しむことができました。
中でも英米のTVドラマ・・・西部劇あり、探偵ものあり、ホームドラマあり・・・SFやスパイものもありました。AMラジオの音楽番組や深夜放送も楽しみにしていました。
受験生ながら『ながら族』でした。そうそう!そうだった、とお感じの方は、まさに同年代ですね。そして、これら下の番組はその頃、茶の間で人気の番組でした。
TV番組一覧 西部劇
Nostalgic TV Westerns : Annie Oakley,  The Rifleman,  Laramie,  Rawhide,  Gunsmoke,  Bonanza, The Lone Ranger,  Cheyenne,    Bronco, Have gun will travel,  Wanted Dead or Alive, Marverick,・・・etc.  Marverickからオマケ・・・必見!
      では、上の
タイトルをクリックして、当時の映像やテーマソング・・・タイムスリップして下さい。

その頃(1960年前後)何と我が家に1台のテープレコーダーがやってきました。まだ、一般家庭に録音機(いかにも年代が分かる・・・)が全く普及していないどころか、そんなもの家で何に使うの?という時代でしたね。 新卒初任給が2万円にも満たない時代、その録音機が4万円もしたと後に分かり、 親父も頑張ったな という印象でした。しばらくすると、これはすっかり私の専用機になっていました。
思い起こせばAkaiのテープレコーダーの前にもSonyのテープレコーダーがありました。
録音レベルはVUメーターではなく、緑色のパックマン?が入力に合わせてパクパク表示するタイプでした。

では、この録音機で私は何を録音したのでしょうか?
もっぱらお気に入りの海外ドラマのテーマソングラジオの音楽番組の録音でした。
FEN(現AFN)も聴きました。米軍関係者向けの英語放送でしたが、音楽番組は楽しめました。
今も自宅にこの録音機と多くの録音済テープの現物があるんです。機械いじりの好きな私、大した知識もないのに、録音機のガリオーム修理のため勝手にボリュームの交換をしたり、真空管交換など高校生の頃まで大切に使っていました。
私のオーディオ元年の記念物です。故障で使えなくなった訳ではありませんが、半世紀も経つので、もう使えないでしょうね。 このAkai製のテープレコーダー(モノラル)についている手のひら程もないスピーカー、私にとって本当に良い音で鳴っていました。
TV番組一覧 アクション 変更後 net
Nostalgic TV dramas : The Untouchables,  Mission:Impossible,  The Fugitive,  Columbo,  77 Sunset strip,  The Man from U.N.C.L.E,  Perry Mason,  Zorro,  The Green Hoenet,  Ben Casey,  Combat,  Secret Agent,  Surfside 6,  Dr. Kildare, etc.

それから間もなく、ステレオのLPレコード(若い人にはアナログ・レコードの代名詞?)が普通となり、FM放送の開始等、音楽好きにはたまらない時代が到来したのです。
しかし、その代わり、今まで大事に使ってきたAMラジオモノーラルの電蓄や録音機では、これらに十分対応することができなくなってしまったのです。
そして、この流れが、その後の家庭での音楽再生環境に大きな変化をもたらすことになるのですが、まだ私の意識に大きな変化はありません。その時はもう少し先のことになります。

それまでも、私の『音響に関する意識の変化』が起きてもよさそうなきっかけは幾度とありました。例えば中学生の頃、音楽の授業で聴いたクラシック音楽・・・この時の曲名は後に私のお気に入りとなった『ラヴェルのボレロでした。クレッシェンドが延々と続き、最後のクライマックスので大迫力! 皆さんもお好きな楽曲のひとつかと思います。
先生から、この曲についての興味深い説明があり、実際に聴かせてあげようとの先生の思いだった音楽鑑賞なのに・・・音楽教室の後方の生徒に聞かせるためスタートは音量を上げ、その後は他の教室への配慮から音量を徐々に下げざるを得ず、ボリュームに手をかけたままの先生の気持ち、その後の私なら痛いほど分かったのですが。普通の教室、入口に音楽教室と表示されたばかりに満足な音量も確保できません。ピアノがあっても、授業後の部活まで窓は閉めっぱなしだったのでしょう。それも当時の木造校舎では遮音効果は薄かったに違いありません。ラヴェルのボレロ・・・先生の気持ちとは裏腹に、前半はプチプチ・パチパチと雑音、最後の迫力もそこそこに丸まってしまいました。

学校にあったアンサンブル型のステレオ、生意気にもこの程度なら家で聴くモノラル電蓄やテープレコーダーと大差ないと思ってしまいました。
また、テレビの音楽番組に登場する歌手やバンド、みんな頑張っているのに一人だけ、格好だけのメンバーがいるのです。格好だけの奏者・・・メンバーって指揮者?・・・ブー!
それはベース奏者です。 ひときわ大きな楽器を抱かえて目立つのに、テレビからは音が聞こえてこない。
テープに録音した音では、それほど違和感はないものの、テレビでの奏者の姿は、当時の私には相当滑稽に映ったものでした。 勿論、その後、ベースは音楽の基礎となる重要なパートで、聞こえなかったのは、我が家のテレビのせいだと分かりましたので、誤解のないようにコメントさせてもらいました。(*^。^*)
ラジオやテープから聞こえる音は、ベースの倍音成分がある低域のブーストでカバーできていたのでしょうね。

そして、10代も終わりの頃、私にとって驚きの経験が待っていました。たまたま友人宅に遊びに行った時、聴かせてくれた1枚のLP、その中のルルが歌う
いつも心に太陽を
でした。 バイオリンが澄んだ音色を奏で、エレキベースやスティール弦のギターの音色、リズムを刻むドラム、ルルの生々しいヴォーカル、音場も広がりを感じました。
夜間でもあり、音量をかなり抑えた状態にもかかわらずバランスもよく、低域から高域まで豊かに聴かせてくれて、心地よい音質・音場だったのを覚えています。
当時、おそらくこれくらいの録音が普通
だったのでしょうが、まだ、それを知らなかった私には驚きの音質と音場でした。 機器はサンスイで揃えたコンポで、中音域のイコライズが簡単にできるのが特徴・・・スピーカーも大きめのブックシェルフ型でしたが、型番を気にする余裕がないほどスゴイショックを覚えました。

いよいよ、私もオーディオ趣味元年を迎えることになったのです。
では、次回も、お訪ねくださることをお待ちしております。
Leon & Arthur ・・・Borzoi
【そろそろ、ボルゾイの愛犬レオン、その前の愛犬アーサー(初代もボルゾイでした。)についても準備します。】
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愛犬レオンの詳しい紹介は、もう少し先にさせて頂きます。というのは、せっかくお越し頂いた愛犬家の皆さんには申し訳ありませんが、このブログを訪ねて下さった多くの皆さんは『オーディオ』関係のブログと思っておられますからね。
但し、このブログは、オーディオマニアや音響の専門家を対象にするものではなく、音楽を楽しく聴きたい人、当然愛犬家の皆さんを含んで『味としてのオーディオについて、つぶやくことが目的であることを最初にお断りさせて頂きます。
そして、時を置いて愛犬との暮らしその他についてもつぶやいて行きますので楽しみにしていてください。

でも、やっぱり一枚アップします。我が家のレオン[Leon]君  はい、ポーズ
01-おすましポーズ 120607_094001-H900

では本題、私にとっての良い音とは・・・ず~っと自問してきたことです。
しかし、私はエンジニアでもオーディオ評論家でもありません。その意味では素人ですが、半世紀以上、音楽鑑賞や自ら楽器演奏を趣味にしてきたこと、年に1回程度ながら、舞台用音楽テープを10年近く提供してきた経験があることで、本欄でのつぶやきをどうぞご容赦ください。 What 's a good sound for me?
__________________________________

音楽ソースの取り込みから音の出口であるヘッドホンやスピーカーまで、どの機器も重要な役割を担っていますが、まずは音楽再生に際して、その印象が最も大きく変わるスピーカーで聴く音楽をメインにお話しを進めたいと思います。 Enjoy the music you hear from the speakers.  

愛用のAltec A7-500-8は、映画館やコンサート会場でかつて活躍したSR機器の代表格ですから、セリフ[音声]は勿論、音楽、効果音など音なら何でも、しかも大音響で再生できる能力!・・・これは今回割愛します。まさに実績がありますから。 それに、ここで言う『良い音』とは、私の機器だけではなく、皆さんお使いの再生機器も主役ですからね。

【結論】自分にとって『心地よいと感じることができる音』    Sound you can feel a pleasant.
    エッ? そんなの抽象的だし、人によって違うじゃないの? 心地よいなんて
    という声が聞こえてきますね。
    では、私がそう思った理由など、いろんな角度からお話しさせて頂きます。

【原音再生(HiFi = High Fidelity)】
オーディオマニアという言葉が、ごく一部の人たちの道楽といった意味合いが強かった昔々、オーディオ雑誌にハイファイ(Hi-Fi)と書かれているだけで、何となく差別化された良質な機器と感じたものでした。現在、オーディオ機器がハイファイであることは当然で、敢えてこれをうたうのは、さらに特化した何かを備えていることを強調したいのでしょう。

そこで、原音再生・・・音がハイファイとは・・・についてお話します。
原音を忠実に再生するということは、一体どういう状態の維持を意味するのでしょうか。

・演奏会場の雰囲気をそのまま自宅に持ち込んでくれるような・・・・。
・録音スタジオでの演奏の熱気や演奏者の配置まで伝わるような・・・。
・演奏者やミキサーなど音響監督たちが意図した音響の再生・・・等々。
勿論、製作者である音響のプロたちは、大小の定評のあるモニタースピーカーを頼りにじっくりチェックし、完成させた大切な作品ですから、リスナーがこれをいい音で再生してくれることを期待しているのでしょうね。
それは、彼らの目的からも当然で、かつ必須の思いのはずですからね。

ところが、ここがオーディオ趣味の『落とし穴』になってしまうのです。原音が忠実に再現されているか、果たしてどうやって確認するのでしょうか。私を含め、ほとんどの人はその演奏会場にいなかったでしょうし、その録音スタジオのモニタースピーカーから流れる音も聴いていないでしょう。
ましてや再生装置やスタジオの音響特性まで同じものを自宅に準備できる筈もありません。

そのためか、いろんな書物に『できるだけ演奏会等で生の音に触れてください』といったアドバイスが載っていました。 でも、これは多くの人にとって簡単に実行できることではありませんね。仕事の都合、会場の場所・・・・あるいは入場料がネックとなって度々出かけることが負担になることもあります。そこで、より手軽なCDやDVD、テレビのライブコンサート等で楽しむことになるのかと思います。
しかも、これらが自分の望む音や音場で心地よく響けば・・・それが良い音!しっかり楽しめます。大きな装置や高価な機器でなくても、ラジカセや普通の液晶テレビだったとしてもです。
そして、これから先にオーディオ趣味の『落とし穴』が待ち構えているかも知れないと言いながらも、お話しを進めますね。
02- かつてのオーディオとビデオ関係機器と書架
※これらはアナログでの音楽趣味絶頂期、かつて活躍したオープンデッキたち。 左からAKAITEAC2台、Sony してdbxSEA、リア用SPはパイオニアCS-100です。この頃のオープンリールのテープやカセットの写真は、 Altec A7の音づくりまとめの号にあります。
(上下の写真はアルバムからのスキャンのため画質不良はご容赦ください。)
03- かつてのオーディオ機器とビデオ全盛時のS-VHSテープ
 ※こちらはちょっと昔の機器群です。S-VHS VideoやDVD機器もあります。
そして、この頃には映画関係のVideo Tapeは重複含みで2,000タイトルを超えていました。
書架のビデオテープは前後2列で収納、これ以外にも専用プラケースに何箱も・・・異常?
今となれば、 映画をVHS (99%はS-VHS)で見ることはありませんからお蔵入りです。 (笑)  
多忙な現役時代だったとはいえ、いかに私が映画が好きだったか・・・想像がつきますね。
  
では、次回は、私が音楽にはまり込み、後にオーディオ趣味に取りつかれた経緯など面白
・おかしくご紹介しようと思います。
オーディオ趣味の始まり】で、またお会いしましょう。

    最後までお付き合い下さり、感謝いたします。有難うございました。 
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01-★CIMG8437-blog-01
オーディオルームの主、Altec (アルテック)A7-500-8(苦労を重ねて、JBL- 2405Hで繊細さ?を追加。)です。でも、普段、A7はレースのカーテンに隠れています。その訳は ・・・後日。(*^。^*)
なお、上の写真は少々以前の様子で、現在はテレビも液晶に代わったりしています。
【※右をクリックすると、このブログのAltec A7に関連する部分にリンクします。】

さて、半世紀にもなるオーディオ装置との格闘も、10数年ほど前にやっと終わりました。というより、むしろ終わらざるを得ない 時代背景を感じたからかも知れません。 それは、音楽ソフトがアナログからデジタルへの転換がほぼ定着した頃だったと思います。
レコード盤、FM(エアチェック) からこの趣味に入った方は、おそらく私と同じ悩みで苦労されたことでしょう。 それはレコード盤エアチェックテープ再生でのノイズ対策です。 比較的大きな音量で聴いていた私にとって、スクラッチノイズや曲間のサーフィスノイズテープヒス・・・これが好きな音楽をじっくり聴こうとする私にとっては、邪魔者以外の何ものでもありませんでした。
Altec A7-500-8 + JBL 2405H Net
かつて、基本性能が優秀な再生機器(性能が良いのはそれなりに高額でした。)だけでは、上記の私の悩みに応えることは困難でした。
そこで導入したのは再生専用の dbx- Expanderで、LPやテープの再生時のノイズ低減、オープンデッキ録再用  dbx- Encoder/Decoder、後に飛躍的な進歩を遂げたオーディオカセットでのdolby NR system等々という訳です。
当時はそれなりに満足感がありましたので、それぞれ高額の投資も止むを得なかったのでしょう。比較的大きな音量で聴くことが多い私には、これらは正に必需品でした。

そして、CDやプレーヤー本体の低廉化が進み一層定着するようになると、パソコンその他の簡便な小型機器での音楽ソフトの保管や再生が当然の流れとなり、私も一気に音楽ソフトのデジタル化に切り替えることにしたのです。
それまでは、LP盤の損傷を避けるためもあり、お気に入りの曲をピックアップ、必ずオープンテープカセットテープにダビングして聴いていました。それでも、 まだ選曲・再生 ・・・本当に面倒でした。 これもオーディオの楽しみと思えた時期もありましたが、残りが少なくなった人生、 これ以上無駄にしたくないですね。ですから、 もう昔には戻れません。 今では、パソコンでの音楽編集ソフトを駆使したノイズのない音楽鑑賞が私にとっての精神安定剤となっています。 勿論、そんなの使わなくてもいいのはCDのリッピング、助かります。 編集ソフトの使用は、かつてのアナログソース、LPやエアチャックテープからのデジタル化の際、聴いて判断します。アナログからの変換には、音楽の再生時間そのままが掛かるため大変な作業ですが、これにもこのブログで触れたいと思っています。

では、次回は私にとって良い音とは何か・・・つぶやいてみます。
最後までお読み頂き有難うございました。
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