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オーディオルームの主、Altec (アルテック)A7-500-8(苦労を重ねて、JBL- 2405Hで繊細さ?を追加。)です。でも、普段、A7はレースのカーテンに隠れています。その訳は ・・・後日。(*^。^*)
なお、上の写真は少々以前の様子で、現在はテレビも液晶に代わったりしています。
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さて、半世紀にもなるオーディオ装置との格闘も、10数年ほど前にやっと終わりました。というより、むしろ終わらざるを得ない 時代背景を感じたからかも知れません。 それは、音楽ソフトがアナログからデジタルへの転換がほぼ定着した頃だったと思います。
レコード盤、FM(エアチェック) からこの趣味に入った方は、おそらく私と同じ悩みで苦労されたことでしょう。 それはレコード盤エアチェックテープ再生でのノイズ対策です。 比較的大きな音量で聴いていた私にとって、スクラッチノイズや曲間のサーフィスノイズテープヒス・・・これが好きな音楽をじっくり聴こうとする私にとっては、邪魔者以外の何ものでもありませんでした。
Altec A7-500-8 + JBL 2405H Net
かつて、基本性能が優秀な再生機器(性能が良いのはそれなりに高額でした。)だけでは、上記の私の悩みに応えることは困難でした。
そこで導入したのは再生専用の dbx- Expanderで、LPやテープの再生時のノイズ低減、オープンデッキ録再用  dbx- Encoder/Decoder、後に飛躍的な進歩を遂げたオーディオカセットでのdolby NR system等々という訳です。
当時はそれなりに満足感がありましたので、それぞれ高額の投資も止むを得なかったのでしょう。比較的大きな音量で聴くことが多い私には、これらは正に必需品でした。

そして、CDやプレーヤー本体の低廉化が進み一層定着するようになると、パソコンその他の簡便な小型機器での音楽ソフトの保管や再生が当然の流れとなり、私も一気に音楽ソフトのデジタル化に切り替えることにしたのです。
それまでは、LP盤の損傷を避けるためもあり、お気に入りの曲をピックアップ、必ずオープンテープカセットテープにダビングして聴いていました。それでも、 まだ選曲・再生 ・・・本当に面倒でした。 これもオーディオの楽しみと思えた時期もありましたが、残りが少なくなった人生、 これ以上無駄にしたくないですね。ですから、 もう昔には戻れません。 今では、パソコンでの音楽編集ソフトを駆使したノイズのない音楽鑑賞が私にとっての精神安定剤となっています。 勿論、そんなの使わなくてもいいのはCDのリッピング、助かります。 編集ソフトの使用は、かつてのアナログソース、LPやエアチャックテープからのデジタル化の際、聴いて判断します。アナログからの変換には、音楽の再生時間そのままが掛かるため大変な作業ですが、これにもこのブログで触れたいと思っています。

では、次回は私にとって良い音とは何か・・・つぶやいてみます。
最後までお読み頂き有難うございました。