ご来訪、有難うございます。 まずはレオンからご挨拶です。『いらっしゃ~い!
7歳・・・何か?Net 組写真
さて、今回は私の愛聴盤(今となればPCでの再生の意味合いですが・・・。)についてのお話しです。   Audio appreciation,  Music Appreciation,   
皆さんは、お気に入りの楽曲のジャンルや好きな曲名を迷うことなく挙げることが出来るでしょうか? 私にはかなり難しいことなんですよ。勿論、お気に入りの楽曲はたくさんありますが、特定のジャンルに集中している訳ではありませんからね。
これについては、以前このブログの『私が影響を受けた音楽と音響の専門家たち』でも触れました。その上、好きな曲目といっても、アレンジや楽団、時には音質によって魅力半減ということも多くあるため、私がお気に入り楽曲を挙げる時には条件が付いてしまいます。○○楽団の◇◇◇という曲が好きです、という感じです。 好みの問題ですからね。そんなことから、『この曲は素晴らしいのであなたも聴くべきです。』 なんて言い方はしません。あくまでも、『私にとってのお気に入り』ということになります。
また、同じ楽団やグループのアルバムの楽曲でも、お気に入りもあれば、特に注目している曲でないものもあります。かつて、アナログ時代、LPを試聴(ここでは、購入して最初に聴くことの意味です。)した印象で、いいねと感じた曲はテープにダビングしていました。これはLPの損耗を防ぐための他、自分のお気に入りアルバムを作る意味もありました。全曲録音すると、オープンリールテープでは、LPの価格以上のテープ代が掛かってしまうこともあるので悩みました。度々聴くことによって、お気に入りになるかも知れない楽曲のお蔵入りというリスクが・・・いや、将来の楽しみに・・・と言い聞かせて。
※愛聴盤は宇宙がテーマ - 408-NET
【ホルストの組曲・惑星 ~ ジョン・ウィリアムズのスター・ウォーズ、そして、冨田勲】
上のアルバムは、ホルストの『組曲・惑星』を中心として、宇宙をテーマにした映画や超常現象のイメージを楽曲にした愛聴盤です。これらは、音楽好きの私にラヴェルの『ボレロ同様、大きな影響を与えてくれた楽曲です。
そして、 ョン・ウィリアムズ 彼の作曲したスター・ウォーズスーパーマンは映画音楽というジャンルを超える作品かと思います。
また、クラシック界の大御所、ズービン・メータスター・ウォーズ』『未知との遭遇をロスアンジェルス・フィルハーモニーを率いての名演奏! 同じメータ指揮 ロス・フィル組曲惑星』がお気に入りだった私には、大変うれしいことです。これは、ジャンルにこだわらず、良い音楽を求めている私にとっては、正に大歓迎の出来事でした。

もう一人が作曲家でシンセサイザー第一人者の冨田勲です。残念ながら先頃逝去されましたが、その影響は私にとっても大変大きなものでした。テレビドラマのテーマソング等で皆さんにもお馴染みかと思います。 また、彼のシンセサイザーによる新しい音楽分野での活躍が、私の電子楽器への偏見を払拭し、エレクトーンを始めるきっかけとなりました。 もう、40年も前のことです。
一時期、オルガン奏者のジミー・スミスの影響もあってハモンドオルガンにも取り組みましたが、演奏中での瞬時のドローバーの使い方が難しく、10年足らずで音源のプリセットが多いエレクトーンに戻って現在に至ります。 但し、単身赴任にはCasioのキーボードを持って行きました。これがなかなかの優れもので2台ありますが、自宅に戻った今ではサブとなっています。単身赴任の時、休日はファイナル・ファンタジーザナルカンドにてなんかもCasioのキーボードで練習していました。 ・・・その年で? ゲームもしたことがないのに? そうです! ・・・お気に入りとなる曲はアニメ、ゲーム、ジャンルに関係なく、私にとっては本当にいい曲なんです。(#^.^#)  上の曲名をクリックすると聴けますよ。
③映画音楽よく聴いたCDとLP
【映画音楽・・・良い曲は生き残るでしょう。そして、100年愛されたらクラシック!】
むかし、映画音楽としての楽曲の評価がクラシックと比べて一段低く見られていたと感じる時代を経験した私、元より映画が好きで、楽曲のコレクションも多くを映画音楽が占めています。映画音楽というジャンルが仮に一般化された概念だとすると、それぞれの映画に登場する楽曲やテーマソング等のジャンル分けは、意味を持たなくなるようにも思えます。
そういう思いから、映画好きの私はお気に入りの音楽のジャンルにこだわることがないのかも知れませんね。このことは映画音楽にとどまらず、アニメやゲーム音楽にも及びます。
そして、クラシック好きでもある私、そのルーツはおそらく映画館での小学生の頃の経験。当時の映画館では本編上映前には必ず白黒フィルムでのニュースが上映されていました。
テレビが普及するに従い、リアルタイムでない映画館でのニュース上映は消えることになりますが、そのBGMには、何とホルストの『組曲・惑星〔火星〕』の冒頭部分がいつも流れており、ニュースの臨場感を高めていました。 勿論、これは私がよく見ていた映画館でのニュースのお話しですから、全国レベルのことではありませんよ。(その曲が惑星火星と知ったのは、かなり後のことでしたが。)上の曲名をクリックすると『火星』が聴けます。
また、こちらのクリックで冨田勲の『惑星・火星』“Mars”が聴けますので、どうぞ。

ホルストは勿論、ラヴェルドビュッシーシベリウスドヴォルザーク等の比較的新しい作曲家の作品が、皆さんに聴かれ続けられて来たことで、クラシックの楽曲となりました。
ジョン・ウィリアムズビートルズのメンバー等の作品からクラシックの名曲!と言われる楽曲が生まれることでしょうね。きっと!
そして、もう一人、ショスタコーヴィチShostakovich)の舞台管弦楽のための組曲から、
ジャズ組曲『ワルツ第2番をお聴き下さい。 いろんな映画でのシンクロ・・・いいですね。
※Classic CD 02 Net
 ※これらはクラシックのCDケースからランダムに1列取り出してみました。パソコンにリッピングした楽曲はいつでも聴けるのですが、いつでも取り込めるという油断からまだ多くが取り込み出来ていません。 ・・・ラヴェルのボレロ、ホルスト:組曲・惑星(シャルル・デュトワ指揮、サンフランシスコ響もいいですよ。)、ドビュッシーのベルガマスク組曲、モーツァルトのディヴェルティメントK136~K138、ショパンのピアノ曲、・・・チャイコフスキー舞踊音楽等々、お気に入りはたくさんあります。

【懐かしい音・・・昔の映画館の音・・・】 (オーディオ趣味に入る遥か以前、小学生の経験)
ところで、皆さんは昔々の映画館の音声を覚えてみえますか? あの鼻に掛かった独特の音、
思い起こせば音の悪さというより、私には何とも言えない懐かしさが蘇って来るのです。
現在の映画館では考えられない音でしたが、必ずしもスピーカーのせいではありません。 音響特性が悪かった映画館の残響が主な原因なのです。 試しに音声に過剰な残響をつけてみて下さい。かなりご年配の方には懐かしい音になりますが、音楽で試すと出来の悪いカラオケボックス状態になりますので、お遊び程度の実験!として下さいね。こんなことを試すのもオーディオの勉強になりますよ。

では、これからしばらくは、映画や音楽のお話しに進みたいと思います。そして、ボルゾイのレオンのことにも、当然触れますので、どうぞよろしくお願いします。
ご来訪有難うございました。
  Key word : ecellent music.   sound of nostalgic movie theater.   acoustics.
                   John Williams.   Star Wars.   Superman.
   Isao Tomita.   Holst - The Planets.
                   Zubin Mehta.   Ravel - Bolero.