さて、前回は半世紀も前、友人宅のオーディオ機器から流れるステレオ音響に圧倒されたお話しでしたね。思い出のシングル盤 A※これらのジャケットの写真、一部ネットからも頂きました。 自分の所有するEP、LP、オーディオテープのコレクションは、現在、段ボール箱に厳重?にしまい込んであるため写真が撮れません。この点をご理解下さい。また、このブログで使用する写真等の著作権・・・大丈夫とは思いますが、支障があるようでしたら管理者経由でお知らせ下さい。直ちに善処します。
そんな中から当時のお気に入り! ザ・ロネッツの "Be My Baby"をどうぞ。\(^o^)/

その頃、私は学生の身。しかも、自宅から離れての下宿住まいだったため、夏休みや冬休みに帰省した時には、飢えたように古い機器で音楽を聴いていました。 そして、両親もよく知っている友人のステレオセットの素晴らしさなどを時々話す私の姿を見て、いつかはステレオを買ってやろうと思っていたのでしょう。
小学6年生頃からギター、中学生になるとトランペットを始めており、テープレコーダーで毎日のように音楽を聴いているのを見ていた両親、しばらく経ってステレオセットを買ってくれることになりました。レシーバー(AM・FMチューナー搭載)、レコードプレーヤー、スピーカー(20㎝ウーファーの2way)のセットでした。すでに社会人だった友人のセットには及ばないものの、レコードもFMも大変いい音を聴かせてくれましたが、当初しばらくはFM放送の受信はT字型アンテナ! これも本格的なアンテナに変えると一層クリアな音に変身・・・その後、知識が付くにつれ、機器のセッティング見直し等で徐々に音が良くなっていくのが感じられるようになりました。
間もなく成人・・・いつまで親のすねかじり・・・振り返ると大いに反省していますが、収入ゼロの大学生、仕方がなかったと自分に言い聞かせています。

ところで、小学4、5年生頃まで私の音楽の成績は最悪。通知表は1か2で、時々教室を抜け出す児童でした。その理由は、先生の望むような音楽の実技ができなかったからだと思います。『それ違うよ!』『そうじゃないでしょう!』と、いつも先生から叱られていたのを覚えています。そんなことからも頑張る気持ちになれなかったのかも知れませんね。
でも、先生が悪い訳ではありません。他の多くの児童ができているのに、私ができないのは努力や理解が足りないからだと、先生もイライラしていたのでしょう。その頃は、体調を崩していた母親がとうとう2年にもわたって入院し、実質、この前後を含め母親不在の状態で
したから、仕事が忙しかった親父もこれで叱るのをためらったのかも知れません。
思い出のシングル盤 B
 ※これらも前記と同様ですが、画像の位置については特段の意味はありません。(^▽^)/
  クラシックの楽曲が出てきてないね、ですって? まだまだこれからです。Altec A7 クラシックも大丈夫ですからね!

それが、その後の海外ドラマや録音機のおかげで、音楽の楽しさを知ることになり、楽器をいじるようになってからは様変わりしました。小学校低学年で欠けてしまった音楽の基礎、追い付くのはさほど困難ではありませんでした。理由は簡単、苦労をいとわない音楽好きになっていたからです。
そして、小学校の高学年になるとテーマソングの楽譜が欲しくて、放送局に多くの手紙を書きました。するといくつか、ドラマのキー局から楽譜が届いたり、楽譜の準備がない場合、主人公のブロマイドが送られて来たりもしました。これも音楽好き、映画好きの私にはうれしいプレゼントでした。放送局の担当者って、どんな人かなと想像して感謝したこともあります。 こういったことが、前回の写真にあるようなテレビ番組やそのテーマソングに一層親しみを持ち、高校時代までこの気持ちが続くきっかけになったのでしょうね。

大学時代には、これが劇場映画に広がり、映画音楽劇場の音響にまで興味を持つようになりました。でも、まだAltecJBL等の劇場用音響機器を知る由もありません。
社会人の仲間入りを果たし、オーディオ趣味がさらに進んだことで、また、新たな刺激を受けるようになっていたのです。
大いに影響を受けた雑誌の一部がこれらです。勿論、他にもいろんな本からいろいろな知識を得ることになります。でも、ここに挙げた雑誌のほとんどは処分・・・させられました。
 😢 断捨離とか。『ラジオ技術』『FM fan』『stereo』・・・基本から工作・・・ソフト情報まで。懐かしいオーディオ雑誌 001
では、次回は私が大きな影響を受けた音響の専門家についてお話しすることにします。
専門誌に登場する人物だけでなく、実際にいろいろとお話しした人たちとのエピソードもご紹介したいと思います。日本の方も米国の方も。ただし、今、実名での登場が可能なのか・・・20年も30年も経つのでいい? いや!逆に、考え方など変わってみえるかも・・・などと、私も揺れています。
でも、次回、是非お訪ねくださいね。
Leon - 612 00001
※サンタさんに扮したボルゾイのレオン君です。(おまけのウサちゃん! さすがにイヤそう!)
 とてもでっかいくせに、とてもかわいい!
 我が家の愛犬、レオンを紹介していきますよ。こちらもご期待ください。