万場調整池にヘリコプターがやって来ました。「愛知県警察航空隊」の水難救助訓練のため、これまでも度々飛来していました。まずは、その雄姿をご覧下さい。 
 

【愛知県警察航空隊 Kawasaki BK117C-2 あさやけ】水難救助訓練
①★川崎① BK117C-2
今回は、愛知県警の2機のヘリコプターと救助訓練地となった豊橋市の万場調整池についてのお話しです。
ところで、航空隊のヘリコプターって、どんな時に出動するの? という人もおられるかも ・・・ そこでちょっと調べてみました。
「愛知県警察航空隊の運営等に関する規程」 ・・・  抜粋 ・・・
(任務)
  第7条 航空隊は、警ら、緊急配備、捜索救助その他の各種警察活動の支援を行うことを任務とする。
  第11条 航空隊員の勤務制及び勤務時間等に関する事項は  ・・・ 中略 ・・・
    2 航空隊勤務は、次に掲げるとおりとする。
  (1) 通常勤務  : 警ら、待機、整備又は訓練に従事する勤務
  (2) 特別勤務  : 緊急配備、被疑者の追跡及び捜索並びに現場状況等の把握、特定の施設の警戒警備、
  
人命救助等の任務に従事する勤務 以下省略・・・ ということでお分かり頂けたので解説省略!(笑)
 
  
【水難救助訓練は、助ける側も助けられる側も本当に大変!】
②★愛知県警航空隊救助訓練01 川崎BK117C-2 あさやけ
上2組の写真は、2日間に実施された訓練の模様です。5月20日は快晴、21日は曇天・・・同じ機種でも映り具合はまったく異なりますね。実は、21日の曇りの空には幾分青みを付けています。また、最上段の3枚は晴れでしたが、順光と逆行 ・・・ 中でも補正での苦戦は左端!  日陰側の隊員さんはヘルメット以外は暗くてほとんど見えません。せっかくこちらを向いてもらえたのに これでは悔しい、 ということで姿が分かるように補正することにしました。 ところが、画像を明るくするだけでは、背景等が白っぽくなって使えません。そして、掲載したのが補正を頑張った写真です。(笑)  
 

それにしても数十mの高さで、ヘリヘリ(縁) から ・・・ (おやじギャグを言ってる場合じゃない?) ・・・身を乗り出したり、 ワイヤーロープで吊り上げられたり、 降ろされたり、 池に飛び込んだり、 また風の強い渥美半島での難易度の高いホバリング ・・・ 見ている方も緊張の連続です。
          ワイヤーロープ1本 ・・・ ワーイヤーだ! ロープ! ロープ! たんま!(Time out!?)
    ・・・・(なお、写真の
補正例をこの号の最下段に挙げました。) ・・・・ 
 

「川崎式BK117C-2型」ヘリコプターは、川崎重工と西ドイツの現社名エアバス・ヘリコプターズ社が共同開発した民間用ヘリコプターです。双発エンジンを搭載、航続距離700km、巡航速度246km/h、定員11名 ・・・ 警察用は勿論、消防・防災用・救急医療用・物資/人員輸送用・報道用等いろんな要望に対応できる世界中で活躍しているヘリコプターです。また、日本での最終組み立て工場は、岐阜県各務原市ということですよ。 

 

【愛知県警察航空隊 Bell 412EP あけぼの】 2020年5月27日飛来
③★Bell 412EP-H750
「Bell 412EP」は、 米国ベル・ヘリコプター・テキストロン社で、 双発エンジン、 航続距離650km、巡航速度230km/h、 定員15名(乗員2名含む)・・・ 幅広い任務に対応可能な汎用ヘリコプターです。
   機体の印象・・・ 前者BK117はオタマジャクシ! ・・・ Bell 412はカイマン(ワニ)・・・。   

 
この日、訓練の一部始終を見ることが出来ました。 しかも撮影場所も数ヶ所で済みました。
④★★愛知県警航空隊救助訓練01 Bell 412EP あけぼの
調整池で長時間水に浸かっていたのは、2名の隊員さんと水難救助訓練用ダミー(人形さん) の3名! 水の中では役立つ足ひれも、地上では邪魔者! 歩く姿に思わず笑いも。 (失礼)
そして、訓練の間、ずっと安全な訓練を上空で支えていたのが、パイロットとヘリから身を乗り出してウィンチの操作などで活躍した隊員さんです。皆さん、お疲れ様でした。 
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ところで、皆さんは普段どんなデジカメを持ち歩いていますか?  かつての私は、ブログでも分かるようにカメラマニアでした。しかもオーディオマニアだった私の意識を変えたのがソフトのデジタル化でした。 オーディオ趣味編等で触れたように、 幼い子供でも簡単に写真が撮れ、音楽の再生も出来ます。そこには難しい仕組みの理解や長い経験などは必要がないように思えます。数台のカメラや交換レンズ、フィルムなどをカメラバッグに詰め、現地に着けば何台ものカメラを首にかけて歩きまわるなんてことは、もうありません。今の私は、仕事にも散歩にも手のひらに収まるタバコほどの大きさのコンパクトカメラを持って出掛けます。 勿論、 このブログに掲載した写真のほとんどがこういったデジカメで撮ったものです。 フィルム時代の撮影時の苦労はありません。 そして、 その後PCを使って自分が気に入るように構図や色調等を調整します。当然ながらいくらかの画像処理の知識は必要ですが、何度もやり直しが可能です。そんな感じで適当?に撮った写真・・・いかがでしょうか?(笑)

【万場緑地の「健康の道」を一緒に散策しましょう】
⑩★Bamba_Reservoir -02
上は万場調整池の周りに整備された1周 3.3kmの「健康の道」と呼ばれる遊歩道の全貌です。 ここでは、散歩やジョギングを楽しむ大勢の人たちやワンちゃんたちと出会えます。  但し、ここ数ヶ月は新型コロナ感染症防止による外出自粛のためか、出会う人は激減しています。  秋頃には以前のように大勢の人たちが安心して訪れることが出来るのを願っています。 私も外出自粛?で すっかり体が鈍ったようで散歩が楽しみになりました。

【万場緑地の遊歩道からの眺め】 上中央の番号と下の写真番号がおおよその撮影場所(5月5日~27日)
取水塔が見えるあずまやから万場緑地散策に、いざ出発!
⑪●散歩-01
⑫●散歩-02
⑬●散歩-03
⑭●散歩-04
つつじも満開!万場緑地一周の散策、お疲れ様でした。今年5月5日に撮ったものがほとんどですが、人出は激減しました。

【万場調整池「表面遮水壁型フィルダム」工事中はこんな風だった!】
⑮★Bamba_Reservoir_under_construction - 概要コメント
万場調整池:豊川用水の調整池で、宇連川と豊川の豊水時に大野頭首工から取水した水を、豊川東部幹線水路を経由してここに貯水します。おかげでこのエリアは、宇連ダムが干上がった時でも断水の危機を回避出来たのでしょうね。勿論、渥美半島の農地への灌漑にも重要な役割を果たしています。
なお、万場調整池は、「水源地域対策特別措置法により指定」された正式なダムとして造られました。ところが、一般的なダムのイメージとは大きく異なります。それは、山間部ではなく豊橋市南部 渥美半島の付け根の丘陵地を掘削して造られたからです。本堤や周辺法面の砂礫土は崩れやすいことから斜面は全面遮水壁、池敷は合成ゴムシートで覆うという「表面遮水壁型フィルダム」となっています。
完成当時、バスを連ねて国内はじめ外国からの視察団も来ていました。それほど素晴らしいダムだと言えますね。そのころの我が家の愛犬はボルゾイのアーサー! 愛犬特集で度々登場しましたのでお訪ね下さい。

【万場調整池を見守る豊川用水総合事業部豊橋支所で資料を頂きました】
⑯★万場調整池 支所 H750
5月27日、 県警のヘリが飛び去った後、豊川用水総合事業部 豊橋支所を訪ねました。その訳とは、これまで気になっていた調整池の監査廊」について知るためでした。
お昼にかかる時間にもかかわらず、豊橋支所の職員お二人が、アスファルトフェーシングの断面サンプル等での説明の後、監査廊の入り口階段に案内して下さり、写真も撮らせて頂きました。本当に感謝しています。
   
では、監査廊について、私が知りたかったこととは何でしょうか。(答えはもう出ていますが・・・ 
・調整池池敷と斜面の交わる部分に沿った地下に、総延長が2,160mにもなる監査廊が帯状に一周しています。
「監査廊」は漏水・ひび割れ等の監視などに使われるとの認識から、 あの広大な面積に対して余りにも狭い範囲
 しか監視出来ないのではないか ・・・ そして、地下鉄車両のトンネルへの出し入れではありませんが、監査廊
 へはどこからどうやって入るの?という素朴な疑問でした。

 (土木関係 ・・・ 私は素人で、 学者とか技術者でない点をまずはご承知下さい。 (笑)  そして、 以下は私が興味を
  持った対象について、正しく理解しているのかどうかはともかく、納得している範囲でのお話しですよ。)
 
 

《 監査廊の位置とアスファルトフェーシングには密接な関係があった 》 サンプル断面写真を参照)
・万場調整池のアスファルトフェーシングは、標準断面サンプルのように5層になっている
・上から1層目と2層目は水を通しにくい密粒度アスコン(アスファルトコンクリート) を使用する遮水層①②
・3層目は水を通しやすい開粒度アスコンを使用する排水層(水たまりの出来ない舗装道路としても使用)
・4層目は1層と2層同様の密粒度アスコンの遮水層③(轍などに水がたまるような舗装道路はこのタイプ)
・5層目は転圧した地面と接する粗粒度アスコンを使用したレベリング層
・遮水層①②に沁み込んでしまった水は、排水層を通り下方の監査廊内の側溝に滲み出す
・監査廊の巡回でその状況を目視、必要に応じて対処(傾斜で下方に流れた水は外部に排水)
・本堤下部には浸透水処理用の縦横断ドレーンが埋め込まれており、監査廊への排水とは別に本堤外側に
 排出する設計(すべり破壊や浸透破壊防止・液状化防止等)
 
これほどのしっかりした造りであれば、監査廊は本堤に沿った西側だけでよいのではとも思いましたが、貯水量が500万トンともなると池の斜面にも大変な水圧が掛かります。 地震によるダメージも想定しなければ・・・。 また、いろんな資料を見ていてさらに興味を持ったのが、貯水池への湛水や放流での水圧変化の影響も無視出来ないことからも、万一に備えて監査廊を1周させる必要があったのでしょうね。
なお、今回の特集のための予備知識として、多くの資料を見ることになりました。本堤は勿論、副提や左右の堤の地盤は砂礫土や砂質土のため、全周にわたって外側にも適切な補強工事や排水工事が必要でした。 アスファルトフェーシングばかりが注目されますが、 どんなものにも陰で頑張っている何かの支えがあっての活躍なんですね。

【愛知県豊橋南部浄水場】2020年6月12日撮影
⑱愛知県豊橋南部浄水場  H750 ++
豊橋市・田原市の上水道と工業用水の多くがこの浄水場のお世話になっています。そして、ここで扱う水道用水は万場調整池から取り込んでいるとのことです。
豊橋に住む私にとっては、万場調整池特集で豊橋南部浄水場に触れない訳にはいきません。 今回は写真だけですが、これで少しは私も気が楽になります。 
 

【万場緑地遊具の一部と今となれば ・・・ 懐かしい平和な密集風景!】
⑲●遊具2003.チャリティフリーマーケット風景
万場調整池の東にイベント広場があり、かつてこんなに人たちが集う催事がありました。
いくら昔?とはいえ顔が分かる写真は控えた結果、 後ろ姿ばかり!それでも顔が写っている写真はぼかしました。なお、右上の正面が写った写真・・・本人は否定していますが、レオンの実質的なご主人(My wife) のはずですよ。(笑)
また、 左の遊具・・・以前の写真を含めもっとたくさんありますが、 その遊具が現在も使用可能かのチェックが出来ていませんので、万一の場合はご容赦下さい。 
 

ところで、今回は私が撮った写真をメインに使用することを目指しました。写真が趣味と言いながら、家族が撮ってくれたものが多過ぎることへの反省を込めました。(以前妻が撮ったレオンやヘリの写真を掲載しています。 そして、ボルゾイ長介君登場お訪ね下さい。) 
 
今回号へのご来訪、どうも有難うございました。次回は、面白く楽しい写真やパロディ写真などを予定しています。どうぞお訪ね下さい。