飛んでる音好き爺・・・オーディオ・映画・音楽・愛犬

音楽を楽しむ・愛犬との暮らし・記録や楽しみとしての写真・映画・DIY・・・いろんなことに興味があり過ぎるリタイアした爺さんの独り言を綴ります。 映画や音楽、そしてかわいい愛犬との楽しい日々・・・では、どうぞお楽しみ下さい。(上部のクリックでブログ全体が見れます。)

タグ:蔵王山_展望台

早いもので、前回の『秋の豊橋 コンパクト・デジカメで望遠写真を撮ろう』の号から1年程経ちました。そこで、今回は三脚や一脚を使って高倍率のデジカメで撮影してみました。
天候不順の中の晴れ間、4月20日に少々重めのデジカメと三脚を持って万場調整池に散歩を兼ねて出掛けたものの、 遠くの蔵王山展望台は霞んでいました。 倍率を上げる程にかげろう (陽炎) のようになり、許容できる写真はほとんど撮れませんでした。やむなく万場調整池の南・東方向を狙った望遠写真の挑戦!?となった訳です。そして、4月22日に改めて一脚を持って出掛けました。
なお、今回は見やすい風景写真ではなく、高倍率で撮ることを優先しました。また、これ迄のコンパクトデジカメはサブ! 今回はほとんど普通サイズのデジカメによる写真です。 (笑) 
 

【全世界で皆さんが見る月! そして、 東三河ではお馴染みの蔵王山!】
①月のクレーター・・・本堤南から東屋・・・蔵王山展望台を望む-01
望遠写真第2弾の中央は『お月さま』・・・ 三脚を立てても高倍率では少しの風でもブレます。 月の位置がまだ高いことから三脚の足を伸ばし切っての撮影、自宅の玄関先なので椅子に座れば三脚を短く出来たのでしょうが、PCに取り込んでからブレに気付き、もはや手遅れ! 日々、月の入りが遅くなり、一層真上に輝くことになるため時機を見て、再挑戦することにしました。(撮影データは画像プロパティ:Exif 情報)
 
左は、 このブログではお馴染みの田原市の蔵王山展望台!  4月20日の展望台は霞んでおり、 撮影断念! 4月22日に改めて撮ったものを掲載しました。天候不順と遠くが霞む春の景色 ・・・ しばらく続きそうなので、撮った中から出来の良さそうな展望台を選んでみました。 
 

右端は以前掲載した場所から撮り直しました。あずまやの望遠写真もコントラストが弱く、色も薄いため、 近くで見て来たイメージに補正しました。望遠に特化したことで、淡い水色の画像からの色補正で、 昭和レトロ的雰囲気となったものがありますがご容赦願います。 
 

【望遠との比較写真を並べました】
②万場北西や北側からの景色 4.20&4.22
遠くを見る? 近くに行けば?と思われる方もおみえでしょうが、今回は遠くの景色から切り取ってみるという写真趣味の世界ですからね。それに、月まで行くのは少々?困難ですし、 カラス、ムクドリ、ツグミ等の野鳥にもなかなか近づけません。 
 

【「あずまや」から撮った万場調整池の取水塔・・・対岸の展望台】
③万場調整池 540m・1.1km・2.1km-2022.4.20p.m.
これらは同じ位置①から撮ったものです。順光なので何とか許容範囲ですが、高倍率望遠での揺らめく遠くの画像! ピントも甘い ・・・ まあ、 いいか。(自分にも甘い?)

【万場緑地北側から対岸の展望台を望む】
④南東の展望台を望遠で ISO200-640~1000分の1 f5.9
これらの写真に「距離 〇〇m」とあるのは、Googleマップでの測定距離です。

【万場緑地北側を移動しながら・・・】
⑤◆万場調整池 展望台 W4327
瀟洒な建物が建ち並ぶ 素敵な風景です。(個人情報に抵触? Googleでも見れますので。)

【万場調整池東端のカボチャランド】
⑥カボチャランド-1000862
東西の長さ1km強、南北が 370mもの巨大調整池の西方に広がる田原の蔵王山や衣笠山の写真の多くは、この「カボチャランド」や前掲の「展望台」から撮ったものです。
ところで、カボチャランドのかぼちゃって全体がオレンジ色だったのですが、望遠で見ると調整池側からは黄色に見えますね。そこで、これまでの写真をチェックしてみると、遊歩道側の東面はオレンジ色 (かなり剥げていますが) 、 反対側は黄色 ・・・ 何とツートンカラー! カメラ片手によく上がっていたのですが、気付きませんでした。 (笑)

【万場調整池東端の南方150mから見える景色】
⑦調整池-クレーン-旺武館4.22-7km、700m●H1080
この時期・・・ほぼ同じ場所から撮った2種類の写真、数キロ先の画像はひどく霞んでいます。たとえ晴天でも、強風によるカメラぶれの他に ・・・ 望遠ではこんな苦労もあります。画質としては、1年程前の秋から冬コンパクトデジカメで望遠写真を撮ろうの号の写真の方がずっと良好でしたね。(笑) 
 

【万場調整池の貯水量減少が心配?2022年4月20日
⑨豊川用水万場調整池管理業務●H1080-01
⑧豊川用水万場調整池管理業務●H1080
奥三河の降雨量が少なかったようですね。ここまで貯水量が減ってくると、水不足が心配!  一方、水位が下がった時 ・・・ アスファルトフェーシング検査のチャンスかも知れません。
 

【導入流水路2022年4月22日 しかし、10日間ほどで劇的に貯水量が回復!
⑩万場調整池 導入流水路 約420m
⑪万場調整池 導入水路 f5.6-500分の1秒 約400m
奥三河での降雨によって宇連ダムの貯水量が回復するに従い、万場調整池にも久々大量の水が流れ込んでいます。その後、10日間ほどで待望の満水となりました。次の写真! 
 

【満水となった万場調整池の穏やかな姿】2022年5月3日
⑬万場調整池と豊川用水総合事業部 AB
田植えの時期を控え、このエリアの水がめが満水となりひと安心ですね。導入流水路のスロープは見えなくなり、余水吐きから溢れた水は西方に向かう川や用水路を流れます。
そして、渥美半島先端まで伸びる豊川用水の東部幹線水路と共に、広大な田畑を潤すことになります。万場調整池表面遮水壁型フィルダムの構造等についても簡単な説明をこのブログに掲載していますので、クリックしてご覧下さい。 水難救助訓練で、ここに飛来するヘリコプターも!) 
 
【霞んだ巨大クレーン ・・・ 出来るだけ色調を補正】
⑫霞む蔵王山展望台と造船所クレーン-A~H
4月20日の写真 ・・・ 展望台以外はコントラストと色調等を補正してみました。くっきり青空の秋から冬を待つことにします。 
 

【あずまや補修とその広場から見える風車!・・・そして、近くに建つ開拓記念碑】
⑭あずまや改修工事と開拓記念碑・風車●
散歩の途中、この補修工事を見た方もおられるかも知れませんが、私がこの周辺で写真を撮っている時、ほとんどの人は緩い坂の上のこの広場のあずまやに立ち寄らないようですね。万場緑地の遊歩道右回りの私は、穏やかながらも長い長い上り坂の頂点! ここでひと休み、という訳で毎回立ち寄っています。 年齢や体力との相談の結果ですが・・・ (笑) 
 

【撮影場所から見た霞んだ遠景 ・・・ ここから撮った望遠写真は不調!
  これらは展望台 (4/22撮影) を除き、4月20日に撮ったものです。
⑯万場調整池南からの望遠写真
こちらは見ての通り、何とも情けない望遠写真となりました。カメラや私の腕前だけが原因ではないと、勝手に考えています。ひょっとして写真趣味の皆さん・・・カメラ雑誌やメーカーが提供する自社カメラ宣伝用カタログの見事な望遠写真を見て、すぐにもそんな写真が撮れるなんて、思ってません? 
 
【冬の景色:万場調整池の北と南からそれぞれの北西方向】参考

⑰●万場調整池 北側と南側からの景色-2021.1.6
昨年冬の風景 ・・・ 寒くて風があっても空気が澄んで揺らぎが少ない時は稜線もくっきり! 
  

【追加で~す】
■■遠景-2022.5.8●AB
前掲の望遠に不満があり、5月8日の散歩でまたまた望遠撮影をしてみました。これまでのコンデジと同程度の倍率までは良好に思えたのですが、さらに倍率を上げるとやはり大気の乱れの影響でゆらゆらと波打つ画像となりました。 右端でそれがはっきりと分かりますね。そんな訳で、しばらく超望遠撮影はお預けにします。 左端の写真からは宿り木の花言葉・・・まさに今の気持ち「忍耐」感じます。 (笑)

ところで、これまで三脚や一脚での撮影を推奨してきましたが、強い西風の吹く万場緑地の遊歩道では一脚の方が役立ちました。カメラを据えた三脚 ・・・ 手を離すと倒れてしまいそうだったからです。それに移動しながらの撮影では地面が水平でないことがほとんどで、少しの移動でも水平の再調整が必要となり、多くの場合、 三脚とは言え一脚のように使って撮影しました。   そして、一脚を持って行っても手振れ補正に頼ることになりました。  ここでの撮影は強風に勝った写真だけが生き残ります。
また、高倍率望遠写真についての一言、シャッタースピード! 出来れば1000分の1秒以上が良いかと。  但し、センサーサイズとの兼ね合いとISOの設定を適正に ・・・ それと望遠倍率はあまり欲張らないことも。・・・ 結局そこに行きつく?   それって超望遠撮影への敗北宣言なんだよね。 
 

【おまけ】 お菓子の付録じゃないけれど・・・ 高倍率望遠についてのトリビア

大気中の画像伝搬特性(MTF) と気象要素との相関・・・ こんな資料もありました。
■①北東に見えるイオン H1600
この論文を読んでみたい人は、 タイトルをクリックして下さい。 下記は著者の皆さんです。
 桜田 智実氏  防衛庁第1研究所/増谷 光正氏  防衛庁第1研究所/中尾 定彦氏  防衛庁第1研究所/
 藤沢 彰氏  防衛庁第1研究所/安岡 義純氏  防衛大学校電気教室  どうも有難うございました。
■②ロワジールホテル豊橋+ABC
今回は画質はともかく、広角から望遠までの写真を並べて写真趣味の楽しさや撮影の可能性拡大への参考としてみました。
前項の論文のまとめにもあるように、「日照強度が強く、風が弱い場所」では大気の揺らぎが大きくなる。そうかも・・・。カメラをしっかり構えて風対策が出来れば、風も味方!?
■③Test Chart ・・・豊橋技術科学大学
上図は Imatest 社の提供するテストチャート例です。そして、MTF曲線を簡単に言えば、レンズの解像度とコントラストの再現力を表すものと言えます。オーディオに当てはめると周波数特性と言えるでしょう。しかし、機器の周波数特性が良好でも、制御が困難な大気 (部屋) の中を伝わる音・・・ 個々の好みに合うとは限りませんね。難しいところです。 
 

デジカメの性能比較をスペックでする人も多いでしょうね。かつてのオーディオ機器の性能競争時代のそれに似ているように思っています。
アナログ時代、 ステレオアンプの購入に際して機器の外観・価格の次に見るのが「仕様書」でした。   そして、その情報を基に試聴することで結果としてスペックが高い機器が良いと信じて選択していたかと思います。現在の多くの機器は、ブラインドテストで、その違いが分かったとしてもどちらの音が良い(より自分の好みに合う)かについては、意見が一致しないことはよくあることです。このことが、前述の難しい部分かと思います。このブログのオーディオ趣味編で度々書いたことですね。 
 

フィルム時代、特に私が撮った8mm映画でのタイトルや多重露光などは、テストチャートで試し撮りをしていました。プロに限らず、写真趣味の方は多種のテストチャートをご存じかと思いますが、カメラ技術が進んだ今日、同程度の価格の場合、丁寧で分かりやすい説明書(使い方を熟知した設計者たちが、自分たちが作った機器の性能を最大限活かして愛用してもらうための思い入れを感じる)によって、早く機器に慣れ、そのおかげで納得の出来る写真が撮れそうだ! ・・・ なんて選択手法もありですね。 
 

なお、販売が終了したオーディオ機器は除くとして、現役のデジカメ等の商品情報には意識的に触れないようにしています。いずれも使いこなしや外的要件により評価が変わるものへの安易な感想などは、先入観をもたらすため避けたいというスタンスだからです。仮に、私がこれに触れた場合は、その企業や設計者・技能者の商品企画や製作に対する真摯な姿勢が見えるからです。

    
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今回もお立ち寄り頂き、どうも有難うございました。
コロナウィルス感染症禍、少しずつ出口が見えて来たかと思っていると、ロシアの理不尽なウクライナへの侵略! こちらの暴挙は収束の見通しが立ちません。
次号の更新時には、事態が好転して少しでも安心の環境がウクライナに広がることを願っています。
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明けまして ・・・ とてもそのあとの言葉がでません。コロナ禍のこの1年、収束の兆しがなかなか見えないからです。 収束を期待するここからの1ヶ月は 私たちひとり一人の努力にかかっています。無症状の感染者がいることから「他人にうつさないための工夫と努力」「自分にうつさせないための工夫と努力」が必要です。自分だけは感染しないという思い込みは、迷惑なことです。そして、かつての自由に活動できる環境を取り戻すように努めましょう。

さて、暗い話題の多い中、気分転換! 今回も明るく1月号を進めていこうと思います。
外出の自粛は継続中とはいえ、密にならない散歩はマスクをしていれば大丈夫でしょうね。そして、 この数か月は遠出を避けていることから、ブログのテーマは近場に限られますのでご承知下さい。その代わり、今回の写真をほとんど私がこの2ヶ月ほどの散歩で撮ったものとしました。 なお、毎号のことですが、ブログ表示が重くなることを避けるために画像を圧縮していますのでご承知下さい。

まずは、冬に向って万場緑地で一番華やかな場所の紹介です。
【鈴懸の径】すずかけの道 ・・・ 若い人にはプラタナスの並木道の方がピッタリかも。
①プラタナスの道 南中西★DSC03481 W3004 H750×2段 comment
夏場とはまるで違った印象のこの場所も、今ではすっかり枝だけになっていました。また、年末には、このような鮮やかな紅葉が見られることでしょう。(調整池の南側遊歩道)

【万場緑地散策 … Ⅲ】反時計回り (順路) の景色
(なお、私の散歩は時計回りが多く、組写真にすると後ろ向き?に見えることも。あらかじめご承知下さい。)
②東 W3129 H750 comment
これまでも万場周辺の散策は取り上げてきましたが、今回の前半は冬に向かう遊歩道の様子 (2020年11月~2021年1月上旬撮影) を主に進めます。また、今回の写真では、穏やかな青空が広がる気持ちの良い風景に見えますが、実際は・・・気温はともかく、強い風が常に吹いているため体感的には寒く感じます。しかし、一周する頃にはホカホカ! 防寒着のファスナーを下げたり、 野球帽がじゃまになって来ます。(とはいえ、 数分もすると、 またまた肌寒く! ・・・ 好きにしなさい!って?)
強い風の様子は、下の写真上段中央で想像出来ますね。とても人口池とは思えません。春の写真 (既掲載) もどうぞ。  ところが、 真夏には風がパタッと止んでしまいます。 (笑)
③北東~西へ W3002 H750-004
下の写真には、木々の間から蔵王山展望台が見えます。後半では、万場緑地から眺めるいろんな景色の望遠写真で組みました。(併せて望遠での撮影について触れます。何かの参考になれば・・・と。)
④北西 W3893 H750×2枚
万場調整池 本堤北端の「あずまや」の広場からは、万場調整池をはじめ蔵王山や三河湾周辺の広大なエリアが一望できます。その景色は、今回のブログ後半にまとめました。
⑤あずまや~滑り台~アーチパーゴラ● H750 -001
ここでは、強風に散るイチョウの葉やたくさんの落ち葉が舞い上がっていました。スタート地点からの道のり表示板とイチョウの木の間がハレーションを起こしたように見えますね。ところが、撮影時、この部分にキラキラと眩い無数のイチョウの葉が降り注いでいました。写真ではそれが写っていません。黄色の葉の動きを捉えられる程のシャッタースピードではなかったのか、固定された看板等以外はブレてピンボケに見えます。実は、この画像、露出不足のように暗かったことから明るく補正しています。逆光補正が働く筈ですが、舞い散り舞い上がるキラキラのイチョウの葉が原因かも知れませんね。あるいは、いろんな複合的なものかも? 時にはこれも良しですが。 (笑)
この他にも、特に山肌の木々のかたまりや葉の多い立木では、強風による葉っぱの激しい揺れに対応出来なかったのかモワっと写ったものが多くあります。 シャッタースピード優先の自動露出では画像全像が適正露出の場合、敢えて感度を上げてまでシャッタースピードは上げてくれません。 しかし、広角での画像の場合には、木の葉の小さな揺れでのボケなんて、まるで気になりませんけれど・・・。

カワセミ、セキレイにも出会います】望遠での野鳥撮影は難しいですね。
万場緑地ではいろんな野鳥に出会います。まず目立つのはカラス、川鵜、ハトやスズメ ・・・ そして、時々見かけるとシャッターを切りたくなるのが、カワセミやセキレイです。
野鳥は警戒心が強く、容易に近づくことが出来ません。また、彼らが逃げるほどの無神経な接近は、この場所が危険だと言っているようなものですから避けましょう。次もここで彼らとの出会いを期待するならば、これは共存のマナーですね。ご協力下さい。
⑥セキレイとカワセミ W2967 H1504●comment
【カワセミ君 ・・・ 上段で「狩に失敗!」なんて書いて ・・・ 失礼しました】追加です。(笑)
下は、1月20日に撮影したもので、前号に追加します。カワセミ君の名誉挽回です。
なお、これらの撮影にはデジカメの高速連射や動画モードは使っていません。カワセミ君とのガチの勝負!
シャッターチャンスを逃さないためのフィルム時代の訓練 ・・・ そのひとつが対象の動きを予測してシャッターを押す! まだ体が覚えていたようです。 マジックをハイスピードカメラで暴くような趣味はありませんのでね。
その訓練のひとつ ・・・ 道路の電柱の前を通過する車が電柱にかかる瞬間を捕らえるという単純なものでした。
勿論、フィルムなしのカメラでひたすらシャッターボタンを押すだけの感覚の訓練ということです。

●A①-⑨カワセミ急降下と急浮上 W3050 H750×2枚
前回の更新から2日後、気温は低いながらも晴天で風が弱いとの気象情報を得て、万場緑地へ散歩に出かけました。そして、まるで待っていたかのようなカワセミ君に出会いました。上段「狩りに失敗!」を撤回しなさい!ということで、 彼の狩の様子を見せてもらいました。 私がここにいた15分ほどで小魚?などを何匹も捕ったようですが、野鳥撮影不慣れの私にはその状況をうまく撮れません。アッという間に飲み込んでしまうからです。これを察した?のか諦めかけた私に見せつけるように大物をゲット! そして獲物を飲み込みやすいように、 首を左右に振って枝に打ち付けました。残酷?と思いつつも、 これが自然の営みと納得!獲物はエビ?の一種かな? 捕った直後の枝は乾いていますが、その後の写真ではカワセミ君が獲物を打ちつけた左右部分が濡れているのが分かります。今日はご馳走でしたね。
カワセミ君のようには ・・・ 飛べない飛んでる爺の写真! Good job !

バードウォッチングは特段趣味ではないこともあり、双眼鏡や望遠鏡は持ち出しませんが、野鳥との出会いを記録するために必要となるのは望遠レンズ付きカメラですね。 散歩での気軽な撮影が趣味となっている私にとっては、小型で軽いコンパクト高倍率ズームデジカメがお気に入りです。本格的な一眼レフの高倍率ズームカメラは、かなり高額で大きくて重くなります。このブログでもたびたび登場したフィルムカメラ時代のズームレンズは広角で非力なものがほとんどでした。そのため2台とか3台のカメラに広角やズームレンズ・・・時には固定焦点の高倍率レンズをつけたカメラを首にかけて出掛けることになりました。 レンズ交換すればって?   いいえ、 特に風の強い時にレンズを外すことは禁物です。 室内のほこり程度ならブロアで吹き飛ばせますが、砂ぼこりはたとえ微小でも問題です。特に畑の多い東三河南部に住まいを移して以来、屋外でのレンズ交換はしませんでした。当然ながら万場調整池の全景は撮れませんね。このあたりはブログの後半で。
⑦南と北東夕日● 2020.12 H750
夕方になると美しい夕日を撮るチャンスもあります。 また、きれいな雲や不気味な雲も。 今回の雲、最初の1枚はまるで野鳥が魚を捕らえたかのようです。中央は雲の隙間から漏れ来る光が幻想的・・・。そして、右は「もう家に帰りましょう」と促されるよう・・・。

【展望台 : 万場調整池全景の撮影場所の定番】遊歩道散策、お疲れ様でした。
⑧万場調整池全景 W3007 H750×2段 展望台
デジタル時代を象徴するようなパノラマ写真・・・表現手法が一層拡大しますね。 フィルム時代には苦労した画角の大きな写真もコンパクト・デジカメでは簡単です。広角レンズの使用が一般的になり、 雄大な風景写真もフレームに納まるようになりました。 今回掲載した写真の多くが広角側での画像!お世話になりました。 一方、望遠側の性能も上がり、特別のこだわりがなければコンパクト・デジカメでも十分満足出来ると思います。
さて、ここからが後半、望遠ズームでの画像をメインに進めていきます。

先の見えないコロナ禍! 遠い先・・・ちょっと見てみました。
【望遠ズームで見慣れた景色に近づいて行くと・・・先が見えました
望遠撮影に挑戦した場所のひとつ、万場緑地北西の「あずまや」広場を紹介します。
⑨万場緑地北東あずまやからの景色 2020.11.24他 ●comment 01
晴天で風のない時は望遠撮影に最適な場所ですが、この時期万場調整池が無風なんてことはまずありません。そのため、ここで望遠撮影をしてみたい方は、是非三脚をお持ち下さい。 駐車場も適度な間隔でたくさん設置されており、荷物が多少重くなっても心配ご無用です。
なお、今回号は散歩途中に気軽に撮る写真ということから、すべて手持ち写真としました。

【万場調整池東・遊歩道 (健康の道) スタート地点の南隣りからの蔵王山】
遊歩道の散策ではお馴染みの景色を撮ってみました。
⑩蔵王山の展望台 2020.11.24&12.13  comment ●W3968 H750-2段

【スタートからすぐ北の「かぼちゃランド滑り台」の上から取水塔を入れて撮りました】
⑪★中央●H750 W3011 2段積

【あずまや広場からじっくり構えた画像】上の写真から1km近寄っての撮影
⑫蔵王山●W3577 H750 ×2枚●11.23-01
右端写真は2段上の組写真の1枚と同じように見えますが、前景との位置関係から移動しているのが判るかと思います。 強風が吹き上げるこの写真の他も常に強風に悩まされました。 太い樹木やあずまやの柱にもたれての撮影も試しましたが、かえってビル風のような強風にあおられます。 (笑)

【富士山探しの徘徊! 気象等の条件が揃って何とか見つかりました】
140kmも離れたところからの富士山の写真・・・今回のテーマの沿った対象として頑張ってみました。薄っすらながらも何とか写っています。出来映えはともかく掲載しますね。
⑬富士山探して① W3446 H1505 Comment
ここでも強風を避けながら、少しでも足場の良い場所を求めて移動しました。勿論、手持ち撮影にこだわりましたよ。 (笑) ところで、風速10m超えってどんな風 ・・・ 時速40km程の車の窓から顔を出してカメラを構えたような風!  しかも、風には常に強弱があるため姿勢が安定しません。これではまともな望遠写真は撮れませんね。
⑭富士山探して②W3426 H0505 comment
昨年12月5日以外でも何度か富士山探しに出掛けました。しかし、天気が良くても遠くが霞んで、富士山が見えたのは12月5日と22日等、数日だけ  ・・・  それも22日は散歩の時間帯が悪かったようで、影だけとなりました。(上段右端)

【こちらは新東名高速道路の陸橋でした!】
⑮●新東名高速道路 W2500 H750-2段
遥か彼方の山々を広角レンズで撮ると、まさに水墨画です。 対象が遠くなるほど淡く、 コントラストの低い画像となります。また、目標がそんな位置にある時は、同じ場所から望遠で撮っても同様です。PCでの補正にはかなり苦労します。全体を一括で補正しようとすると、手前側は必要以上にコントラストが強く、 黒っぽくなってしまいます。もし、完成した画像からそんな苦労を感じなければ ・・・ 成功ですね。 (笑)

【三河湾大橋も見えました!】 豊橋市からトヨタ自動車やアイシンAW等、多くの事業所への通勤・物流には欠かせない重要な橋になっています。
⑯三河港大橋 W3451-0002

【造船所の巨大クレーンもいろんな場所から見えますね】
これらの中には、クレーンの足元に対岸 蒲郡との間の三河湾が見えるものもあります。
望遠撮影って楽しい機能ですね。誰かな?万場調整池を挟んだ展望台で楽しそうにお弁当を食べてるのは! おっと、これを望遠で撮るなんて不謹慎ですね。
⑰造船所の巨大クレーン●W4006 H750
さて、これらの望遠写真を撮ってみて、反省点も多く見つかりました。
まず、手持ち撮影の場合では望遠倍率を欲張らないことです。手振れ防止機能も画角が極端に狭くなる高倍率の望遠では、ほとんど役に立ちません。たとえしっかりとカメラを構えたとしても、対象の揺れも増幅され、手振れ防止の守備範囲を超えてしまうからです。また、感度を上げてシャッタースピードを上げても効果は限定的でしょうね。 許容範囲内として掲載した今回の望遠写真は、手のひらサイズのデジカメの画像です。高画質モード設定かつ目標の揺れが極力少ない倍率の光学望遠範囲で撮影したものです。そして、画像編集で必要な範囲を切り出しました。これでかなり風の影響を低減出来たようです。  なお、光量不足を補うための感度調整ですが、感度を高めるほどに画像が粗くなってきます。フィルム時代のASA感度(後のISO感度)でも同様でしたが、スポーツ競技や夜間撮影では、まずは撮れていることが最優先で高感度フィルムが活躍しましたが、じっくり構えた写真では低感度が合っています。とにかくブレは禁物! いくら超高倍率で撮っても、 ブレていては補正も不可能で結果として使えませんよ。  そのためにも望遠写真では、可能な限り三脚を使いましょう。
⑱造船所の巨大クレーン W2780 H750×2枚
望遠写真のまとめ:高倍率にこだわらず、適度な倍率でのブレのない写真を撮りましょう。何事も欲張ってはいけませんよ。 (笑)  お手軽なコンパクトデジカメで撮った今回の望遠写真編、 いかがだったでしょうか。いずれは、 じっくり構えた望遠写真にも挑戦してみようと思います。(その後更新したブログもご覧下さい。)

さて、今回の更新、大変遅れました。実は昨年12月中旬に更新予定の1回分のブログがボツになっていたのです。 内容は、朝ドラ「エール」の舞台のひとつ豊橋! 特にオープニングタイトルや感動的なラストシーンで登場した伊古部の海岸をメインに進めていたのです。  既に番組は終了しており、本編に何らの影響も与えないと、私の撮った写真にエールの出演者や重要なシーン等の画像を散りばめて、 楽しいものにしようと進めていたのです。 映画編のインディ・ジョーンズやタイタニックのイメージ! しかし、ここでストップ! NHKさんの画像使用の許諾が取れなかったためです。もはや対処しようがなくボツとしました。
せっかく撮った写真ですから、支障のないように自分の写真を中心に一部を掲載しますね。当然、当初準備したものとは違う内容となりましたが。 
 

【朝ドラ「エール」のロケ現場を散策して来ました】豊橋・伊古部海岸
■④③オープニングタイトル-001 W3311
【豊橋・伊古部海岸でのロケ現場全景】ドローン空撮にリンクさせて頂きました。
■H500-伊古部海岸 H168701
【万場調整池や伊古部海岸はどこにある?】ここです。 (笑)
●③DSC03535---①②③-01
この2ヶ月程の散歩では、 1,000枚を超える写真を撮りました。 そして、 今回はその中から130枚を選んで掲載しました。  強風下の手持ち望遠撮影がメインでしたから、 及第点に達しないものが多く、 かつて写真が趣味だった頃を思い出し、 三脚をはじめとした準備の大切さを痛感した次第です。
このブログにカメラに触れた号がありますので、画像で検索してみて下さい。

では、次回号へも是非ご来訪下さい。頑張りますので。どうも有難うございました。

 なお、今回号には、Gooブログの朝ドラ「エール」豊橋ロケ地巡り及び株式会社サイエンス・クリエイトの
 ドローン空撮 (YouTube) にリンクさせて頂きました。感謝申し上げます。

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