飛んでる音好き爺・・・オーディオ・映画・音楽・愛犬

音楽を楽しむ・愛犬との暮らし・記録や楽しみとしての写真・映画・DIY・・・いろんなことに興味があり過ぎるリタイアした爺さんの独り言を綴ります。 映画や音楽、そしてかわいい愛犬との楽しい日々・・・では、どうぞお楽しみ下さい。(上部のクリックでブログ全体が見れます。)

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前号はボルゾイの愛犬レオンとそのお友だち(勿論、わが家の初代ボルゾイの愛犬アーサーも含みます。)が登場した号を振り返りました。そして、その前は70mmで上映された映画の特集が続きました。そこで、今回はこのブログの原点でもある、飛んでる!?音好き・・・ を愛犬特集のように振り返ってみようと思います。オーディオ趣味の号へまっしぐら!?

長い長~いオーディオ趣味! ・・・苦労の連続を自ら求める?オーディオマニアを経て『音楽を心地よく聴く』というオーディオ趣味にとっての最終目的地に到達しました。(笑)
その歴史はお気に入りの "Altec A7-500-8"を一般家庭で、 いかに心地よく聴くかという多くのオーディオマニアにとっても、 おそらく難題!?と思われた挑戦でした。
 【以下写真の下、👆アンダーラインの文字部分をクリックするとその号に移動します。 是非お訪ね下さい。】
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【巨大なスピーカーA7 ・・・ レースのカーテンで隠すことに!】
上は愛用のアルテックA7をミラーレースカーテンで隠して聴くようになったスタート時代のものです。でも、カーテンを束ねてあるのでA7がまる見えだって? そうです!  このブログの訪問者がレースのカーテンを見るためにオーディオ編に立ち寄られた ・・・・・ なんてことはないでしょうから、これはブログ用のサービスですよ。そして、実際の来訪者には、レースのカーテンを見てもらうことになります。(笑)
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【アナログ機器での音楽鑑賞や映画趣味の時代】
02- かつてのオーディオとビデオ関係機器と書架
03- かつてのオーディオ機器とビデオ全盛時のS-VHSテープ
👆私にとって『良い音』って、果たしてどんな音? 目指したのは『心地よいと感じる音!
音楽鑑賞・映画鑑賞 ・・・ ジャンルに拘らずいろんな音楽を聴き、 ビデオでは復習?を兼ねてより多くの映画を見る。そのために、より良い音とより良い音場づくりのためにオーディオの勉強をしたり、映画づくりについても知識を蓄積する!
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【子供のころに影響を受けた海外ドラマ】
02-TV番組一覧 アクション まとめ号 AB
👆オーディオ趣味の始まり ... 落とし穴への道まっしぐら?
                                                       本格的なオーディオ機器との出会い&懐かしい海外ドラマ
昔、テレビで見た懐かしい海外ドラマ! その後の私の人生に大きな影響を与えた番組の数々! オーディオ趣味のスタートは、 こんなン!(こんな風!?・・・ いいえ、困難だった!)
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【かつてのオーディオルーム】 
02-AudioRoom. 30ago 02-A
●Altec 3000series & 8000series
Altec Woofers  001+2+3
※JBL Paragpn 2405H B460 H1000
👆オーディオ趣味:私が影響を受けた音楽と音響の専門家たち・・・Altec Voice of the Theatre
これらのカタログは、 Altec A7-500-8の低音域強化に向けた勉強資料のひとつでした。 
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【高音域はホーン型スピーカーにおまかせ!】 
※今も現役SPたち
※●Altec A7 and JBL Paragon H1400
Voice of the theatre catalog 001

05-Mantaray Horn and JBL 2405H -02
👆オーディオ趣味・・・音楽再生への意識の変化 Altec Lansing & JBL (James B. Lansing)
オーディオマニアは独りよがり?  所詮は趣味の世界!  勿論、それでも構いませんが、好きなだけ(必要なだけではありません!)予算がとれる一部のマニアでない限り、現用の機器(特にスピーカー!)を自分の好みに沿って鳴らす工夫や努力が必須です。そんな時、音の専門家の話に耳を傾けることも、オーディオ趣味での努力のひとつです。彼らは音響のプロとはいえ、 彼らが良いと確信する機器でも、 その導入に当たっては予算を重視してくれます。 これが多くのオーディオ評論家と違うところでしょう。
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【いろいろなアナログ機器でオーディオ趣味の経験を積んでいた頃】
※かつての主な機器
👆オーディオ機器、かつての愛犬ボルゾイのアーサー そして、万場調整池
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【心地よい音を求めて・・・音づくり①】
※フィルムカメ・・・・懐かしい for Net 2
オーディオと同様、趣味のひとつだったフィルムカメラ。 でも、 もう使うこともない?
フジフィルムが白黒フィルムの生産を再開するようですが、 現像は大丈夫? とは言っても、 現像機材や引き伸ばし機材等はすべて廃棄してしまった私の早まった判断・・・悔やまれる?
※大地震 earthquake_映画館の音響設備
驚きの音響! センサラウンド・システムを最初に導入した映画大地震! 
👆
オーディオ趣味・・・私の目指した音づくり その① 可聴域の外側の音って音楽鑑賞にそんなに重要?

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【心地よい音を求めて・・・音づくり②】
この画像はクラシック楽曲の音量推移です。Net
👆オーディオ趣味・・・私の目指した音づくり その② 映画から学ぶこと【迫力=ダイナミックレンジ】など
音楽でのダイナミックレンジは重要ですが、 ただ大きければ良い訳ではないことを痛感‼ 私のオーディオルームで、 最小音を何とか聞こえる程度の音量に設定すると、 最大時の大音量が心臓に悪いことも度々発生。そんな楽曲はコンプレッサー機能を使ってレンジを自分の好みに合わせことになります。 音づくり⑤で触れる『静寂地獄』には戻りたくないので。 (笑)
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【心地よい音を求めて・・・音づくり③】
指向性について +++
映画館の音 Altec_VOTT, JBL, EV
※現在にかなり近いの機器 コメント付き
👆オーディオ趣味・・・私の目指した音づくり その③ 音の指向特性を知ろう!  映画館の音はプロの世界!
映画館やコンサートホールでは、当たり前に使われる指向性の強いホーン型スピーカー ・・・ メリットやデメリットを熟知しないと使いこなしが難しい !? 
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【心地よい音を求めて・・・音づくり④】
※●Altec Lansing catalog H1500
Altec A4 & A7 - The Vooice of The Theatre
●基本周波数 frequency spectrum - Genx Beats & Audio room 02
👆オーディオ趣味・・・私の目指した音づくり その④ Altec A7:音の特徴+懐かしの愛犬アーサー
ホーン型スピーカーの特徴を活かす音づくりとオーディオルームづくりの苦労。
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【心地よい音を求めて・・・音づくり⑤】
周波数アナライザーの例 02-01
👆オーディオ趣味・・・私の目指した音づくり その⑤ 視覚・聴覚・・・錯覚・奇策?何でも試した音づくり
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【心地よい音を求めて・・・音づくり⑥】
※Pioneer CS-100 & CS-770 ・・・
※Altec A7 enclosure design for NET
※35mmフィルムとAltec Diaphragm コメント+++
エレクトーンとピアノ
👆オーディオ趣味・・・私の目指した音づくり その⑥  Altec A7 心地よく音楽を聴こう! 錯覚・奇策大歓迎!
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【コンサートホールの調整室】
舞台用音楽テープを作成していた頃の私 02
👆ボルゾイスマイル: 愛犬二十面相 役者レオン/音楽鑑賞・映画鑑賞、 プロじゃないから楽しめる!?
オーディオ趣味が高じて、音響担当・・・ アナログ時代の調整室の私。
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【JBLのフルレンジスピーカーとの出会い・・・ ビートルズの赤いレコード盤】
※The Beatles  Album 懐かしい Net 大
ビートルズの特集はここをクリックして下さい。たくさんの懐かしい写真がありますよ。
★JBL le8t (1)

①JBL catalog H1000
②JBL catalog H1000
③JBL catalog H1000
👆音楽の楽しみ・・・愛犬との触れ合い、写真は真実!?Ⅱ そして、ビートルズとJBL-LE8T! 
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【Altec A7-500-8が心地よく聴ける部屋】
①カセットテープ・オープンテープ for Net
 Audio room & center speakers
●dbx 3BX, 224, 120 catalog & manual 01
👆
オーディオ趣味/アルテックA7-500-8の豊かな低音と伸びやかな高音を聴く!/可愛いボルゾイ
錯覚も積極的に利用! その音づくりの根拠についても、ひと通り勉強!
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【オーディオルームの変遷】
①名古屋テレビ塔 1978年当時とオーディオ室 00011-1
① 旧々オーディオ室 H720 for net
👆フィルムカメラ時代の懐かしい写真Ⅰ・・・デジタル化で残してはいかがですか? そして、オーディオ趣味!
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【オーディオルームの今(左側)・昔(右側)】
④2017.1.1★③オーディオルームいろいろ D
👆フィルムカメラ時代の懐かしい写真Ⅱ・・・写真で語る趣味のいろいろ オーディオ趣味!
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【サブウーファー・・・手の届くスピーカー・・・自作しか選択肢がなかった⁉】
★自作スピーカー H700++
①サブウーファーの設計案
Woofer unit PR H600
👆
何でもあり趣味のお話しⅡ 宇宙がテーマ お薦め映画 そして、木工趣味サブウーファーの自作、模型趣味
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【音楽を楽しむ! 人間の耳は測定器ではありません。】
直接音を発生する『スピーカー』にはどれも個性があります。スピーカーの再生周波数特性が優秀で測定器君?の好み?に合って、 優秀だと太鼓判を押したとしても、一概に聴く人の『音』の好みに合うとは限りません。そんなことから、私は15kHzとか20kHz以上の超高音が聴こえたか聴こえないかのテストの結果には大きな意味を感じません。ましてや、音源がハイレゾでなければ音楽を楽しめない、といったニュアンスを感じる評論や広告には抵抗があります。
このブログは『自分にとって心地よく感じる音と魅力的な音場再生』を目指して来たお話しに多くのページを割いてきました。そして、
ブラインドテストは人の心 (気持ち) に寄り添う手法が好ましいと私は思っています。音楽を楽しもうとしているあなたにとっては、測定器と聴力を競い合う必要はありません。
あるスピーカーメーカーのブラインドテストは、音楽を楽しむために『どちらが好みの音』かを答える、何とも単純明快なものでした。オーディオ趣味が目指す最も重要な点です。
ブラインドテストは『先入観や偏見を排除』した人の思いを公平公正に評価してもらうことが目的です。そして、これこそ、私が十数年前からスピーカーをカーテンで隠している理由です。  このメーカーが行うブラインドテストに対して 測定器との勝ち目のない勝負に挑む一部のオーディオマニアから批判があるかも知れません。 しかし、 私はこういった姿勢こそが、予算に限りある私を含めた音楽ファンに希望を与え、人の心に寄り添うテストだと思います。さらに客観的データを物理的テストのデータと共に提供します。真面目なメーカー! 
 
好感が持てます。 (このブログでは特定のメーカーを応援することは避けているのですが、 もし、 あなたがそのブラインドテストの結果などに興味があるようでしたら、 オーディオ趣味の勉強の参考に訪ねてみるのもいいですね。 なお、私がAltec A7やJBL、EV等のSR、PAを持ち出すのも、オーディオ趣味の多くの皆さんに少しでも参考になればと考えるからです。  好みの世界! どうぞご理解下さい。 そして、 下がそのメーカーです。) 
 スピーカーと音場調整用素材等を製造するメーカー:音工房Z(代表 大山美樹音氏) 
 
【オーディオ趣味とは?】
●① 陸王
③Jazz Vocal
●エストニア国立交響楽団& トラベリング・オーガスト資料
●①Recording Studio examples
👆オーディオ趣味とは『音楽』を心地よく聴くために行う
                  
オーディオ機器や部屋の使いこなしの勉強と実践です。
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【かつてのオーディオルームとカーテン設置前のA7・・・海外のオーディオマニア】
 Jon Archibald
👆音楽・映画大好き人間大集合 (Ⅰ)  Altec A7 / ピアノを弾く映画スターたち
                                                        写真特集 オードリー・ヘップバーン 
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『オーディオ趣味』の振り返り!いかがでしたか? ブログ内検索は大変!ということから、まとめてみましたので興味のある号を是非お訪ね下さい。最後までお付き合い頂きまして、 どうも有難うございました。

なお、次回は続 ハリソン・フォードということで、『スターウォーズ』シリーズを予定しています。映画ファンの皆さん、どうぞ、しばらくお待ち下さい。
お詫び:『スターウォーズ』と言いましたが、最近話題となっていますので、ハリソン・フォードに焦点を当てて進めました。インディ・ジョーンズ・シリーズ等のトリヴィア・・・お立ち寄り下さい。

①みんなお友だち H800 
【Altec A7-500-8を聴く環境づくり】 オーディオ編 =お約束の低音再生のまとめ=
≪趣味としてのオーディオ・・・初めてこのブログをお訪ね下さった方のために、これまで
の音づくり苦労話のダイジェストを兼ねて、
Altec A7-500-8での豊かな低音再生への挑戦に
ついてお話しします。
愛犬家の皆さんは、退屈しのぎにボルゾイのレオンやそのお友だちの
写真
でお楽しみ下さい。(*^。^*)  ≫ Borzoi  ボルゾイ 
と言いながら写真が少ないのではって? 少しずつUPしていきますので・・・。 
①Ria & Leon -123

【アルテックA7-500-8・・・その姿を隠すと、ますます魅力的なスピーカーに変身!】
 

レースのカーテンでわざわざスピーカーを隠した理由が、聴く人の先入観や偏見をなくし、
聞こえて来る音だけで音楽を楽しんでもらうことを目指したことはお話ししました。

そして、『心地よい音づくり』には、基礎的なオーディオとしての再生は勿論、錯視や錯聴
も積極的に利用しました。レースのカーテンも錯視による作戦のひとつです。 

また、訳の分からないことを言ってる!と思われるかも知れませんね。 
例えば、目の前に大きくて無機質な機械としての音響装置(ここではスピーカーのことを指
します。)があれば、多くの人は聞こえて来る音楽より『音』に注目することでしょう。

一方、映画やテレビのように映像がある場合は、映像の方に意識が集まり、音質への意識が
薄れます。裏返せば、映像がメインとなる場合、音響面に多少の不満があっても許容されて
しまうのでしょう。これも、脳の働きが関係するのかも知れません。

映画やテレビを含め、多くの演奏シーンを見て来て感じたことがあります。音楽にとっては
ノイズともなる人々の会話が聞こえるクラブでのピアノ演奏、歓声の中を行進する軍楽隊、
熱気あふれるライブ・・・どれも音楽鑑賞としては不利な状況です。 でも、 映像があればあまり
問題を感じさせません。音楽を聴くのが主目的なのに、生演奏のコンサート会場で目をつぶ
って聴く人って、それほど多いとは思えませんよね?

ところが、映像なしで音楽を聴く人の中には、じーっと目をつぶって聴く人が意外と多いの
では、と思います。その人が『音楽』を聴いているのか、『再生音』を検証しているのかは
定かではありませんが、いずれにしても視覚が邪魔になるからなのでしょう。

そうであれば、いっそのことカーテンで視覚を遮って、機器への偏見や思い込みがなく音楽
(音質の検証も含めて)に集中しやすくしようと考えた訳です。(勿論、自分を含めて)

これは、"A7-500-8"の再生音やこの部屋で聴く音場が、心地よく豊かに感じられることへの
自信!・・・自己満足?・・・こちらもまた定かではありませんが・・・。
(^_^;)
それでは、これまでブログでお話しして来た"Altec A7-500-8"(SRスピーカー全般に言える
ことかも)の弱点を、音楽ソフトのデジタル化のお陰で克服し、家庭でしっかり楽しむこと
が出来た私の方法などをお話しします。まずは、オーディオ趣味の経緯から・・・。

①カセットテープ・オープンテープ for Net
【アナログ時代の音楽鑑賞・・・かつての苦労と工夫
レコード盤、オープンテープカセットテープ、そしてFM放送の再生しか選択肢がなかった
アナログ時代、私なり勉強して、録音・再生には各種の興味深い機器
(このブログでも、その概要を
お話ししました。)
を使い、自分にとって心地よい音楽再生に努めて来ました。
(写真のテープ類のソースは、レコード盤とFMエアチェックが主です。FM放送から音楽テープにまとめる方法・・・アナログ時代は
S-VHS(VHSも同様)デッキのHi-Fi音声に丸録り(FMですから映像はなし)したものからダビングしていました。
PCオーディオに変わってからは、音楽編集ソフトでパソコンに丸録りしていることは、以前お話ししましたね。そして、その中
から気に入った曲をピックアップして残すという方法です。)

dbx社の各種機器、これは良い意味で強烈でした。 当時、私のオーディオ趣味に不可欠の
テープデッキでの録音再生・・・テープのヒスノイズが
全く消えてしまうのですから。
カセットテープのDolby Bも画期的な技術でしたが、オープンデッキにもカセットデッキに
も使えるdbx-Noise Reduction System 224はそれ以上のものでした。

消えるという表現は誤解を生みますので概略を説明をします。dbx 224の機能のポイントは
録音時にダイナミックレンジを2分の1に圧縮、再生時にダイナミックレンジを2倍にする
ことで、小さな音量(テープヒスを含め)をさらに小さく押し下げるという働きを電気的に
するものです。当然、録音と再生時の両方でdbxを使用することが条件となります。
但し、ピアノ・ソロのように、音の有無が明確な場合、
ブリージング・ノイズが出ることも
ありましたが、それ以上の効果を優先した訳です。
 ※ブリージング・ノイズ:例えば、
ハンマーが弦を叩いた音を減衰(ノイズも低減)の過程から元のレベルに伸長させる際、
  テープヒスや低レベルの連続したノイズも伸長されるため、僅かながらもあたかも呼吸するように聞こえる現象です。
              It's a very effective function for magnetic tape sound reproduction.
また、FMエアチェックでは、LP等の音源は放送法等の規制で周波数特性やダイナミック
レンジ
が下がってしまうことがあります。そんな時には、別のdbx 
(以前、このブログで登場した‟dbx
3Band Dynamic Range Expander
)は再生時にダイナミックレンジを自然な雰囲気のままで拡大して
くれます。  その働きは、前述のテープヒス等に対するノイズリダクション (NR) の役割の
一部も期待出来ました。上の写真にカセットのNRがDolby-Bに戻った訳もあります。
(勿論、ほとんどのカッセトデッキと互換性があることも理由のひとつですね。)
しかし、こういった優れた機器の活躍も、音楽ソフトのデジタル化で終了となりました。
 Audio room & center speakers
【 A7の低音域補正・補強手法の昔と今・・・まずは昔から
かつて私は、 Altecの締まりのある低音に重低音を追加する試みに挑戦していました。 現在の
ように優秀なサブウーファーの完成品がなかったことから、 自作することにしたのです。 
長岡鉄男日立のLo-DスピーカーHS-1400WAの重低音再生手法等もヒントにしながら、
いろんなバージョンを設計、失敗を重ねながらも数年掛かりで完成させました。
 (※長岡鉄男氏については、音工房Z『大山美樹音の 究極の自作 スピーカー追求道』で詳細情報を見つける
  ことが出来ますので、 興味のある方は上記をクリックしてお訪ね下さい。大山氏のことを私は、 顔の見える
  スピーカーづくりの研究者だと
、大変興味深く見ています。 )

エンクロージャー(スピーカーボックス)自体にアコースティック・ローパス・フィルター
(勝手に命名)機能を持たせる計画でしたが、これには苦戦しました。求めていない高めの
周波数帯も開口部から漏れ出していたからです。休日をつぶし、設計から完成まで2年以上
も費やしたのに・・・やはり、しっかりしたローパスフィルターが必要だと痛感し、失意の
どん底に。当時、
重低音用の市販のローパス・フィルターは大変高価で、高級スピーカーが
ワンセット買えるほどだったからです。とは言え、自信作の重低音用スピーカーに致命的な
欠陥があったとは思えませんでした。


そこで、目をつけたのが、以前お話ししたdbx Dynamic Subharmonic Synthesizerという
機器でした。プロの現場では数多く使われていたようで、音楽ソースにある倍音成分を検出
し、これの1オクターブ下の低音(基音)を電気的に作るシンセサイザーです。
   ※上のアンダーライン部分をクリックする前に、以下にご注意下さい。
(・・・おはよう!フェルプス君。上のリンク先は、重低音付加の参考YouTubeである。そこで、君の使命だが、この音を歪み
なく再生して重低音を体験することにある。仮に後半の重低音がパサつくようなら、君が使用しているヘッドホンやスピーカー
での再生は困難かも知れない。例によって、 君の聴覚やオーディオ機器が不調となり、 あるいは破損しても当方は一切関知しない
から、そのつもりで。なお、このコメントは自動的に消滅する・・・
そんな訳ないか?! 成功を祈る!) 

冗談はさておき、ダブルベースの名手ロン・カーター(Ron Carter)の心地よい演奏をお聴き
下さい。曲名は
『いそしぎ』The Shadow of Your Smileです。
  (あとでゆっくり聴いた方がいいかも知れませんね。でも、忘れてしまうかも・・・。)
●dbx 3BX, 224, 120 catalog & manual 01
       (dbx 3Band Dynamic Range Expander - 3BX,  dbx 224,  & dbx 120)

お話しを戻して・・・このdbxが扱う周波数帯は(おそらく基音を含め)55Hz~110Hz・・・出力
するのが27Hz~55Hzという帯域で、これを専用アンプでサブウーファーだけを鳴らすこと
は勿論、原音にミックスしてメインのスピーカーで鳴らすことも出来るという興味深い機器
です。勿論、この帯域をフラットに再生するのは普通のスピーカーでは無理です。

      "Altec A7-500-8" ・・・・ speakers are the back of the curtain.
Altec A7-500-8に、これらの重低域をミックスして鳴らすのを避けたい私は、当然、自作の
サブウーファーでの再生を選択しました。 そして、これは大成功! 映画の効果音としては
恐ろしいほど迫力のある音も出せました。壁が弾け飛びそうな感覚も受けました。

また、クラシックの再生でも大迫力・・・チャイコフスキー:1812年(序曲)第5部
大砲版
やバスドラム版も正に驚きでした。 (※『1812年序曲』ヘッドホンでは音量に注意願います! 原曲は
本物の大砲を要求していますので・・・。ホント笑いごとではないですね。 でも、もし、あなたのスピーカーで大砲の音がパサ!
パサ!という音を伴っているようなら・・・完全に低音不足です。是非サブウーファーをつないで聴いて下さい。(笑))


ジョン・ウィリアムズの未知との遭遇やスターウォーズでも同様の印象を持ちました。実験
だとしても、ちょっとやり過ぎかなと思いつつ歳月が流れ、クラシックのコンサートの生演奏
でも聴かないほどのこんな低音域は必要ないと思い始めました。そして、音楽での重低音は、
もっと自然でふわっとした音?の方が良いのではと、重低音の付加をぐっと抑えたり、OFF
にするようになっていました。

確かに、海外歌手のコンサートではよく聴いた迫力のある低域でしたが、オーディオルーム
で、時として現れるクラシックでのクライマックスのドカ~ン! 大変重要な部分なのに、
その雰囲気がどうも気になっていたようです。苦労して作ったのに、結局
この手法はボツに
なりました。その理由は、このブログでも度々触れた音楽ソフトのデジタル化、そしてこれ
からお話しする興味深い機能を持った音楽再生ソフトによるものです。 (でも、DVD等の
映画の効果音として、もう少しおとなしい別のサブウーファーは現役ですよ。)

では、もう一回、チャイコフスキー作曲『1812年(序曲) 第5部 Allegro vivace
お聴き下さい。クラシックはどうも…と思っている方には、映画【のだめカンタービレ】の
1シーンで映像も楽しんで下さい。YouTube :   https://www.youtube.com/watch?v=tFKa9DouO8Y

 はい、ここでひと休み。レオンと家族の今・昔 = 
★レオンの妹と弟 H700
【低音再生・・・逆転の発想!?・・・・錯聴の活用・・・そして今!
音楽での低音域の重要さは重々承知の上でお話ししたいと思います。正攻法でこれを攻めた
結果、オーディオの落とし穴にはまった人も多かったのではないでしょうか。現在では小型
サブウーファーの追加という手法が広く認知されており、出費と設置スペースをぐっと抑え
ることも出来ます。趣味としては、最も効果的な手法かも知れませんね。

かつての私、口径が46cmの巨大ウーファー(このブログの4月1日、音づくり③の最後に
その残骸の写真あり)に挑戦したものの、結果として30cmウーファーによる前述のように
比較的小型(それでも高さ1m強、奥行60cm強・・・・重量55kgの巨大さ!)に収めて自作、
これを2本並列にサブウーファーとして使用 ・・・ その後、設置スペースの関係からA7を
乗せるための台を兼用
なんて写真も紹介しました。(2017.1.22サブウーファー

映画の効果音、ロック・コンサートやディスコでの活躍はともかく、趣味としての重低音の
追加は大変難しい面がありました。それは低音部での自然な音の繋がりの問題でした。

一般的に再生すら困難な重低音、さらに1オクターブ下げた重低音を加えても、プロの現場
ならいざ知らず、コーン紙がゆらゆらするだけで、音にも風にもなりません。これを大迫力
と感じたのは、40Hz程から上の低音部によるものと判断!・・・そう判断した理由は40年
も前のオーディオ入門時代のJBL20cmフルレンジや2ウェイ・スピーカーの音を思い出した
からです。重低音が聴こえてた?あり得ない!そうです!
倍音・・・錯聴の出番です。
【参考】 このブログで、たびたび出てきた高音・低音の『倍音』について、興味深いものがありました。 Subharmonic Music (Anomalous Low Frequency Vibration)[変則的低周波振動と訳してみました。] こういった科学的視点での倍音・・・サブハーモニックの解説も有難いです。 
 
Reverse idea of music reproduction method.
逆転の発想!A7の締まりのある低音に倍音を適度に加えることが出来れば、と考えました。
そう言えば、30年以上も昔、テープのダビング等で失われた高音域や倍音を取り戻す機能
を持ったプロ用輸入機器を、テープデッキ等の老舗TEAC社の技術者が我が家に持参して、
デモ再生をしてくれたことがありました。ビートルズ初期の曲でのデモだったような・・・
とにかく、ON・OFFでの効果を記憶しています。これなら私のコレクションの一部、オール
ディーズの数々の楽曲を蘇らせることが出来る・・・しかしながら、価格面で諦めました。

復刻版テープの制作会社でもないのに、数十万円・・・まだまだ輸入品は高額でした。
その代わりに?半額以下のdbx 3Band Dynamic Range Expander(3BX)を購入。それでも、
当時の価格は大変高額・・・オーディオやカメラの趣味はとにかくお金が掛かりました。


そして、忘れていた逆転の発想を実現できそうなもの・・・10数年前に見つけました!
デジタル音源に倍音成分などを加える機能を持ち、音楽再生ソフトとセットにして使う大型
スピーカー専用の優れものです。 
たとえ、大型スピーカーであっても、重低音から超高音
までを違和感なく滑らかに再生することには大変な困難が伴います。   しかし、『
重低音』が
聴けている感覚を与えることは、このソフトを使えば簡単!・・・と、『
錯聴?』の効果に
大満足です。
(その後、小型スピーカーのテストでも良好でしたから、大型スピーカーというのは、私の
感覚ではパソコン用のそれに比べれば大型という意味かと思います。 このソフトの説明書
には・・・  "This is a very deep bass.  It is especially designed for large speakers." なんて
あるので、そう思い込んだのかも知れませんね。)

:原音に含まれる重低音を、アンプでブーストすれば良いのではとお思いかも知れませ
んが、ほとんど聞こえない帯域を含んだ信号を普通のスピーカーに、むやみに送り込むこと
はスピーカーにもアンプにもかなりの負荷となります。時にはスピーカーを破損させます。
これで本当に重低音の再生が可能ならサブウーファーなんて不要ですよね。⦆(*^-^*)

しかも、このソフトでは付加したい倍音の深さは、低域と高域のそれぞれで調整でき、原音
に加える量も再生音が自然に聴こえるように微妙な調整も可能です。さらに、高域には倍音
と3倍音も任意に適量を付加できます。これら調整後の再生は、A7にとって何の負担もない
ばかりか、大音量でも締まりのあるAltec A7らしさを失いません。勿論、10kHz以上はJBL
のトゥイーター2405H
が受け持ちますから、高音域の再生も問題ありません。

また、古いモノラル音源等で、もう少し潤いが欲しい場合には残響付加の調整もできます。
これら、隠し味的な使いこなし・・・最初は難しいところもありましたが、豊かな低音域と
繊細な高音域の調整に慣れた頃、 我が家のA7は、 一層『心地よい音』(必ずしも静かな楽曲
という訳ではありませんよ。)で鳴ってくれるようになっていました。そして、現在も大変
満足しています。こうしたパソコンを使ったオーディオ趣味・・・どうも許容できない、 と
言われる音楽趣味の方は、CDやネット配信の音楽なんて、とても許容できないですよね。

何故って、現在の音楽制作におけるデジタル処理・・・勿論、倍音や残響の調整等を含めた
音づくり・・・もう、コンピュータなくしては出来ないものになっているからです。
【倍音についての技術的な資料へのリンクを2017年12月20日号の最後に表記しました。】

【倍音に秘められた癒しの効果】
これまで、このブログで触れてきた倍音の活用とは若干ニュアンス等は異なりますが、癒し
の歌声・・・心地よい歌、という面での倍音の役割・・・興味がおありでしたら、是非とも

堀澤麻衣子さんの歌声をお聴き下さい。
 http://www.maikohorisawa.com/baion/?gclid=COa54ZbY8M8CFUxvvAodQ44Ewg   (小さ過ぎ?クリックでOKですよ)


さて、今回のオーディオ編、大変長くなって、しかも写真が・・・。 追い付きで掲載していきます
ので、どうぞ時々見直しにご来訪下さい。
また、音楽・愛犬(ボルゾイのレオンとお友だち)・・・・これからも続けていきますので、是非
ご来訪下さい。最後までお付き合い頂きまして、どうも有難うございました。

ご来訪、有難うございます。
前回は、音楽鑑賞での視覚・聴覚・錯覚などの活用・・・私の奇策例などをお話ししました。でも、私がオーディオ変人を思われるのも困りますので、近年見つけた視覚・聴覚に関する学者などの興味深い研究発表もご紹介しました。
今回は、Altec A7-500-8の低音域についてのお話しをメインに進めて行きます。 
 

でも、ちょっとその前に、レオンの散歩コースの景色を紹介します。
こんな広々とゆったり出来る環境での散歩・・・贅沢さを満喫しながら体にも良いなんて、
本当に素敵なところです。あなたも、きっと住んでみたくなりますよ。
※レオンの散歩コース
また、車で少し出掛けてみると・・・三河湾に面した田原市と豊橋市一体には新しく出来た工業団地が広がっています。昔の記憶にあるような各地の工場地帯とはまるで違います。 環境にやさしい工場が多く集まっています。そして、その周辺には国内でも有数の再生可能エネルギー発電所がいくつもあります。風力と太陽光・・・この地方には豊富なエネルギーです。勿論、この地域での雇用創出にも大いに貢献していると思います。
※田原のソーラー発電+コメント
下の写真、両端は万場調整池から見える風力発電所。そして、中央2枚、その中の発電所の
ひとつに行ってみました。 遠目にはきゃしゃな風車ですが、 間近ではレオン同様巨大でした。
※背景の風車は隣エリアのもので、 頭上にそびえ立つ風車は近過ぎて写りませんでした。
※そこで、このブログの過去の号をご存知ない方のために、以前紹介した酒呑みおやじ』さん撮影の『万場調整池の全景を改めてご覧頂きましょう。本当にいい映像ですね。
●風力発電所のひとつに行ってみました。H720
では、A7の低域改善への取り組みについてお話しします。 
 

【それまでのスピーカーについての一言とAltec A7導入】
オーディオ趣味の初期、自宅で聴いてきたスピーカーは比較的大きなブックシェルフ型が多く、それなりに満足していました。社会人になってしばらくの間、オーディオ機器を置いていた部屋は遮音面などの問題はあるものの12畳程の洋間だったことから、その後ゆったり鳴らせる床置きの大型スピーカーを導入していました。Pioneer CS-100CS-770です。 特にCS-100は大きな部屋には最適で、ダンスホール等でも使われていたようです。
高級感あふれるローズウッド仕上げであの大きさですから見栄えがしました。また、密閉型ということもあってか、低域から中音域に変なクセもなく素直な音でした。まあ、逆の見方をすれば個性的ではなかったとも・・・。
そして、個性的な鳴り?を求めて、ALTEC A7を検討し始め、これが聴けそうなオーディオショップを見つけると出掛けて行きました。NETがない時代にはそんな情報を得るのも大変でした。 Altec A7狙いのところ“A5”だったり、“612C” “620A”といったモニタースピーカーだったり、JBL-4343等も試聴しました。勿論、カタログやオーディオ誌での情報も・・・。
結果はやはりA7!・・・揺らぎませんでした。ジャズボーカル、ピアノ、ベース、ドラム、シンバル・・・これしかないといった感じでした。・・・ところが・・・・。※Pioneer CS-100 & CS-770 ・・・
【A7の低音域を担うエンクロージャー(スピーカーボックス)】
独特な形状のエンクロージャーということもあり、手のひらを置いたり、こぶしで軽く叩いたり・・・おや?と思いました。その頃のメインスピーカーのCS-100CS-770・・・
どれもボックスの板が厚く、CS-100は3cmもあることから軽く叩いてもコツコツ! 再生中に手のひらを添えても振動はほとんど感じなかったのです。ところが、A7のは違いました。オーディオ誌でいうボックスをうまく鳴らした音づくりとは、このことかと。 極端に表現すれば、ギターやバイオリンの音色や響き等は胴の出来次第で決まるみたいな。
かつて、ギターやバイオリンに実際触れてきた来た私・・・それまでスピーカーボックスに求めて来た強固な作りとは相反するもので、これは使いこなしが難しい、と感じました。
そういえば、A7を聴いてきた場所は劇場は別としても、広いスペースでのデモ再生でした。これを狭い家庭のオーディオ室に持ち込んで、部屋の影響をまともに受けることになれば、あの響きは・・・などとの躊躇、まるで海辺の波のように何度も打ち寄せていました。
そこで、A7のエンクロージャー825 Type)の働きを再確認してみました。

①位相反転型(バスレフ型)
ヘルムホルツ共鳴を利用して低域を増強する。(スピーカーユニットの後ろ側ではコーンから出る音は逆位相だが、前面にダクトを設けることで位相が反転して同位相となり、低域が増強される。 これらはユニットの情報とボックスの容量等から計算して、最良のダクト面積や長さを導き出すことが可能。Bass Reflex)

②フロントロード・ショートホーン
音の拡散を減らし、前方に集中させることで音圧を上げる(高能率化)ことが出来る。しかし、あの短いホーンと開口面積から低域をさらに引き下げるのは困難と判断した。(追記:ショートホーンの最も重要な役割は(私のエンクロージャーの作りは箱鳴りを抑えるための対策を除き、オリジナルのAltec 825に沿い、セッティングもマニュアルに従うため、これは敢えて記載は不要かも・・・。)低音ユニットと中高音ユニットの位相合わせと認識している。 即ち、ユニットの振動版の位置を合わせて、低音と中高音の音の繋がりを自然なものにする設計になっていること。)

③箱を響かせる
弦楽器を例に挙げたが、これを新しいオーディオ室(ひとつ前のモノクロ写真)で上手に制御するのは困難ではないかと、逆に響きを抑えることにした。ところが、オリジナルエンクロージャーでの補強は困難で、仮に響きを減らすことが出来たとしても、かなり音が変わりそうだと思った。その後、A7のオリジナルエンクロージャーの材質が米松合板から硬質パーティクルボードに変わったことを知り、既に採用していた耐水合板はその中間くらいの性質ではないかと幾分ホッとした。(板厚はホーン部分の18mmを除き、仕上げ突板を含めて21mmとした。) ※以下はAltec A7がどんな作りかの参考図面です。
※Altec A7 enclosure design for NET
【完成後のエンクロージャーの調整】
エンクロージャーの完成を待って、A7-500-8のスピーカーユニット等一式を購入、取り付けを完了するといよいよ試聴に入りました。A7採用を決定してから既に2年程経っていました。途中で気が変わらなかったのは、それほど“A7”の鳴り方などに魅力があったからだと思っています。 そして、その後も約2年程の楽しいながらも悪戦苦闘が続き、エージングもどうやら終わったのでしょう。中高域の硬さも取れたようで、かん高かった音も聴きやすくなって来ました。昔の車で言うなら、慣らし運転が終わった感じですね。
以前にも触れましたが、導入当初の頃、しかも小音量の時は、確かにカマボコ型周波数特性だったと思います。 音量を上げ始めると、低域も高域もそれなりに鳴ってくれましたが、我が家は映画館ではありませんから、A7の前にスクリーンのない部屋での適正音量はかなり落とさざると得ませんでした。そのためプリアンプの低域や高域は2.5dBから5dBほど上げる必要がありました。(音づくり④の低域・高域の増減のイメージ図参照下さい。概ね調整する低音/高音周波数の両端の音圧は2倍くらい上がる感じです。)これなら何とか・・・などとしばらく(数か月)聴いては、エンクロージャー上の左右の中高音ホーンの向きを広げたり、狭めたり、上に振ったり・・・ビニール袋に砂をたっぷり入れてホーンの上に置いてみたり等と頑張りました。(#^.^#)  ※ホーン鳴きを抑えるとか・・・ほとんど変わりませんでした。 というより、仮にホーン鳴き(言い方を変えれば、原音にない歪?)が中高域に悪影響を与えているならば、Altec社が素早くその対策を講じる筈なので、これを含めての鳴り方の良い面を残したかったのかも・・・と思ったりしています。

【アルテック A7-500-8・・・最終的な調整】(懐かしいA7-500-8のカタログ:既掲載)
A7の箱鳴り?を減らすために板厚を増やしたり、補強桟をつけたり・・・定在波を防ぐためなら対向面だけに張ればよい吸音材を一面に貼ってみました。勿論、アコースティックサスペンション(空気をスピーカーの制動に使う)の密閉型のように吸音材を詰め込むのではなく、内壁にカーテンを吊るような感じでとめました。 また、バスレフ用のダクト部分を塞いで密閉箱に近い状態から徐々にダクト面積を広げ、バスレフ効果を試しました。軽くて強靭なコーン紙の低音は密閉でなく、ほぼオリジナルの設計通りのダクト面積でかなり低域が出ていました。 笑い話ですが、音は目に見えないことから、バスレフダクト前にチラシなどを垂らして音を出すと、バタバタと激しく震えはじめ、やがて剥がれて飛び散る・・・こんなこともやりました。そして、出て来た低音は、バスレフによる変な盛り上がりも少ないようで調整しやすい感じでした。モニタースピーカーにも採用された416タイプのウーファーは、どうやら低域の暴れが少なく素直に低域が減衰しているのでしょう。(※下図)
※35mmフィルムとAltec Diaphragm コメント+++
 ※Altec 416-8Aの再生周波数特性グラフ。       ※映画フィルムの写真は、私の映画好きな一面をご紹介するものです。
 この図から100Hz~40Hzの音圧減衰は、       ビデオが普及していない時代、映画と言えばフィルムしかありませんね。
 滑らかで十分再生可能だと思われます。        一般家庭では8mm! 16mmや35mmの映画は、まずプロの世界でした。

【雑談・・・すぐ飛ぶ(壊れる)高域ドライバーって? ・・・そんなことはありません!】
写真中央にあるAltec 802-8Dのダイヤフラム(振動版)は当初のA7の中高音用ドライバーのものです。これを飛ばすなんて、一体どんな音量だったの!?・・・私は知りません。
実は・・・以前、ここでA7の音を聴いた私の友人が中学生の息子さんを連れて、是非聴かせてやって欲しいと立ち寄られたのです。残念ながら、私は運悪く仕事が入って不在・・・。家の者がFM放送なら鳴らせるのでは・・・とアンプ等のスィッチを入れたのですが、ボリュームを上げても、全く音が出て来ません。 オーディオ装置の機嫌が悪かったのではありませんよ。いろんな再生機器とつながっているセパレートアンプ(プリとメインに分かれたアンプ)・・・ファンクションスイッチ・・・外付けセレクター・・・目的のソースが再生が出来るルートはたったひとつです。そして、運良く・・・私にとっては運悪く・・・接続が最も単純なFM再生のルートにたどり着いたのです。しかも、ボリューム最大で! 驚いたことでしょう。・・・すぐにボリュームを下げて、その後もしばらく音楽を聴いていたようです。家の者はスピーカーの500Hz以上が鳴っていなくても、音が出ていたことから壊れたなんて、今でも思っていないようです。(*´ω`) せっかく期待していたのに、その中学生の息子さん・・・私が中学校の授業で先生に聴かせてもらったラヴェルのボレロ(2/18付)
の時のように『あの程度なら家で聴く音の方が絶対良いよね!』とお父さんに話したことでしょう。(ちなみに家の者とは・・・事実上の・・・愛犬のご主人様のことですよ。) 

その後、中高音ドライバーを分解して断線を確認、ダイヤフラムを交換すべく、オーディオショップに・・・どこにも在庫はなく、しかも修理には1個当たり数万円・・・2個の修理費で安いステレオセットが買えてしまう。その頃は、まだ1ドルが200円以上の時代・・・苦労して計4万円でダイヤフラムを取り寄せ、自分で交換する羽目に。・・・お陰で、またエージングに逆戻り・・・。もっと早く、Mr.Altecの森本さんと知り合っていれば・・・。

では、ここで一服、ダニエル・バレンボイム指揮 The West–Eastern Divan Orchestra
ラヴェル作曲 ボレロ】をお聴き下さい。(YouTube提供)  
  

【低音の再生】
かつては、dbx "Dynamic Subharmonic Synthesizer"で55Hz以下の低音を取り出し、別のアンプで自作のサブウーファーを鳴らしていました。必要に応じて、かなり強烈な低音を出すことも出来ました。しかし、数年後にはクラシックのコンサートでも聴くことがないような重い低音・・・こんな低音が本当にいるのかな?なんて思うことが多くなりました。どうやら追加された低音が不自然、という印象を持ち始めたのでしょう。といっても、サブウーファーにアンプから送り込む低音の周波数は、これらの装置が扱うせいぜい27Hz~55Hz。さらには20Hzをまともに再生できるスピーカーなんて、とても自作出来ません。
こんなことから、40Hz以上を上手に鳴らせるならば、これ以下は要らないのではとの考えを持ち始めました。(これは費用対効果からの考えですので、誤解なきようお願いします。)

とは言え、オーディオ雑誌等で音楽を聴くためには20Hz辺りまで必要(というニュアンス)
なんて載っていると、違和感を持つようにもなっていました。20Hzや30Hzの基音の楽器があるとしても、これが演奏で重要な部分を占めるかには疑問をもっています。88鍵ピアノの鍵盤で一番左の音は約27Hz、パイプオルガンではもっと低い音が出るようですが、ピアノも趣味の私、一番左の鍵盤なんて一度も演奏で弾いたことがありません。 ポップスだからでしょうか? 多くがそこから8つ目の鍵盤程度の約40Hzより高い鍵盤ばかりです。しかも、一番低い鍵盤から数個上まで叩いてみても(弾くという感じでなく・・・)明瞭な音階は、残念ながら判りにくいです。勿論、プロの音楽家や批評家には判るのでしょう。
エレクトーンとピアノ
  ※左は概ね現状です。 右側の2枚は、何でも試した2度目の中高域エージング時代。 JBL 2405Hの追加前です。
【倍音の利用】
高音域で重要な倍音は低音でも重要です。 半世紀も前、テープレコーダーで音楽を聴いていた頃、ベースやバスドラなんてまともに再生できる筈もないのに、これを聴けていると感じました。低域の基音が無理でも倍音がうまく鳴っていればそのように聴こえてくるのです。ベースの一番低い周波数は開放弦の約40Hz、バスドラでもこんなものでしょう。 むしろ、倍音の響きを聴いているので、その迫力が感じられるのかも知れませんね。また、時として数千Hzにもなるアタック音も大切な音です。アタック音・・・弦楽器、打楽器、ほとんどの楽器の出だしのほんの一瞬の音とは言え、これが音楽を生き生きさせ、明瞭感(解像度)や繊細さ(適量ならば・・・)も感じさせますから。
20Hzの音が入ったCD、スピーカーでこの20Hzがまともに再生出来ないとしても、悩むことはありません。しっかりと倍音の40Hz辺りから再生出来るようであればよいのですから。
ところが、実際上、この40Hz辺りは良くできたスピーカーでもなかなか十分には鳴ってくれません。でも、心配いりません。80Hz前後がバランス良く鳴ってくれれば大丈夫です。

A7の低音、38cmの大型スピーカーユニットということもあり、何とか40Hz辺りまでは鳴ってくれそうです。 そして、これを増幅するため、壁面や床の反射を利用してみようという訳です。ここで増幅される低域は、ごく自然に聴こえます。重過ぎず軽過ぎず、おそらく倍音成分が上手に増幅されているのかと思います。
それでも音楽ソースの低域や高域、あるいは中域に不満がある場合、再生時のデジタル処理で自分の気に入る音に近づけています。 これがオーディオ趣味として、行き過ぎた邪道と考える方があっても、それは受け流します。原音再生、HiFiの回でお話ししたように、何が原音かの基準が示されていない以上、自分の基準で心地よく聴ける音づくり!これが自分のオーディオ趣味の最終目標ですからね。
Altec A7-500-8の低音を締まりがあるのに豊かに響くようにした・・・これについては、『もう少し具体的に言って欲しいなあ』というお話しもあり、近いうちにその方法(奇策のひとつ!錯聴の利用?)をお話しするつもりです。'16年10月24日および`'17年12月20日に掲載)

そして、今回の最後にひと言、オーディオ趣味で『裸の王様』になっては見苦しいと思うのです。私のオーディオ機器に超ド級はありません。ここで言う『超ド級』とは、今の価値で例えれば、アンプでは50万とか100万円なんて高額の製品です。それは、私がそれを必要としていないから、という単純な理由です。オーディオショップやオーディオ誌で、100万とか数百万円のアンプを推薦する言葉に出会うと、見えない服を薦められて、結果として裸で大勢の人々が見守るなかを行進する王様の童話を思い出します。『この音の素晴らしさが判らない人は真のオーディオマニアとは言えません。もし、本当のオーディオマニアならば、この違いが判ってしかるべき・・・』なんて、半世紀もオーディオで苦戦して来た私には、まるで童話の笑い話です。 但し、『これが判るので、是非導入したい』という人、それを否定するものではありませんよ。その価格もデザインもその人にとっての心地よい音づくりに大きく貢献することも理解できますから。誰よりも素晴らしい音を聴かせてくれる装置を持っていると感じられる・・・視覚・聴覚での錯覚・・・大事ですからね。これも、趣味としてのオーディオなればこそ可能な心地よい音づくりの手法でしょう。 でも、私には無縁の・・・猫に小判かも知れませんね。
       ≪そうそうZ800-FW168HRは別です!良いと思います!≫

では、次回、愛犬のレオンとアーサーを中心にお話しし、所どころでオーディオや映画にも触れようと思います。また、 お訪ね下さい。 どうも有難うございました。

ようこそ! 飛んでる音好き爺』です。
と言っても、このブログ、先に進めば進む程に、ひょっとすると『とんでもない音好き爺』と言われてしまうかも・・・。 でも、そんなこと言わないで、度々ご来訪下さいね。
今回、・・・聴覚・錯覚・奇策・・・何でも試す、この説明がなかなか難しく、かなり長くなりました。そのため、画像がなかなか間に合いませんでした。 これからも追加していきますので、時々前の号も見直して下さいね。
マリリン・モンローの愛犬・marilynmonroe
さて、前回は愛用のA7の良さを生かしながら、さらなる『自分にとって良い音』を目指した対策の概要をお話ししました。しかし、新オーディオルームと音楽ソースのデジタル化のお陰で、かつてのような中音域での調整等に悪戦苦闘することもなく、大きな音量でも、小さな音量でも、A7-500-8魅力的に鳴ってくれているので、特段の矯正がすぐ必要と言う訳ではありません。気付いていない心地よい感じが、まだあるかもという思いからです。
※A7の呼び名について:単にA7と表示すると、いろんな時期にそれぞれ特徴が微妙に異なるバージョンがあることから、特定のため時々正式名で呼んでいます。 車のマイナーチェンジやモデルチェンジと同じですね。同じ車種でも時期によってスタイルや性能・・・まるで違う感じの車になることもありますから。勿論、性能については、スタイル等の好みは別として、どちらも向上していますね。)

【高音域改良作戦】
A7-500-8で使われている中高域ホーンスピーカー(ドライバー802-8D、ホーン511B)は、
ネットワーク(N501-8A)によって500Hz以下の周波数帯域を12dB/octaveでカットされた中高域を再生します。
無響室で測定した同機種の周波数特性グラフでは、4kHzあたりから10kHzにかけて、数dBのディップ(音圧低下)が見られます。 このディップには、楽器の基音に加わる繊細な倍音成分が多くある帯域かと思います。また、10kHzからは音圧が回復するものの、15kHzから20kHzまでは下降しています。 これはトゥイーターとして追加するJBL 2405Hの守備範囲になることから、ある意味では幸いだったかも知れませんね。 
但し、これは自分の機器の測定データでなく、無響室での測定値のため、参考程度に考えています。それに、普通の部屋での再生には反射音やこれの折り返し等による残響もあることから、もう少し体感での音圧は上がるかも知れません。従って、調整等はあくまでも自分の聴覚で行うことになります。
周波数アナライザーの例 02-01
【JBL 2405Hの追加】
A7 の高域にトゥイーターをオーバーラップさせたらどうか・・・それ以前にも検討していました。 Altec社にも候補のトゥイーターはありましたが、いろいろなオーディオ紙に掲載されるJBLのモニタースピーカー等に、必ずと言ってよいほど採用されていたトゥイーターに興味があったのです。JBL2405かつての16Ωでは、ΩのAltecとの組み合わせ・・・少々都合が悪い・・・(ボソボソ独り言)、マルチアンプ駆動を含めて悩んでいました。)を検討するも、実現にはかなりの出費が!という現実が立ちはだかり結論が出せないまま、歳月が流れました。劇場用としては必要のないトゥイーター・・・。でも、趣味として再生帯域のワイド化への挑戦も楽しい!という気持ちは強くなっていました。

そして、その頃にはJBL 2405Hが発売されていました。これはインピーダンスが8Ω、能率も105dB/W/mと十分・・・ しかも、周波数特性は7kHz~21kHz、(ここは読み飛ばして下さい。要は私が望んだ性能があると判断出来たということですから。)  これなら、マルチアンプ駆動を採用することなく、単に8kHz以上を通すハイパスフィルターを作り、アッテネーターで音量を絞ることでA7とのコラボも可能! さらに、最も低い予算で実現出来るとホッとしたものです。
ところが、予算面での余裕?・・・いいえ! 計画の甘さから・・・2405Hを4個準備してしまったのです。これには伏線があります。検討中の数年間、JBLをはじめYamaha等、評価の高いトゥイーターを試聴して回り、トゥイーターの単独音だけを聴かせてもらっていたのです。A7との組合せ、オーディオショップではそんな試聴は不可能だったこともありそうせざるを得ませんでした。当然、どのトゥイーターもリズムは分かるものの、シッシッシー、サッサッサー、チッチッチ ー・・・電車で若者のイヤホンからの音漏れ風! 音質は当然違いますがかなり小音量・・・説明用の例です。(#^.^#) ショップ担当者としては、高価なトゥイーターを飛ばさない(壊れるの意味でヒューズが飛ぶって言いますね。)ようにということなんでしょうか。ちょっとしたことですぐ飛ぶ!なんて、他のショップでも言っていましたね。それと、もう一つ伏線があったのです。JBL 2405H導入前にA7のホーンドライバーを、何と大音響で飛ばしたという経験があったのです。次回、触れますね。

そんなこともあり、A7の音圧に比べてこんな程度で間に合うのか? 万一にも飛ばした時のため予備がいるかも・・・。 まだ、経験や知識の浅い30代の若者、結局その若者は無駄使いの〇〇者!でしたね。以前の写真には片側2個映っていますが、安全な再生帯域を設定(8kHz以上にしました。)すれば予備なんて不要でした。
音質面での相性については、ほとんど気になりませんでした。あまり8kHz以上を強調する必要はなく、むしろおとなしい位で聴きやすいバランスが得られました。 繊細な超高音域って、そんなにしゃしゃり出る必要はなく、むしろ控え目の方が高音域の印象は良いと痛感しました。トゥイーターの追加当初は足りないと思われる高域の増強に向けて調整していたのですが、超高音域の主張・・・時として『自分にとって心地よい感じる音』のためには、逆効果なこともあると感じる出来事に遭遇したからです。

【繊細な音と大音量≪音楽鑑賞環境で許容される音量の範囲=部屋の状況≫は両立するの?】
それは、いくつかのオーディオショップで試聴してきた、西欧のある有名スピーカーによる弦楽合奏曲でした。大変美しい繊細な響きでしたが、試聴ブースとは言えオープンな環境のため当然音量はかなり絞られています。我が家での再生、弦楽合奏曲ならこんな感じの音量で、などとボリュームを設定していることもあり、音量不足が気になったのです。そこで、もう少し音量を上げてもらったところ、音質などは概ね同じ雰囲気なのに、うるさい感じになってしまったのです。あくまで個人の印象ですが、大音量での繊細さ・・・これは不自然だったのです。前回、ちょっと触れた『繊細な音は小さくて当然、パーカッション等の迫力ある音は大きくても不思議はない』との考え方はこの辺りから出てきたようです。
花火始めるよ~カミナリだ!~花火の終わりはロウソクを消そう01
  (上は・・・線香花火〔球は落ちてしまったようですね〕の音は繊細です。落雷は大音響、ロウソクの炎を消す息は静かな音
    ですね。音のイメージを想像して下さい。ダイナミックレンジが大きく、音響担当泣かせの代表格!)

では、ひとつ想像してみて下さい。夏の縁台、そこに座っているあなたの首筋あたりに蚊が飛んでいるようです・・・プ~ン・・・。 これが映画なら、蚊の飛ぶ音がなくても、首筋あたりを手で払ったり、軽く叩く仕草で表現できるでしょう。しかし、音の場合は何らかの音が必要となります。能率の高いスピーカーなら、かすかな蚊の羽音からこれに続く突然の雷雨・・・ザー、そしてクライマックスの落雷・・・ピシッ!ドーン! 余裕をもって再生してくれます。
一方、能率の低いスピーカーでは、 蚊の羽音なんて・・・音量をかなり上げなければ聞こえて来ません。 そして、雨音が滝に変身、そこへ落雷・・・? 私にはこんな感じに聞こえたという訳です。・・・でも、スピーカーやアンプって、リニアな特性の筈だから・・・そんなことはない・・・? ウーン、いい質問ですね。確かにオーディオ機器の働きは概ねリニアです。 しかしながら、人の聴覚は、『音楽再生への意識の変化』で触れたように、音量を下げていくに従って高域と低域が聞こえにくくなります。 逆に、比較的低めの音量で調整された音はボリュームを上げるにつれ、低域や高域が聞こえやすくなる訳です。その結果、低音は豊かというより重く暑苦しく、高域の繊細さに騒がしさを感じる人も出て来るのかも知れませんね。いやいや!ボリュームを上げても、同じように繊細さが表現できることは、原音再生(HiFi)のために最も大切なこと!・・・とのご意見・・・あるでしょうね。

しつこさのついでに写真を例にしてみますね。(趣味とはいえ、かつては仕事の一部)
女性のポートレイトが壁に貼ってあります。鮮明で実に美しい写真です。少し距離をあけた時(小音量)でも顔だち全体の雰囲気も良く伝わってきます。 もう少し近づきましょう(普通の音量)。髪型をはじめ繊細な部分も確認できます。 さらにもう一歩近くに寄ってみます(大音量)。今度はまつげや眉毛の一本一本が見えます。しかし、化粧品のCMではありませんが、毛穴やニキビ跡も・・・。はたして、原画に含まれる情報だから見えるようにするのは当然でしょうか? 私なら、近くで見る作品の場合、画像に紗をかけたりソフトレンズを使ったりして柔らかな写真にすることでしょうね。現実とは違ってきますが、この手法は音楽再生にも使います。より心地よく音が響くように。
思い込みや錯覚で変わる印象
【音量設定への提案】
日頃聴くステレオの音量を3段階準備してはいかがでしょうか。
パターンA : 
夜間など、周りに迷惑を掛けない程度で、かつ明瞭に聴こえる最小音量。
パターンB : 
最も聴きやすく、日頃から耳に馴染んでいる音量。
パターンC : 最も大きな再生音が含まれ、かつ現在の環境で許容される音量。
     (勿論、苦痛を感じるような設定ではありません。)

私の場合、パターンA・・・A7は諦めて、小型スピーカーのダイヤトーンを使うか、ヘッドホンにバトンタッチ!その方がストレスになりませんからね。(*^-^*)

パターンB・・・比較的ダイナミックレンジの小さい室内楽やイージーリスニング系楽曲が多く、音質調整等はパソコン側のソフトでおこない、USB-DAC経由でアンプに送ります。
(追記 : A7を魅力的に鳴らす・・・A7の良さを残しつつも低域は豊かに、中高域はハッとする艶やかさで聴く人を引き込みます。 どんなマジックを使うのか、今まで触れなかった部分を近いうちにお話しします。オーディオに取り組んだ半世紀の反省(ダジャレ?)から聴覚の不思議をオーディオ室で実感!もう少しお待ち下さい。)
   → 2016/10/24、Altec A7・・・豊かな低音(クリックで飛びます)・・・を聴くをご覧下さい。

パターンC・・・イコライザーは多くの場合OFFにしています。これはクラシックをはじめとした大編成オーケストラ用で、ダイナミックレンジの広い楽曲が多くなります。 でも、こういった楽曲で、ドカーン!と来る大迫力・・・それほど頻繁にある訳ではありません。

※写真の例とは、逆の調整のように思われるかも知れませんが、これで良いのです。 A7の音・・・大音量時、現在のオーディオルームでの再生では特に補正の必要はないのですが、比較的小音量の時は、これまで度々出ている弱点(重低音や倍音成分の多い高音(超高音域)が指摘されますので)をカバー! 一層聴きやすく、心地よい音を引き出すために若干お化粧するという訳です。
皆さんも、機器の素顔をしっかりと把握してから、必要に応じてお化粧に取り掛かるようにして下さいね。さもないと・・・ギョッとする厚化粧に!・・・おっと失礼! でも、別にこれってあなたのことではありませんよ。ここは色を付ける必要はなかったですね。)

皆さんも、こんな感じで自分の基準となる音量設定をして、どんな音量でも心地よい音が聴けるよう準備してみましょう。
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【静寂地獄とは、一体どんなもの?】
さて、前号の写真説明の中で、④オーディオルームへようこそ!・・・ドアを2枚閉めるとそこは別世界!・・・いいえ、そこには思いもよらない静寂地獄が待っていた!・・・ミステリー小説? 恐怖の始まり・・・なんて言っていますが、どんな恐怖か、皆さんは想像できますか? 
また、沈黙の音って聴いたことありますか? サウンド・オブ・サイレンス・・・ でも、サイモンとガーファンクルの歌ではありませんよ。 では、無響室に入った経験・・・ありますか? 私は数回あります。音の反響が全くなく、正にこの世とは思えない世界です。
発生した音は、アッという間に減衰して、部屋は元の無音状態に戻ります。
こんな状態、自然界にはありそうもないですね。広い砂漠の真夜中でも、波のない静かな海でも、深い森の中でも自然界には音は存在します。しかも、自然界のこれらの音には多くの人が心地よく感じる何かがあるようです。

遮音性能が格段にアップした現在のオーディオルーム、決して無響室ではありません。
でも、室内で音を出さなければ当たり前に無音が続きます。無響室とは比べものにならないレベルとはいえ、遮音状況をじーっと確認していると『沈黙の音』が聞こえ始めるのです。どんな音?・・・皆さんは静かな状況を説明する時、どんな言葉を使いますか? 
おそらく・・・『シーン』・・・ですね。 シーンという音・・・???・・・聴覚器官と脳の働きのようです。 深夜、じーっと音を聞こうと空間に耳を傾けていると聞こえるかも知れませんよ。
そして、この静けさ、私にとってはあまり歓迎できる環境ではなかったようです。ドアを締め切った状態にすると、自分にとって適切だと思う音量までボリュームが上げられなくなりました。かなり音量を下げないと長時間の音楽鑑賞が苦痛になっていたのです。 これではA7の良さを発揮出来ません。 30年近くも前のことです。せっかくのオーディオルームなのに。
しかし、その後、この状態から脱出することが出来たのです。

それは、偶然に無意識からの出来事でした。音量確保?での悩みを抱えた私・・・イライラ気味に音楽を聴きながら、無意識のうちにタバコに火をつけていました。オーディオルームは禁煙室!これは重大な?規律違反!です。家族からすれば・・・。しばらくすると、部屋にはタバコの煙が平面状の層となって広がっていました。ハッと我に返って・・・火を消すかと思いきや、消音型の同時給排換気扇を回したのです。
換気扇からのかすかな風切り音とモーター音が、連続音(ノイズと言った方がいいかも知れませんが。)となって部屋に満ちるような環境に慣れてくると、もう、このノイズを邪魔者とは思わなくなっていました。勿論、これが一気に起きた訳ではないでしょう。おそらくは数か月、いや・・・数年かかったかも知れません。そして、不思議なことに、音量を上げると音楽がより生き生きして来たように感じはじめたのです。A7の高音域に繊細さや伸びも感じられるのです。しかし、この状況をしっかり説明できるような論拠を示すことは、私には出来ません。・・・そう感じられるようになったということ以外は。
・・・かつての状況と違うことと言えば・・・そうです、タバコ事件・・・あれ以来、室内で発生するエアコンや換気扇のノイズを敢えて徹底的に、という程には排除しなくなったことです。連続音としてのかすかなノイズ、人間の生活空間には必要なものではないかと、今では思っています。オーディオルームにだって。
【ご注意】 これは喫煙を奨励するものでは決してありません。誤解のないようにお願いしますね。音楽鑑賞に支障のない程度の騒音・・・目くじら立てずに共存しましょう。勿論、音楽ソースにあるノイズは極力排除しましょう。

これは聴覚の錯覚(錯聴)かも知れません。それでも一向に構いません。私は映画も大好きですから。エッ!どういうこと?との疑問をお持ちですね。 映画もテレビも極論すれば、視覚の錯覚(錯視)の産物ですよ。 映画での物の動き・・・誰もスクリーン上で動き回る物体が存在するなんて思いませんね。本当は静止画が1秒間に24枚とか30枚(デジタルが主流の現在では、それ以外のフレーム数もありますので一概には言えません。)いずれにしても静止画像が間欠的に投影され、その視覚情報を脳が残像を含めて連続した滑らかな動きに見えるよう処理しているという訳です。従って、自分にとっての心地よい音が感じられれば、それでいいと思うに至ったのです。
そして、その延長にAltec A7ではなく、心地よく響く魅力的で個性的なスピーカーレースのカーテンの向こうに作り上げたのです。これが10年ほど前のことです。

では、今回のラスト、錯覚の世界に皆さんをお連れします。
http://www.kecl.ntt.co.jp/IllusionForum/index.html ← いろんな錯覚を体験できますよ。

そして、聴覚の錯覚のメカニズムについての興味深い研究がありますので、こちらもご紹介します。   『聞こえと無意識の科学』と題する、柏野牧夫博士(心理学)の研究について、
  小沢陽氏が書かれたものです。(東工大研究室紹介冊子のLandfall Vol.79)
   http://pdf.landfaller.net/79/79-3.pdf (お詫び:左URLは、現在閲覧ができなくなっています。)
その代わりに人はみな同じ世界を知覚しているか?: 柏野 牧夫 at TEDxKeioSFCをご覧下さい。

次回、Altec A7の低音の豊かな響きをどうやって作り出したのか・・・そして、A7の低域の命とも言える825Bエンクロージャー、何故オリジナルのボックスでないのか・・・敢えてそうした!というお話しなどをしたいと思います。 
今回の『視覚・聴覚・・・錯覚・奇策』は、大変長文となりましたが、いかがでしたか? やっとのことで、ここまでたどり着いた感じでしょうね。本当にお疲れさまでした。
(今回、なぜかマリリン・モンローの写真が多かったですね。団塊の世代以上の方には
 永遠のアイドルですから・・・ご了承下さいね。)

※それと、上のクイズ?の解答を言わないのはずるいよ、とのご意見から・・・昆虫?鳥?怪獣?にも見える画像の正体は・・・頭を左に90度傾けて・・・テンガロンハットをかぶったカウボーイの絵です。な~んだ、って? 言わなきゃよかったかな。

ご来訪、有難うございます。

さて、私の目指した音づくり その④です。
ここでは、愛機Altec A7の明るく力強い鳴り方や能率の高さによるメリット、あるいはその特徴ゆえのデメリットなどを知り、試行錯誤しながら、これを活かしたり、時には抑え込んだり・・・『自分にとって良い音』『心地よいと感じる音』づくりに向かって、どんな苦労をして来たかなどをお話しします。
でも、これは私の機器に限ったお話しですから、皆さんも愛用のオーディオ機器から『自分にとっての良い音づくり』に挑戦してみてください。皆さんの装置の今までとは違った魅力に気付いたり、新しい音を引き出せるかも知れません。
 
その前に、初代ボルゾイの愛犬アーサー、当時の写真をもうひとセットお見せしますね。
以前、触れた2軒目?のアーサーハウスからどうぞ。 
アーサーハウス ~
自分にとって良い音』・・・心地よいと感じる音づくりの前に、まずはオーディオ機器の性格を知る必要があります。 ここではスピーカーを対象にしたお話しがメインとなりますが、再生音は各機器の能力結集の結果ですから、当然他の機器にも触れることになります。
なお、敢えて(スピーカーの)性格と言ったのは、スペックの数値では表せない音の全体像の印象を含めたニュアンスとご理解ください。

アルテックの資料(A7-500-8の導入数年後、オーディオショップに並べられていたパンフからの抜粋。)
※●Altec Lansing catalog H1500
【Altec A7-500-8の特徴】
軽くて丈夫なコーン紙を使うことで高能率を実現している。 
森本氏をはじめ吉田氏やウレダ氏といった音響専門家からそのメリットを聞いていますが、
ここでは私が説明しやすいような例を挙げてお話しします。
アンプのボリュームは同じ位置なのに、高能率のスピーカーでは音量が大きくなります。
それだけスピーカーがアンプの電気信号を音に変換する能力が高いということです。一般的なスピーカーの能率が90dB(デシベル)程度とすると、100dB超のA7は10dBも能率が高い訳です。3dBで2倍、6dBで4倍・・・10dBでは10倍の差となります。これは、アンプの出力が10分の1になっても、同じ音量で音楽が聴けることを意味します。アンプの出力 ・・・100Wが10Wで済む・・・省エネにもなりますね。
     ( 3dBの差は音圧・電圧では1.41倍、音響パワー・電力では2倍の差となります。)
また、コーン紙が軽いということは、電気信号が入って来た時の立ち上がり動作が素早く、電気信号が止まれば動作もすぐに止まれます。こんな特徴があると、その音をスピード感がある・明快で締まった音などと表現・・・でもこの形容って、私たちには何とも分かりくい言い回しですね。
では、車を例に言い換えてみます。(私、見かけによらず大の車好きですから・・・。)

アクセルを踏んだ途端に、シートに押し付けられるような鋭い出足や加速・・・ブレーキを踏めばたちどころに止まる・・・ハンドル操作も無駄な遊びがなく切れが良い・・・なんて言えば分かりやすいかも・・・。そのためには、車が常に路面をしっかり捉えていることが必要ですから、いつも私はタイヤの状態に注意して来ました。(スピーカーで言えば、適切でしっかりした設置!)
『ちょっと待って! そんな車、かえって危なっかしくて街乗りなんか出来ないよ!』という反論がありますね。街乗りでは、ゆったりしたセダンに比べると『足回りは固くて乗り心地なんて最悪! そんなレーシングカーみたいな車、とても乗れたもんじゃないですよ!』というご意見。 あれ?そんな感じの反論・・・前にも聞いたような記憶が・・・。
そうですね。前回『私の目指した音づくり その③での登場したPA(SR)への反応です。

ある意味では、そのアドバイスは当たっているでしょう。でも、これらの特徴を出来るだけ活かしたスポーツクーペで、それをうまく制御出来たら・・・ どうでしょうか?  私 ・・・ 実際にこんな感じのクーペに乗っていました。実に魅力満載のスポーツカーでした。オーディオで言えば、周辺機器とスピーカーの使いこなし次第!ということですね。
余談ですが、運転者をドライバー、そしてスピーカーの音源となる部分もドライバー(ホーン・ドライバー)と言います。また、ドライバーには指定、あるいはドライバーの性能を活かせるホーンを取り付ける必要があります。その写真は、このブログ『音楽再生への意識の変化』のスピーカー画像の右端にあります。

同じように、Altec、JBL、EV(エレクロボイス)等のSR機器、うまく使いこなせるならば、そのサウンドは大変魅力的なものになると思います。
あの巨大なA7も、Altecの劇場用スピーカー群の中では小型のシステムでした。そのためA7A5は、オーディオマニアには勿論、オーディオ評論家の中にも愛用者がいたほどです。
ホーン型スピーカーの魅力に触れる選択肢があってもいいのではないでしょうか。
Altec A4 & A7 - The Vooice of The Theatre
★Altec A7シリーズ全般・・・ダイナミックレンジが広い楽曲の再生が得意
CD等のデジタル音源の再生に限ったことではありませんが、消え入るような小さな音から聴力が耐えられない程大きな音まで、アンプへの負担も少なく再生する能力があります。
ちなみに、アンプからA7に1Wを入力し、1mの距離で聞こえる音圧の100dB(デシベル)とは、どれくらいの音量でしょうか。多くの資料には『ガード下で聞く電車の通過音』が例として載っています。 そのため、A7を一般家庭の音楽鑑賞に使う場合、80Wとか100Wという出力のアンプは必要なく、10W×2(ステレオ)もあれば、十分にダイナミックレンジの広さが味わえます。A7にとってのアンプは量より質ですね。
そして、これらの能力によって再生音に独特の魅力が加わる結果になったのでしょう。
では、デメリットはどういう点なのでしょうか。

充実した中音域の再生を優先した結果、40Hz以下の重低音や10kHz以上の高音域の再生に弱点が出て来てしまった。
これはAltecに限らず、2Wayのスピーカーが多いSR機器の主な使用目的から、当然帰着する弱点かと思います。音を吸収しやすい大勢の聴衆に向かって、幅広く、かつ遠くまで明瞭で締まりのある大音響を飛ばすことが、最優先の役割ですから、これは止むを得ません。
一方、家庭での再生にそんな能力は要らない代わり、間近で小音量で聴いても低域から高域まで、時には迫力があり、時には繊細さのある音を要求します。低音再生には重いコーン紙を使えば有利になりますが、重いものを動かすためには大きな力・・・大きな出力のアンプが必要となります。ひと度動き始めるとこれを止めるためにも力が要ります。高音部については、何十メートルも音を飛ばす必要がないことから、いろんなタイプのユニットから音質の相性が良いものを選択することも出来るでしょう。おっと、脱線してますね。このあたりのお話しは、A7から離れますので、機会があれば触れるとして、ひとまず切り上げます。

音が荒い、・・・言い方を変えると繊細さに欠ける、といった印象を持たれやすい。
長期間、A7の音に向き合って来た私は、その原因のひとつを次のように考えています。
・特に繊細さを感じさせるバイオリン等の弦楽器管楽器の伸びやかな高音部の艶やかさの『基音』が集中する周波数帯(主に300Hz~3000Hzが含まれる中高域)が伸びやかな設計になっているのかも・・・。 この帯域に人の聴覚が最も敏感に反応することから、そういう音作りをすれば、劇場やホール等の広い空間でも音を遠くまで明瞭に届けることが有利なのでしょう。しかし、このことが家庭での再生では、刺激的・・・うるさい・・・繊細さに欠ける・・・歪っぽく聞こえると言った印象を与えているのかも知れませんね。さらに、強調気味のこの基音倍音が何重にも重なって楽器独特の音色を作り出すため、場合によってはこの印象が一層強調されてしまうのではないかと推測します。
(よくも、ここまでボロクソにけなす言葉を並べ立てたものだって? これって私が言っているのではありませんよ。そんなことを言う人がいるので、列記しただけですから。)
でも、基音と倍音を心地よいバランスで調和させれば『和音(ハーモニー)』・・・これは大歓迎ですね。いろんな楽器の基音周波数の分布は、少し下の図表にあります。

【音楽を聴く環境・・・オーディオルームの状態】
さて、次はオーディオ室の様子です。 転勤前の過去のオーディオ室(『私が影響を受けた音楽と音響の専門家たちに掲載したモノクロ写真)ではなく、現在のオーディオルームのお話しとなります。

広さは、6m×4mの24㎡に作られた石膏ボード内張りを2重(約25mm厚)にした部屋の中に、さらに吸音材と遮音シートを挟んで石膏ボード下地に吸音性のある専用ボードを張った壁面としました。しかし、内装用にビニール系のクロスを張ったので、高域の吸音性はなくなったかと思いますが、低音の吸音については、壁面の弾性がいくらか有効に作用しているでは・・・と考えています。検証は出来ませんが。

天井は、壁と同じ構造ですが、仕上げ材は装飾模様の凹凸があり吸音性を残しています。 は鉄筋のメッシュで補強したベタ打ちコンクリートに水平をしっかり取った大引き(柱を倒して横に並べた感じです。専門用語の大引き・・・ご存じの方への説明は不要ですね。)を50cmごとに置き、耐水ボード下地に寄木合板張りで厚さ3cm超・・・重量のあるピアノやエレクトーンは勿論、オーディオ機器の重量にも全くたわむこともなく頑丈です。
なお、部屋の中に部屋を設置・・・そのため、若干部屋が狭くなっています。天井も同様の理由から、実質高は2m60cmまで低くなってしまいました。

二重サッシです。流行りのペアガラスではありませんが、2列のサッシ(外側・内側共しっかり施錠できるタイトな仕様)枠と内壁は勿論、部屋のコーナーや下地ジョイント部の(二重のボードはそれぞれジョイントをずらして張ってあります。)すべてに遮音テープを張ったりして気密性を一層高めています。

室内ドアも二重とし、部屋側は遮音効果の分かるメーカー製の防音ドア、外側は重量のある特注ドアで必要に応じて両方閉めます。普段は室内側だけ閉めることが多いです。 また、設計の際に遮音の次に気になっていた反響(余分な残響)については、建材と丁寧な施工のお陰で問題もなく、杞憂におわりました。(とんでもない施主に当たったのが問題!だったかも知れませんが、その後の施工能力への評判!・・・元が引けたかも。)
そして、新たな環境で『自分にとって心地よいと感じられる音』への道に、再び踏み入れることになるのです。
●基本周波数 frequency spectrum - Genx Beats & Audio room 02
※①アンプのトーンコントロール操作で変化する周波数の一例です。これで変化の範囲をイメージとして掴んで下さい。
 ②いろんな楽器の出せる音程(基音)をピアノと比べて下さい。これに倍音が幾重にも重なり、楽器独特の音色となります。
 ③見えない音源から流れ出る音楽をここで初めて聴いた人・・・豊かな低音の響きやボーカルでの息づかい、チェンバロや弦楽
  器の繊細で伸びやかな響き(ちょっと手前みそかな?)とレースのカーテンの様子から、大きめのスピーカーだと感じた訪問
  者、『いい音だ』と言って下さっても、A7のようなSR機器だなんて、全く当てられませんでした。オーディオ機器への
  思い込みや先入観の排除・・・ちょっと意地悪なブラインドテストの威力!予想通りでした。あっ!答えを言っちゃった。)
 ④オーディオルームへようこそ! ドアを2枚閉めると・・・そこは別世界!・・・いいえ、そこには思いもよらない静寂地獄
  が待っていた!・・・ミステリー小説? 恐怖の始まり・・・この続きは次号ですよ。右端はおまけです。壁断面!(^.^)
 

こういった特性の‟Altec A7-500-8”の音質を、プリアンプのトーンコントロールで調整することは困難、というより不可能なことやA7専用のネットワークのアッテネーターでは、こんな調整が出来ないことも分かっていました。
一般的なトーンコントロールは、ターンオーバー周波数(低音や高音の音量が増減し始める周波数)を1kHzに設定していることが多く、A7の強烈な1kHzから3kHzを下げつつ、倍音の多い4kHz以上を増加させ、10kHz以上増強させずにそのままを維持・・・なんてことは出来ません。高域を下げると、高音に行くほど音量がさらに減少することになるのです。低音も同じで、80Hz以下をブーストしようとすれば、もう十分な100Hzから500Hzが盛り上がり、せっかくの締まった低音も台無です。
これをグラフィック・イコライザーで調整しようとしたこと、勿論ありました。A7の特性の調整・・・例え測定器を使ったとしても、おそらくは無理だったでしょうね。 雰囲気を変えることは出来ましたが、やはり何かが変! アルテックの良さだった魅力的な音の飛び方が感じられません。しかも、原音は基本的にはステレオのため、左右の音質をはじめ、音量のバランスなど、最適なリスニングポジションはそんなに広くありません。まして理想的な位置・・・スウィートスポットはたった1点かも知れません。座る場所や顔の向きで音が変わる・・・こんなのやってられませんね。   結局、このグライコは周波数による音の特徴を勉強する道具になっていました。

その後、dbx社のダイナミック・レンジ・エクスパンダーを使って、LPレコードやテープの音にメリハリを付けたり、A7の持ち味を活かす工夫をして来たことから、A7の魅力も出始めました。エクスパンダーの機能・・・簡単に説明すると、音楽や映画の音量レベルのあるポイントを境に、これより大きな音はより大きく、これより小さな音はより小さくする機能があり、そのポイントは任意に、また音の増減も0から50%増まで任意に設定出来るという装置です。コンプレッサーの逆作用をします。 そして、A7での繊細さの表現・・・繊細な音は小さくて当然、パーカッション等の迫力ある音は大きくても不思議はない・・・こう言った聴覚の錯覚や日常経験する常識での脳の働きをベースにこれを活用しました。 今は、CDをはじめとしたデジタルの時代!元よりノイズは少なく、ダイナミックレンジも広い・・・もう、こう言う装置は要らなくなりましたが。
そして、こういった経験や音響のプロから学んだことをヒントに、新しいオーディオルームでの挑戦が始まりました。
今回、最後に『自分にとって良い音』への対策の方向性まで触れ、具体的な作業等については次回お話しします。
『あ~あ、A7を隠すレースのカーテンの秘密・・・早く話してよ!』って?(オッ!まだ
バレていないようだ!) ハイ!分かってますよ。でも、どうぞ次回までお待ち下さい。

【基本的な作戦】・・・高音域はJBL 2405Hを選択 
A7の良い部分は残そう! そして、弱い?と言われる高域、特に繊細さを感じさせる8kHz以上を直すためとは言え、A7の魅力をなくしたのでは、本末転倒! 
そこで選択したのが、ここから上の周波数帯域を別のスピーカー(トゥイーター)で補うという方法です。(A7はハイカットしないありのままで(^^♪)鳴らします。双方の干渉での影響は?・・・ないと言ってもいいでしょうね。聴感ではむしろ良い印象です。)

一方、締まりがあり過ぎて、低音?が出ないという指摘・・・・でも、じっくり聴けば実に朗々と鳴り、音量を上げても絶対崩れない良い低音を持っているのですが・・・。これ以上グラっと来る低音?・・・これは必ずしも要らないのに・・・。 では、これは部屋の壁を利用して低音を極力自然に、しかも確実に増強しよういう作戦です。
幸いこの部屋の中の部屋・・・壁の内側には吸音材がたっぷり詰まっており、しかもこの壁は建物構造にベッタリ緊結せずに幾分独立性を持たせてあります。低音域の振動を壁が受け止め熱に変える・・・つまり低域の吸音、普通の部屋とはちょっと違う作りにしました。
A7の低域の特徴を壁の影響で余り失いたくないということでの設計です。 2度目のオーディオルームですからね。 そのため、壁に何かを取り付けるとか、ビスを打つことは表面の吸音壁の性質から出来ません。付けるとしても掛け時計程度です。これに代わるものが、現代の住宅からほとんど消えた廻縁(まわりぶち)です。 木製で下向きの加重にはかなり強く、これが脱落することはまずないでしょう。木が割れたりする程の重量・・・これは試したことはありませんが、必要に応じてワイヤーやチェーンで吸音材、反射板、絵画、大抵のものを吊ることが出来ると思います。勿論、そのメリットは天井と壁の隙間を遮音シートの使用と相まって気密性(遮音効果)を高めることにもあります。

さて、次回はこういった作戦、結構うまくまとまった様子などを、視覚・聴覚・・・錯覚・奇策?何でも試そう。気に入った音と音場を創造するために! どうぞお楽しみに。
最後まで、どうも有難うございました。お疲れさまでした。

お訪ね頂きまして有難うございます。
では、前回の続き『私の目指した音づくり その③』をお話しさせて頂きます。
愛犬家の皆さんにはずいぶんお待たせしていましたので、前回で小さな頃のレオンの様子を
掲載しました。
そして、今回は1歳くらいを中心に昨年の1枚をアップしますので、オーディオのお話しを
もう少しさせて頂きます。また、 本文の割に写真が少なく、 がっかりなんて方もお見えかも
・・・。でも、追い付きで途中途中にいろいろな写真の追加を考えています。
1 - 1歳過ぎの写真~現在
   1歳頃のレオン。 その右はひょうきん者のレオン・・・兄貴分のアーサーが時々間違えられた牛君たちにもご挨拶!
   仲良しのワンちゃんの肩?に手を置いてのお話し・・・何を言っているのな?・・・残念ながら分かりませんね。
   右端1枚は7歳・・・ご機嫌の表情! ポーズ! (画面のクリックで拡大して見れますよ。)
 

音の拡散と音場   = "Sound diffusion" and "Sound field" =
前回、部屋に置かれたスピーカーから出た音は、多かれ少なかれ部屋の影響を受けることに
ついてお話ししました。また、音源から出た音は周囲に拡散すること、高音より低音の方が
より拡散する性質があることもお話ししました。 仮に音の水平の広がりを上から眺めたと
すると、その指向特性は扇子をある角度で広げた時の形としてイメージできます。そして、
開いたその扇を垂直方向(上下への広がり)の指向性の角度で扇いだ時、その動きの範囲の
空間が、音楽をしっかり聴ける音場とイメージできます。勿論、相手は空気中を伝わる音!
厳密に制御するなんてことは不可能ですね。スピーカーの指向性は、左右方向だけではなく
上下方向にもある
・・・これを知ることもスピーカーの設置の際には重要なことです。 
  

低音から高音までバランスよく均等に周囲に拡散できるスピーカーでは、音楽を聴く位置が
変わっても、音質や音量の変化をあまり感じさせません。・・・・これを指向性が広いとか
指向特性が良い(この場合の『良い』とは、聞ける範囲が広くなるのは聞き手にとって都合
が『良い』という意味かも・・・)などと言っていました。 さらには、指向性が全くない
無指向性スピーカーもあります。これなら部屋のどこにでも置けそうですが、壁ぎわに置い
たり、壁にあまり近づけ過ぎるとその特性が活かせません。逆に指向性が鋭いスピーカーで
は、聴く位置が限られてしまうことになります。
 
もっと分かりやすく説明するため、これを光に例えてみるのもいいかも知れませんね。
同じ乾電池と豆電球を使い、一方は裸電球のままでもう一方は懐中電灯として点灯します。
8畳や10畳の部屋の端で点灯した場合、おそらく裸の豆電球では部屋を明るくすることは
困難です。しかし、懐中電灯として灯せば部屋の反対側まで光は届き、小さな探し物も見つ
かるでしょう。しかし、懐中電灯が狙った方向以外では、ほとんど光が届かないことが問題
になることもあるでしょうね。
 
では、この例を音に戻しますね。
*指向性の低いスピーカーでは音が拡散することで広い音場ができ、部屋の影響を受けなが
 らも音楽を聞けるエリアが広がります。その代わり音を遠くまで届かせるのは苦手かも。
 また、届いた場合でも音の明瞭さや力強さを維持するのは難しくなるでしょう。せっかく
 のジャズトリオの演奏、オブラートに包まれてしまいそうですね。
*指向性の強いスピーカーでは聞けるエリアが狭くなる代わりに、多少距離が遠くなっても
 ジャズトリオの演奏があたかも目の前のライブのように感じられるかも知れませんね。
 
おっと!これらは私の感じ方ですから、指向性の少ないスピーカーも、天井・壁・床などの
影響を上手に活かす工夫次第では、大編成のクラシックでも繊細さ・力強さ、さらに音場の
広がりも十分楽しむことができる筈ですよ。 かなり以前になりますが、Pioneer製の中域と
高域にドーム型ユニットを装着したCS-10は、こんな表現がぴったりの良いスピーカーで
したね。(大きさ・・・床置きには小さ過ぎる、棚置きには大き過ぎる・・・結果メインの
座はCS-100(以前、写真で登場)となりました。悔しかったでしょうね。CS-10は)
指向性について +++
【指向特性のいろいろ・・・知っておきたい長所と短所】  = Directivity of sound =
こんなことから、劇場やホールで使用されるスピーカーの音が気に入っていた私は、音の飛
ぶ方向を一定の範囲に定めた・・・定指向性のスピーカーに注目したという訳です。これは
プロ用がほとんどで中高域がホーン型となっており、昔は大抵大型でかつ高額でした。
ところが、オーディオショップなどで、そんなのが欲しいなんて言おうものなら多くの場合
は否定的な答えが返って来ました。今でもそうかも知れません。使いこなしが大変難しく、
後々まで手が掛かって販売担当者としてはたまったものじゃないし、将来クレームになって
も困る・・・時として、そんなプロ用機器の音を聴いたこともないと思われる店員さんから
『あれはPA(SRという表現は後年登場)、あんなので音楽は聴けたものじゃないです。
何たってPAPA』と言われるのがおちです。 (さすがに、プロ用機器も扱っている
ショップの担当者には、そんな言い方をする人・・・いませんでしたが。)
 
※ご存知の方、この部分は読み飛ばし可ですよ!)  
PAとはPublic Address≫身近なところでは運動会で先生が使う拡声器(メガホン)や駅
のアナウンスの拡声装置など。また、PAの仲間でも、コンサートホールや劇場で活躍する
SR≪Sound Reinforcementと、 前記のPA、 私はこれらの言葉を明確に分けて使って
います 
とは言え、例に挙げたPA機器などについて、諸性能が劣っているような誤解を与えないため
にも少々補足します。
PA用の機器の中には、特殊な用途のために開発されたり、改良されたりしたものも多く、皆
さんの生活にすっかりお馴染みのものや軽量小型で音楽再生に使えるものも当然あります。
 
それでは、自慢げにPAの優れた一面を紹介します。(SRを褒めちぎった反省?)
*片手で操作できる軽量メガホン、ハンズフリーも!・・・アウトドアの催事や災害時での
使用にも耐える堅牢で防水性能があるもの等々、運動会などでは声をからす先生たち・・・
確実に減りますよ。
*駅のホームで能力を発揮するPA機器・・・当たり前のように『次の電車は・・・』なんて
アナウンスを聞いていますが、台風などの暴風雨でも氷点下の寒風の中でも、本日体調不良
のため機器はお休み、なんてことあります? どんなに優秀なオーディオ機器でも水をぶっ
かければ終わりなのに・・・。
もう少し真面目に言えば、外部の劣悪な環境に負けないのは当然で、その上で本来の大切な
役割を果たしている優れものなんです。 
 

【指向特性・・・積極的な活用】    = Practical use of "Directivity of Sound" =
では、駅のホームにいる自分を思い浮かべてください。あなたはホームで◎◎行の電車を待
っています。そこへ、それほど離れていない反対側ホームに◇◇行の電車が入ってきます。
この時のアナウンス、ちょっと耳を傾ければ間違った電車に乗ることはありませんね。
わずかな距離なのに反対側のアナウンスは遠くから聞え、乗ろうとするホームのアナウンス
はうるさいほど近くに聞こえます。 これなどは指向性のあるスピーカーをうまく利用した
例ですね。でも、間違って反対側のホームに行ってしまった人には聞こえないのでは・・・
残念ですね!・・・いいえ!間違った電車に乗ろうとしても『この電車は◇◇行の・・・』
なんてアナウンスが間近に聞こえる筈ですね。ひと電車遅れるかも知れませんが、目的地に
は確実に着けるでしょう。指向性が強いから使える技ですね。
勿論、双方の音声が干渉しないくらい離れていれば、逆に無指向性のスピーカーが向くかも
知れませんね。
*展示会などのブースでの客盗り合戦・・・これも各ブースのPA、気配り上手です。目の前
のお客様への説明はしっかりと、隣のブースには聞こえにくい・・・これなどもお互い節度
を保って成り立つ指向性利用の例です。
まだまだ、いろんな活用法はありますが、私がお話ししたいのは、広義のPA機器にはそれ
ぞれの長所短所があり、これを適材適所に使うことが重要で、土俵の異なるこれらの特徴に
優劣をつけても意味がないということです。
 

【映画館の音響・・・正にプロの現場!】    = Acoustic of Movie Theatre =
話を戻しましょう。SR機器についての知識がないことから来る『PA機器の音響は音楽向
きじゃない』といった先入観や偏見・・・これでは音楽鑑賞の楽しみの選択肢を奪うことに
もなりますね。でなければ、ミュージカル映画や歌手の伝記映画等での音楽や歌声・・・・
映画館では、聞くに堪えないということになります。
サウンド・オブ・ミュージックウエスト・サイド・ストーリー王様と私マイ・フェ
ア・レディ
巴里のアメリカ人サタデー・ナイト・フィーバー美女と野獣
最近では、
アナと雪の女王・・・どのサウンドも聞くに堪えなかったのでしょうか。 おそらく、どの
作品も映像・音響とも素晴らしかったのでは?・・・。
   (上のリンクは参考です。DVD・・・可能なら映画館でご覧下さいね。)
古くは、映画の始まる前に、時としてどん帳が降りたままで聞こえてくる『序曲』・・・・
ベン・ハーアラビアのロレンスドクトル・ジバゴ ・・・等々。幕が上がって映画が始まる
とタイトルバックで聞こえるメインテーマ曲 ・・・ 今ではエンドクレジットでも延々と流れて
いますね。
ミュージカル映画
また、戦争映画の戦闘シーンでの強烈な爆発音や銃撃戦は勿論、航空機の爆音・・・西部劇
での銃声、ドラマでのささやきや叫び声・・・みんな同じスピーカーからの音です。映画館
やコンサートホールで活躍する音響機器に不得意な分野は許されません。どんな音でも引き
受ける劇場スピーカー等の音響機器、これを実現し、支えているのがプロの音響技術者の皆
さんです。 そして、自宅A-7の再生音への期待が間違いではなかったと確信させたのも、
音響の専門家たちとの出会いだったのです。
そして、もう一つ・・・長年オーディオを趣味として来たベテラン(高齢者なのは当然です
が。)が使うスピーカーにホーン型が多いように感じるのですが、いかがでしょうか。音楽
鑑賞を通して分かったホーン型スピーカーの能率の高さや伸びやかな鳴り方などの特徴が、
オーディオ趣味のベテランを惹きつけているのかも知れませんね。 
≪ちなみに Altec A7-500-の数字が意味するのは、A7の低音部(ウーファー)と高音部
(中高音ホーンドライバー)のクロスオーバー周波数[低音・高音の各スピーカーユニット
が受け持つ周波数帯の境い目]が500Hz、インピーダンスが8Ωということです。≫
 
しかし、こんな話を聞いたからと言って、長年にわたって染みついた彼らの先入観や偏見が
すぐにも払拭でき、広義のPA技術の進歩やSRの実力を受け入れられるものなのか? なか
なか難しいでしょうね。何故?・・・これは、その魅力を自らが引き出せた時、初めて感じ
られるもの、満足感なんですから。そして、それでこそ自分にとって心地よい音』になる
と思うからです。ですから、これを人に分かってもらおうとか、押し付けることでもないで
しょうね。厳しいプロの現場ではなく、所詮趣味のお話しですから。でも、言ってしまう。
映画館の音 Altec_VOTT, JBL, EV
  ※【参考】スクリーンの裏側では映画を支えるスピーカーが頑張っています。Altec、 EV、 JBL 等のSR機器です。 
 
余談ですが、 映画館での私、 場内の明かりがつくまで席を立ったことはありません。 そこまで
が映画と思っているからです。 また、 映画技術についてもサウンドシステムと同様、 大変興味
を持っており、半世紀も前の中学高学年くらいから難解な映画技術の専門書を読みあさって
いたほどです。現在ならNETで分かるような内容ですが、当時の私にとっては非常に興味
をそそるものでした。 そういう意味からも、昔はほとんど表示されなかったエンドクレジット
は、正にその映画の製作に関わる情報の宝庫!なんて思っています。
   (ちなみに昔々読みふけっていた専門誌の一部の写真です。その号はこちらをどうぞ。
※現在にかなり近いの機器 コメント付き
次回、私の目指した音づくり その④では、音楽の再生に当たっての苦労や工夫・・・どんな
ふうに聴覚の錯覚を利用したか、等々・・・いろんな奇策を含めて今日に至った様子もお話
ししたいと思っています。勿論、映画のことも。
※当初は、ここからのお話を先にして、その後にそれらの理由等に触れるつもりでしたが、
私の音づくりには奇策?もいくつかあることから、趣味とは言え、一旦常識はずれの変人と
思われると、そこで終了! ブログを通してのいろんな趣味仲間の輪まで進まなくなるのを
心配しての判断です。これで多少は、分かりやすくするための前置きや仮説に時間を割くに
至った訳をご理解を頂ければと思います。
 
あっ!そうそう、お気に入りのAltec A7・・・何故レースのカーテンで隠したのかにも触れ
ますよ。 またのご来訪、お待ちしています。

前回、私が影響を受けた音楽家や楽団、そして、私が出会った音響の専門家のお話しを始めました。しかし、彼ら音響の専門家と出会う前に、私はすでにAltec A7-500-8との悪戦苦闘の日々を送っていたのです。このあたりはもう少し説明しておきたいと思います。

私がトランペットを始めた中学時代やオーディオ趣味に第一歩を踏み入れた大学時代、多くの住宅は遮音性(気密性の低さも一因)が低く、この面では音楽の再生に向いているとは言えませんでした。(当時のオーディオ室の写真は2016.12.14号に掲載しています。
必要かつ十分な音量が出せなければ、せっかくのステレオも実力は発揮できません。また、人の聴覚の特性は、音量を下げていくに従って高音域と低音域が聞こえにくくなります。 この高域と低域の補正がうまく出来なければ、俗に言うドンシャリ音になりかねません。
でも、これが『心地よい音』と思っている人には、それはそれでよしとし、他人がとやかく言うこともありませんが。

そんなことから、私がオーディオルームを備えたマイホームを建てた際の最優先事項は、
望ましい音量』を確保するための『遮音性能』でした。趣味が隣家や家族に迷惑を掛ける
ことになれば、間違いなく彼らは私のオーディオ趣味に理解を示してくれないからです。
そして、完成したオーディオルームに、決断から2年以上の歳月をかけて手に入れた念願の
A7が収まったのです。 この時期の映像が『オーディオ趣味・・・私が影響を受けた音楽と音響専門家たち』のモノクロ写真です。(2016年02月27日掲載)
では何故、A7にそれ程こだわったのでしょうか。
※今も現役SPたち
それは、学生時代の映画館の音響への興味から始まり、社会人の仲間入り、そしてかなり後になり名古屋でのポール・モーリアカーペンターズなどのコンサートで聴いたSRの音!
で決まったと言えるでしょう。ポール・モーリアのコンサートでは客席の中央前方の一角に
音響調整卓らしき機器が並び、音響監督?やオペレーターが付きっきりで作業をしているの
を間近に見える席!しかも、オーケストラのメンバーの広がりに合わせた間隔で、舞台左右
の客席寄りに2本1組で計4本・・・これは正しくA7 !  2,000人も収容できる会場での
A7の実力、勿論、演奏の方も素晴らしく、まだ若々しい頃のポール・モーリアさん、独特の
指揮ぶりを含めて十分満喫しました。亡くなられてから、もう10年も経つのですね。
エーゲ海の真珠』をはじめ、私のエレクトーンのレパートリーの多くが彼の演奏のコピー
だったことを思うと、とても残念です。

【Altec A7-500-8 と JBL  Paragon D44000WXA】
                    (本棚の古いオーディオファイルの中からこんなものを見つけました。)
※●Altec A7 and JBL Paragon H1400
さて、オーディオショップ等でそれまでも度々聴いていたA7、他のスピーカーとは明らかに
鳴り方が違うと感じていました。ピアノやボーカル・・・的確には説明できませんが、生々
しくて、とにかく素晴らしかったのです。 但し、店舗で聴かせてくれた曲の多くがジャズ
でした。そして、これがその後、我が家でA7と悪戦苦闘することにつながることになったの
です。とは言え、今までじっくり聴き比べて選んできたスピーカー、ユニットのタイプには
何らこだわりがなかったにも拘らず、写真のようにトゥイーターは全てホーン型ですね。

どうやら、ホーンの鳴り方が好きだったのでしょうね。学生の頃、映画館の音響・・・一体
どんなスピーカーから鳴っているんだろうか、と素朴な興味がわきました。普通ならばここ
で終わるところ、よく行った映画館(ロードショー館でなく、三番館。昔はロードショーが
700円位、その後は350円ほど?・・・学生にはこれ位でないと度々行けません。学食の定食
が100円台の頃です。)最終回の映画が終わって観客がいなくなるまで粘って、スクリーン
の後ろや映写室を見せてもらえる程、劇場で働く人たちと親しくなりました。残念ながら、
その映画館にAltecはありませんでしたが・・・。

【Altec "Voice of The Theatre" 】=brochure=
Voice of the theatre catalog 001
※こんな資料も出て来ました。40年以上も経つと変色等もひどかったのですが、上の通り何とか修正できました。(笑)  導入前にいろんなショップで、A7は勿論、A5もじっくり聴きました。大規模な映画館や劇場等を想定したA5は良くも悪くもとにかく強烈で、とても私の手に負えるようには思えませんでした。それに比べると"A7"はむしろまろやかで繊細な印象だったのです。そして、その鳴り方は憧れの音そのものでした。参考までに掲載しました。

悪戦苦闘
A7は元々映画館用に作られたスピーカーで、小出力のアンプしかなかった時代、映画館の
後方まで十分な音量でセリフや効果音・音楽が聞こえるように設計されたものです。
しかも、スピーカーの前には丈夫なスクリーンが張ってあります。小さな穴が規則正しく空いているとはいえ、スクリーンを通して明瞭に音を伝えるのは大変なことです。周波数帯域
については広帯域化より、必要な音声を明瞭に伝えるための中音域の充実を求めた訳です。
技術的なレベルは別として、その頃はそれでもよかったのでしょう。
その後、劇場用スピーカーは幾多の改良がなされ、A7も高域は20kHzまで再生が可能となり
ましたが、これをスクリーンのない家庭に持ち込んでも、かまぼこ型の周波数特性(ドンシャリの逆)を適正に補正しなくてはかん高いばかりで、とても聴けませんでした。
これが、悪戦苦闘の概要です。

そんな時に出会えたのがマーク・ウレダ氏だったのです。
講演とその後のお話しで、私が興味のあるところを抜き出してみます。というより、講演の主題である『Apparent Apex Theory』は私ごときに理解できる筈もないので・・・。
mantaray horn AB+
 ※写真の左は、その時マーク・ウレダ氏から頂いたサインです。

・アルテックのスピーカーは昔から軽いコーン紙能率の高さを優先してきた。(音楽再生
 時に瞬発力があり、楽器のリアル感が失われにくい。)
高能率なスピーカーが、デジタルサウンドの広いダイナミックレンジの再生には不可欠。
・1940年代は映画館用の設計で周波数レンジも狭かったが、今では(お話しの当時)コン
 ピュータの活用と素材や技術の進歩によって、使用目的に応じたスピーカーを作れるよう
 になった。
・アルテックにとってデジタルサウンド(CDや現在はネット配信の楽曲・映画館の音響
 等)は大歓迎のソース。
・必要な周波数帯域をバランスよく調整することで、どんなジャンルも十分再生できる。
 等々・・・・。そして、最後に『私もA7を愛用しているよ。』とのこと。
     (ウレダ氏は日本語を話しません。ついでながら。)
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その後、我が家のAltecの周波数帯域ワイド化に挑戦、A7の守備範囲には手を加えず、その
良さを残しながら、JBL 2405H用に8kHz以上のハイパスフィルターを作り、これでカバー
することにしたのです。
勿論、氏がJBLに移られる(2010年)ことなど、私は予想だにしなかったが、我が家でのAltecとJBLのコラボ・・・・不思議な縁ですね。
また、重低音強化のためサブウーファーを設計、これも2年がかりで製作
これの駆動は“dbx Dynamic Subharmonic Synthesizer”で超低域を抜き出し、専用のアンプで2本のスピーカーをパラレル接続で鳴らしていました。現在のように小型で高性能なものがあったなら、そんな苦労は不要だったのに・・・。
1本55kgのこのサブウーファー2本、その後20年近くA7の台を兼ねていたが、10年程前に
私の音楽ソースのデジタル化の波に押され、A7の持ち味でもある張りのある締まった低域を
パソコンで調整することも可能になり、廃棄となった。(※近い将来、この秘策を!)
いよいよ、我が趣味もデジタルサウンド時代への移行となりました。(※10/24をどうぞ)

【JBL 2405Hについて】 
JBL 2405H -01
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ところで、いかにスピーカーに特化したお話しとは言え、メインスピーカーの A7-500-8
元メインだったPioneer CS-100、CS-770以外のオーディオ機器はどうなっていたの?と
いう質問、ありですね。アンプ等の機器、一部は前回の写真で登場していますが・・・使わないものはお払い箱。そうです! これも断捨離精神の餌食・・・😢  でも、これは次回までにできるだけ写真を探してみますので・・・。 愛犬レオンと愛車
  レオン君、登場はもう少し待ってね。 スポーツクーペRX-8』をバックにすまし顔のレオン。
  怪人二十面相ならぬ、愛犬二十面相 カメレオンレオン、近々登場! 乞うご期待!

★CIMG8437-blog
オーディオルームの主、Altec (アルテック)A7-500-8(苦労を重ねて、JBL- 2405Hで繊細さ?を追加。)です。でも、普段、A7はレースのカーテンに隠れています。その訳は・・・後日。(*^。^*)
なお、上の写真は少々以前の様子で、現在はテレビも液晶に代わったりしています。
【※右をクリックすると、このブログのAltec A7に関連する部分にリンクします。】

さて、半世紀にもなるオーディオ装置との格闘も、10数年ほど前にやっと終わりました。
というより、むしろ終わらざるを得ない 時代背景を感じたからかも知れません。
それは、音楽ソフトがアナログからデジタルへの転換がほぼ定着した頃だったと思います。
レコード盤、FM(エアチェック)からこの趣味に入った方は、おそらく私と同じ悩みで
苦労されたことでしょう。それはレコード盤エアチェックテープ再生でのノイズ対策
です。比較的大きな音量で聴いていた私にとって、スクラッチノイズや曲間のサーフィス
ノイズ
テープヒス・・・これが好きな音楽をじっくり聴こうとする私にとっては邪魔者
以外の何ものでもありませんでした。
Altec A7-500-8 + JBL 2405H Net
かつて、基本性能が優秀な再生機器(性能が良いのはそれなりに高額でした。)だけでは、
上記の私の悩みに応えることは困難でした。
そこで導入したのは再生専用のdbx- Expanderで、LPやテープの再生時のノイズ低減、
オープンデッキ録再用dbx- Encoder/Decoder、後に飛躍的な進歩を遂げたオーディオ
カセットでのdolby NR system等々という訳です。
当時はそれなりに満足感がありましたので、それぞれ高額の投資も止むを得なかったので
しょう。比較的大きな音量で聴くことが多い私には、これらは正に必需品でした。

そして、CDやプレーヤー本体の低廉化が進み一層定着するようになると、パソコンその他の簡便な小型機器での音楽ソフトの保管や再生が当然の流れとなり、私も一気に音楽ソフトのデジタル化に切り替えることにしたのです。
それまでは、LP盤の損傷を避けるためもあり、お気に入りの曲をピックアップし、必ず
オープンテープカセットテープにダビングして聴いていました。それでも、 まだ選曲・
再生・・・本当に面倒でした。 これもオーディオの楽しみと思えた時期もありましたが、残りが少なくなった人生、これ以上無駄にしたくないですね。ですから、もう昔には戻れません。今では、パソコンでの音楽編集ソフトを駆使したノイズのない音楽鑑賞が私にとって
の精神安定剤となっています。 勿論、そんなの使わなくてもいいのはCDのリッピング、
助かります。編集ソフトの使用は、かつてのアナログソース、LPやエアチャックテープ
からのデジタル化の際、聴いて判断します。アナログからの変換には、音楽の再生時間そのままが掛かるため大変な作業ですが、これにもこのブログで触れたいと思っています。

では、次回は私にとって良い音とは何か・・・つぶやいてみます。
最後までお読み頂き有難うございました。

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