飛んでる音好き爺・・・オーディオ・映画・音楽・愛犬

音楽を楽しむ・愛犬との暮らし・記録や楽しみとしての写真・映画・DIY・・・いろんなことに興味があり過ぎるリタイアした爺さんの独り言を綴ります。 映画や音楽、そしてかわいい愛犬との楽しい日々・・・では、どうぞお楽しみ下さい。(上部のクリックでブログ全体が見れます。)

タグ:UFO

ご来訪有難うございます。
久しぶりの更新となりましたが、今回も前回に続きオモシロ不思議な写真をメインに進めていきます。どうぞ最後までご覧下さい。 
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真珠の耳飾りの少女 (ヨハネス・フェルメール)フェルメールへユーモアを込めて
●①フェルメール 01 Banksy
グレン・ミラーの「真珠の首飾り」は知っているけれど、「真珠の耳飾り・・・」を知らない方もこの絵画には見覚えがあるかも知れないですね。上の中央がフェルメールが描いた「真珠の耳飾りの少女」で、その他の少女画像は合成・・・ユーモアを込めたフェイクです。 
ところが、 ちょっとしたことで、 これがブラック・ユーモアになってしまうことがあります。
その例が上の画像の中にありますが、お気付きでなければ・・・それはそれで結構ですよ。
敢えてヒントを出せば、タランティーノ監督作品のタイトルです。答えは私のブログに! 
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【コロンビア映画ロゴマークにモデルがいた! 二階堂ふみの七変化!】  
●②二階堂ふみ ジュディ・デンチ H750
上の組写真を左から説明します。
実力派女優のジュディ・デンチが「スター・ウォーズ」のオビ=ワン・ケノービ役ユアン・マクレガーと共に、 何ともユーモラスな着ぐるみで登場します。大スターの二人 ・・・ よくぞこんな格好をしてくれたものだと掲載してみました。勿論、 ジュディ・デンチと言えば、 特に若い人たちには007のM役で知られていますね。「007スカイフォール」ボンド役 ダニエル・クレイグとのツーショットを並べてみました。
(ジュディ・デンチは「恋におちたシェイクスピア」でアカデミー賞と英国アカデミーともに助演女優賞を獲得し、その他数々の受賞歴をもつ大女優です。) 
 

コロンビア映画のオープニング・ロゴは現在まで30年程使われていますが、この女神にはモデルがいました。 それは米国ルイジアナ州ニューオーリンズのタイムズ・ピカユーン新聞社に勤める当時28歳のジェニー・ジョセフさんです。  ●オープニング・ロゴの油絵を託されたイラストレーターのマイケル・ディーズ氏は友人の写真家キャシー・アンダーソンさんに参考になりそうな写真を依頼、 そして、 彼女は同僚のジェニーさんにこのモデルを頼み込みました。  ふたりともこんなに有名で長生きの映画会社のロゴに使われるとは全く想像していなかったそうです。 長時間の撮影で疲れ切ったジェニーさんの休憩写真もありますね。後になって、苦労が報われたのを知ったことでしょう。こんなパロディも! もうひとつ!
なお、マイケル・ディーズ氏の作品はネットでも見ることができます。 

 

漫画ベティ・ブープのメイクに挑戦!YouTuber ・・・ 誰かは分かりません。 
 

二階堂ふみさんどんな役でもこなせる女優さん。 NHK 朝ドラ「エール」
 お馴染みのスター! 従って、説明は不要ですね。

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 【UFOが万場調整池に!?】万場に?・・・ 今は信じないで下さいね。Don't take it seriously.●③万場調整池 UFO現る-01
このブログでも宇宙への興味未知との遭遇でUFOに触れたことがあります。
それじゃあ・・・UFOを信じているの? これは信じるとか信じないというニ者択一の問題ではありません。 重要なことは「真実」かどうかを問うことです。 そのため、真実が明らかでない限りは、あらゆる可能性を否定すべきでないというのが私の考え方です。そうです!UFOの存在の真偽を論じることは「悪魔の証明」・・・ 一例として、UFOが存在がしないことの証明は現在の科学では不可能だと思うのです。一方、存在することについては、1件でも科学的に立証できれば良いことになりますね。(笑)
えらい学者の先生は、一般人は素人! 私のいうことが正しい! 私たちが立証できない限り存在を認めない!という傲慢な姿勢ではなく、 無いと立証されない限り、 有る可能性を追求するか 少なくても排除しないという姿勢を望みます。 さもなければ、 永く嘲笑され変人扱いされてきた学者の突飛な仮説を信じて、長期間かけて立証した研究者たちすら否定することにもなりかねません。
(昔々、小学生の私には銀河が円盤のように見える写真が不思議でなりませんでした。真空の宇宙で綱もないのに、何もない中心に引っ張られるように固まっているからです。勿論。先生にしつこく尋ねました。
先生も困ったことでしょうね。ニュートンの万有引力の考え方は習いましたが、紐の先に重りを付けて回すとその軌跡は円を描く! じゃあ回す側の手はどこ? 水の入ったコップに粒々(小さめの砂を星に見立てて)を入れてかき回すと中央に回転しながら集まってくる? じゃあ宇宙の水はどこ?・・・SFの世界としてブラックホール的な話もあったかも知れませんが、当時の私には目に見えないものは存在しないというのが常識でしたからね。)


【アメリカ国防総省がUFO映像を公開! 矢追純一UFO追跡!(コスモアイル羽咋名誉館長) 
                      ※コスモアイル羽咋:石川県羽咋市の宇宙科学博物館
●④UFO - 01
米国国防総省が正式に公表したUFOの映像です。やっぱりUFOは存在した! ちょっと誤解があるようですね。右に掲載したような空飛ぶ円盤として認めた訳ではありません。UFOは"Unidentified Flying Object"の略 ・・・「未確認飛行物体」です。言い換えると、正体が確認できるまでの仮称。結果、飛行機だった・・・鳥・・・風船・・・星・・・電車の窓に写った反対側の光等々、正体が分かれば見間違いで片付けられますが、現段階では正体が分からない飛行物体として、ペンタゴンが公表したということですね。
そして、かつてUFOをはじめとした超常現象を世に広めた立役者が矢追純一氏です。私には懐かしい人物です。 本棚を見てみたら、 著作物や名前の登場する書物がいくつかありました。
では、ペンタゴンが公表した問題の映像をご覧下さい。

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【万場調整池周辺での不思議な現象!】 いたずら雲? 癒し雲? 恐怖雲?
●⑤夕日に染まる万場調整池W4071H750 - 01
上の②③④は夕方の万場調整池で見つけた癒しの景色です。は多数撮った中の一枚です。 数分で沈んでしまう夕日が狙った位置に来るのを待ち構えて撮ったものです。  この前後の写真は直射日光が入り込み、 そのままではハレーションで巨大な夕日になり、 夕日に露出を合わせると田原市の山々は美しいながらもグラデーションがなくなり、単なるシルエット! ということで、雲の隙間に夕日が落ちて来るのを待ち構えたという訳です。(笑) 
は当然ながら、季節によって日没位置がこんなにも違う、という写真です。 また、細かいことですが、湖面に写り込む岸辺の表情から万場での風の強弱も分りますね。
では、は一体なんでしょうか? なんとも不気味な姿が写っています。日没後の散歩の帰り道、偶然に撮ったいたずら雲!なんですよ。説明は下の写真で。
⑤⑥⑦いたずら雲です。晴れた8月の夕暮れ、何だか帯状の雲が地上付近に湧き上がって来たのです。天候の急変! 好奇心旺盛な私 ・・・ 急ぎ足で雲の方角に向かうと・・・ 積乱雲等は上昇するものと思っていたのに、モクモクとまるで布団をかぶせるように手前に広がってきました。その後は暗くなり過ぎたので、やむなく撮影は中止となりました。 
 

名古屋・栄に五重の塔! 栄のシンボル・テレビ塔の昔と消えたかつての中日ビル】
●⑥TV塔 中部電力千代田ビル H748 W4432-01
は前項のオリジナル写真です。周辺を切り落としてはいますが、その他には何も手を加えていません。 こんな不気味な映像が撮れたものは、 まさに偶然! そこで、 いたずら好きな私、 オリジナルの左右をグッと縮めてみました。フィルム映画時代のワイドスクリーンのアナモフィックレンズのアイデアで出来たのが前項①のいたずら画像となりました。 
 

名古屋・栄に出現した五重の塔!(CBCをはじめ地元のテレビ局で紹介されました。)
この鉄塔は名古屋市中区新栄のNTTコミュニケーションズ栄ビルにあります。20年に一度の鉄骨塗装工事に伴う安全ネット設置後の姿が何と五重の塔にそっくりという訳でした。  
 

は建て替えのため解体された中日ビルの1978年(昭和53年)当時の姿です。 懐かしい写真 ・・・そしてその後方に見えるのが建て替え前のNTTの鉄塔です。
④⑤では、 その背景にご注目下さい。 は1978年当時の名古屋テレビ塔です。③と同時期に同じ場所から私が撮りました。 現在はテレビ塔の活用もその周辺もすっかり変貌しています。(いずれも40年以上前のプリントのデジタル化のためかなりの色補正が必要でした。) 
  

は④の後方に写る鉄塔です。名古屋昭和区の鶴舞公園の北西すぐの中部電力千代田ビル(中区)で、高さ73mのビルの上に92mもある鉄塔が建っており165mにもなりますから、どこからでも目立ちます。実は、この写真、かつて私が単身赴任時に住んでいたマンションのベランダから撮ったもので、その内部は以前このブログにも掲載していますよ。 
 

の富士山! さすがにこれは豊橋からの写真ではありません。 2013年(平成25年)3月、仕事でよく出かけた静岡県庁から北東約50kmの富士山を眺めた一枚です。
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【かわいい人気者、奇妙な撮影機&変なおじさん・笑えるマスクいろいろ!】
●⑦Snow art ... Masks -01
元祖シネラマ・カメラ以外は説明の必要はないかと思います。
元祖シネラマカメラって何だと言われる方、このブログの70mmフィルム 思い出の大画面映画大集合!シネラマ・巨大スクリーン vs 映画技術者! =苦闘と工夫=」を是非ご覧下さい。(左のクリックで移動)
元祖シネラマを簡単に言えば、 撮影時に3台分をひとまとめにした35mmカメラを同期させて撮影、 上映には同期させた3台の独立した35mm映写機で投影し、 横3枚分の映像を湾曲スクリーン上でつなぎ合わせる方式です。 しかし、スクリーン上でのつなぎ目が目立つことや巨額な設備投資を回避するため、 間もなくすると1台の70mmカメラで撮影し、 1台の70mm映写機で湾曲スクリーンに投影するシネラマ方式が元祖に取って代わりました。 「グラン・プリ」がその代表作です。(多くの場合、撮影時には湾曲スクリーンでの上映を想定しなかったが、 結果として湾曲スクリーンで上映するものを「スーパーシネラマ方式」と称したようです。)
  
今回の締めの写真は豊橋市南部の万場緑地の遊歩道にも注目して組んでみました。  
【万場遊歩道を反時計回りで一周!】≪万場緑地全体についてはここをクリック≫
★①岡の上・下のあずまやとカラフル滑り台 2020.10-H1000
①②は万場緑地 北西角のあずまやです。以前、 万場調整池特集のヘリコプターでの救助訓練のいくつかはここから撮りました。  そして、 そこから南下方③④のあずまやに下りる方法は3つあります。 (外周道路は一般車両が通り散策には不向きで除きます。) そのひとつは、③の急斜面をそのまま下りる! でも高齢者には危険です。そんな時は左手の手摺のあるゆったりした階段⑥⑦がお勧めです。じゃあ、どちらもベビーカーでは不可能では? ご心配なく! ④左方に写る緩やかな歩道を使いましょう。ただし、ベビーカーからは手を放さないで下さい。万場調整池に初めて来られる方は参考にして下さい。 
 

【久しぶりの散髪?は気持ちがいい!】除草が終わるとさっぱりした遊歩道に!
★②万場調整池本堤下からの風景 H1000-00003
お次は、あの広大な万場調整池や周囲の万場緑地の除草工事に感謝を込めて組みました。
草刈りは5月、7月、 そして10月~11月と冬場を除き年3回予定されています。 また、ゴミ拾いも5月~9月の各月と年度末の3月に行われますが、みんなの万場緑地! ゴミは各自持ち帰りましょう。これからは紅葉や落ち葉の季節 ・・・ 遊歩道の風情も楽しめますよ。 
 

【30年ほどで遊歩道周辺も林に変貌! 自然のたくましさと厳しさも!】
★あずまや、藤棚、そして山ゆり、ネコ H1000
万場緑地には15匹ほどの猫が生活しているようです。(私は正確な数を知りません。) ワンちゃん同様にネコちゃんも好きな私なのに、これまで別の場所で猫と出会っても警戒されて逃げてしまいました。 ところが、ここ万場緑地の猫には警戒心がほとんどないのか、 近づいてカメラを向けても逃げません。1m程の距離で猫の写真を撮る私、散歩中の人から声をかけられることがあります。 ボランティアの人たちが世話をしてくれているんですよ、とのことでした。(かわいそうですが、一代限りとも・・・)食事には困らなくても、自然界での生存は厳しいのでは。中には、耳が欠けていたり、片目が変だったり、しっぽが全くない猫も見かけます。縄張り争いかも・・・。 そんなことを考えながら、いつも通りカメラ片手に散歩していると、一際目立つ真っ白できれいな見慣れた猫の姿が!  それが右端の一連の写真です。 しかし、のんびりした いつもとは違っていました。説明はしませんよ。一目瞭然ですからね。 
 

また、少し肌寒く感じるある日、草刈りで生息エリアが縮小したのか、道路の真ん中で日向ぼっこしている?蛇を見つけました。まだ子供の蛇、アオダイショウかと思います。動きが鈍いため、つかめる程の距離ですが、昔の私とは違いました。はやく逃げなさいとばかりに足で追い払うと、取り敢えずは安全と思える三角コーンに逃げ込みました。しっかり写真に収めたこともあり、私もその場を立ち去りました。 (笑) ここ万場調整池の周りにはいろんなことがあります。その気になれば、シャッターチャンスもたくさん見つかりますね。
 

さて、今回は自由奔放にオモシロ画像を中心にご紹介してきました。
最後までお付き合い頂き、有難うございました。次回もどうぞご来訪下さい。

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新型コロナウィルス・・・一旦は収まりかけたかに見えた後、第2波と思われる感染の増加!
こんな中、皆さんはいかがお過ごしですか? コロナ禍、さらに熱中症・・・疲れますね。
そして、このしばらく特に気になることと言えば、感染者への悪意に満ちた中傷です。新型コロナウィルスの感染に大きな落ち度や故意でない限り、感染者は被害者ですから、被害者への心無い誹謗中傷は許されない理不尽な行いです。温かく見守り励ましてあげることこそ今必要なのです。また、医療関係者への感謝も忘れてはなりません。 彼らは、予告もなく日々運び込まれる患者さんに対応しているのですから。 彼らがいかに勇敢でいかに必要とされているかは、わが身に置き換えてみればよく分かることですね。 しかも、 充分とは言えない環境下での医療活動は並大抵のことではないでしょう。
こんな時には、医療関係者のさらなる負担増を回避するため、私たちは専門家の意見に耳を傾け、冷静で適切な行動をすることでコロナ禍を克服していきましょう。 
 

さて、今回は予告の通り、面白く楽しいお話しに多くの写真を散りばめて進めて行きます。このひとときの気分転換! こんな時こそ、 どうぞ明るい気持ちでご参加下さい。
ところで、 このブログへのアクセスはスマホですか?  このブログはパソコンで作成していますので、写真等はパソコンの方が見やすいかと思います。機会があれば是非パソコンでもご覧下さい。
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【タイタニック号が万場調整池に浮かんでいたら ・・・ こんな感じ!】
映画のヒットでご存じの通り、タイタニック号は100年以上も前に建造された巨大豪華客船でした。その巨大さも現在では、さほど驚くことでもありません。でも、タイタニック号が愛知県・渥美半島の万場調整池に浮かんでいたら きっと  ・・・驚いて・・・ ・・・下さいね。
 (なお、「万場調整池」って何だ? と言われる方は、是非前回号をご覧下さい。) 
●①Bamba_Reservoir  タイタニック号を浮かべてみた! comment
時には向こう岸がかすむ万場調整池の広さには、さすがのタイタニック号もかすむかも。
かすむ!と言えば、万場調整池が霧でかすむことがあっても、タイタニック号が氷山に衝突する心配はありません。ところが、目をつぶると堤に打ち寄せる波の音でまるで海辺にいるかと錯覚することがあります。 そんな時は 白波が立つ程の強風で船が流されて堤に衝突する危険はあり得ます。 しかも、 船体を固定するアンカー (錨) は池底が合成ゴム敷きで滑らか!引っ掛かるものがなく錨は効かないかも。(船体の固定は専門家にお任せしてお話しを進めます。)

せっかくのタイタニック号と万場調整池の出会いですから、これを活かして観光産業に参入することを計画しました。万場調整池に豪華客船を浮かべて観光客を呼び込もうというものです。客船ですから宿泊は大歓迎! 行先はバーチャルリアリティーで完璧! 甲板に出れば波の音や風・・・渥美半島特有の風はまるで航行する船上にいる気分! さらにその風のお陰でリアルで適度な船酔いも味わえます。どうせなら、船酔いよりほろ酔いがいいって? そりゃそうだ!
また、日帰り客向けには、ボートやカヌーの貸し出しも!  万一の事態にも万全な救助体制で歓迎いたします。 そうです!  ここで人命救助訓練を多数経験した、 あのへリコプター部隊の出動です。勿論、 ワイヤーロープでの安全なコワ~イ こわい! 例の吊り上げも体験可能! 

【散歩で見つけた不思議な現象を紹介します】さあ、 あなたも名探偵!?
コロナ禍での外出自粛を受けて、すっかり鈍った体・・・ 運動不足解消?のため万場調整池をはじめ近隣の散歩を汗だくになって実行するようになりました。さすがに昼間は避けた夕方が主となりますが、そんな散歩ではいろいろと不思議な現象を目にすることがあります。 そのひとつがこれです! 
●②犯人は誰?!
先ずは左端の写真! 一体何があったのかを皆さんも推理して下さい。どう見ても上から押しつぶされたとしか思えません。しかし、この物置の周囲にはこれを押しつぶせる物体は見つかりません。後方の少し上方には公道があるものの、車両の転落が原因だとすれば物置裏側にも損傷があるはずなのに若干の変形があるだけです。正面からの車の衝突では屋根の異常な状態を説明できません。 上の左端と右端・4枚は実際の写真です。部分的に変なところはありますが・・・
 

原因究明・・・ 取り敢えずは目撃情報などを集めて可能性を探ることにした。
現場近くのグラウンドでゲートボールなどに興じる飛んでる爺さん婆さんの集団を目撃!
爺さん婆さんは屋根なんかに上れないって? それは先入観! 彼らの若い頃は自家用車もなく、通勤や通学・買物は徒歩と公共交通機関、学校にはプールもなく長良川・木曽川・揖斐川・矢作川・豊川など一級河川での水泳訓練・・・ 泳いで対岸へ! なんて当たり前。今では禁止! 安全なプールでじゃぶじゃぶ! その代わりにゲームにハマって ゲームに溺れる? ひょっとしたら今の多くの若者より、爺さん婆さんのほうが体力があるかもね。 
(例えば、 山奥の「ポツンと一軒家」・・・ あなたもそう思いませんか? それに体力があっても、 ヘビ・熊・が怖くては、暮らすどころか、そこに居ることすら困難かも知れませんよね。 爺ちゃん婆ちゃん!たくましい!)
 
コロナ太りの星間戦争コスプレイヤー50人程が舞台代わりに屋根に上ったとの情報! 
これには某メーカーの科学的検証から、その程度の重量ではつぶれない!と証拠写真を添えた回答を得た。体重80kg程度の人なら100人乗っても大丈夫とも。 ましてや101匹のワンちゃんなら。 それにあの高さに飛び乗るには ・・・ボルゾイくらいの身の軽さが必要かと。身の軽さと言えば、 あのクモ男 しかし、目撃情報はない。
(なお、ここに写っている物置のメーカーは回答をくれたメーカーではありません。勿論、この状況にメーカーの責任は一切ありませんので、ご承知下さいね。) 
 
変てこりんな踊りで不審な動きを見せる二人組が目撃される! 
行動の不審さでは最有力の二人! しかし、彼らが屋根で跳ねまわったとしても、あの破壊力は考えられない。 それにこの二人には動機が見当たらない。 う~ん・・・万場調整池には絶対ない筈の暗礁に乗り上げたようだ。 
【人気者の ・・・ 不審な二人!  豊橋市伊古部町の表浜海岸から浜松方面に向かって、エイホー、エイホー!・・・ご苦労さま!】
   

④新たな情報で一気に進展か? それがUFO説だ!  
捜索隊と思われるUFOからのメッセージを受信した。 それによると着陸地点を間違えて物置の上に落ちてしまったようだ。  エッ?そんなことあるの?と尋ねると、 物置に本当の着陸地点マークそっくりのシールが貼ってあったのが原因?とのこと。本物には着陸時緩衝装置があり、何の衝撃もなく着陸できるが、物置にあったシールは電車の優先席の窓に貼るものだったらしい。見比べると、確かに紛らわしい!   そんなバカな間違いをE.T.がするの?と言うと、地球人でもブレーキとアクセルを間違えたり、逆走したりしてるじゃないか!と強烈な倍返しを食らってしまった。宇宙にも・・・ハン・ソロならぬハン・ザワがいるのかよ。
とにかく優先席・・・じゃない最優先で墜落したパイロットの捜索に、愛知犬警(愛知県警のワンワン部隊)の長介警部に協力を要請したワン。その結果、万場調整池で突然姿を消したところまでは突き止めた。これを手掛かりに周辺の防犯カメラの画像を徹底的に分析。その中のひとコマに謎の飛行物体の画像を発見した。 どうやら、 これがパイロットとその乗り物を回収したものと判断、 捜索を打ち切った。 飛んで・・・落ちたUFO爺の今・・・結局不明。
 
なお、謎の飛行物体の画像を持ち去った某国の国防総省の特別チームが、これの製造に苦戦中とか ・・・ それならジョージ・ルーカスに相談すればいいのに・・・。)
 
【タイタニック・ポーズをお願いしてみたら・・・】冗談のつもりだったのに・・・ 本気でやってくれた !
●③Titanic Pose
こちらの説明は不要かも・・・。    それにしても皆さん、タイタニック・ポーズを知っているようですね。20年以上前に流行ったものなのに。(ずーっと前からやってたって?)

では、次回の面白 画像第2弾をお楽しみに! タイタニック・ポーズでお待ちしてますよ。
なお、今回のお話しは、他言しないであなたの心の奥にしまっておいて下さいね。(笑)

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『70mm 思い出の大画面映画 第3弾!』ブローアップ70mm映画のお話しです。おそらくどちらも皆さんのよくご存じの映画!・・・トリヴィアを中心に進めてたいと思います。

さて、映画会社の顔として親しみを感じる『ロゴ』には、これから始まる映画への期待を高める力があるように思えます。映画はワクワクのロゴマークから映画が終わって照明がつくまで、 じっくり見るのが私の流儀!・・・そうなら、なおさらこんなパロディは不謹慎かも知れませんね。 でも、 私のユーモアを解する映画会社は多分これらを黙認してくれる気がします。
    (仮にしばらくの内に、ここから消える画像があるとすれば、クレームが入ったと思って下さい。 
01-Leo the Lion  MGM, etc.
【ユーモア・・・と言えば・・・】
昔々TVで大人向けの真面目な西部劇がありました。『ガンスモークです。マット・ディロン保安官役のジェームズ・アーネス(実弟はTV『スパイ大作戦』のフェルプス役ピーター・グレイブス)そして、 チェスター役のデニス・ウィーバー・・・スピルバーグ監督の『激突』・・・が出演していました。その有名なオープニングシーン、自らがユーモアを込めて作ったものをご覧下さい。(勿論、放映不可ですね。)こんないたずらもありましたよ。(笑)

ここに登場した各社の懐かしい作品から私のお気に入りを列記します。(公開当時の社名表記)
コロンビア映画:『アラビアのロレンス』『未知との遭遇』『エアフォース・ワン』『招かれざる客』『戦場にかける橋』『ラストエンペラー』・・・近年では『スパイダーマン・シリーズ』『007 慰めの報酬』等
MGM:『2001年 宇宙の旅』『グラン・プリ』『ベン・ハー』『ドクトル・ジバゴ』『風と共に去りぬ』
『007 スカイフォール』
20世紀フォックス:『サウンド・オブ・ミュージック』『王様と私』『スター・ウォーズ・シリーズ』『ダイ・ハード・シリーズ』『タイタニック(パラマウント映画共同製作)』『南太平洋』『タワーリング・インフェルノ(ワーナー・ブラザース共同製作)』

02-Leon Roar jurassic park, etc.
パラマウント映画:『インディ・ジョーンズ・シリーズ』『アンタッチャブル』『ゴッドファーザー・シリーズ『ローマの休日』『十戒』『シェーン』『ティファニーで朝食を』『地獄の黙示録』『プライベート・ライアン』『トップガン』『ミッション・インポッシブル・シリーズ』『OK牧場の決斗』『フォレスト・ガンプ/一期一会』等
ユニバーサル映画:『ジュラシックパーク・シリーズ』『ロレンツィオのオイル/命の詩』
ジョーズ・シリーズ』『大地震』『シャレード』『激突!』『トブルク戦線』TV:『刑事コロンボ』『ロックフォードの事件メモ』等
   これらの映画の内、海外を含めて70mmで上映されたことのある作品は青色で表示しました。 
  

トップガン Top Gun】👈(1986)トム・クルーズ、ケリー・マクギリス、ヴァル・キルマー
07-トップガン Top Gun (1986) Tom Cruise and Kelly McGillis
トニー・スコット監督の『トップガンでの成功で、トム・クルーズは一躍注目を集め、現在までその高い人気を保ち続ける大スターへの道のスタートとなりました。 また、 ケリー・マクギリスは、この前年に公開された『刑事ジョン・ブック 目撃者』(1985年)ではレイチェル役で、ハリソン・フォードと共演、『告発の行方』(1988年) では、地方検事補キャサリン役で ジョディー・フォスターと共演してます。 いずれの役もまるで異なる個性を演じています。  
  

では、早速トリヴィアを並べてみます。
・この映画が好評なことに乗っかったアメリカ海軍は、 メジャーな映画館に入隊募集のブースを設置しました。 その結果、映画を見終わってアドレナリンが高まった若者たちを捕まえようという作戦は大成功! それは何年もの間、 入隊志願者獲得数の最高記録でした。 (ブルース・リーのカンフー映画を見た後、 皆が強くなったような。) 
 

トム・クルーズはそれまでバイクに乗ったことがなく、 トップガンのためにバイクの運転を習ったそうです。
映画を見る限り、 私には彼が新米バイク乗りだなんて感じさせませんでした。なお、 トップガンで彼が乗っていたバイクは、 当時世界最速の市販車 
Kawasaki Ninja 900/GPz900R" です。(米国内で販売)そして、努力家のトムはその後バイクや車の運転がプロ級の腕前になりました。 (Mission Impossible:Rogue Nation )

 
・トム・クルーズはケリー・マクギリスと一緒のシーンで背を高く見せる特別なカウボーイ・ブーツが必要でした。ケリー・マクギリスは身長170cmのトムより8cmほど背が高かったので・・・。また、マクギリスは彼と一緒のシーンでは履物を脱ぐことに・・・。でも、そんなこと・・・まったく気にすることはないと思いますが。
■04-Top Gun (1986)
米海軍はこの映画のために実物ミサイル2発の発射シーンの撮影を認めました。 そして、 安定した姿勢の戦闘機からの発射シーンを撮り、いくつかの場面にこれを使いました。ところが、 模型の
戦闘機とミサイルを使った
その他の発射シーンがあまりにも見事だったため、米海軍は当初承認した2発を超えての発射シーンを映画会社に撮らせたのではないか調査しました。(笑)    上の紫色(アンダーライン)の文字をクリックすれば参考映像が見れます。
・パラマウント映画は、飛行中のF-14 (トムキャット) からの迫力ある映像を撮るため、F-14の製造会社グラマンに特別なカメラマウントの開発と設置を委託しました。
 
・パイロット役の俳優のほとんどが実際にF-14の後部座席に乗り込んで飛行中での撮影を経験しました。
ところが
、機内で嘔吐しなかったのは、マーヴェリックの相棒で劇中、戦闘機からの非常脱出で死亡するグース (ニック・ブラッドショウ) 役のアンソニー・エドワーズだけでした。 その後、 彼はTVドラマの『ER 緊急救命室』のマーク・グリーン医師として、シーズン1~8までの180話に出演しました。  
  
ヴァル・キルマーはこの映画への出演を望まなかったにもかかわらず、 契約上の義務からやむなくアイスマンを演じました。ところが皮肉にも、 この役がその後の彼の飛躍につながる代表作のひとつとなりました。本編以外のヴァル・キルマー出演作 (  ) 内は役名:ドアーズ(ジム・モリソン) 、『トゥームストーン』(ドク・ホリデイ)、『バットマン・フォーエヴァー(ブルース・ウェイン/バットマン)、『セイント』(サイモン・テンプラー) 等々 
 
・この映画はタイタニックと同じ『スーパー35』フォーマットで撮影されました。アナモフィックレンズ付きカメラは重く、Gのかかる旋回時でのカメラの転落を避けることやF-14のコックピットに収まる撮影システムからの選択でした。球面レンズで撮影された35mmネガからは、トリミングによっていろんなアスペクト比で劇場版をはじめVHSビデオやDVD版が製作されました。
・上映は、35mmはアナモフィックレンズ使用でアスペクト比は2.39:1、当時のテレビ用に1.33:1、 1998年に  DVD用に2.00:1が準備されました。 球面レンズ使用のブローアップ70mmは2.20:1ですが、 いずれもオリジナルのネガは、スーパー35方式(アスペクト比1.37:1)で撮影されたものです。
 (参考:『スーパー35については、前号の最後の方で概要を述べています。ブローアップ70mm映画 第2弾👈 
 
マーヴェリック役として名前のあがった俳優 ・・・ マシュー・モディーン、
パトリック・スウェイジ、エミリオ・エステベス、ニコラス・ケイジ、ジョン・キューザック、マシュー・ブロデリック、ショーン・ペン、マイケル・J・フォックス、トム・ハンクス   ・・・   彼らは全員これを辞退したとのこと。  さらに、 チャーリー・シーン、 ジム・キャリー、 ロブ・ロー、 エリック・ストルツ、 ロバート・ダウニーJr. たちもマーヴェリック役を検討されました。 候補のひとりチャーリー・シーンは、1991年公開のコメディ『ホット・ショット』で、トップガンをはじめ話題となった映画のパロディー版👈に出演しました。    
  

【ミッション・インポッシブルから・・・】M:I-Ⅲ.Ⅳ 70mmプリントはIMAX用! (例外ながら参考に)
■05-Tom Cruise in mission-impossible-Fallout- etc. 01
ここで扱う70mm映画とは縦走行70mmフィルム映画を指しますので、同じ70mmフィルムでも横走行IMAXは対象外です。とは言っても、 ミッション・インポッシブル・シリーズはトム・クルーズの大ヒット映画!・・・避けて通る訳にはいきませんので、 写真だけでもどうぞ。
 

それにしても、トム・クルーズは撮影中に大怪我を含めて度々ケガをしています。 その訳は、彼が危険なアクション・シーンでもほとんどスタントマンを使わないからです。 ここまでやる俳優って ・・・ 他には、かつての超人ジャッキー・チェンくらいかと思っています。
■06-Tom Cruise in Mission - Impossible
通常、危険なシーン👈の撮影ではアクション専門の"スタントマン"を立てます。俳優が強く望んだからといって簡単に許可されるものではありません。CGでの特撮が多用される現在、 なぜトム・クルーズはそんな危険を犯すことが許されるのでしょうか? 
 

実写映像には、確かにCGや光学合成とは何かが違う生々しい迫力を感じます。このブログでも、 CGスタントマンについて触れていますが、 現実味を失わない程度の"CG"なら違和感を感じないのに、時に過剰な演出が気になることがあります。ドッキリするようなシーンが違和感のあるCG等での特撮だと気付いた途端、 多くの観客はシラけてしまいます。
しかし、トム・クルーズが生身で頑張っている👈のを知れば、一層ひやひやドキドキで緊張感のある映像になります。 これこそ見せる側の狙うところでしょう。 そして、それを実際にやって見せるトム・クルーズは本当に凄い俳優です。 こんなアクション・シーンが撮れるのは 彼の身体能力の高さや役者根性は勿論、 "ミッション・インポッシブル・シリーズ"👈の主たるプロデューサーの彼が自分自身に危険なシーンを演じる許可を与えているのかも・・・ね。 

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未知との遭遇 Close Encounters of the Third Kind スティーヴン・スピルバーグ監督作品
◆ 01-未知との遭遇 Devils Tower and Mother Ship
前号でSFファンタジーの傑作に「E.T.」「ある日どこかで」を挙げていますが、何故この映画を挙げないの?と思われるでしょう。前記の2作は現在の科学ではあり得ない事象ですが、『未知との遭遇』は完全には否定出来ない事象を脚色しながらも、 壮大なファンタジーとして描いています。 その意味で、 1977年に公開された『未知との遭遇』はSF映画として、 正に異色の作品だと思うからです。 
 

それまでのSF映画は、海外・国内を問わず子供だまし!の域を出ないものも多くありました。  元々そんな映画への動員対象は子供!せいぜい子供連れの大人! 勿論、 良く出来た作品もあったのですが、映画好きの私は子供時代から、 特にSF映画の特撮に注目していました。仮にストーリーが荒唐無稽でも、特撮部分が自然に映像の一部として目に入って来るようなら合格! 監督や特撮スタッフのやる気が伝わって来るようで、 楽しめました。
そして、 子供がそのまま大人になったような?私のお気に入りのSF映画、 しかも、 CG等のデジタル画像処理が実用化される前の時代を代表する特撮映画として『未知との遭遇』を取り上げてみました。 これには「オリジナル劇場版」「特別編」「ファイナル・カット版」の3種類ありますが、私にはやはり「オリジナル劇場版」です。 

 
一方では、真面目な作品の中に興ざめする合成シーンもありました。そのひとつが『十戒』(日本公開1958年) で描かれた重要な場面での合成部分です。    岩肌に十戒を刻む激しい光!👈    ラメセス王が率いる軍隊の進攻を阻止する渦巻く火柱!👈さらに言えば、蛇に変身する杖のシーン👈 ・・・ 紅海の割れるシーンと比べても、 はるかに容易だったはずです。 『メリー・ポピンズ』や『ロジャー・ラビット』では大歓迎のアニメ合成手法も、『十戒』には通用しません。デジタル合成が出来なかった時代だったとしても、あの炎は・・・。 
 
なお、 白い眩い光線を別の映像に多重露出で合成すれば、 明かるい光線と重なる暗い映像のその部分が露光されるので、敢えてアニメ風の黄色い炎を合成することもないかと・・・。 一発勝負のポジフィルムの8mmフィルム映画でも、明かる過ぎない風景等の撮影後、必要秒数を巻き戻し、反射しない黒いボードに書いた白文字のタイトルを撮影すれば、 見事に風景にタイトルが写り込みます。 この手法では、風景とタイトルを撮る順番は問いません。
 
 

ちょっと脱線しましたが、異色のSF映画のお話し!(トリヴィア?進めていきます。
◆ 02-未知との遭遇 The lost ship is found in the desert.
この映画のクライマックス・・・そのラスト・シーンは、 まだ (?)人類は経験していません。(?) しかし、 その他のエピソードの数々は、 そんな体験をしたと信じている多数の人々が語った内容を基にして描かれていると言うのです。科学的に立証された訳ではないとしても、 長年にわたって発生してきたUFOとの接近遭遇等の超常現象の中には、頭から否定出来ないものもあるようです。 (あなた!まだ見ていない? UFOはともかく、 映画は是非ご覧下さい。) 
 

そして、UFOが関わる超常現象を解明するためのプロジェクトを米空軍が立ち上げ、ここで科学顧問に任命されたのが、アラン・ハイネック (J. Allen Hynek) だったのです。また、彼はノースウェスタン大学で教鞭をとっていた天文学者でした。俳優でもないハイネックを取り上げた訳は『未知との遭遇』の原題 "Close Encounters of the Third Kind" 第3種接近遭遇の分類を提唱した学者でUFO研究者だったからです。 邦題「未知との遭遇」も内容を反映してピッタリ! 
 
※アラン・ハイネック博士の提唱した『分類』とは・・・

 第1種接近遭遇:空飛ぶ円盤等の未確認飛行物体 (UFO) を150m以下の距離で目撃した場合
 第2種接近遭遇:UFOが生じさせたとみられる物理的痕跡がある場合(身体的被害、 車両や電気機器の障害等) 
 第3種接近遭遇:生物をはじめパイロットや乗員とみられる人間型ロボット等が乗ったUFOとの遭遇した場合

その後、 いくつかのUFO研究機関等がこれに続く分類を提唱し、 さらに細かく分類されました。但し、この映画が製作された当時は第3種までの分類でした。
 
◆ 03-未知との遭遇 The Sounds come from the sky. 01
この分類で言うと、上の2組の写真は『第1種・第2種接近遭遇』となりますね。
なお、この映画の出演者は、アメリカン・グラフィティ』『ジョーズ』リチャード・ドレイファス(本作と同年1977年に公開された「グッバイ・ガール」でアカデミー主演男優賞を受賞)、カンバーセーション ・・・盗聴』『トッツィーテリー・ガー(トッツィーでアカデミー助演女優賞にノミネート)メリンダ・ディロンフランスの映画監督『華氏451 』(但し、これは英国映画です。)のフランソワ・トリュフォーロッキー(同シリーズ)』『プレデターカール・ウェザース(ほんの少し登場)『ライトスタッフ』『エイリアン2、3』『クイック&デッド』ランス・ヘンリクセン子役のケイリー・ガフィー等々・・・。 そして、なんとアラン・ハイネック博士がカメオ出演しているのです。 
 

当時、UFOが人類・・・特に米国にとって脅威かどうかを検証していたNASAと米空軍は、この映画への協力を拒みました。 そして、東西冷戦という背景もあり、国内で大混乱等を起こす危険性から、この映画の公開に反対したNASAは、スピルバーグに20ページに及ぶ手紙を送ったそうです。 空軍が主導するUFO研究プロジェクト(プロジェクト・サイン → プロジェクト・グラッジ → プロジェクト・ブルーブック) の顧問に任命され、当初は科学的な分析でUFOを説明しようとしていたハイネックでしたが、調査を進めるにつれて科学では説明しきれない数々の現象の報告に触れ、その板挟みに苦悩していたとも言われていました。『何かが起こっている!』と考えるようになったハイネックの主張は当初のUFO否定派から肯定派へと変わっていきました。 
 
そして、それはプロジェクトの閉鎖後、 UFO研究センター(CUSOF)を創設して最初の長となり、 さらにUFOの研究を継続する原動力になったのです。 そんな時、スピルバーグから「未知との遭遇」で描かれるエピソード等へのアドバイスとカメオ出演の話が持ち込まれたのです。スピルバーグは脚本の参考にハイネックの "The UFO Experience: A Scientific Inquiry"(UFO体験:科学的調査・・・注:私の勝手な和訳)を既に読んでいたのです。

◆ 04-未知との遭遇 Devils Tower and UFO
『未知との遭遇』で象徴的なシーンとして登場する デヴィルズタワー"Devils Tower" は、米国ワイオミング州にそびえ立つ岩山で国定記念物となっています。
なお、本来なら "Devil's Tower" と表記するところを"Devils Tower" と、アポストロフィが脱落した間違った表記で指定してしまったものの公式な訂正がないこともあり、今では "Devils Tower"  が定着しています。(笑)   また、先住民族の信仰の対象となっているこの岩山は、麓からの高さが東京タワーより高い約386mもあるとのことです。 
・母船
の着陸に適した山岳地帯を見つけるために、美術全般の責任者ジョー・アルヴェス西部地区を4000km以上も駆け回わりました。 そして、このデヴィルズタワーの選択は映画のヒットにも大いに貢献したことと思います。 

◆ 05-未知との遭遇 Mother ship and pretty Aliens
スピルバーグ監督は、この映画の2年前に公開され大ヒットした『ジョーズ』の撮影でいろんな苦労を経験しました。 そのひとつが気まぐれな天候でした。 昔、私自身のアマチュア映画づくり (ポジフィルム使用) の撮影や編集で苦労したことに、 やはり天候がありました。 晴天と雨天ほどの差はなくても、雲の量や影の向き等は勿論、色調・明度・彩度・・・被写体深度等々、 編集を困難にする要素はたくさんありました。  さらには、 屋外セットでの照明の制御等には、プロだからこそ要求される困難を覚悟する必要があるでしょうね。昔の西部劇などの屋外シーンで、人気俳優の姿が暗くなるのを避けるための照明で、人物の影が出来ているのをつらい気持ちで見た覚えがあります。銀レフの方がよかったと思いますが・・・。 
 

そう言えば、 『サウンド・オブ・ミュージック』のオープニング!👈   美しい山々や湖などのシーンが続き、丘で待ち構える ジュリー・アンドリュースに近づく空撮から地上の撮影に変わった瞬間、背景の青空がどんよりした曇り空になっていました。 ネガとポジを使う商業映画では、ポジへの焼き付け時での各種のフィルターや光量等の調整で、私が苦労したほとんどの問題は救済出来ますが、デジタル処理が出来なかった時代は、写り込んだ不要な雲を違和感なく消したり、 雨天を晴天にするのは不可能で、 出来ることと言えば・・・ひたすら待つことでした。 
 

そこで、スピルバーグはこれらの問題を、天候に左右されない屋内撮影で回避することにしました。そして、 撮影場所として決定したのは、 米国アラバマ州モービル市の使われなくなっていた巨大飛行船用格納庫でした。
そこに造られた着陸地点の大きさは、
: 76m、 長さ: 137m、 高さ: 27mもありました。なお、この格納庫は建て替えられて
、現在はブルックリー・フィールド工業団地の17番ビルの5番・6番に位置しています。(笑)
◆ 06-未知との遭遇 Set and Miniatures
・ 格納庫内の撮影は、天候を気にしなくてもよい代わりに、フットボールの競技場より巨大なセットは、大量の照明器具を必要としました。(上の精巧な道路等のミニチュアにはこの巨大セットは使いません。 当然ですね。)
夜景に写る背景のすべての星、 遠くのたくさん木々・丘・道路などは特殊効果(合成)の映像👈です。 また、普通の場面のひとつ  ・・・  ドレイファスが演じるニアリーのトラックが田舎道を走っているシーンもこの手法での映像です。ほとんどの夜間シーンは、 星のないセットでの撮影でしたから。 
 

写真に詳しい人はご存じでしょうが、夜間、照明を使って風景や人物を撮っても背景に星は写りません。星が写るためには、数秒から数十秒の露出が必要となります。ましてや1秒間に24コマ使う映画 ・・・ そのままでは、星は絶対写り込みません。仮に、スティル写真で1枚当たり十数秒間露出してでも撮ろうとすれば、暗闇の中、星空をバックに星の露光が完了するまで、 背景の木々は風にそよぐことも出来ず、 登場人物はその間息を止めて微動だにしないことが必要です。 そして、最後に人物等に適切な光量でフラッシュを一発!   これで背景に星空が写るはずです。では、なぜ暗闇で静止なのかって? そうしないとあなたの顔や服は露出オーバーで白く飛ぶか、なんとか写っていた場合も、今度は顔や洋服の上に星が写り込んでしまうかも知れないからです。  映画ともなると、わずか5秒のシーンでもこれの繰り返しが120回! おそらく出演者のために救急車を呼ぶことになるでしょう。  ・・・ 
やはり、ブルーやグリーンのバックを使う特撮担当の出番ですね。
(この映画の背景の星は、 特殊な用紙に低圧のエアブラシで、白い塗料をプチプチと飛ばして作ったそうです。)
 
・ここのセットを使ったいろんなUFOとの遭遇や母船の着陸シーンでは、 出演者はUFOに見立てて頭上に吊られた照明機器の動きに合わせて演技をすることになりました。そして、それらのシーンを撮影するために、200名のエキストラへの新たな振り付け(動き等の指示)が必要でした。 
 
・ UFOの合成が完了した映像を見たドレイファスは、 こういう映像になるのなら、驚きなどの反応は違っていたとか、 トリュフォーも、無いものを見ているように演技するのは困難だ!との不満もあったようです。 それは、彼らの撮影時期には、まだ母船の姿が未確定で、スピルバーグは膨大な絵コンテのスケッチを見せて説明するしかなかったのです。そのため、双方が母船についての共通したイメージを描けなかったのです。これらも撮影スケジュールの遅れやコスト増を招きました。
そこにないUFOを、あたかも見ているように演技する俳優たちも大変でしたが、実写と特撮を注意深く編集する作業は、スピルバーグはじめスタッフも大変だったことでしょう。巨大なエイリアンの登場で、 人の視線が下方を向いているなんて。しかし、 そんな苦労を感じさせないシーンが次の写真の中央から右方にあります。
◆ 10-未知との遭遇 Close-Encounters-of-the-Third-Kind-
この映画のSFXスーパーバイザーのダグラス・トランブルは、『2001年 宇宙の旅』でも特撮を担当しました。
スピルバーグは、 彼がいなかったらこの映画を作ることが出来なかったと言う程、 信頼をおいていました。 確かに前述した通り、もくもくと不気味に広がる雲、UFOが頭をかすめるように飛来する様などは、本当によく出来ていました。特撮と分かっていながらも驚きの連続 ・・・ さすがにトランブルの仕事でした。
・モクモク雲の撮影はどうやったのでしょうか。3つ上の写真にその現場があります。 その雲! トランブルは、水槽に
塩水を半分入れ、 そこにゆっくりと淡水を満たしました。 次に上層の淡水部分に細いパイプで白塗料を注入すると、 塗料は軽い淡水を通り過ぎ、 より重い塩水の上部で平たく広がっていったのです。 そうして出来上がった雲を実写映像に合成することで、皆さんが見た不気味な特殊効果の映像を完成させました。👈

こういった特撮を、母船や精密な道路の模型製作などを担当した
グレッグ・ジーンたちが支えたのです。
上の左端下、 極端な三角形の道路のミニチュアが、 彼らの手にかかると道路そのものになります。 これも目の錯覚を利用した特撮技術です。 砂漠で発見された貨物船のシーンも、手前から遥か遠くのラクダやヘリコプターまでしっかりピントがあっており、 手前の貨物船が巨大!だと錯覚します。  "F
orced perspective"と呼ばれるこの撮影手法は、 他の映画でも使われています。 (逆に、 本物をミニチュアに見せる私が作った画像もあります。  飛んでる音好き爺 2016.5.30号趣味のごった煮」👈紫部分をクリックして下さい。)

・このセットで撮影されたシーンは上映時間の20%程ながら、撮影期間の50%を占めました。 
◆ 07-未知との遭遇 Close-Encounters-of-the-Third-Kind
上の写真は、クライマックスで登場する母船👈 映画の中のUFOはどれも光で覆われていて全体像がはっきりしません。そこで、 写真で母船の姿をじっくり見て頂くことにしました。 でも、 このままでは様になりませんね。 やはりUFOの出現は夜間限定なのでしょう。   
 

・UFOや母船のイメージ確定には、関係するスタッフは大変苦労しました。しかし、そこにはユーモアを解する彼等らしい遊び心もうかがえます。 それが、上の右方10枚の写真に残されています。UFOの明かりに『スター・ウォーズ』R2-D2! 逆さまに映っています。 さらに母船にもR2-D2、ダース・ベイダー/タイ・ファイター、バス、『ジョーズ』サメ、 郵便ポスト、 お墓! これでもかと言わんばかりに、 かわいい模型が散りばめられています。   勿論、母船のシーンで、これらは ・・・ 小さ過ぎて見えな~い!  とは言え、 母船のSFXのスタッフは、 より複雑な外観を得るため、これらのミニチュアを取り付けたという説明もありますが・・・。(笑)
 

ところで、映画に登場する母船のイメージはどのように生まれたのでしょうか?
スピルバーグは、既に前述の方法でUFOと遭遇する人物のシーンを撮り終えていました。
そして、 その後のインドでのロケで毎日通り過ぎていた巨大な石油精製所の夜景の美しさに触発されたのです。無数の明るいライト! 照らし出される複雑なパイプ群! それまで思い描いていた暗く巨大な母船は、無数のパイプや光で埋め尽くされた明るい母船の姿に変わったのです。  また、着陸する側の底面のイメージは、スピルバーグがロサンゼルスの丘からサンフェルナンド・バレーの街の明かりが広がる夜景を逆さまにして見た時に決まりました。
それまでの暗~く巨大で不気味な母船のイメージは、明るく綺麗で脅威を感じさせない姿になりました。 下に掲載した画像は、「未知との遭遇」の主なロケ地と母船のイメージ決定に貢献した石油精製所やサンフェルナンドの夜景などを参考のため準備しました。(笑)
◆ 09-未知との遭遇 Close-Encounters-of-the-Third-Kind-
なお、これらの多くはPinterest.com 提供の画像を使わせて頂きました。感謝いたします。
こういった写真は、 このブログを立ち寄られた方に役立っていると思っていますがいかがでしょうか。余分な情報も多いかも知れませんが、 興味のあるところを取捨選択して頂ければよいと、 来訪者になった気持ちで掲載を判断しています。楽しんでもらえれば幸いです。(笑)

UFOと音楽での交信を担当するジーン・クロード役で登場した人は、俳優ではありませんでした。セットで使うシンセサイザーのセッティング作業や演奏をテストする技術者だったフィリップ・ドッズの様子を見たスピルバーグが、彼に映画に出演してくれるように頼んだのです。重要な役でもあり、正式にクレジットされる俳優として扱われました。

・映画は、ニアリーの他、選ばれた人たちがこの母船に搭乗して地球を離れていくシーンで終わりました。 それから5年、 母船に乗リ遅れてひとり地球に残される映画が『E.T.』です。 どちらもエイリアンを友好的に描いています。スピルバーグは、『未知との遭遇』の続編のイメージをいつしか『E.T.』に重ねていたのかも知れませんね。
◆ 08-未知との遭遇 Close-Encounters-of-the-Third-Kind-
・ケイリー・ガフィの演技?が素晴らしく、彼の写るシーンは1~ 2回の撮影ですみました。そのため皆からは  "One-Take Cary"と言われました。(一度の撮影でOKとなることを意味します。)
・当時4歳のケイリーは、 母船から降りてくる斜面のシーンで、 滑り落ちないようにバレエ・シューズを履かされましたが、後年、成長した彼はこれが恥ずかしかったと述べています。 小さなエイリアンに扮した子供たちが、少し年上の女の子ばかりだったこともあるのでしょうね。
ところで、 
大勢の人々が迎える中、光り輝くスロープを降りて来る小さなエイリアンたちのシーンを、よ~く見ると、
滑って転んだりしている子を2~3人見つけることが出来ます。ケイリーのバレエシューズは正解でしょう。 だって、バレエシューズを履くことより、滑って転ぶ方が恥ずかしいから・・・・。(笑)
  
ところで、皆さんは『未知との遭遇』を70mm映画としてご覧になりましたか? それとも35mmでしたか? 同じ映画・・・どっちでも変わりない? このブログでも度々触れて来ましたが、 デジタル音響のなかった当時、 35mmプリントはDolby Stereo (マトリックス方式)、一方の70mmプリントは6トラックの立体音響・・・ 70mmプリントでコストがアップしても、スピルバーグは音響面で優位な70mmでの公開を決定しました。そして、大画面と大迫力の音響は、この映画の魅力を確実に高め、大ヒットとなったのです。 
 

また、この映画の特撮が関係するシーンは、 すべて65mmのネガフィルムで撮影されました。 フィルムの映像は、合成するたびに画質が落ちます。合成でも画質劣化がないデジタル処理とは、 ここが大きく異なります。 そこで 70mmの合成処理による画質劣化(粒状性の目立つ映像がざらつく状態)を見越し、 合成のない35mmフィルムを70mmにブローアップした時の粒状性とほぼ合わせることで、 違和感のない特撮シーンが出来たのです。逆に35mmプリントの上映では、 多少の画質劣化も70mmからの縮小で35mmと同等の粒状性が保てます。
スピルバーグをはじめ特撮スタッフのこだわりは、正にプロの仕事への姿勢なのでしょう。
・上映:35mm版 アナモフィックレンズ使用、 アスペクト比=2.39:1、 音響=Dolby Stereo
    70mm版(ブローアップ)球面レンズ、 アスペクト比=2.20:1、 音響=6-Track いずれもメトロカラー
・撮影:カメラ=パナビジョンPSR R-200、パナフレックス、35mm アナモフィック、70mm 球面レンズ
            (特撮に関わるシーンはすべて65mmネガフィルム〔イーストマン〕を使用)

・この映画の音楽を担当したのは、ジョン・ウィリアムズ👈『ジョーズ』でも一緒に仕事をしたスピルバーグからの説明を基に、 映画の編集前に曲が完成していました。これらの曲が気に入っていたスピルバーグは、 通常の作業とは逆に音楽に合わせて映画を編集しました。これによって、 完成度の高い音楽性を失うことなく、 荘厳さなどを伝えることが出来ました。
最後にもうひとつ!未知との遭遇の象徴的なメロディは、スピルバーグとウィリアムズが、数百もの組み合わせの中から偶然に見付け、 二人が気に入ったものだったそうです。

今回号も大変長くなりましたが、最後までお付き合い頂きまして有難うございます。
なお、予定していた『インディ・ジョーンズ・シリーズ』『地獄の黙示録』は、改めて取り組みますので、今回はどうぞご容赦下さい。では、次回のご来訪をお待ちしております。

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